
初訪。
理想のチャーハンを探す旅は、まだまだ続いているのである。
今宵は、ネットで話題のこの店を攻める!
『チャーハン』 を。
ご覧の通りである。この空気感、矢張り涙モノであった。
この店、正解だぞッ!!
イノチ削るほどに、中華鍋の宙空を舞ってた気配はなく、
わりかしすぐに提供されたのだが、
第一級のチャーハンに絶対に欠かせない、
火傷しそーなほどの、火炎の気韻と、
コロンと重みのある米の粒。おーこれだけで涙ちょちょギレる。
そして更に、コレを声を大にして言わせてもらおう。
材料と調味料そして調理が「昔の手法」のよーだゆーこと。
現在(いま)と比べれば、確かに時代は未完成で、
あやしげなものも、まだずいぶんとあって、
でも、エネルギーにだけは満ち溢れてた時代の「手法」が、
この店では、今なおそのままのよーなのである。
時代が進歩して豊かになって、皆がゼータクになって、
あやしげなものから次々脱却してゆくとともに、
チャーハンは、"つまらなく" なっていったのである。
そうだ。「チャーハン」 とは、
あやしげでなければならぬ食べ物である、と断言する!
この店、有楽町サラリーマン、百年の御用達。
あの時代が、地下街ドン詰まりのこの店では今も続いている。
いかにも、有楽町である。








