O.S.D.さり オフィシャルブログ powered by Ameba -9ページ目

ドイツ5 ベルリン3

イーストサイドギャラリーの端っこ、
ベルリンで絶対に来たかった場所、
Oberbaum橋。
ラン・ローラ・ランでローラが全力疾走したところ。
高校生の時これ観て衝撃だった。
誰も走ってない代わりに大音量で音楽を流している様なのはいた。

博物館島へ。
Berliner Domに入る。

また登る。
結局一番高いところまでまた登る。
音楽を奏でる女神の像が輝いていた。

絵の描かれていない壁も残る。

壁の東側と西側。
こんなもんである日突然国を2つに分けられるなんて。

ドイツと同様、敗戦国だった日本が、
2つところか4つぐらいに分けられるはずだったことは、
最近知って震えたところ。

Alexander広場。
St.Marien教会閉まってたけどもう教会飽和だから全然いいや。

ベルリンのどこからでも望むことのでる、大きなテレビ塔。

赤の市庁舎もここにある。
丸の内でこれに似たのを見た気がしますが気のせいですか。

世界の時間がわかる時計。

この移動ホットドッグ屋さんがここにはたくさんいる。
ものすごく新橋っぽい広場だった。



ベルリンでホットドッグより、
新橋で焼き鳥が食べたい。






愛には少し足りない/唯川恵
唯川恵ばっかり読んでる。
恋と愛と結婚とは全然別もんだ、
とこの人はいつも偏った見方をするのだけれども、
それに完全に同意の私は完全に終わってる。

ドイツ4 ベルリン2

寝坊した。
起きたら昼前だった。
くっついたアキレス腱も軽やかに早足で進む。

早速2階建てバスで移動。


大きな劇場の並ぶマレーネ・ディートリッヒ広場。

マレーネ・ディートリッヒってドイツの人か。
知らなかった。

ブルーマンはここでも大人気。
言葉を必要としないエンターテイメントって最強。

ちなみに壮絶な迷子になっているところ。
自分が来た場所がわからない、
ベルリンの交通網がわけわからない、
そもそもSバーンの鉄道、
REとかRBとか謎の郊外列車、
Uのつく地下鉄、
Mのつくトラム、
そして街を網羅するバス。

東京か。
ここ東京か。

ほんとに自分がどこにいるかわからない。

アンペルマンって私知らなかったんだけど有名みたいですね。

やっとつながったアキレス腱切れるんじゃないかぐらい歩いて、
ホロコースト追討碑まで辿り着いた。
とても興味深いのが、
日本語のガイドブックには大きく載っているこの場所、
現地でもらったドイツ語の地図だとものすごーく小さく、
紹介文も無しだった。
加害者側の後ろめたさと敗戦国なりの呵責を勝手にここで感じ取る。
本当はどうか知らないけど。

ただ、ドイツ懐深いって思うのは、
こんな市街地の中心にこんな大きな目立つものを作って、
自分の祖先たちが行った過ちを忘れない様にって刻んでいること。

ナチスは自分たちとは違うって思っているのか、
ユダヤ人の手前そうせざるを得ないのか、
世界中の見張りと視線の手前なのか、
本当の所はわからないけれど。

この後東西に勝手に分断されたドイツだって被害者だし、
そもそも一般市民レベルで考えれば誰も戦争なんて望んでいなかったはずなのに、だ。

中世の姿そのままのBrandenburger門
広場と歩行者天国で人が絶えない。

Ostbahnhofまで、イーストサイドギャラリー。
いわゆるベルリンの壁のあの有名な落書き。
一番有名なホーネッカーとブレジネフ。
私知らなかったんだけど、
ソ連では男性同士のキスが普通だったんですってね。

何て悲しくて美しい旗。

イーストサイドギャラリー、
思っていたよりずっと長くてとても面白かったです。
落書きは立派なアートになりうる。






シェエラザード/浅田次郎
この類の、太平洋戦争末期のお話って、
ドイツとかポーランドを放浪していると余計に響く。

あと浅田次郎ってやっぱり眠いのに読むのをやめられない。

わくわくどきどき、もはやマンガみたいなものだ。
とにかくエンターテイメントに気持ちいいほどに徹していてくれて、
こんな娯楽にならお金を払うことが惜しくない。




それはそうと、最近世界一かわいい生き物がいてどうしようもない。

ドイツ3 ポツダム

ベルリンからすぐなので、どうせならと言うことで
世界遺産、ポツダムにも足を伸ばした。

ポツダムなんて言われたら宣言としかセットにならんけど、
関白の次に宣言が似合うことばやけども、
実はFredrick the Greatの王宮のある世界遺産。
greatが名前の後に付くんだから多分すごい人だ。

Andy Warholの絵で落書きされたあのおじさんだ。

20分ぐらいでポツダムに着いて、
かかとが取れすぎてもうほぼ無くなっていた。
さすがにだめだと思って、
ポツダムの駅にあった靴屋でまあまあちゃんとしたブーツを買ったら、
ちぎれていたアキレス腱がつながって、
かかともくっついた。
もう全然足なんか痛くなくなった。
やはりあの薄い靴で石畳を歩いてはいけない。



アホ過ぎてこの旅行中3足靴を買った。
最初履いていたお気に入りのウォータープルーフのブーツ様はブダペストの藻屑となり、
ブダペストで買ったH&Mの布さんはかかとが取れるしアキレス腱ちぎれるし、
クラクフで買ったコンバースっぽいやつは小指が痛いからウィーンに置いてきた。
誰か履いてくれれば良い。
そしてやっとお気に入りのブーツに出会えた。
ギリシャで手に入れたお気に入りのジャケットほどにお気に入り。


メインのSanssouci Palace
その偉い人の夏の家。
空港で予約していたので並ばずに入れました。
日本語のオーディオガイドもあって、
中も超豪華でかっこよかった。
それにしたって夏だけ過ごすにしては豪華すぎる。
冬だけでいいから貸してくれませんか。
鬼束ちひろのモノマネしますから。

実際に使われていたキッチン。

粉をひく塔のHistoric windmillとNew Chambers
ここに遊びに来る人たちのためのゲストルームが並ぶ。
貴族のお漫才やるから泊めてもらえませんか。

当時のままの壁のシルクやロココ調の家具と装飾。
いくらでも見ていられる。

きんきらきんのChinese house
5月からしか開けんとか言う傲慢さ加減。
ちなみにこの地区の半分ぐらいが同じく閉まっていて、
観光地として頑張って行くっていう姿勢ではなさそうだ、さては。






一番大きなNew Palace at Sanssouciはお姫のお部屋がメイン。
言わないのーとか言わないのー
これわかる人いますか。

こっちは英語のオーディオガイドだったのだけれど、
面白すぎてパレスに時間かけ過ぎて、
結局ポツダム会談の行われたSchloss Cecilienhofは入館に間に合わなかった。
そもそも共通チケットなのに公共のバスで移動しないと行けないって言う、
安定の観光地としてやってく気無いスタンス。



こんな田舎道にひっそりとある小屋みたいなところで、
勝ち誇って世界をどうこう話し合ったなんてどうかしてる。
とか思ってしまう私がどうかしてるのかしら。

ポツダム、天気が良くて気持ちよくて、
観光地としてやる気がなくて、
しかし私はかかととアキレス腱を手に入れた。
特に宣言することと言ったら、私、帰る。

とか言ってたら帰りの電車しっかり間違えて全然違うところに着いてしまって、
もう何も宣言しません。
ベルリンにすら帰れないのに日本にどうやって帰るんですか。

どこ、ここ。
次の電車、一時間後だし。

そして私、20分で着いた往路を3時間掛けて復路、帰りました。



Potsdam done