千葉家3訪目。

今日は是非とも家系にしたくてあれこれ考えてて、そうだ!と膝を打った。
なんと、この店があったぢゃぁないか。

ご存知、千葉家系の 「嚆矢」☆

現代千葉ラーの黎明期、ハマの本牧家から出ましましたる2柱の神が、
見渡す限りのフロンティアであった、ここ千葉の地に、
家系なる "宝剣" を引っ提げ、堂々降臨したと神話にある。

1999.07. 「中野家」 降臨
1999.09. 「千葉家」 降臨
2000.10. 「中野家」 移転 「末広家」 と屋号変更

そう!輝かしき、その1柱の神なのでござる。
そして、今なおバリバリの人気店、開店と同時の到着で既に行列だ

『ラーメン(並)+ 味玉 + チャー + 海苔増し』 を、超カタ、で。
味濃いめ、油多め、にて候。

どーですぅ。この実質本位のカオ。
沢山のチャーが海苔の下に隠れていて、視覚的に勿体ない感じだが、
体裁よりも内容、ゆーことにござろう。

たっぷりと張られた鶏油の表面がキラキラと美しく輝いて、
透明感と分厚さの両方がビシビシとキて、
嗚呼、これを見ただけで、そのモノホンぶりがわかるぢゃぁないか。

さて!久しぶりだ。

なんという奥床しいアタリ、デ・アルカ。
昨今の模倣家系が押し出しているドギツさもまた家系の一面なれど、
モノホンは、実は奥床しいのにござる。

じゃあ、単に優しく大人しいのかと言えばさにあらず。
家系ならではのトゲが、
重厚で深遠なボディと相俟った結果、そー感じさせてる感じなのだ。
表面だけ真似てる輩となんと違うことにござろう。

麺は紛うこと無き酒井麺。目の前に積まれた木箱。
念入りにほぐしてから、一瞬の気合いを籠めて茹で湯に投入する姿、
思わず見惚れて、瞬きもせず見つめていた。

細めでつるりとした食感のバリカタ(この店では超カタとゆー)が、
地にめり込むホドの説得力にござる。

海苔に隠れていたチャーを次々と発掘。ンなにあったンかぁと笑顔。
しっかりとした肉感で、
脂の具合もマコトに愉しくて。

味玉もモチロン・カンペキ。何故かゴツゴツしてんのもいとをかし。

レンソーはあと少しでトロけてしまいそーな官能のコンディション。

中盤に差し掛かってから、
最近の定番、「バリカタ酒井ダイレクトニンニク海苔包みの儀」 を。
この後予定があるから、ふた包みに留めておこう!

☆☆☆

この店のルーツであるハマの "本牧家" を攻めたことがあるが、
シャバ系で、精神がそそけ立ってて、と記録にある。
原初家系の姿を最も忠実に残すと言われる歴史的一杯、ゆー記述もある。

それと比べると、ココのは丸くて厚みがある分、差があるよーだ。

壮大なる家系の系譜は、本牧家の後は六角家へと続くのだが、
そこで初めて分厚いパンチのスタイルが開花する。
ゆーことは、本牧家の中に既に次代の
DNAがあったと観るべきで、

そのDNAを持ったまま、東京湾の対岸に降臨ましましたるときに、
この地でも同ベクトルに進化を遂げたのであらう。

と、熱く燃えるよーな妄想を書いてみたが、ぜんぜん違ったらゴメンさい。

初訪。

ココは元々北海道ラーの店だったンだが、自粛騒ぎの中静かに閉店。
5月に "昆布の塩ラー" の専門店がオープンした。

神田に 「マニッシュ」 ゆー "塩生姜ラー" の人気店があるらしく、
そこが "昆布" をテーマに、新ブランドを立ち上げたらしい。

金曜日20時過ぎの訪問。
外風が気持ちいーからか、ドアを開け放ったウッディな良い風情。

メニューは徹底的に絞られて、専門店の看板の通りにござる。

■ 『昆布の塩らー麺 + 味玉』 を、デフォで。

いつものよーに、メンカタをリクエストしたら、断られてしもた。
成程、カウンターに、メンカタとアツモリお断りと貼られ。

ならば、それで良し。
それホドの意図があるならば、きっとハンパなことはすまい。
それを、真っ直ぐに享受するべきにござる。

ゆーとくが、私がいつもメンカタをリクエストするのは、
エッジ感好きゆーのもあるが、写真撮る時間の逆算の意味がある。
ラーほど秒で変化していくものはないのにござる。

では、初口。

クリアなスープに、鋭角の塩角と鋭角の旨味。
ヤケドするホドにアツアツで、パキッとフレッシュで小気味良い。

テーマの "昆布" がどこにいるかは分からず。
きっと、この塩角の下で、全体を統括しているのであらう。

件の麺、平打ち、エッジ乱れ、表層はしなやか、
噛み締めるとしっかりとした弾力とコシ。
なるほどナ、譲れないのはココなンだナ。よぉーくわかったゼ!

ハンパな麺なら固めにして七難隠すのが常道なれど
確かな麺なれば寧ろヤワメでこそ真価が発揮されるゆー説もあり。
この麺は後者にござろう。

中央に撒かれた鶏チャーが、ナイスな相互補完。実に合うね~。
味玉はフツー、青菜が爽やか、そして海苔。

もうひとつ、このラーの方向性を決定付けるのは "ネギ" にござる。
何よりも、揚げネギ。すげーワ、この影響力!

味変におススメゆー "昆布酢" を、後半に少し投入。
確かに味変したが酢の力が強過ぎて、そのままの方が良かったナ。

☆☆☆

一杯入魂の気魄だが、これは昆布か?いえばいまひとつわからず。

塩角の下で全てを統括しているのであらうが
なるほど昆布だ!ともっと捩じ伏せられたかったゆー思いも残る。

いや、ちと待てよ..  昆布ぢゃないラーと並べて、直接比べてみたら、
果たして、その違いに愕然と出来るのかもしれン。

駅に向かって歩きながら、ンなコトを思ってた、六月の詩。

     

     

   

 

初訪。

店名の通り、パスタとラーの融合の店にござる。

この二者をコラボすることはたぶん多くの人が発想するだろうが、
真に意味を持たせるのが至難の業なことは想像に難くない。
さて、この店の場合は如何!?

コロナ騒ぎで暫く休んでいたようだが、昼営業のみ再開と聞く。
待ってたゼ!Go! Go! Goッ!!

土曜日の開店前の到着。冷たい雨の中、既に外待ち2名。

元々、本ちゃんのイタリアンの店で閑古鳥が鳴いてたのを、
TV番組の企画で今のスタイルに再生したらしい。
それが奏効し、あっとゆーまに行列店になったと聞く。

落ち着いた色合いとモダニズムの店内。
コロナ対策で客席を仕切る透明なアクリル板でさえも、
心地良く思わせてしまうホドのセンスの良さだ。

メニューは、
カルボ、ジェノベ、アラビアータ、ポルチーニの4本柱。
各々が互いを侵さずシンボリックに際立っていて見事なものだ。

一番人気だとゆーカルボにするか、相当悩んだが、

■ 『ポルチーニ』 を、デフォで。替え玉も^ ^

大きな直線逆三角錐の器に、センターに寄せた配置。
このタイプの器と盛り付けスタイルは時々見かけるけど、
この店、このコンセプトにこそ相応しいであろう。

さぁ、麺をリフトして口中へ。
心を研ぎ澄ませてファーストインプレッションに身を委ねン!!

… 不思議な感覚だ

思っていたよりもずっと “ラー” してるのである。
塩味のスープにギュッと凝縮されたポルチーニ茸のエッセンス、
全体を包み込むオリーブ油、丁寧に振り掛けられたチーズ。
ンなにイタリアンの要素があるのに、“ラー” なのにござった。

勿論、ただのラーではない。
この不思議な感じをなんと伝えたら良いもの、デ・アルカ。

看板にある通りの豚骨要素がそうさせているのは間違いない。
表層に出ることなくボトムに徹しつつも凄い影響力だ。

パスタに使用するデュラム小麦50%配合というコンセプト麺。
さぞやパスタ感かと思いきヤ、意外にも ”ラーの麺” にござった。
これは一体どーゆーコトだろう。

僅かに持たせたウェーブによるものか、
はたまたもっと大所高所での総合的融合によるものか。
いずれにしても、プチパツ感が心地良い、旨い麺にござる。

丼に貼り付けてあるのは、完全無欠、生粋の生ハムだ。
ココは掛け合わせではなく、
イタリアン100%を持ってきたところに深慮遠謀があろう。

クールに引き締まった塩気とネットリした食感が
この丼の中で燦然と存在感を放っている。
その通りだ、ここは必ず生ハムでなくてはならンのだ!

そして看板のポルチーニ茸。
マッシュルームに似た食感と特有の味と香り。
今までスライス程度にしかお目にかかったことがなかったが、
これはホールにござる。
ンなにしっかりと食するのは初めてにござる。

下ろし器で丁寧に摩り下ろされたチーズが精緻に振りかけられ。
なんてったって元々イタリアンだもん、本格のチーズだ。

画竜点睛のナルト、
もとい、黒い謎のペーストが完成マークとして載せられる。
これはなんだろう?
丸く奥深く私の辞書にないイタリアンな深みのペースト。

麺の件が気になっていたので、替え玉を。
最初は岩塩からゆー指南書に従って改めて口中へ。

これ、パスタぢゃないか…

さっきスープと共に食した時は、あれほど "ラーの側" にいたのに、
麺だけで食すると、こんなにも "パスタの側" におられる。

これはどーゆーことなんだろう。一体何が起きているンだろう!

☆☆☆

店を出てからも、この不思議な感覚にアタマが痺れていた。
イタリアンとラーという二者を、それぞれ深く理解した上で、
しっかりした技術を持って実現すると、こーなるのだ。

TVの介入とはいえ、上記を兼ね備えた店主だからこその芸当であろう。

プロデューサーは、しっかりとそれを見抜いた上で、
大きな方向性とコツと様々なノウハウを伝授したのだろうと思ふ。

勉強になりましたぁ!^_^

      

       

     

 

二郎千葉店、初訪。

千葉市中央地区に直系二郎がキたゼ!
コロナ騒ぎでのびのびになってたのが緊急事態宣言が開けて6/2に開店。

同志が殺到するのはわかってたが、
100人もの大行列が出来たらしく、急遽 "整理券制" になった模様。

土曜日の朝9時半到着。早いかと思いキヤ既に配布が始まってをり。
貰った券はなんと13:30。

昼の部は14時までだよね~、良かった〜ギリギリであったか~ ^^
しっかしまー、なんとゆー狂気の沙汰、デ・アルカ。

13:30に再訪門して少し待ち、やっとのことで着席。

■ 『小豚』 を、ヤサイマシ、ニンニクマシマシ、アブラ、カラメ、で。

ヤサイを表層に持ってきた、意外にも良心的なビジュアル。
先ずは、麺を力いっぱい引っ張り出して初口。

さすがにござる。

僅かに乳化させたスープは、ボディとエッジのバランスが御見事。
二郎特有のトゲも堂々たるもの。これが "本流" か。

そして、僅かに平打ちがかった極太麺は、パキッとフレッシュ。
コリッとした食感と立ち昇る小麦感、この麺、美味い!

ヤサイはややクタ気味だが食べやすいし味も載りやすい、なるほどぉ!

ヤサイの下から、出てくるワ出てくるワ、トロけんばかりのチャー。
サイコーなんだケド、ちと多すぎャしませんかぁ^^;

マシマシにシたのは自分だけど、この暴力的なニンニクに狼狽。
暴力的に!無差別に!徹底的に!パワーを充電するのだ。

良心的なカオで安心させといて、やっぱり内容は悪魔ぢゃないかぁ ^^;

二郎の後進地帯であったかつての千葉市中央エリア。

出身者の店やインスパイアが続々と出来た後、遂に本流の降臨と相成った。
今や、千葉市中央地区は二郎後進地帯にあらず!

選択肢がンなに沢山出来て、これホド嬉しいことはない。

     

     

      

中本千葉、2訪目。

そろそろ中本かなーって思ってたら、どエライことに気がついて愕然とした。
なんと私はまだ、この店の "看板メニュー" を攻めたことがないのだ。

エライこっちゃエライこっちゃと叫びながら、開店15分前に到着。
既に数人の行列。後続も続々であっとゆー間に大行列。

五目なんてェバリエーションもあるけど、ここは基本でなくてはならン。
味玉だけは追加するケドね。

■ 『蒙古タンメン + 北極味玉』 を、麺固めで。

タンメンぢゃん、これ…

味噌味の、まごう事なき "タンメン" であったのである。
「蒙古タンメン」 なんだから、当り前なンだが、
ンなこと完全に忘れてる位、この店の印象は ”北極” だったのにござる。

そう、今日にして初めて私は、この店の真の姿を直視したのだ!

クタ野菜は賛否両論あれど、私は賛成派。
野菜は正義。そして良心。
北極にも美しいモヤシが載るが、あの地獄池に僅かな涼風を運ぶのみ。

北極ヤサイなんてェのもあるが、良心なんて感じぢゃないし。
それに比べて、ヤサイがヤサイとして正しく存在している。

中本でンなマトモな世界を享受出来るなンて、嗚呼なんとゆーコトね。
軸足がしっかりとしてて、このフィールドでも素晴らしき活躍の麺。
平和なスープは、ホントに中本?と思うホドだ。

そして、この丼をこの丼たらしめる、マーボー餡に進撃。
この餡知ってるゼ。「定食」 と称する半ライス上に載せるヤツだ。
ただ、麺とのコラボは新世界!如何!?

… 期待以上でも以下でもなく、"素直な足し算" がそこにあった。

でもこれこそが、中本を一躍人気店に押し上げた看板なのである。
辛いかと言われれば、確かに少し辛いかもしンない。

もちろん悪くはない。北極数倍がデフォルトの私の方がおかしいのだ。

次回からまた、北極街道を突き進むことになるだろうけど、今日は良かった。
改めてこの店と自分を客観的にみることが出来た。良かった!!