なりたけ 幕張店、初訪。

昨年の8月、なりたけ千葉店が俄かに閉店してしまったときには、
自分の足許が消滅してしまったよーな衝撃を受け、
その存在の大きさに改めて茫然となった。

それから8ヶ月。
予告されてた通り、幕張内陸で復活したとゆー情報をキャッチ。
よしッ出撃だ。Goッ!Goッ!Goーーッ!

京葉道路、武石インターから出てすぐの場所。
完全に、カー・アクセスが前提にされたロケーションである。

今日はちょいとクルマがないもンで、調べたら、
総武線の幕張駅から歩いてもまーイケんでもないコトがわかり、

5月の汗ばむ陽気の中、片道約1.7キロを、ひたすらに歩く。

歩く ..

おぉ、見えてきたゾーッ♪  大丈夫ス、徒歩で問題ないス。
ちょーどイイ感じの運動になるゼ。

斜向かいは、
日本味噌文化啓蒙の旗手を自任する、田所商店本店である。
ココの味噌ラーも近々に攻めなければならン。

さて、到着入店。
なんとゆー、明るく広々とした店内・デ・アルカ!
あの妖しく痺れるよーな 
"夜の地下エサ場" の悪所感は何処に。

 

相当な人気のよーで店内60席は満席。行列が出来ている。

客層は、あの饐えたよーな夜行人種やラー・マニアから一変。


※千葉店時代

なんと小さな子供や高齢者まで。女性も多い。
ったく、なんとゆー "健康空間" に堕してしまったのであろう。

■ 『醤油チャーシューめん』 +味玉を、麺固め、脂ギタ、で。

 

着丼したのは、粗暴でパワフルなカオであった。
懸念された "丸め傾向" が全く見られないことに、ひと安堵。

表層の隅々までピタッと蓋をしている、
薄切りバラ・ロール・チャーをめくって麺をリフト・アップ、

ギタゆーコトもあるけど、ギシギシッと音が鳴るホドに背脂。
さて、
口中へ。

キたぜェーーッ!頭蓋に響く輪郭と、
僅かなレイテンシーで追いかけてクる、強引な背脂の甘み。
問答無用の、
なりたけルールだ。

やや薄ボロくなった感は否めンが、
相も変わらず、口中でサーッとトロける、見事なバラ・チャー。

2ツ割りにされていたが(ココは昔っからそー)
状態はベスト、濃いオレンジで濃厚なる味付けの、味玉。

ナヨってるよーに見えて、その実、確実な手応えがあって、
ほぐれたエッジの繊維感も楽しい、濃い味メンマ。

そして、全体を
山と盛られた粗刻みネギが、その清涼で一気に締め上げる。

やや劣化した部分は見られるものの、
千葉時代と変わらン、無慈悲な中距離弾道ミサイルのままで、
ファンとしては、嬉しい限りにござる。

でも、ちょっと待ってくれぃ

老若男女~子供まで、あまねくガヤガヤと賑わう、
広々とした明るい "昼の業態" に180度転換したンでしょ?

なのに、出してるモンは、
情け容赦の無い、なりたけルール、まンまのシロモンなのだ。

確かに、看板コピーは 「こってりだけじゃない」 に変わってて

避難先として 「魚だし醤油ラー(背脂なし)」
なる柱が用意されてはいるが、メインの仕様はそのまンまなのだ。

まぁ周囲をみると、皆嬉しそーに麺をリフト・アップしているから、
意外とこのまンまでイケちまうのかもしれンけんね~♪

ファミリーに向けて、ミサイルを発射しているサマは、
クラクラするホドにチャレンジングではあるが、
今後も様々な雑音に惑わせられることなく、原点を貫いてくだされェ♪


※二兎を追うもの

粋や(inaseya) 初訪。

最近、その復活劇がwebを賑わせている、Hotな店である。
少し前までそこにあった 「しろきや」 とゆー割とお気に入りの店が
残念ながら閉店した後、居抜きで入ったと聞いた。

 

嘗て2010年に、葭川公園駅そばにデビューして、
旋風を巻き起こしたにも関わらず、2012年に惜しまれつつ閉店。
それから4年の歳月を経ての復活ということだ。

11:30開店直後、ポールポジションで着席。
開放的でウッディな内装と、静かに店内を満たすハード・バップ♪

 

看板のロゴに、鶏のイラストを組み込ンでいることでもわかる通り、
全面的に 「鶏」 と向き合ったコンセプトで、

スープの柱は、「醤油」 「塩」 そして 「鶏白湯」 の3ラインナップ。
この店を最も享受出来るのはどれデ・アルカ.. 沈思黙考。

■ 『鶏白湯らぁめん+味付け玉子+海苔5枚』 を、麺固めで。

蒼白なホドに緻密でトロリとなめらかな鶏白湯のスープであった。
そのカッチリとした重量感は "金属" をも思わせる。

口中に含めば、窒息するかゆーホドに濃縮された鶏の要素。
野菜など一切入れずに炊き上げたとゆー口上に微塵の疑念もなし。

金属スープをボタるまでに持ち上げる中太&平打ちの自家製麺。
加水低めによる香ばしい小麦感と、
エッジを故意に波立たせたことによる食感で、楽しさ倍増。

 

店奥の製麺室は、前店舗の製麺機をそのまま使用している模様。
ココロザシを同じぅ
する新旧2店の魂の継承がここにある。

 

チャーは2種類。あれ?この味付けなんか懐かしー、煮染系1枚と、
どこまでもピュアで優しく美し過ぎる、
鶏チャー1枚。

 

味玉は、当然のことながら、カシッと明快につくりこまれていて、

いまどきホントにめずらしくなった、ナルトの妖艶な渦巻き模様。
ただの飾りじゃない、どっしりとした味わい。

窒息せんばかりの、直立濃密 on+on!なこの丼に、
救いの酸素の手を差し伸べる、レンソウと刻みタマネギである。

目立たンけど、コリッと軸足のしっかりしたメンマの食感も愉しく。

そして、最大の想定外が、これだぁ。
スープをボタるホドに吸い寄せる、コラボ度MAX!の海苔だぁッ。
これホドの相乗になるとは、もぉぉ倒れそーにござる。

☆☆☆

この徹底した鶏のコンセプトに、妄想が膨らむ。
江戸時代の後期、絶海の孤島 「鳥島」 に漂流した 「無人島長平」。
13年もの無人島生活、鳥を主食に生き延びたという。

 

無人島長平が、もし火を使うことが出来ていたなら、
13年の間に、このラーの如き鳥スープを開発してたかもしれン。
これァ最高なのに..と水平線にブツブツ云いながら。

話はまったく変わるのだが、この店の店主は、
2012年に自分の店を閉めた後、「Fたけ」 で働いていたらしい。

むむむぅ... ちょいと待てよ、最近も似たよーなハナシを聞いたゾ。
あッ、小倉台の 「剛流」 の店主が、そーではないかッ!

 

アンタッチャブルな、千葉ラー界の "闇" の部分を感じるのだ。
新進気鋭の店主を次々と●致しているよーに見えるけど、
真相はどーなのであろう。そこで一体何が行われているのであろう!?

本牧家 本店、初訪。

と、ゆーこと で、今日もまたまたまた、プチ遠征である。
汗ばむホドのGW初日、金曜の昼。
電車とバスを乗り継いで、漸く着いたゼ~ヨコハマ下永谷~♪^^

 

店名の通り、元々は "本牧" にあったらしいのだが、
どこかのタイミングで、現在の場所に移転したのだと聞く。

電車でのアクセスは、ちと大変なロケーション。
環状2号サイドだから、クルマのアクセスが前提なのだ。

考えてみれば、元祖 吉村家 もロード・サイドの店舗から。
原点の姿を見るよーで、痺れッちまう。


家系の聖地 「新杉田産業道路」

この店のポジションを確認しておこう。
開祖の弟子、ゆーより2号店。ほとんど開祖の店なのだ!

明るく風通しの良い店内。殺風景でピカピカな家系厨房。
昼前にて半分弱の客入り。券売機はこんな感じ。

 

殆ど家系開祖な店だから、例のプラ券と思ってたンだが、
紙券でごわした.. どーしたンだろ..^^;

■ 『ラー(並)』 +味付玉子+のり を、
バリカタ/濃いめ/油多め のプチ <違反> カスタマイズで。

着丼期待通りの 「男メシ」 ガオ。
荒っぽいと
ゆーのではない、勿論、雑とゆーのでもない。

ビシッと作ってるのに、精神が "そそけ立って" いるのだ。
ならばこぉしてやるぅ! ズバババーッっと初口ィ!

粘度を持たぬシャバ系なのに、キューッとクるパンチ力。
塩分濃度の高さも相当なモンである。

「吉村家」 のラーを、ムンッ!と角立てた感じだ。
原初家系の姿を最も忠実に残すと言われる歴史的一杯。

ゴワとした、バリカタの酒井麺。魂を揺さぶるこの食感。
原点はココであったかぁ。

吉村家 は現在ロイヤルVer.だが、昔はコレゆーことだ
総本山だもの。絶えず磨いてンだなー。

70年代の産業道路を彷彿させる、ゴム板の如きチャー。
イイんです、これでイイんですぅ。

たぶんこれだけは、時代のトレンドに合わせたであろう、
半熟の味玉である。フツーにウマい。

家系大発明のひとつが、コレ。
ボディと鶏油をたっぷり吸いこんだ、トロけるレンソウ。

これまたスゴい大発明、大判海苔とのコラボ。
シャバ系でも強いボディで、ちゃんと至福の相乗が成立。

ハイ・クオリティを求めにキたわけぢゃない。
魂が震える原点スピリットにこそ、至上の価値があるのだ。

想像と期待通りの一杯に、乾杯!^^

さて、今回の一連の旅で築いてキた 「仮説」
この店のラーが、ズバリ最後の空欄に嵌まるか!? の一件、
さぁ、いよいよ、結果発表にござる!

★【ズバリと嵌まった ━━━(゜(゜∀゜(☆∀☆)゜∀゜)゜)━━━!!!】

≪総括≫

・原初 吉村家 は、ココ 本牧家 とほぼイコールであろう
本牧家 から出た 六角家 がパワード第1期の頂点を極め
・それを忠実に継承する 吉祥寺武蔵家 と
・一旦、原点回帰をした(し過ぎた) たかさご家 等に分岐
たかさご家 から出た 中野武蔵家 が
 自由な発想で再びパワードにシフトして大隆盛を極め
・その星の欠片の一つが千葉に降臨し 千葉武蔵家 となり
・多分 千葉武蔵家 から出た ぼうそう家 が市原で栄える

どうですッ!^^

今回は、千葉市原の 「ぼうそう家」 から源流を辿るとゆー、
シンプルな、1ライン(系譜)の検証にござったが、

世の中には、壮大なる 「家系全図」 に挑戦する猛者がいる。
そして、悪戦苦闘、道半ばにして斃れてゆく。

本流から支流が出、その支流から更に支流が出、
それと同時に其々の店が、独自に増殖・拡散していく。

一見、まだ新しい分野だという錯覚があって、
全体を明らかにするのに恰好のテーマだと思ってしまうが、
最早、充分に手遅れである。^^;

最早、手の付けようがないホド、巨大なカテゴリーなのである。


この 「三種の神器」 も大発明

たかさご家 本店 初訪。

と、ゆーこと で、今週もまたまた、プチ遠征にござる。
二十歳まで棲息していたヨコハマへ。いざっ!GOッGOッGOーッ!

 

何の疑いもなく 「高砂町」 に向かってる途中、
なんと現在は 「日の出町」 が本店だと知り、急遽針路を微修正。

ン十年ぶりの日の出町だ。当時は相当にコワイ街だったンだが、

今でもどこか名残があるナー。
当時の皆さまが、一斉に老人になってる感じではありマスが。^^;

駅前大通りの対岸に見えたターゲット。
わぉ隣もラー屋だ。デカデカと "横・浜・家・系" だって。凄いねェ。

モノホンの方には、ンなこと一言も書いてないのが、いとをかし。
心ある人なら、きっと深い感慨を持つであろう。

おそらく、昔ッからそのまンまだと思われる、青プレハブの建物。
日の出町っぽくて実にE。笑顔になる^^

なんとゆーシンプルな(何もない)店内、デ・アルカ。
嗚呼、これこそが
家系のスピリッツなのである。涙ガでソーダ。

源流に近いホド、券売機は以下の如し。
プラ券の感触を掌中で楽しみながら、カウンターにパチリとな。

 

■ 『ラー(並)』 +味付玉子+のり を、
バリカタ、濃いめ、油多め、の プチ <違反> カスタマイズで。

丁寧に仕立てられ、大切にカウンター越しに差し出された丼に、
あぁ良い感じだナ、と独り言ちる。さてッ!

驚くホドに、ライトなアタリであった。
全+にしたハズだが..と、何度も確かめるが、ライトのまンまだ。

スープの構造は、紛れもない家系のそれなンだが、
直接の親が、あの妖気と殺気の 「六角家」 とはとても思えン。

カエシ、ボディ、鶏油層、其々数歩ずつ引いた感じで、
家系を前に覚悟するところの、あのダイレクト感ではないのだ。

麺は、王道の酒井麺。細めに感じるのは気のせいか。
いつもの酒井も
、このライト・スープの中ではふるまいが新鮮だ。

決して悪くはないが、まー中庸であろう出来のバラ・チャー。

決して悪くはないが、まー中庸であろう出来の味玉。

いつもは最後の砦として必死に正義を支えるレンソウも、
本丼のメンバーは皆、ワリと善人揃いなンで、仕事がラクそーだ。

見事な海苔の列。張り、香り、厚み、申し分なし。
本丼のシャバ系コラボでは、センシティビティ×2が要求される。

周りを見れば御高齢の客層。そうか "あの方々" だ。
あの方々には、このシャバ系こそが慣れ親しんだ味なのであろう。

今回のミッションは 「六角家」「中野武蔵家」 の間に、
アレホドの違いをもたらした犯人であろう、この店を感じること。

感じたゼ!

「吉村家」 から連なる系譜を、一気にパワードさせた 「六角家」
そしてそれを、忠実に引き継いだ、「吉祥寺武蔵家」

一方、「たかさご家」 は、親のパワード・ベクトルを、
一旦ご破算にして、数代前のコンセプトに回帰させた感がある。
どのような想いがあったのであろう。

ところが、更にそこから出た 「中野武蔵家」 は、
六角家 とは違う方法で、再びパワードにシフトしていくのである。

わかったゾ!

この系譜に於ける 「たかさご家」 の位置付けと存在意義ゆーのは、
そう!【原点回帰】 にあったのである。

そして、後代は更地から自由に未来を構築することが出来たのだ。
それが 「中野武蔵家」 ってことかぁッ!^^

さて、千葉の 「ぼうそう家」 から上流を辿る旅は、
いよいよ、あと一店を残すのみとなった。かの 「本牧家」 である。

ここまで積み上げて来た論理が、根底から覆ってしまうのか、
ズバリ仮説の空欄に嵌まるモノであるのか、こいつぁ楽しみにござる。

熊本地震により被災された皆様に衷心よりお見舞いを申し上げます。
本震が後からくる、次々と起こる本震級の余震、
夜中の暗闇の中での恐怖は如何ばかりかと心が痛みます。
嘗て熊本に訪問させていただいた際、心うたれたあの美しい熊本の城。
力強い見事な熊本のラー。
皆様の一日も早い生活の安定とご復興を、祈念申し上げております。