ひろし 初訪。

幕張から内陸に入ったところに、大久保ってゆー街があって、
京成線の駅があるところから 「京成大久保」 なんて呼び習わされている。

幾つかの大学や高校が集まっていて、大きな学生街があるからだろう、
この街は、かなりラーが面白い街なのである。

今日は日曜。照準は●●。開店30分前に着店と定めクルマ走らせる。
到着~あれれ~?行列シテる筈なンだが..一人もいないゾ..

..

改めて調べたら、なんと●●は日曜定休なのであった。
嗚呼ッ、嗚呼ッ.. アタシとしたことがぁッ.. なんとゆー失態デ・アルカ^^;

幸いなことに、この街には、面白い選択肢がまだ他にも色々とあるから、
それらを片ッ端から調べアゲて検討にござる。

と、ゆーことで、この店に初訪した次第。
情報によると、千葉北東部の一勢力、「麺屋青山」 の系統であるらしい。

メイン通りから一本入った静かな佇まい、嘗ては割烹だったのか、
和の風情を感じさせる店構え。カラリと引き戸を開けた店内がまた然り。

 

メニューは、豚、鶏、煮干の三本柱。
汁とつけのバリエーションがあって、店名通り各々がどろスタイルらしい。

◼︎ 『豚そば+味玉・チャーシュー』 を、麺固めで。

なかなか良いカオである。店主は若そうだが、誠に正しく修行を積んで
真摯に取り組んでいるのがよくわかる。さて。

ビシッとスジの徹った方法論、実にきちんとした仕事だ。
どろの具合も相当なモノ、ムせるよな芳香、まさに看板に偽りなしである。

麺は、全粒粉使用の中太&ストレート。四角い断面の食感が小気味好く、
強いコシと相俟って、これまた真っ当なクオリティ。

分厚く、柔らかくジューシーで、表面に香ばしい焼き色をつけたチャーが
これでもかぁ!って並んでる。思わず笑みがこぼれた。

大ぶりなガタイの穂先メンマ。 "穂先" ならではの柔らかさと味わいが、
こンだけの量、愉しめるのだ。麺・スープとの相性も完璧である。

デフォで1/2個が付いてクるのを知らずに、味玉をaddしていたアタシ。
結果として、この状態(1個半)。これは、狂喜すべきこと。

今日日古今東西あらゆる場所での大定番となった、大判海苔とのコラボ。
この丼の場合も、文句なしに成立しちまッている。

シタタるホドにスープに浸した海苔で、麺を具材と一緒にくるりンと巻いて
口中へin。さぁ想像しておくんなまし。この至福の世界。

これだけの技術を身につけた上で、実に真っ当で誠実な仕事。
アブナさや面白みに若干欠けるのは否めないけれど、文句なしに好感である。

ひろし、サスガである。

ジョニー 初訪。

まだ水無月も初旬とゆーのに、まるで真夏みたいに太陽ジリジリ〜の土曜日。
以前からもの凄く気になっていた、行徳のこの店を攻めるッ。

最初に目ェ引いたのはその店名。
webのランキングに居並ぶ数多の店の中で、燦然と光かがやいていたのだ。

 

で、色々と掘ってみたら、こりゃ相当なオリジナル系。
トマトだの、グリーンカレーだの、ホンビノスだの、出てくるワ出てくるワ.. ^^;

名は体をアラハす、どころぢゃあない。
その内容が、店名に輪ァ掛けてブっ飛んでて、コイツは楽しみ~楽しみ~♪

到着入店。カウンターのみ10数席のあかるい店内。
南アジアンチックなレリーフが印象的だ。やっぱそっち方面であったかィ^^

 

一番人気は、塩(バリバリ塩)らしいンだが、
せっかくキたンだから極端なものにしたいトコだナー、メニューはコチラ。

 

あれ、トマトだのホンビノスだのの姿が見られず。(ちょいと残念..)

 

どーやら、期間や時間帯で、目まぐるしく "千変万化" させているよーだ。
ううむ.. 妖しさに一層の拍車を掛けてるゼ。

今のラインナップだったら断然コレでしょー。一番予測がつかン、コレっ。

◼︎ 『グリーンカレーラーメン(タイ風)』 を、デフォで。

おお、見ただけでクオリティの高さがわかる。
これほど独創でありながらここまで "魅せる" のは、そーはないゼ。さて..

南アジアンなスパイスエッジが、ココナッツミルクでまぁるくブーストされ、
口中一杯に広がったぁ!紛れもない 「グリーンカレー」 。

粘度をほとんど持たせないシャバ系スタイルで、
精緻に、上品に、見事に纏め上げられた出来。この腕前、かなりのモノだ。

加水高め、やや縮れ、透明感あるツルリとした平打ち
このスープなら低加水の極細でも面白いと思うが、熟考の結果なのだろう。

見ただけで既にウマい、コールド・チャーの分厚い板。
脂の白
が口中でサーッと溶け、赤身の絶妙な繊維感と至高のハーモニー。

なんと嬉しいことに、デフォで付いてキた半熟の味玉。
異端高所で奏でられているサウンドに、ドッシリした定番の親近感を付与。

驚愕の生野菜トッピング。なんと爽快で完璧な南アジアン世界デ・アルカ!
ンな手を使ってクるなんて。地にメリ込むホド深く頷く。

どれだけの抽斗と奔放な構成力を持っているのだろう。
他のメニューが一体どんなことになっているのか、想像するだにオソロしい。

ちょいとググると、滋賀県を中心に展開する同名のチェーンがヒットする。
しかし、ココとの関係がどーにもわからン。情報がないのだ。


滋賀のジョニー

ロゴやメニューが全く異なるから、同列の店でないことは明らかだが、
こンだけ特異な名前。何か関係があると思うのだが。
ま、どっちでもイイ、このクオリティを享受するのみ。いやさ誠に一流にござる。

六角家 ≪本店≫、初訪。

市原のぼうそう家から源流を辿るツアーをシてたときに、
重要なキー店であった 『六角家』。今日はその ≪本店≫ を攻めるぅッ!

六角家については、昔、羽田店 や 御徒町店 によくイったモンだが、
いつの日か本店を攻めたい.. ゆー悲願がずっとあった。

少し"夏"が入り出してキて、ムンッ!とした気圧の、水無月の土曜。
今日がその日だ! Goッ!Goッ!Goーーッ!

京浜東北線/東神奈川で下車して1㎞。大した距離ぢゃない。
怖いお奉行様 のお陰で最近歩くのが苦にならン^^ 見えてきたゼ。

手前も家系。調べたら 柏の王道家 の系統であった。
六角家の隣に!? と開店当初は物議を醸したそーな。さもありなむ。

到着入店。昼時ながら客入りは2割程度。
往年の革命店が幾星霜を経て渋く着地している佇まいが実に良く、

反対側の入口から吹き抜ける風もマコトに心地よく、
ンな中で、この特徴的にキュッとキッツイとんこつ臭が心地よい。

券売機はこんな感じ。チケットは紙券である。

 

■ 『ラーメン』 +味玉 +のり増し を、バリカタ・味濃め・油多め、で。

 

そうなんです。源流に近ければ近いホド、
家系っつーのはハッタリや飾り気のない真っ直ぐなモンなんです。

後代や模倣店が、カテゴリーありきのスタンスなのに対し、
源流の頃は、ンなモン未だなかったことに想いを馳せるべきだろう。


極端な例

この常軌を逸した鶏油層をご覧あれ。1センチは優にあるゼェ^^;

自分でシといてナンだけど、まさかこれホドとはねェ。
周囲の油少なめコールが聞こえていたが、そゆコトであったかぃ。

よぉーーし、いくゼ。ズバババーッっと初口ィ!

どれホドキューッ!とクるかって覚悟してたら、意外や意外。
重厚なパワードでありがら実にマイルドに成熟したモノであった。

分厚い鶏油層で相殺されてる面もあろーが、それだけぢゃない。
そーいや、前に店主のインタビューで見たことがある。

最も苦心するのは "甘み" を出すこと、ゆー御言葉。
決して鼻腔をつねり上げる鋭角パンチを出すコトぢゃないのだ。

六角家のアイデンティティって、実はコレが真髄だったンだナー。
いやはや、勉強になりますなー^^

嗚呼、バリカタ酒井!一点の曇りなきこの感激。
後年私を虜にしたこの食感は、源流の頃から既に確立していた。
 

ズラリと並んだ、厚手&大判海苔の迫力。
鶏油をたっぷりと含ませ、常とは一味違う、鳥肌モンのコラボ。

これも家系大発明、ココロをうっとりトロかす、レンソウ妙技。
パワードであるからこそ、コレは活きるのである。

味玉とチャー。クオリティは決してサイコーなワケぢゃないケド、
いいンですソレで。源流の頃の空気感がタマらん。

 

さて、六角家にキたならば、マストなのはコレ。
家系サイドメニューの大定番・国民の合言葉!
『キャベチャー』 。

ありモンを活かして組み合わせた、一見、安直に見えるコイツも、
さすがに本家本元。パリッとキリッと "思想" がアる。

余談になるンだけど、実は、このヨコハマ六角橋周辺とゆーのは、
私の、まさにホームタウンなのである。

モチロン、当時はこの店は未だなく、
私が地元を離れてから5年後(1988)のオープンだそーな。

しかし、我が地元からこれホドの革命店がスタートしたことは、
マコトにもって誇らしく。

このラーの丼内の行為が、我が細胞の浸透圧にピタリ!と一致し、
我が血肉と限りなくイコールな感じがするのだ。

まぁいずれにせよ、今回、六角家本店を攻めたことで、
件のツアーは漸く納得出来る完遂をみた。めでたし〜めでたし〜♪^^

 

豚ゴッド 初訪。

私はこの店を、遂に3分の1しか知ることが出来なかった。

とゆーのは、メニュー3本柱の1本を攻め、次の柱を攻めンとしてた矢先に、
俄かに閉店してしまったからである。遂に永遠の謎となった。

常と異なり、この店の場合、3本の柱を全て咀嚼し終えたときにはじめて、
この店がナニモノであるかが、正しく見えた筈なのである。

メニューに何本かの柱を立てるゆー営みは、あまねく世に行われているが、
この店の如き変態的で痛快な試みは、恐らく相当な例外であろう。

さぁ、お待たせいたしましたぁ、レディス・アンド・ジェントルメン!

その、「柱」 っつーのをご覧くださいませー!(クリックで拡大出来ます)

どーです、ありえないでしょ、この構成って。
ひとつの店ン中で、【家系】・【角ふじ】・【大勝軒つけ麺】 だってサー。

角ふじと大勝軒、同じ麺屋こうじグループとはいえ、全然別モンでしょー。
家系 に至っては "地
球人" と "火星人" 位に別モンでしょー。

 

アタマがクラクラしてきたが、兎も角本日の攻撃目標を定めねばならン。
どれでも良かったンだが、エイヤー!で、こちらを。

◼︎ 『角ふじラー(並)』 を、麺ふつう、味濃いめ、背脂多めで。

予想通りの、システム・ラーである。
しかしながら、そのカオとオーラ、そンなに悪かーなさそーでもある。

いろんな角度から眺めてみる。ポイントがズバッと押さえられており、
筋の徹ったプロの仕事であることは疑いない。

麺だって、ゴワゴワの極太で小麦感立ち昇り、やや捻れた食感の意図。
コレも、ちゃぁんと 「分かってる」 プロの仕事。

でもサ、悲しいかな、システム・ラーの限界。
すべてが 「直線的」 で 「底が浅くて薄っペラ」 なのが、どおにも否めン。


馬脚 No.1

アナログ・ネイティブの、スピリチュアルなノイズ感と、
ココロ震わせる、殺気、鬼気、憎悪.. 一切なくてツルリンとシちゃってる。

でもまー、ホーム・センターのフード・コート・ラーとは明快に一線をする、
主張と拘りが籠められた一杯、ゆーことはこの胸で受け止めたゼ。

ひとつの店舗で 「複数ブランド」 を扱うゆー、話題性、集客性、リピート性、
冷徹なマーケティング理論から導き出したコンセプト。

可能、且つ効果的な、ブランドとプロデューサーの選定・選任。
そして商品をシステマチックに再構築、オペレーション標準化、原価計算..

しっかりとした(し過ぎた)、管理プロジェクトであったのは、
まさに目に見えるよーだが、どーにもロケーションが悪かったみたいで、

所謂ラー・フリークには支持されないシステム・ラーだから、
街を流してる一般ピーポーを捕まえてリピートさせなキャならンかったのが、

同社 「和とら」 の跡地活用と一石二鳥を目論んだ、
少し御都合主義的な思考パターンが墓穴を掘ったのだ。ヌかりましたなぁ(笑)

遂に永遠の謎になっちまった、あと2つの柱だが、
もし試すことが出来て、其々に唸らせるだけのモノの存在を確認出来たならば、
注目点は寧ろそちらの方に向いて、印象
も随分違ったのかもしれン。

稲毛海岸にもこの店があって、そっちで補完をとも考えたのだが、
やっぱ個体差ってあるから、そレぢゃー補完にならン と断念した次第。
そっちはそっちで改めてとして、こっち(千葉)の方は、これにて "FIX" にござる。   


稲毛海岸店  

★ 経営母体は、"和とら" 同様、増田家のマスミフードサービス
★"角ふじ" と "大勝軒つけ麺" は、麺屋こうじ:田代氏によるプロデュース
★"ラーメン" は、末広家:中田氏によるプロデュース。家系と言わせなかったのがいとをかし

田所商店 本店 初訪。

Ario蘇我の近くに、喜久屋ゆー結構リキ入った味噌ラー専門店があって、
その親玉なんだなー位の認識でいたンだが、

或る日webを手繰ってみたら、うひょーッ!
全国はおろか海外まで進出している巨大一族の本店であることが判明。

それホドの存在が、今まで、まるっきり視野に入っていなかったことに、
オドロキとともに、一種の 「爽快感」 を覚えた。

ゆーことでキラキラと眩しい皐月の日曜、本日はクルマで余裕の出動。

開店10分前に到着。既に10人以上の行列。
今まで殆ど認識がなかったが、実はココは立派な行列店なのである。

駐車場に空きがあったから良かったものの、
もー少し遅かったら、クルマから並ばなきゃーならンところであったゼ。

11時開店。後続含め20人以上が一気にドヤドヤとin。
店が広くて席もゆったりしてて良い。ゆったりとメニューを手に取った。

日本味噌文化啓蒙の旗手★を大きく謳うココのラーは、
札幌味噌、信州味噌、九州麦味噌と、3本の柱で構成されているが、

今回は王道の札幌を敢えて除外。信州か九州かで沈思黙考..
よしッ!味噌としての経験がない、 "九州麦味噌" を攻めてみるべし!

■ 『九州麦味噌炙りチャーシュー麺』 +味玉 を、濃いめ、麺固めで。

想像していた通り、徹底した標準化に裏付けられつつ、
賑やかさと、プラスαの魅力を持つカオである。さてッ攻めるゾー^^

3本柱の中では、甘め(静かめ)と紹介されていた九州麦味噌だけど、
ワルくないぢゃないスか。濃いめのオーダーだけどネ。

キューッ!と鼻腔を締め上げてからヌケてゆく、麹特有の斬れ味だ。
求めていた通りの手応えがしっかりとある。

高加水/高かんすいの黄色弾力麺。太めで強い縮れ、
味噌の麺はコレに限るネー。細部にまで徹底した研究が感じられる麺。

具材も賑やか。
少々焦げがイタいのが難だが、中は想定外にふわりと柔らかいチャー。
分厚くもなく薄くもない、企業の論理がニクいね~^^

こンだけのノウハウの集合体だもの、
失敗しているワキャーない、濃い味のちゃーんとした味玉。

面白いのは、薩摩揚げみたいなコレ。なんていったっけな~。
天ぷら って呼んでる地方もあるよネー。どっしりとした満足をadd。ok。

コイツはベスト・マッチングの揚げネギ。
食感、風味、味噌ラーにはこの手があったかッ、思わず膝を打った。

あと、そーそー、あまりにもマスト過ぎて思わず忘れていた茹でモヤシ。
縄文弥生の昔から、味噌ラーといえばモヤシでしょう。

☆☆☆

流石に世界展開するだけのことはある。
世界展開に必須の 「標準化」 が、斯くも見事になされていることに納得。
テーマが 「日本味噌」 と、ピンで明快なのもイイ。

土着ネイティブの、妖しさとスピリットを求めさえしなければ、
充分に納得のいく一杯であることに間違いない。なるほど、ウケるワケだ。

☆☆☆

対岸に、先週訪問した "なりたけ幕張店" が見えている。
こちらは、ハコは似ていても、完全土着のミサイル・ラーである。
似て全く非なる2店が、インター脇で向かい合っているサマ、いとをかし~♪^^