王道いしい、15訪目。

数週間ぶりに家系解禁にござる。
アタシの場合、無意識にラーを選ぶとすぐ家系に走る傾向がござるから
常に気ィつけてないとイカンのにござる!

今日の 「ココロの叫び」 は 、「強くてスルドいラー」 にござる。
デ・アレバ、この店の "コレ" にござる!

■ 『塩チャーシューメン★細麺』 +味玉 +岩のり +辛ネギ を、
バリカタ、濃いめ、油多め のスーパー・カスタムで。

アレも足したいコレも足したい、って欲望の赴くままのオーダー。
ただ、深謀遠慮の "別皿指定" をつい忘れていて、
スーパー・オール・イン・ワン のエラいことになってしもーた ^^;

美に類するものを求める場合、一定の節度ゆーのが大切で、
そのタガが外れちまったら、最早美も何もあったモンぢゃないのだ。

表層と格闘している間に、内部(麺)では容赦なく劣化進行。
漸く到達した時には、パキッとフレッシュな刹那感は既に彼方へ。

嗚呼!なんとゆーことだ。

と、いーつつも 【満載感】 ゆーのは、それはそれでいーもので、
その視点から見てみれば、今日のはワクワクする丼でアったともいえる。

まぁ、イイ!すべて前向きにイこーぢゃ、ありませんか!!

     

    

     

     

8訪目。

さて今週は何処を攻めようかと考えてて、ハタと膝を打った。
千葉には "なりたけ" を総帥とする
「千葉チャッチャ系」 があるぢゃあ
ないのォ。

履歴をみたら、千葉チャッチャは9ヶ月ぶりにござる。
本家のなりたけはちと遠い(武石や津田沼)から、上質な弟子であるこの店へ。

昼の部の終了は15時。前に用事があり14:30過ぎに急いで駆け込んだが、
相変わらずの人気にて、まだ続々と後客が続く。

醤油・味噌・魚介、の中で、今日は醤油を選択。
それと、メンマともやしを増量してみよう。二郎ばりのカオになるかもしれン。

『醤油味玉+メンマ+もやし』 を、麺固め、ギタギタで。

結構近いセンぢゃありません? いー感じぢゃありません?
このラーの、こーゆーカオを見るのははじめてにござる。実に愉しいでござる。

ギタギタにした背脂がスープの表面を覆い尽して、トロけるよーにクリーミィ。
この背脂が、本家よりも上質なのもココのメリットだ。

店の隣は立派な製麺所にされていて、鐵2店の麺はココから繰り出されてクる。

フレッシュで小麦立ってコリっとした食感で、このスープを纏ってクるサマは、
嗚呼、千葉チャッチャっていーなー、ってしみじみと思ふ。

この一派の一つの白眉とも言えるのが、まぁるい薄切りバラ・チャーにござる。
口中でサーッと溶けちまって、余韻のなんと素晴らしきこと。

味玉はフツーと言えばフツーだが、
何の疑念も抱かせないゆーことは、実は安定の出来であることの証明でもアる。

今回注目したメンマ。胡麻油の深い味わいと明快な歯応え。
ソイツがこンだけ山盛りゆー倖せ。やばい、新たな愉しみを知ってしまったゼ。

二郎ばりに盛り上げられたモヤシの山。
たっぷり載せられたネギと共に、瑞々しいミネラルが身体の隅々まで駆け巡る。

☆☆☆

家系、二郎、淡麗、セメント等々、バランス良くローテしていたつもりの中で、
正直、忘れてをった ^^; "千葉チャッチャ" にござったが、

いいッ!千葉チャッチャ、いいッッ!!

店を出てからもまだ頷き続けながら、その価値と魅力を改めて認識した、7月の詩。

初訪。

先週に続けて、全く同じ建物の前に立っている自分がいる。
先週行った店の隣がこの店と知ってから、既に決めていたのにござる。

1階にはJINRIKISENと今日の店と伝統系中華や、2階には角ふじ。
凄いコロニーだなャ、なンでこンなことになったンだろ。

 

先週早過ぎたンで余裕を持って出撃。それでもちと早かったかなー。
11時開店と同時にポール・ポジションでin。

明るく洗練されてて快適な店内。軽いビート系のBGMが心地良い。
後客が続々と入ってクる。家族連れが多いナー。

醤油、塩、煮干、油そば、つけ、など多彩なメニュー構成にござる。
一番人気という醤油を、ゴージャスVer. でいくゼ。

  

■ 『特製らぁめん(醤油)』 を、デフォで。

美しいビジュアルだ。
ただの一つたりとも疎かにしていない、モノホンのカオだ。さて。

淡麗のアタリに一瞬ディレイして、口中に驚くほどに拡がったのは、
想定に数倍する、ふくよかで奥行きのある鷄の旨味。

いや旨いなこれ!って思わず声を上げてしまった。

このディレイってェのが、ナチュラルのひとつの証拠でもあるのだ。
化学系では、旨味からして最前面に貼り付いちまうからねー。

麺は細麺ストレート。
そよそよした麺離れの良さと、モチモチしたコシを両立させていて、
これもモノホン。

チャーは2種類。
バラ・チャーは、充実の肉の旨味に上質な脂が相乗して素晴らしき。

ピュアな地肌の鷄チャーは、前者とはまるで対照的で、
フワリ・ホロホロと、ノン・オイリーでヘルシーな絶妙さにござる。

しっかり黄身に味の入った味玉、やや酸味を交えて煮染めたメンマ。

 

ハッとするよーな、鮮やかな緑の刻みネギが載せられ。
これほど僅かな分量にして、この丼全体に見事な輪郭を与えている。

☆☆☆

この店も、見事なプロフェッショナル。
ルーツをちと調べてみたら、
東京入谷にある 「麺屋 晴」 だとゆー。

都内は基本的に私の”テリトリー外”だから、私はその店を知らない。
機会があれば行ってみたいものだ。

ただなんとなくの直感ではアるが、この店主が "天才" なのであって、
必ずしも修行店の方が、もっとイイとも限らンケドねー。

個々の技は、勿論修行店から引き継いだモノであらうが、
本当に微妙なバランスの綜合によって、ラーは天上に昇華するのだから。

こりゃー世間に、騒ぐな!ゆー方が無理ッちゅーモノだぁ ^^

初訪。

この店には前から興味があったンたが、ちと遠いので後回しになってた。
こないだ朝のTVでやってたと聞いて、一気に興味が加速!

取り上げられていたのは 「牛脂そば」 なる、謎のメニューだとゆー。
なんでも一式をフライパンに載せ一斉に焼き上げるらしー。

この建物は面白くて隣には新進気鋭の "case-K" が入ってるし、
2階には重鎮の "角ふじ"。伝統的な中華やも共存
する。

どの店も開店前で誰もいなくて静かなモンだ。ちと早く来過ぎたか。
11:00の開店を待ち、ポール・ポジションでin

照明を落としたシックで快適な店内。コンセプトは海と船にござる。
JINRIKISEN (人力船) ってどんな意味なンだろー?

メニューは実に面白く、房総式の旗のもとほぼ全てがオリジナルで、
これほど "クリエイティブ" な店もそーそーないゼ。

『黒毛和牛のチャーシュー増し牛脂そば(中)』 を、デフォで。

実に気分の良いビジュアル。ヤケドするホド熱々のコンディション、
全ての要素が、バランスの良いオーラを発している。

ネットリと重い極太の平打ち麺を、チカラを込めてリフトして初口。

なんとミッチリとしたアタリ、デ・アルカ。
追掛けてキたのが、中低域をズシッとブローする深遠な牛脂のコク。

深々と、深々と、おそろしく合う。
この倖せが今始まったばかりなンて、もぉワクワクして倒れそーだ。

麺は浅草開化楼・謹製。みっちりと中身が詰まって、
食感、小麦感、味わい、申し分なし。
このメニューにあう!アウゥ!

美しく並べられたチャーへ。フワッと拡がる、ピリッと爽やかな風。
ワサビぢゃないか。ココにワサ・ビーフを持ってクるのかぁ。

そして、このソボロは鶏だろーか。
食感と旨味のアシスト。私が求めているものがなんでわかるンだ!

青菜と白髪ネギ。ネットリ重厚な麺と、まさに両極。
両者のカオをはっきり見せつつの、至上の相互補完が快感にござる。

これまた楽しみにしていた第2ステージへ。
簡易オジヤにすることはよく行われるが、この店のは段違いに本格的。

厨房に引き揚げて、ちゃんと調理されるのだ。
しかも、牛脂チャー増しの場合は、炒めたガーリックライスなのだ。

口中でハフハフと灼熱を転がしながら
芳醇に拡がる、ガーリックと牛脂とスープの味と香り。
シッカリと炒めが入り、灼けた金属のダイレクト感が、もぉタマラン!

☆☆☆

これほどのプロフェッショナルさは、いったいどこからキたのだろう。

この店のルーツを調べてみたら、
八千代で房総式を張ってた「拉通(閉店)」のスピン・オフとあった。

その名は知っていたが、単にユーザー同好会的な店だと勝手に思ってた。
なんと!こ
れホド、デ・アったのか。



攻めときゃ良かったナー。

末広家、?? 訪目。

千葉家に続けて今日はこの店だ。ご存知!千葉家系のもうひとつの嚆矢。

現代千葉ラーの黎明期、ハマの本牧家から出ましましたる2柱の神が、
見渡す限りのフロンティアであった、ここ千葉の地に、
家系なる "宝剣" を携えて、静かに降臨したと神話にある。

1999.07. 「中野家」 降臨
1999.09. 「千葉家」 降臨
2000.10. 「中野家」 移転 ⇒ 「末広家」 と屋号変更

開店直後で既に8割の入り。こちらもバリバリ現役の人気店にござる。

この大きさの券売機にこの殺風景なメニュー。これぞ家系スピリッツ。

■ 『チャーシューメン』 +味玉 +海苔増し を、超カタ、後はフツーで。

味濃め、油多め、はコールせず。

ココの "フツー" に魅せられてしまっているからにござる。
前の神と比較するなら同条件にするべきなのは分かってンだケドねー ^^

広々と扇状に並べられた海苔、優し気で・静かで・並々としたスープ。
分厚い板状のチャーが覗き、味玉がゴロリと。
色の対比が美しいレンソーのヤマ、麺はほぼ見えない。

頷き過ぎて地にめり込ンでしまった。なんとゆー深遠な滋味。
フワリとしたアタリなのに、信じられないホドの倖せが拡がるのだ。

超カタがツルシコに誂えられた、見事な酒井麺。
ポリシーはヤワ麺にあるよーだが、そこだけは譲れン。ワルイね〜 ^^

このチャー、厚さ1cmはあるゼ。
硬質の歯応えにして絶妙なサシの入り、口中でホロホロと溶け崩れる。
海苔の下から、いや出てクるワ出てクるワ ^^

ゴロリと音が聞こえるよな味玉。今時珍しくなった "固茹" にござる。
この店がそーするンだから固茹の方がいーのかと思っちまう。

レンソーは、トロけんばかりのコンディション。
家系は海苔との相乗が王道なれど、レンソーとの相乗もまた特筆モノ。

そして、恒例となった
バリカタ酒井、ダイレクトニンニク・海苔包みの儀、を執り行うべし。

今日はショウガでも包んでみた。これも素晴らしい。ナイス・コラボ!

ニンニク+チャー の欠片 で包んでみた。
んーこれはなしかナ  海苔まで含めて全部チャーに持ってかれっちまう。

あれこれ試しながらニヤニヤしてる様は、
多分周りから見たら、引イちまうホドの異様さであったことにござろう。

☆☆☆

千葉家系の2柱の神。(左が千葉家、右が末広家)

 

同じ大神(本牧家)から、同じDNAを持って出ましましたる後、
其々の色で進化している姿を並べ見ることが出来て、マコトに愉しかった。

双方に共通するのは、見事なバランス感覚。そして、体裁よりも "内容"。

浅薄な商売ッ気を超越して、真摯に追求された2つのラーは、
原点の、磯子の産業道路の風を千葉の地にもたらした嚆矢にござった。

目を閉じて、それを想いを馳せて、
嗚呼!!全身が痺れるよーな、深い感動に打ち震えているのにござる。^^