一風堂 千葉中央店 ??訪目。

あまりに久しぶりで、前訪がいつなのかすっかり忘れてしまった。
でも少なくても8年ぶり以上にはなるだろう。

当時、世の中にこれほどクオリティ高いラーがあるのかぁ!
とカンゲキして、何かと足繁く通った記憶があるから、
訪問数はとっくにカウント不能となっている。

 

その後、過熱&拡大の一途を辿る、千葉のラー環境の中で、
続々と登場する魅力的な店を追いかけているうちに、
いつしか、すっかり足が遠のいていた。

こないだの朝日新聞で、
大きく紙面を割いた、一風堂の世界戦略の特集記事をみた。


クリックで記事にリンクします

今やラーは世界に向けて発信される 堂々たる日本食の一代表。
その最も勢いある担い手としての紹介記事であった。

そんなワケで、
世界に発信してるその一杯を改めて肌で感じてみたくなって、

実に久しぶりに訪問した次第、にござる。

 

『白丸(元味)スペシャル』 を、粉おとしで。

着丼。 ..なんと、残念なこのカオであった..
システマチックな内部事情がカオにまで出てきてしもたナー..
さて口中へ。

思い出したゾこの味。一風堂のスープってこーだったよナ。
麺や具材も、こーだったよナ(基本は変わらん)

でも、システマチックが前面に出てるから興醒め。
コンディションが雑。アリモン並べただけのシロモンだよこれ。

これじゃぁ同じシステム系でも明快な個性の分だけ
「一蘭」の方がマシ。世界に紹介したいのはむしろ一蘭でしょ
なんてェ想いが、頭のスミをカスめる。

だけどね、きっとその考えは間違ってるんだ。
果敢に世界に向けて雄飛したこの一風堂スタイルこそが、
世界を席巻する資格を持つのだ。

そして、既に世界のデファクトスタンダードなのだ。

 

欧米大都市では、このラーに長蛇の行列が出来てるってェ話。
1杯なんと 1,800円もするこのラーに、である!
なんか、気の毒な気もするんだよなぁ..^^;

私の感覚と世界の実際の状況との乖離。

ええ、それでも、私は良いのです。
アジアの片隅で、偏狭なガラパゴス美学で生きてゆきますんで。^^

太陽 初訪。

御存知!千葉ご当地ラー代表 「勝浦タンタンメン」 の店である。

千葉市内で、本格の「勝タン」が食べられる店を求めて、
本千葉の 「いってんべぇ」 を訪問したことがあるが、
西千葉にも、更に出自の正しい店があるとの情報を得た。
コイツは聞き捨てならんッ!

勝浦で老舗の、"ファミリーレストランこだま" の姉妹店である。
女将さん同士が姉妹という、まさにホントの姉妹店だ。

この店の成り立ちなどは、こちらをご覧くださいまし~。


※クリックすると読めます

☆☆☆

『チャーシュータンタンメン』 を、麺固めで。

初口。 なんと・・オドロキ。目からウロコ・・・

強烈に立ち籠める、ドキドキするほどビビッドな魚介の輪郭。
昔系ではない。恐るべき最前線のモダン・タッチだ。
コイツはウマい!そして、スゴい!!

醤油ベース、トロリとするほど煮込んだタマネギの甘み、
表層のラー油は抑えめ。従って真っ赤ではない。
油にヤられることなく恩恵のみを享受せんとゆー意図と見た。

全体を貫く、ビシっとした塩角が、マッコトに小気味良い。
シャキッと真っ白な白髪ネギがこの上もなく爽快。
嗚呼!
これほどシャープな、キレの良い、締まったものだとは^^

麺は、勝タンの「王道」、中細縮れ。
昔風と聞いていたのだが、これまたモダーンな食感。
歯触り快感、軸足がしっかりで、大好きなタイプの麺である。

チャーがまたこの上もなくウマい(泣)。さすが肉屋の親戚だ。
官能的にトロケる脂、ジューシーな赤身のホロホロ感、
コイツぁ まったく 「涙モノ」 である。(号泣)

勝タン を提供し始めて 25年だという。
たゆまぬ研鑽とチューニングが重ねられてこれほどの完成度。
間違いない!この店主、ビシっと一流の筋が通った料理人である。

☆☆☆

メニューが、定食系含め賑やかなところからみて、
かつては、フツーの街の中華屋であったことは明白だ。
今では、勝タン・メニューを前面に押し出し、豊富な情報が並ぶ。

 

もしかしたら、誰かの助言があったのかもしれないナー。
その人、この店の持つ 「価値」 を放っておけなかったのだろう。
とすれば、その気持ち、痛いホドに分かるでござる。

船団のノボリは立ててないから、会員ではないのだろう。
地元から離れているからかナ? でも本千葉ではノボリ翻してるゼ。
折角の武器なのになー。会費って高いのか
なー。

勝タン・バリエーション。こんなに面白そうなメニューがまだまだ並ぶ。
月見・トーフ・野菜・みそ.. この店の腕なら実があるに相違ない。
ひとつひとつ、じっくりと楽しんでみたい。

この店、かなりのオススメであります!!


※最初に御通しが出ます

虎の穴 ??訪目。1年ぶりだ。

稲毛の虎、往年の味復活か!? 聞き捨てならン情報を得た。
これは、是が非でも確かめなければならぬ。

 

ココんとこ暫くの試行錯誤.. いや「迷走」ぶりは、
異端好きのこの私が なんじゃこりゃと思った ホドであった。

 

『ラー(中)』 +煮玉子を、バリカタ、味濃いめ、油多めで。 

見た目は特に変わらん。色濃く煮染めたよなdurtyなカオ。
鶏油層の下で浮遊する成分が、印象に拍車を掛ける。

さて、何はともあれ、ズバババーッっと手繰る。

...なるほど
確かに、往年の味の方向で"ベクトルがリセット"されている

回りくどいが、そんな表現が近いと思う。

残念な「荒れ感」は解決してないンだけれど、
中心となるボディの構造に手を入れて、
原点の家系的な説得力で、素直にウマい状態に戻ってきた 

前回閉口した、窒息しそーな燻製チャーは、
定番ながら出来の良いバラ・チャーに戻ってて心より安堵。

往年の家系路線に回帰する意志が示されたと見て良かろう
ああ~良かった^^ 私は一票を投じるでござる。

ただーし!往年と全く同じ場所に戻るとゆーのは、
この店の場合、どーもなさそーな気がする。

独自路線を開拓し、常にトンがった立ち位置を得るのが、
この店のどーにも譲れん誇りであり、本質みたいだからね~^^

 

旭郎山 初訪。

名前を時々目にしていて、ちょいと気になっていた店のひとつだ。
茂原街道沿いのわりと繁華なエリアにある。

店名は、旭川ラーの「旭」、二郎インスパイアの「郎」とのこと。
「山」で締めて四股名風にしたのは如何なる意図なりや。

 

メイン・スタイルを二本立てで売る店は、最近よく見かけるけど、
この組み合わせって、スゴく面白い^^
今日は「(二)郎」の方を攻めることにしよう。

『正油らーめん(中)』+豚増し+味玉+野菜マシ+にんにくマシを、
麺固め、味濃いめで。

二郎インスパイアの中でも、特に角ふじ系であることがわかる。
中でも、中央区の 「大黒屋」 に"クリソツ"である。

スッキリと整理整頓された、高粘度のとんこつスープ。
少しくシステマチックな匂いがするのが残念だが、
軸足がしっかり、当たりが明確で、適度な豊穣感も漂っている。

マストの御約束。超・極太麺も良い感じだ。カネジン製麺と聞く。
捻じれが強く、食感とスープの絡みが楽しい。

チャーが薄いゆー情報があったンで なりたけ式 かと思ったら、
出てきたのは、厚切りと呼ぶに充分な厚みを持っていた。

無論、かじろうのそれ とは比較すべくもないが、
この流儀の中では、クオリティはなかなかのものである。

山と盛られたキャベツとモヤシ。有難い清浄なミネラル。
味玉も非常に安心できる状態である。
平均に火が通りペースト状にまでなった「
黄身」が印象的だ。

ご覧ください、マシで増量したこのニンニクの量を(笑)。
嗚呼!休み前で一切の手加減せずに攻めるのって楽しいね~^^

この店(旭郎山)、あの遣り手の 増田家 からの出店らしいから、
他店(大黒屋)からノウハウを得ることは、大いに考えられる。

いや..そもそも、大黒屋に増田家が初めから絡んでる?
大黒屋の場所に前あった増田家系の和とらが角ふじやってたじゃん。
もしかして
.. むしろ増田家⇒大黒屋ラインなのかもしれん。

   

まー、そのあたりの裏事情の詮索はこの辺にするとして、
今度は、もうひとつの看板「旭」の方に興味が惹かれてるのである。

旭川味噌とゆーのこそ、母体である増田家の原点らしいのである~♪

杉田家 9訪目。

今宵は、最近滅法気になってる「和風の家系」にロック・オンである。

実は、ソイツの存在には、前々から気付いてはいたのだ。
ただ 私の場合、常に「原点家系」の堪能が目的でココに来るから
ンな「改造メニュー」になんて、全く食指が動かなかった。

だが、ネットでたまたまその正体を知ってから気持ちが変わった。
あのカオと内容ならば..と、俄然興味が湧いてきたのだ。

 

和風新杉田ラーメン(普通)』 +味玉、
バリカタ、濃いめ、油多め、私のいつものカスタマイズを適用。

さて、着丼。
ちょっとどうですぅ、このカオ!マジでスゴいと思いません?^^

・フワリ&ドッサリ、大量の花カツオ。
見るだけで口の中がキュキュッと締まりそーな梅肉がたっぷり。
梅とくれば、歴史的「超」相棒の青紫蘇。

 

この「定番にして最強の面々」が、これから
キョーレツに攻撃的な杉田ラーとコラボっちゃうってェワケだ^^
よぉし、麺+スープ+花カツオ+梅 で一気に駆け上がれ。Goッ!

およ..?   世界が一瞬停止..

想定より、ずっとずっと高次元な 「融合の妙」 に愕然としたのだ。
これほどちゃんと、「和風」としてバランスされるとは!!

実は、強引な足し算で「屈服させる和風」になるンだろーと思い、
それに"捻じ伏せられる"のを楽しみにしていたのである。

そーいえば.. 同じよーな現象を見たことがある。


ロング・アイランド・アイス・ティー

↑名前の通り、紅茶フレーバーの爽やかなカクテルなンだけど、
構成要素は、なんと、
ラム/ウォッカ/テキーラ/ジン/レモンジュース/コーラ..etc.

原酒を4種類も重ねるのだ。
なのに、ホント紅茶と見まごうばかりにライトで爽やかなのである。

☆強烈なプラス要素同士を互いに作用させ、
別次元の結果を得るとゆー「妙技」が、世には存在するのだ。

このラーも同じだ、と直感的に思ったのである。
相乗というのではなかろう、一種、化学変化のイメージである。

よぉし!今度は、
麺+スープ+花カツオ+梅+"青紫蘇" で一気に駆け
上がれ。Goッ!

 

キタ━━━(゜(゜∀(゜∀゜(☆∀☆)゜∀゜)∀゜)゜)━━━!!!
万人万人文句の付けようがない、完全無欠の「和」の輪郭が出現。

ここにおいて、本件は完膚無きまでに達成されたのであるぅッ。

もはや、元々の家系世界など、どこへイっちまったかとゆー状況だが、
ふと我に返って、スープだけをひと掬いして確認してみた。

ガツンッ! とブン殴られたよーな衝撃を受けた..(怖)

元々の家系世界が、厳然と、そこに"そのまま"存在しているのである。
いっさい何も変わらずに、キョーレツな本来の姿そのままで。

 
※この人たちも、相変わらず御見事でありました