初訪。

理想のチャーハンを探す旅は、まだまだ続いているのである。

今宵は、ネットで話題のこの店を攻める!

 

『チャーハン』 を。

ご覧の通りである。この空気感、矢張り涙モノであった。
この店、正解だぞッ!!

イノチ削るほどに、中華鍋の宙空を舞ってた気配はなく、
わりかしすぐに提供され
たのだが、

第一級のチャーハンに絶対に欠かせない、
火傷しそーなほどの、火炎の気韻と、
コロンと重みのある米の粒。おーこれだけで涙ちょちょギレる。

そして更に、コレを声を大にして言わせてもらおう。
材料と調味料そして調理が「昔の手法」のよーだゆーこと。

現在(いま)と比べれば、確かに時代は未完成で、
あやしげなものも、まだずいぶんとあって、

でも、エネルギーにだけは満ち溢れてた時代の「手法」が、
この店では、今なおそのままのよーなのである。 

時代が進歩して豊かになって、皆がゼータクになって、
あやしげなものから次々脱却してゆくとともに、
チャーハンは、"つまらなく" なっていったのである。

そうだ。「チャーハン」 とは、
あやしげでなければならぬ食べ物である、と断言する!

この店、有楽町サラリーマン、百年の御用達。
あの時代が、地下街ドン詰まりのこの店では今も続いている。

いかにも、有楽町である。

武蔵家千葉本店、??訪目。

武蔵家は、私のラー行脚の出発点となった記念すべき店だ。
訪問数は、とっくにカウント不能。

 

『半熟味玉チャーシューメン(中)』 を、
バリカタ、濃いめ、油多めで。

塩系イメージの家系。滋味MAXで沁みわたりまくりだ。

薄い、なんちゅー評価が一部にあるよーだが、
トンでもございません。この色だからそー見えるだけぜよ。

この店の 「海苔」 が、これまたもー素晴らしいィッ!

ピンッ!と張ってて、芳香ムせ返り、厚みもベスト。
半分だけスープに浸してから麺と具材少々をくるりと巻き、
ココロを無にして口中へIN ⇒ あぉぉ~~ッ!!

家系は、どこでも海苔とのコラボが愉しいのだが、
ココは、もー失神するホドの、物凄いコラボなのである。

今回ヌカッたのは 「海苔増しを忘れた」 コト。
これほどの愉しみが、僅か3回(3枚分)しか行えん(泣)..

前訪も、前々訪も、「海苔増し」をしてヲる。
やっぱ、いつもの組み合わせって深い経験の蓄積なんだねー。

一蘭_出洲港店、5訪目。

ふと気付くと、このカウンターに座ってる自分がいた。(なんだそれ)

 

先々週、一風堂に行ったときに、ココが気になっていたからだろう。
博多ラーでは、最近ココの追い上げが凄いからね。

 

結構な客入り。後客も続々。いやはや人気があるんだなー。
こんなに、イータカ(¥高い)なのになー。みんないーのかなー^^;

   

『ラーメン(替玉付き)』 +半熟塩ゆでたまご を、
こい味、超こってり、にんにく1片、青ネギ、チャーシューあり、
秘伝のたれ<辛>20倍(+¥120)、麺は超かた で。

 

いつものカオ。完成度はソコソコ。でも「一蘭液」の注入でオッケー!
この中毒性を、嗚呼、如何にせむ。

 

世界に出すにはやっぱ強すぎるよなー、なーんて独りごちてる♪
勝手でオキラクなユーザー的妄想って楽しい。

 

ま、なんのかんの言いつつも 「今日もまた来ている」 ッつーことで、
ま~、許してやってつかァさい。^^

 

 

ぼうそう家 7訪目。

2ヶ月半ぶりの訪問である。
今宵は雨だ。結構な降りだけど、涼しくって却って快適かもナー^^

 

幹線道路沿いの一画で "煌々と"主張する、いつもの看板。
こんな雨なのに、驚くほどの客入りである。

クオリティは高いし量も充分。淡々としたシンプルな接客が
如何にも 「男メシ」 の風情で心地よい。

 

その割に、女性客や家族連れが結構な割合でいるのだから、
味と共に、それが魅力にもなっているのだろう。

『半熟味玉チャーシューメン(中)』 +海苔増し を、
バリカタ、濃いめ、油多め のゴールデン・カスタマイスで。

 

いつものヤツだ。^^ 
ひとりひとりの役者が、小気味良いほど ピシッと際立って、

 

ただのひとつとして、文句はありませんですたい。

嗚呼!ったく御見事で嬉しくなっちゃう この充足感。
今宵もこのタマシーがメラメラと燃えるゼ!ブルブルと震えるゼ!

がぉーーーーッ!!!

 
暴走家 ^^;

初訪。

八王子ラー、というカテゴリーがある。
今日は思いがけず、ソイツを攻められることになったのである。

 

八王子ラーとは何か!? 地元「八麺会」さんによれば、

・醤油ベースのタレ
・表面を油が覆っている
・きざみ玉ねぎを具として用いている


八麺会さんへのリンク

きざみ玉ねぎと油の相性が最重要のポイントで、
スープの素材、とり方などには特に決まりはなく各店各様、

昔ながらの人気店もあれば、現代Ver.の解釈店まで、
様々なスタイルを包含出来る、幅の広い定義となっている。

さてこの店(弘富)
数ある同系店の中でも、なかなかの人気店と聞く。

 

店頭に、なにやら不思議なブロンズの彫像。
直立した猫が、ラーの丼を持ちこちらに差し出している。

ややギョッとする光景だが、
アーティスティックで 「美術館」的な香り、ともいえそーだ。

よほどのポリシーがあることがひと目でわかる。

『チャーシューメン』 +味玉を、麺固めで。

写真では、全体的に茶系の多い、沈んだ感じに見えるが、
実物は、上質であかるい透明感があって、
おぉぉ..と声を上げてしまったほどに御見事である。

のれんの「鰛」は、"イワシ" の異体字。
その煮干のスープだと、バシィッ!と宣言してる通り、
ドキドキするホドの香気とエッジが立ち昇る。コイツはスゴい!

徹底的に洗練された技術で最高といって良いコンディション。
いやはや、これだけでも来た甲斐があったとゆーものだ。

さて!ここからが、
八王子ラーたる所以の、刻みタマネギと表層油の協奏曲。

聞き齧りの知識を参照しつつ見ていこう。

 

タマネギによってADDされるべきは、
オニオン的風味と甘み、
そして、歯触り・食感である。
刻みタマネギを用いるスタイルは千葉ラーにも数多くあるけど、


こんな感じ

こと八王子ラーに於いては、
生タマネギのツンとクる刺激感が好まれない。
その恩恵のみを如何に享受するか、に知恵が絞られる。

そこで考案されたのが、表層油に含めて処理する手法。

刺激カドの部分をまぁるくコーティングすることが出来、
油に移った風味を丼内にあまねく行き亘らせることも出来、
心地良い厚み・重量感も与えられる。

なぁるほど.. この刻みタマネギ、
タマネギとしての「屹立感」は引っ込んだものの、
全体の風味、甘み、歯触り、まさに意図通りの仕事である。

弘富のラーは、土台だけでも既に充分なクオリティだが、
この八王子ポイントを加えることで、
「とんでもなくハイ・クオリティな八王子ラー」
としてふたたび成立した!という表現が出来ると思う。

麺は中細。現代風にパキッとした潔いストレート。
固めで頼んで大正解。My Heart にジャスト・ミートだ!
ありがとう!私からは何もゆーことはありません。

適度な歯応えと、脂(サシ)の入り絶妙なバラ・チャー。
ありがとう!!私からは何もゆーことはありません。

半分に割って状態を明示してくれた味玉もご覧の通り。
ガタイの良い太々としたシナチクに落涙^^
皆さんホントにありがとう!!何もゆーことはありません。

 

八王子ラーは、刻みタマネギのありよう、がテーマだ。
千人同心たちは、ココに最もコダワるのである。
このポイントに賭ける手間と情熱が、
八王子ラーとゆー、ひとつのカテゴリーを生んだのだ。

着眼点によって得られるバリエーションはこれほどに豊かだ。
ご当地ラーゆーのは、想ってた以上に偶発的で自由なのかもね~^^