太陽光発電ネタファイナルです。
大手板金商社 セキノ興産どののHPへ
この前 某屋根屋の社長と雑談した際にも おなじことを話していて、危惧をしておりました。
従来は太陽光発電を屋根に取り付けるのに、屋根材を貫通して金具を取り付け、コーキングで防水することが広く行われてました。
それも板金でも瓦でも。
そして、ソーラー発電の大好きな あの大手ハウスメーカーも同じ施工をしてたとのこと。 訴訟が恐くてココから先は言えません。
屋根屋さんは屋根にまつわる情報をいろいろ持っております。
ともかく
コーキングなんてものは信用できるものでなく、副次的な防水であって、過酷な屋根の上では5年程度で雨漏りしてもあたり前の施工といえるでしょう。
耐久性の高いガルバでもステンでも、貫通部分は電解腐食を起こしやすくなるのは必至です。
現在は新築であれば、各種工法が開発されあまり問題がなったとあります。
ですので「キャッチ工法」という穴を開けない工法にて行いましょう。
特に、今でも既存住宅に後付でする場合、安易に穴を開ける施工をする業者があると聞きます。
かの社会問題にもなったア○ヒソーラーは消費者センターに年間5000件もの苦情の電話が殺到し、社会的信用を失いました。それだけ屋根をいじるのは、それなりのリスクがあるものだと覚悟と注意が必要だということです。
それでも どうしてもソーラー発電をしたいという方。 もうご存知かと思いますがどのようなポイントを抑えるべきなのでしょうか?
まとめ:
① オール電化であること(昼間の割高になる電気を使わない)
② 東西に長い住宅で、切妻、できれば大屋根・方流れに設計すること。
(余剰電力売電の規模を多くするために、5~6kw程度の面積が必要)
③ 降雪対策に 軒先は1m程度板金を残すようにして、パネルに雪が溜まらないようにする。(関東より屋根は大きく必要ということ)
④ 借入で利息を含めた収支計算をする。回収する自信がないなら見送る。
⑤ 回収できなくても地球のために載せたいと強く思う人かどうか。
* なんて書くと 敷地が100坪オーバーの広い敷地に現金で、でっかい屋根のある家を建てることができる裕福な人にしか成り立たないということではないか!
(または すごくエコな人)
結局はそういうことなのですね。
以上 そのようなご計画の際には喜んで相談承ります。