新潟で太陽光発電はそろそろ本格化する?
北海道原発の最後の原子炉が停止し、日本の原発すべてが停止状態となりました。
数年前より急速に普及をしてきている太陽光発電。
ますます住宅に採用される割合が増えそうです。
その一方で、オガスタ住宅での太陽光発電の搭載は「漆山の家」のみです。
竣工してからの後載せ施工で、新築時に計画していたわけでもない。
けっして「アンチ太陽光発電」というわけでないのですけど、搭載が少ないですね。
今から3年前ほどのブログで太陽光発電について記事にしております。
①
②
③ 興味がありましたら過去の記事をお読みください。
3年前の状況では投資回収に時間がかかり、かなり慎重でした。
この記事をみてというわけではなさそうなのですが、ここは雪国新潟。
お客様から要望は上がってきたためしがないから、計画しない。そんな状況です。
たまに「太陽光発電ってどうよ?」と尋ねられるケースがあります。
その時はわたしらの基本スタンスをお話しさせてもらっておりました。
基本スタンス:
「太陽光発電を搭載したことで室内環境とは関係のない次元の話で、投資をしてそれが回収できるかどうかという、財布の中身だけの話になります。」
「みなさん、建築費の総額でのてっぺんがあるわけだから、まずは快適性に関わる住宅投資をしっかり行う。 断熱性・仕上げのクオリティ・建築規模など。すべて満足いくように投資しても予算が余ったら、太陽光発電に投資してもよろしいのでは?」
というような趣旨です。
しかし、あれから急速に取り巻く事情が変化して、投資回収期間が短縮されてきました。
ひとえにはソーラー発電自体の価格低下が進み、結論としては新潟市においては15年ほどかかるだろうと試算していたのが12年程度で回収可能な状況へと変化しております。
加えてもちろん 無視することのできないエネルギー事情の変化。
これは言うまでもないこと。
ヨーロッパは隣国から電気を買うことができるが、ここは島国日本。
エネルギー自給の観点からも、
そろそろ本気で載せてもいいのではないかというのが今の考えです。
そこで 最新の新潟県における導入における注意点を再検討してみました。 つづく・・・・