【アレルギー食】最近の対策まとめ | Photo Life in Toyama

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富山の写真家 林治のブログです

いつも Photo Life in Toyamaへご訪問いただき、ありがとうございます。

さて、今日は久しぶりにアレルギーに関する話題です。

最近、私が食事に関して行なっているアレルギー対策を纏めてみました。特にミルクアレルギーの方やアニサキスアレルギーの方に参考にしていただければ幸いです。

 

 

ちなみに私も1年前までは自分がアレルギーを持っていることなど知らず、時々湿疹が出たり、お腹の調子が悪かったり、ごくたまに鼓動が早くなったり眩暈がしたり、といった症状が出るため検査を受けて判明したものです。

きちんとアレルギー検査を受けたことのある人は意外に少ないと思います。少しでも思い当たる方は、一度アレルギー検査を受けてみることをお勧めいたします。

 

 

 

 

  (復習)私が持っているアレルギー

 

以前書きましたが、昨年12月から今年の1月、生まれて初めてアレルギーの検査を行ない、以下のようなアレルギーを持っていることが判明しました。

話の前提として、纏めを載せておきます。

 

 

上の表を見ていただくと分かる通り、食べ物と食べ物以外に跨り、様々なアレルギーが発見されました。

食べ物以外については、植物が生息する場所へ行かない、ダニやカビの発生を抑えるといったことを行なうとして、毎日何度も口にする食べ物をどうするか・・が大きな問題となります。

 

 

  私のアレルギーの特徴

 

もちろん目で見て分かるエビやキウイやクルミは、そのまま食べないことで除外できます。

が、私の場合、目で見て除外しづらいアレルギーを持っていることが特徴となります。

 

1️⃣ アニサキスアレルギー(クラス5)

 

 

私がアレルギーで困っている要因の一番は、なんと言ってもアニサキスアレルギーです。

アニサキスアレルギーは、世間で言われるアニサキス症とは異なります。

 

魚介類の摂取後に、生きたアニサキスが胃壁に穿入してお腹が痛くなるのがアニサキス症。

これに対して、アニサキスアレルギーはアニサキスを抗原(アレルゲン)として生じるアレルギーなので、生きたアニサキスだけでなく、アニサキスの死骸でも(又かなり微量でも)アレルギー反応が出るのが特徴です。

 

アニサキスはオキアミに食べられ、このオキアミを海産魚やイカが食べ、それを人間が食べるため、ほとんどの魚料理を食べる際にアレルギー反応が出る可能性があります。

またクラス5というと場合によって救急車を呼ぶ事態になるレベルだとのこと。そのため病院の先生から「あなたの場合、海で獲れるものは全て食べるのをやめましょう。」と言われています。

 

2️⃣ ミルク(乳成分)アレルギー(クラス2)

 

 

これは読んで字の如く「乳成分が体に入ると」反応が出てしまうアレルギーです。

牛乳やコーヒーに入れるミルクだけであれば話は簡単ですが、ほとんどのパンにも乳成分が含まれることや、最近は乳糖という物質が様々な調味料に使われていることなどから除外しにくい食材となっています。

 

3️⃣ 米アレルギー(クラス1)

 

 

米アレルギーは近年非常に増加しているアレルギーのようです。これは一説によると、元々米アレルギーの原因成分はもち米に多かったようですが、最近は「こしひかり」をはじめ、ほとんど全ての流通するうるち米が「うるち米ともち米の交配種」になったため、年齢に関わらず多くの人が発症する原因になっているようです。これも日本人なので由々しき問題ですよね。

 

これ以外のアレルゲン、例えば小麦やゴマなどは、少量であれば基本的に何も症状が出ないようなのであまり細かく気にしてはいません。

 

 

  アレルギー食の基本的な考え方

 

病院の先生とも相談した結果、これらについて基本的な考え方を決めました。

細かい対策については、次項「私の対策メモ」をご参照ください。

 

1️⃣ 海で獲れるものは基本的に食べない

 

 

富山に住んでいてこれは辛いものがありますが、仕方ありません。海藻を除き、基本的に海で獲れるものは全て除外します。

これにより、エビやホタテ等について個別に考える必要もなくなります。

ただし、後述するように鰹節やホタテダシ、ナンプラーなど「海のダシ」を使ったものも基本的にアウトなのでご注意ください。

 

2️⃣ 乳成分を除外するため、日頃からスーパーなどで食品の成分を確認しておく

 

 

乳成分を除外するためには、日頃からスーパーやコンビニエンスの弁当、惣菜の原材料欄を見て何が使われているか勉強しておきましょう。また、冷凍食品や加工食品の原材料欄も同様に見ておきましょう。

この作業が、外食でメニューを決める時や、何を食べてはいけないか決める時にとても役立ちます。

もちろん、外食業者によってはメニューやHPに原材料を表示しているので、これも併せて確認します。

 

3️⃣ 家で食べる米はササニシキにする

 

家では純うるち米種でありアレルギーが出にくいとされるササニシキを炊飯して食べることにしました。

(その他にも少アレルゲン米種があるようです。各自でお調べください。)

そして、米をササニシキに変えてから明らかに症状が減ったので効果があるようです。

 

 

 

 

 

  私の対策メモ

 

私が行なっている細かい対策を集めました。(結果、症状有無を反映しています)

ご参考にしてください。

 

◼️[外食・コンビニ] コンビニのおにぎりは具が海鮮でなければOK(米、アニサキス、エビ)

 コンビニのおにぎりは無洗米を使用しているので、無洗米でない米と比較すると発症確率が下がる。

 そのためコンビニのおにぎりは比較的安全。コンビニの弁当のご飯も概ねOKだが、おかずはほとんどNG。

 おこわはもち米が入っているのでNG。

 

◼️[コンビニ] コンビニの店頭惣菜(ホットストッカー)はほとんどNG(アニサキス、乳成分、エビ)

 Lチキ・ファミチキ等ほとんどNG。一部(フランクフルト等)の商品はOK。

 

◼️[外食] 食べて良いパンはフランスパンだけ(乳成分)

 バター・マーガリンは使えないので、場合によりオリーブ油をつけて。

 

◼️[外食] 外食時、味噌汁・スープを飲んではいけない(アニサキス、乳成分)

 鰹節、さば節、いわし節、いりこ、ホタテだし、海鮮だし、ナンプラー、乳糖が入っていると症状が出るため。

 

◼️[外食] 一般的に餃子はOK、海鮮が入っていないチャーハンはOK(乳成分、アニサキス、エビ)

 中華調味料の乳糖は使用量が僅かなので概ねOKのようです。

 

◼️[外食] ファミレスやチェーンレストランはメニューの原材料表示を確認する(アニサキス、乳成分)

 洋食系のお店は基本的に乳成分使用比率が高いようです。

 

◼️[外食] ラーメン・つけ麺は基本的にNG(アニサキス、乳成分)

 最近は煮干しや海鮮だしを使用したものが多いため。

 

◼️[外食] タイ料理は基本的に海鮮だしやナンプラーを使用するのでNG(アニサキス、エビ)

 

◼️[外食] 焼肉やステーキはOK(アニサキス、乳成分)

 

◼️[外食] とんかつ・天ぷらはエビや魚と同じ油で揚げるためNG(アニサキス、エビ、乳成分)

 さらにパン粉を使うものは乳成分の面で心配。

 

◼️[買い物] だしつゆ(天つゆ・麺つゆ)を購入する場合は精一杯高級なものを買う(アニサキス)

 使用材料が高級な鰹節だけであれば、魚の内臓が使われていないのでほぼ大丈夫。安物は粉砕いわし・煮干しなど魚の内臓が混入する材料を使うのでアニサキスの死骸が入っている可能性が高い。

 

◼️[買い物] 一般的にスーパーの冷凍食品はほぼ全てNG、コンビニの冷凍食品はOKのものがある(アニサキス、乳成分、エビ)

 

 

 

今回も最後までご覧いただき、ありがとうございました。

参考になれば幸いです。

 

 

参考記事

 

もしアレルギー対策食にご興味のある方は以下の過去記事もご参照ください。

 

【アレルギー/アレルギー食に関する過去記事】

 

🟡 【アレルギー食】乳アレルギーでも食べられるマーガリン 右矢印 こちら

🟡 【アレルギー食】乳不使用のクリームシチュー 右矢印 こちら

🟡 【アレルギー食】麻婆豆腐(レシピ) 右矢印 こちら

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