ドイツ4 ベルリン2 | O.S.D.さり オフィシャルブログ powered by Ameba

ドイツ4 ベルリン2

寝坊した。
起きたら昼前だった。
くっついたアキレス腱も軽やかに早足で進む。

早速2階建てバスで移動。


大きな劇場の並ぶマレーネ・ディートリッヒ広場。

マレーネ・ディートリッヒってドイツの人か。
知らなかった。

ブルーマンはここでも大人気。
言葉を必要としないエンターテイメントって最強。

ちなみに壮絶な迷子になっているところ。
自分が来た場所がわからない、
ベルリンの交通網がわけわからない、
そもそもSバーンの鉄道、
REとかRBとか謎の郊外列車、
Uのつく地下鉄、
Mのつくトラム、
そして街を網羅するバス。

東京か。
ここ東京か。

ほんとに自分がどこにいるかわからない。

アンペルマンって私知らなかったんだけど有名みたいですね。

やっとつながったアキレス腱切れるんじゃないかぐらい歩いて、
ホロコースト追討碑まで辿り着いた。
とても興味深いのが、
日本語のガイドブックには大きく載っているこの場所、
現地でもらったドイツ語の地図だとものすごーく小さく、
紹介文も無しだった。
加害者側の後ろめたさと敗戦国なりの呵責を勝手にここで感じ取る。
本当はどうか知らないけど。

ただ、ドイツ懐深いって思うのは、
こんな市街地の中心にこんな大きな目立つものを作って、
自分の祖先たちが行った過ちを忘れない様にって刻んでいること。

ナチスは自分たちとは違うって思っているのか、
ユダヤ人の手前そうせざるを得ないのか、
世界中の見張りと視線の手前なのか、
本当の所はわからないけれど。

この後東西に勝手に分断されたドイツだって被害者だし、
そもそも一般市民レベルで考えれば誰も戦争なんて望んでいなかったはずなのに、だ。

中世の姿そのままのBrandenburger門
広場と歩行者天国で人が絶えない。

Ostbahnhofまで、イーストサイドギャラリー。
いわゆるベルリンの壁のあの有名な落書き。
一番有名なホーネッカーとブレジネフ。
私知らなかったんだけど、
ソ連では男性同士のキスが普通だったんですってね。

何て悲しくて美しい旗。

イーストサイドギャラリー、
思っていたよりずっと長くてとても面白かったです。
落書きは立派なアートになりうる。






シェエラザード/浅田次郎
この類の、太平洋戦争末期のお話って、
ドイツとかポーランドを放浪していると余計に響く。

あと浅田次郎ってやっぱり眠いのに読むのをやめられない。

わくわくどきどき、もはやマンガみたいなものだ。
とにかくエンターテイメントに気持ちいいほどに徹していてくれて、
こんな娯楽にならお金を払うことが惜しくない。




それはそうと、最近世界一かわいい生き物がいてどうしようもない。