オーガニックスタジオ新潟社長の奮闘記 「自然素材の家」│ おーがにっくな家ブログ

「オーガニックスタジオ新潟」という小さな工務店を経営する社長のブログ。高性能・エコハウスを当り前にするために日夜奮闘中。住宅はもちろん、ド!ローカルな新潟情報、建築、子育て、アート、暮らしの知恵などごった煮でお送りします。

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新潟で自然素材の家をつくる社長の 新潟で一番おもしろい建築ブログ


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住宅ローン借り換えの好機です。

 

政府のマイナス金利政策を受けて、民間銀行の住宅ローン金利が大幅に低下している。

直近で住宅計画がある人に低金利の恩恵があることはもちろん。

家を建てて間もない方で、住宅ローンを組んでいる人にとっては、借り換えのチャンスであります。

 

 

日経新聞の家計のマネー欄で、たびたび借り換えについての記事が出ております。

そこからの傾向と対策を整理しました。

 

① 金利競争は都銀が先導している。

 新潟市に支店のあるところとなると三菱UFJや三井住友信託銀行などである。

相談が殺到し、窓口相談は予約を入れないとならない。

また、普通は1週間で返答のある審査も、都内の支店では1か月ほどかかるという(日経の記事によれば) 非常に借り換えが活発なようだ。

地銀は体力差があるのか、無理な金利競争からは距離を置こうとしているのか、メガバンクほどの低金利を出せていない。ように 表面的には見えます。

 

② 借り換えの金利差は0.3%が目安。

借り換えには保証料や手数料の経費が掛かる。

日経の記事の試算では、仮に残高が2000万円で25年の期間であるならば、合計で54万円ほどかかるとある。

 

 

借り換えに際して、保証料も含めて借り増ししてしまえば、現金を余計に手を付けることもありません。

借り入れ金利の低下で、経費を回収できるか?の目安が「金利差で0.3%」です。

今回の局面では、短プラが下がってきていないで、

10年物の国債利回りの低下が顕著なので、10年固定での借り換えが有利に思います。

 

③ まずは借りている銀行と交渉を

ここ5年以内に住宅を建てた方は、1.6%程度の借入金利のままにしている人が多いと思います。借り換えもめんどくさい。一番いいのは最安値の金利を提示した金融機関の条件と同じにしてくれれば借り入れ先を変える必要が無い。

「10年固定で0.8%の金利に変更してくれるのであれば、継続するけど、できないなら借り換えます。」 例えばこんな感じで、ずばり指値でこんな感じで借入銀行と金利の交渉をするといいでしょう。

(地銀行員の方には気の毒ですけど)

 

 2000万の残高の方が、0.8%金利が下がったとすれば、

25年返済として、1.6%の時で80,930円、月々の返済であったのが、

0.8%で73,577円まで低下する。月7,353円。この差が利息の低減です。

54万借り入れ経費が掛かるとしても、6年ちょっとで回収できる。

10年固定にしてくれるのであれば 確実に借り換えたほうがいいということになります。

 

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寝室の 空調はどうするか?

我が家の寝室には冷暖房用のエアコンが1台付いています。
しかし、夏も冬もそうですが、就寝時間に連続して運転することはできません。
夏は冷えすぎて風邪をひくし、冬は乾燥でのどが渇く。
そして、運転音と風が気になって寝られないからです。





就寝前に1時間ほどつけて、寝る。 
熱帯夜には数時間たつと寝汗で目が覚め、
冬は朝方に肩口が冷えて目が覚める。

次世代省エネクラスの性能の家の暮らしは似たようなものだと思います。

高性能住宅の場合は、冬に寒さで起きることはないだろう。
それに1種計画換気であれば 空気質(湿度の監理)も問題はない。
あるとすれば熱帯夜の過ごし方だろう。

個室にエアコンをつけると、先述のような問題が起こって寝づらい。
寝室には換気扇を含めて、風と音が安眠を妨げないような設計が必要です。

普段のわれわれの設計では、1台で全館のベース冷房が能力的に充分であるから、おおむね2階のホールに冷房用としてエアコン1台をつけるようにしています。
熱帯夜はそのエアコンをつけっぱなしにする。
寝室は引き戸にするようにしているので、戸を開けたまま寝れば快適です。

2階は個室が多く、冷暖房をどうしたらいいか質問を受けますが、同様の対処でいいと思う。
住宅は家族の入れ物で、ホテルではない。だから、必要だったら開けっ放しでよくないですか?

いやいや 「ホテルみたいに プライベートを確保した暮らしがしたいんだ。」という方も中にはいらっしゃるかもしれません。
そうなったら、松尾設計のよくやる方法「小屋裏空間をつかったセントラル冷房方式」がいいでしょうね。




ロフトにエアコンを設けて冷房すると、冷気は各部屋へと降りてきてくる。
階段室や吹き抜けにも冷気が回るようにすれば、全館冷房ができる。
冷房要求の高い、西日本ならではのシステムです。

熱交換換気のユニットをこの空間に設置し、直で給気を行い、各部屋へと分けて供給すれば、ダクトを省くことができる。 排気は床下からとり、スパイラルダクトでロフトまで持ってくる。ダクト内部の汚れを気にする建築関係者も多いが、これならメンテも完璧だ。

先般お引き渡しした 御幸町の家Cも これと同様に小屋裏エアコンで全室の冷房を賄おうとしている。

簡易的に2階ホールで冷房するか? 小屋裏冷房か?
それは建築エリアの冷房要求度合いと、予算との関係で考えればいいことですね。

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(財)新潟経済社会リサーチセンターの月報に紹介

 

財)新潟経済社会リサーチセンターは、第四銀行が基金を拠出して設けられたシンクタンクです。新潟県内の経済・産業・企業経営と社会環境の実態並びに変化に関する調査研究を行っております。

お堅いイメージの組織でありますが、運営しているブログがなかなか良い。

新潟県内の中小企業経営にヒントになる記事が満載で読みやすい。

糸魚川在住のランチェスター経営のコンサルタント、坂井とし夫さんに連載を依頼しているあたりは、小規模事業所がターゲットだと分かります。

 

 

 

 

毎月、月報を発行しており、

8月号は「木造建築工事業」、つまりは「工務店」に焦点を当てて展望しております。

現状としては右肩下がりの市場です。バブル崩壊にやや遅れて消費税増税前の駆け込み消費があった年が1996年、あれから20年右肩下がりで今後ともその傾向は続く、斜陽産業だということです。

 

 

 

 

 

 

市場もピークの半分になったので、全国に9万社以上あった工務店もここ10数年で半減しています。 約48000社が登録されていますが、事実上活動をしているは20000社と言われています。

新潟県には1900社程度の事業所登録がありますが、活動会社は1000社程度。そのうち80%は売り上げが2億円以下の小規模事業所になります。(父ちゃん母ちゃん工務店)

 

リサーチセンターでは、業界内で2つの動きに注目しています。

 

1つ目は地域密着の経営

ハウスメーカーとの差別化のために、移動30分以内のエリアに商圏を限定し特化しようという動きです。「ランチェスター経営戦略」を代表として、中小企業での鉄板戦略です。

 

新潟市秋葉区の諸橋工務店さん、南魚沼市のトピアホームさんを事例として紹介しています。工務店のチョイスが適切です。 

 

諸橋さんは現場の美化の徹底で有名ですし、トピアさんは地域密着のイベント実施を通じ、OBとの関係構築を図っている。

 

他にも「弥彦だったら二村さん」「十日町だったらフラワーさん」など、地域の顔としてすぐ名が挙がる認知を獲得している工務店が新潟には何社かある。

こうした会社は持続力が強いです。

 

2つ目は省エネの強化

2020年の断熱基準の義務化を控えて、省エネ分野(断熱性能)は注目されている。

工務店はエネルギー計算をしなければならないが不慣れなところが多いので、講演会などが活発に開催されている。

 

事例として、オーガニックスタジオ新潟が紹介され、ブログやSNSでの情報発信により営業専業者を置かずに集客しているのも特記しています。

 

 

 

 

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建築家アントニン・レーモンドの五原則

 

アントニン・レーモンドは「建築設計の哲学」を、「5つの原則」として提唱しました。

レーモンド事務所の元所員である三沢浩氏の著書にこの5原則が紹介されております。

 

次に述べる永久不変の諸原則は、美学的見地から、いつも私の作品を支配しているものである。自然は人工より美しい。単純さと軽快さは複雑なものよりも美しい。建物の広さにしても、材料にしても、節約は浪費よりも美しい結果を生む。

アントニン・レーモンド著  私と日本建築 (SD選書)より

 

① SIMPLE(単純さ)

② HONEST(正直さ)

③ DIRECT(直截さ)

④ ECONOMICAL(経済性)

⑤ NATURAL(自然さ)

(三沢浩氏の著書にあった A・レーモンドの5原則

 

普遍的で崇高な哲学であることだと直感で分かるが、

単語の羅列だけだと抽象的過ぎて、具体性にどうなのかわからずにいた。

 

新発田教会のイベントでいただいた資料に、レーモンドの5原則は、

今日でもレーモンド事務所の社是として受け継がれています。と紹介されていた。

抽象的だった5原則が、より具体的にかみ砕かれているので、レーモンドの哲学を良く知ることができました。

これは非常に大きな収穫でございました。

 

三沢氏の書の5原則と、事務所の社是の5原則を比較すると、

三沢氏= HONEST (正直さ)

社是 =  Democratic (民主的)  という違いがあります。

 

正直さは、単純さと直截(ちょくせつ)さとも被ることだし、自然さとも被ってくる。

良い言葉だと思うけど、どう差がついてくるべきか悩ましかった。

社是では(正直さ)の代りに「民主的な建築」を5原則へともってきている。

 

どっちが良いとか正しいとかではなく、両方ともレーモンドが日頃大事にすべきと所員へ言い聞かせてきたものではないかと思う。

 

 

レーモンド事務所の社是=5原則は、すべての設計行為を行う者たちへ未来永劫と通用する普遍性を持っていると感じました。

特に、現代の工務店における住宅設計のスタイルは、木造住宅の原理をデザインに合理的に生かしたスタイルが中心になろうとしている。「木造スタンダード」と表現され、我々もその一派である。 

こうした「スタンダード工務店」の設計ポリシーこそ、A・レーモンドの5原則に準拠すべきだと思っています。

 

オーガニックスタジオ新潟では、5原則を消化し、

我々の言葉として明文化しポリシーとしていきたいと考えます。

 

今後、5原則をそれぞれのテーマとして深堀りする作業を行いたい、

不定期でブログで紹介していこうと思っております。

(つづく)

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真夏の床下の温湿度の状態

 

弊社のモデルハウスの室内は、2階にある2kw(6畳用)のエアコン1台を

連続で冷房しており、室温は27度 湿度57%で 維持されてました。

 

生活していない関係で内部発生熱が少ないために、冷房運転が強にならず
相対湿度が60%弱で やや高止まりしてます。

( 事務所はその逆でOA機器などで熱があるため、冷房負荷が高まり、

冷房稼働によって 相対湿度は40%台を維持しています。)


床下のエアコンはオフです。 

2階ACで冷房が足りている場合は床下は稼働させません。

(10人ぐらいの団体が来場する際には 臨時的につける時があります。)

 

新潟の外気温はくそ暑いです。湿気っぽいです。
ただ 測定した日は 最高気温28.9度と
やや穏やかな暑さでした。

そこでの床下の温湿度です。


24時間分、ロガーで計測
温度は24.9℃  相対湿度73% 
ぴくりとも変化はありません。


ワインケラーとして最高の状態ですね。

3年も経ると スラブの含水も安定し、
閉め切り、外気の影響を受けないようにしていると
極めて安定した温湿度だといえるでしょう。


80%を超えていないので カビ臭も全くありません。

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