來來亭 3訪目。

今日は、珍しく帰りが遅くなってしまった。
蔵○家に行ってみたが既に夢の跡。(営業終了)
さて、この時間でもやってるとすれば“資本系”か。
ということで、その“権化”のようなこの店へ。

こんな時間でも、結構な客の入りである。
私の場合、前回の“味噌”が<最悪>だったんで、
しばらく、足が向かなかったのだが、
この店の“醤油系”は、実はかなりスキなのだ。

『こってりラーメン』+味玉 を、
麺固め・醤油濃いめ・背脂多め・ネギ多め・
七味唐辛子あり・チャー脂身タイプでぶちかます!
カスタマイズは当然、“全on” である。^^

おぉ、やっぱりスゴい。
見ただけで、ダイレクトな電磁波がツンツンとくる。
特に、今日のは「こってり」 且つ “全on” だ。

醤油濃い目で、ちょっと許容を超えた塩辛さ。
背脂層の厚さは、たぶんデフォの倍はあるだろう。
強く・塩辛く・濃厚にクリーミィな、その直接性!
こんな私が、“たじたじ”となるほどなのだ。

ザクザクとした小麦感がイケてる極細麺。
なんで、こんなにワカってるんだろう。
ただ、もっと固くても良いな。ハリガネくらいに。

脂身が多く、とろりとしたチャー。
クリーミィ×クリーミィ!なんという徹底ぶり。
ON/OFFのバランスなど、一切お構い無しだ。
深過ぎるほど、味の沁み“過ぎ”た味玉。
青ネギは、清涼感への唯一つの頼みの綱なのに
放置の長過ぎた半乾き状態。(笑)

さぁ、もはやあとには引けぬ。
欲望のおもむくままに、いこうではないか!
あとで神経にシクシクときそうな不安が
ふと、アタマをかすめていくが、
本日は<スペシャル・デイ!>ということで。(笑)

明日は、諸事控えめにしておこう。



(強烈ぅ!現代ラー!)



初訪。

浜松は今、嬉しい新店ラッシュである。
フレッシュな“志士(新店)”が続々登場する中で
とりわけパワフルなメッセージを発信している
この店を、先ず “攻める”ことにした。

『醤油ラーメン<温麺>』+味玉 をデフォで。

つけ麺の店だが、敢えて温麺をいく。
この店の温麺は、この「醤油ラー」一種類のみ。
予め熟考の攻撃ポイントに、ロック・オン!

「極太麺につきゆであがりに12分かかります」
という貼り紙が、目の前にある。
12分はちと長いが、まぁ気長に待つとしよう。

さて到着。 「おぉっ、結構イイじゃん!」
完全なる・徹底的なる「現代ラー」のカオだ。
全ての要素が、ON!ON!ON!
この極端なまでのダイレクトさが、実に良い。

とんこつを強く炊き出した、パワフル系のスープ。
垂直にそそりたつ、強力な魚粉のエッジ。
表層の背脂の効かせ方も、実に巧い。

うゎ、この極太麺!ここまでやるかぁ!(笑)
その形状、あたかも [うどん]の如し。
全粒粉を使用していて、質感は[蕎麦]の如し。
これは新しい。そして楽しい。

こいつを啜り、そしてしっかりと噛み締める。
嗚呼、この異常な “太さ”と “重さ”はなんだろう。
そうか、これか!思わず満面の笑み。

輪郭のクッキリとした、濃厚な味玉、
チャーは、思いのほかどっしりと分厚く、
ガタイのしっかりとした、風味豊かなメンマ。

群を抜いた、パワフルなメッセージには、
見事な、内容の裏付けがあった。
圧倒的、そして超現代的な、ポリシーとスタイル。
私の琴線が、高らかに共鳴!

近いうちに、今度は 『油そば』を試してみよう。



(圧倒!パワフル・メッセージ)



正龍 4訪目。

正龍の、もの凄く“辛い”ラーの一件については、
随分前から情報を得てはいたが、
あの恐ろしい店の人達にも訊く能わず、
メニュー名からだけでは、どうにも特定が出来ず
ずっと食せずにいた、が!

前訪の時、ふと目がとまる 「レクタン~」の文字。

そうかぁ!あらためて考えると意味不明なのは
このメニューだけ。裏メニューなどでない限り、
コレである可能性が極めて高い。
よし、確かめてみよう、と、車を走らせた。

『レクタンラーメン』 をデフォで。

ヤメトイタ方ガイイヨ~ カライヨ~、と店の人。
(やたーっ、これだぁーっ!)
辛いものは好きスから大丈夫ス、ばっちり…
などと言いながら、オーダー敢行。

やがてそれは、轟音と共に目の前に着陸。
どデカい器に、なみなみと張られた<地獄世界>
思わず湧き上がる笑み、抑えきれず。

このスープの真っ赤な色を構成するのは、
言わずと知れた、唐辛子!唐辛子!
ちょっと驚くほどの分量が、中で猛り狂っている。
自慢の、濃厚甘辛もみじスープをベースに、
辛味噌を溶き、唐辛子粉をドッサリと投入。

そして、表面を覆い尽くすのは、
この地獄スープをたっぷりと吸いこんだ
大量の煮込み野菜の山。
真ん中のエリンギが発する、強い妖気が楽しい。

あ、そうそう、「麺」だった。^^
きちんと正龍正統の細麺・ややウエーブ。
この、オドロオドロしい<地獄の池>の中でも、
茹で加減は、あの完璧な状態。

生命を脅かすような本質的鋭利さはないが、
徹底的に押しまくるタイプの、物量的激辛世界だ。
汗と洟が、面白いように滴り、飛び散る!
忙しく拭いながら、ひたすらに食する!没頭する!
一種官能の夢世界に昇るよろこびである。



(官能の夢世界に昇る悦び)



初訪。

地元TVの 「浜松極旨ら~めん」という企画で、
蔵前家、武蔵と、並び紹介されたと聞いて以来、
ずっと、気になっていた店である。
TVのチカラは大きいな~。

蕎麦屋⇒ラー屋 への転向店だそうである。
看板は “ラー”の文字になっているが、
店のつくりは、完全無欠の<蕎麦屋>のまま。

『ちゃーしゅーわんたんめん』+味玉 をデフォで。

オリジナリティ溢れた、強力なインパクトのカオ。
渾身の想いが、胸に痛いほどにクる。
一体、どれだけの心血を注いだのだろう。

濃く・甘辛く、想像以上に豊潤な醤油スープ。
ムセるほどの凄いパンチである。
背脂も微量ながら良い感じの厚みを出している。

麺は、中細。強い縮れ感が心地良い。
そして、ちょっと驚くほどの “麺離れ”の良さ。
なかなかお目にかかれない嬉しい食感だ。

ツルリとした食感が気持ち良い、大きなワンタン。
しっかりと大きな具玉で、手応え抜群だ。
濃い醤油色になるまで漬け込まれた味玉。
そして、チャー・メンマ、等々。

さすがは、店主渾身の一杯である。
ギュッと、ギッシリと込められた、充実の内容。

さて、さっきからずっと気になっているのだが、
この一杯には、不思議な違和感が漂っている。
この違和感はいったい何だろう..(沈思黙考)

そうかぁ!これはやっぱり 『蕎麦』 なのだ。
ラーの要件を集めてはいるけれども、
ココロは、今でも 『日本蕎麦』 なのだ!

蕎麦屋のカレーは、堂々たる一分野だが、
蕎麦屋のラーは、まだそこまで確立されてない。
意識してるのかどうかは知らないが、
このテーマへの、ひとつの提案になっている。

この店の、オリジナリティと存在価値は、
おそらく、このあたりが核心のような気がする。



(蕎麦屋のラーという命題)



奉仕丸 3訪目。

『特製味噌らーめん』 を麺固めで。

嗚呼!この世界は、奉仕丸でしか味わえない。
今日求めていたのは、まさにこれだ。

フンワリと、優しい口当たりなのに、
ズッシリとした “重量感” もある独自の世界。
ホント、センスが良いんだよな~。^^

いつ来ても、気持ち良いアート感が漂っている。



(いつ来てもアーティスティック)



正龍 3訪目。

今日の気分は、<完全なる職人ラー> である。
となれば、モチロン!その筆頭のこの店だ。^^

店内には、いつもの緊張感がただようが、
そう、「虎穴に入らずんば虎児を得ず」 なのだッ。

『シナチクラーメン』 をデフォで。

職人店筆頭のこの店の、イチオシ・メニュー。
選択は、これ以外になかろう。
今日求めているのは “絶対の品質”なのだから。

そして到着。 そう!これだッ。
この一杯に、ぎゅーっと凝縮されたスピリット。
深遠な美しい照り、充分以上の充実世界。

もはや、多くは語るまい。
ただただ、ウマイッ!とのみ記しておこう。

どんなジャンルでも、
第一級のモノに出会えるということは、
人生の大きな幸せ。この上のない喜びと充足感。



(浜松ラー職人の筆頭)