オーガニックスタジオ新潟社長の奮闘記 │ おーがにっくな家ブログ

「オーガニックスタジオ新潟」という小さな工務店を経営する社長のブログ。高性能・エコハウスを当り前にするために日夜奮闘中。住宅はもちろん、ド!ローカルな新潟情報、建築、子育て、アート、暮らしの知恵などごった煮でお送りします。

写真アルバムで過去の施工実例をすべて公開中。

新潟で自然素材の家をつくる社長の 新潟で一番おもしろい建築ブログ



イベント 【住まい教室】4月23日(日)
家づくり初心者セミナーとスタンダードモデルハウス見学


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工務店カンファレンスへ登壇します。

 

これからの家づくり産業への挑戦する 「ミライへの一手」を、

全国の8つの地域工務店が発表するというイベントが開催されます。

 

イベントの名称は、 「工務店カンファレンス

 

 

 

「日本一の工務店」と称賛されている、鹿児島のシンケン、

迫社長の基調講演がありまして、メインディッシュです。

スターで例えるとビートルズです。

 

前菜として、7名の工務店主が招へいされた。

拙者も末席ながら メンバーに選ばれ参加させてもらいます。

前座なんで ドリフターズってとですね。 (古)

 

 

会場:東京・四谷市民ホール

日時:6月22日

 

主催: 「住宅業界のオピニオン」新建ハウジング

 

主旨:(新建ハウジングより転載)

低成長、少子高齢化といった社会構造の変化による新築の減少、空き家の増加、住宅予算縮小など住宅産業を取り巻く経営環境は大きく変わりつつあります。東京五輪以後、その変化はさらに劇的なものになると予測されており、住宅業界は否応なしに戦略の見直しを迫られます。

工務店経営カンファレンスでは、(中略)

編集部が選んだ全国の地域工務店経営者をスピーカーとして招き、市場の変化に向けた各社の取り組みとビジョンをお話しいただきます。

 

温熱知識の活用・情報発信事例、 いままで要求されていた、こうしたテーマではなく。

「建築パラダイス」で45分語ってくれ! とのこと。

結構むちゃぶり。

必然的にパワーポイント ゼロから作成。 

お祭りみたいなものなので張り切ってやりますよ。

 

 

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飯田亮さんのCOMODO建築工房 栃木ツアー

 

 

KKBという 「工務店の工務店による勉強会」というグループがある。

コンサルやFCに依存せず、

実力のある工務店が持ちまわりに先生になって、教え合うというのが趣旨であり、

FBの非公開グループで情報共有し、月1回程度、リアルで勉強会をしています。

 

4月にはいり、新年度の懇親会をしたいよね。

ということで、幹事役を務めてくれた、栃木の「COMODO建築工房」の実例巡りと、

栃木県の建築名所のツアーが企画されました。

 

 

 

COMODO・・・・・

ドコモ? コドモ? 

 

いやいや コモドです。

 

コモド・ドラゴンと覚えればいいや。 そういえば 代表の飯田 亮さん。

いい男だけど トカゲっぽいしな。

 

(写真FBより転載: イタリア好きなようです)

 

実は「飯田 亮」で検索したら  セコムの創業者と同姓同名だとわかった。 

(ただし 名前の読み方が セコムはマコト。 コモドはリョウ)

 

それはさておき、

近頃、「アーキテクト・ビルダー」(AB)と呼ばれる、

設計事務所に負けることのない設計力をもち、地域で存在感を発揮する工務店が発生してきた。 

栃木において、新興ABの代表格が コモドです。

 

 

伊礼智デザインスクール門下生で、伊礼さんのデザイン要素をベースとしているが、

飯田さんのフィルターが加わり個性になっている。

 

 

 

どこが違うかわからん人のために 一言でいうと「ストイック」で、

かなり開口部の箇所と面積を絞り込み、 

天井高の操作や仕上げの絞り込みなど、空間の感覚がストイックに感じた。

 

飯田さんの設計センスは、全国的にも評価が めちゃ高く、

先般の日本エコハウス大賞2016で、意匠部門(デザイン)を受賞している。

意匠部門は、4社が受賞したが、 そういえば・・・・・・ 

 

COMODO建築工房 ・ 扇建築工房  ・

シーエッチ建築工房 ・ 富士ソーラーハウス 

 

選ばれた4社がすべて KKB栃木ツアーに参加していた、(笑)

ってのが、KKBの アーキテクトビルダーとしての水準を物語る。。。

 

扇建築の鈴木社長が このKKBの言い出しっぺで、代表なんですが、

量より質のABの 代表格格です。

内部留保もがっつり溜まっていて、数はやる気がない。

 

焼杉を自分たちで作ってみたり、 植木をなん百本と育成していたりと 

もはや工務店はお遊びで、好きなようにやっている。

 

・・・・・・・・・・

 

 

ほかにも、日建設計のチーム山梨OBの関尾代表ひきいる あすなろ建築工房。

 

( 本人から間違いの指摘があり訂正です。 関尾さんは「亀井チーム」(亀井さんは今の日建設計の社長)でした。山梨さんはお隣のチーム(室)で、コンペとかプロポーザルの際に山梨室に貸し出されていたとのこと。 なおさらすごい気がするが w) 

 

 

私が知る限り、もっとも工務店の世界を知り尽くしている

技術の百科事典、田中工務店の田中代表も参加された。

 

(というお二方が 飯田さんのお母さんちの縁側で弁当を食うという写真 ↑ )

 

実力工務店ほど 学ぶ姿勢がしっかりしている。

学ぶから実力がある んだけどね。 

 

 

脱線気味なんで、もとい。 

コモドさんのすごいところの紹介に戻ると・・・・

 

  

 特に 外構の舗設の感覚は、私好み。  三和土の現代的表現です。

 

 

そこに 大谷石が送料無料のエリアであることを生かした、ステップ使いが定番のようだ。

地産地消でうらやましいが、このエリアでは普通のようだ。

 

そんな感じで 和のテクスチャーに通じていて自在に操っている。 

やりたいことが痛いほどわかる。

私も見習って 現場に口を出そうと反省。

 

 

建築も、素材へのこだわりや空間感覚がさすが。

ここんところは写真で見てもらって感じてもらうことにして 多く語らず。

 

 

 

 

 

一番は 施主との関係性がはんぱでないこと

 

お住まいの奥さまに、どうしてコモドさんを選んだんですか?

理由をうかがった。

 

「最初はハウスメーカーを見て歩いたが、コモドさんを見たらすべてが別格で、

そこからはわき目を振らず、信者になりました。 すべてにおいて任せられる。」

と、最大限の賛辞を与えてくれた。  

 

信者と表現したが、新興宗教のカリスマ教祖との関係ではなく、

1クラスしかない 中学校の仲のいい同級生同志のように感じられた。

 

 

そもそも飯田さん一人で、 いままで一匹狼で、

年間3棟くらいのペースで9年くらいやってきたが、ここ3年くらいで人気がブレークした。

 

1年前・ 半年前に1人採用しても、いまだ3人の会社。

間もなくもう1人採用し、4人体制で年10棟やろうとしている。

 

だから 累計引き渡し棟数が少ないはず。

なのに 平日の昼間に4件のお引き渡ししたお客様宅めぐりをできることがすごい。

 

それに、どのお宅もぱっきぱきにきれいに暮らしている。

 

栃木のエリアで 「美意識を高くくらしたい」と願ってた方々に

熱狂的に支持されているのを良く分かった、納得です。

 

 

日光で 一泊し、 翌日は栃木の建築巡り。

いいとこだらけでした!!

 

 ネタが豊富過ぎるので、 いずれ蔵出しさせてもらいます。

 

 

A・レーモンド 作品巡り  イタリア大使館の夏季別荘も ゲットだぜ! ・・・つづく 

 

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新潟大学の建築学生から見た i+i x オガスタ

 

i+I 飯塚豊氏とのコラボ作品である「笹口の家」が完成しました。

 

完成内覧会は2日間で のべ22組のご来場があり、評判も極上で、

その後の住宅相談も活発に予定が入っております。

一般の方のみならず、建築の関係者をうならせるし圧倒的な完成度がありました。

出版関係者・工務店関係者、の希望者が多いために、特別前日に業界向け内覧会を行いました。 

新潟大学で建築を学ぶ大学生と 担当助教授ご一行様もいらっしゃり、にぎやかでした。

 

今回は 建築学生たちから感想を多くいただきましたので、

 その一部をご紹介いたします。

 

>・家の見た目は小さいながら、中には階段下の収納や吹き抜けがあったりと、見た目とは違い中はとても広く感じられました。また、キッチンから見える間接照明や屋根の高さを変えていたりと、工夫がたくさんあり、見ていて勉強になりました。個人的に屋根の高さを変えて子供部屋を作っていたところはとても勉強になりました。ありがとうございました。(4年 Tさん)

 

 

 

>この住宅は家の内外問わず前後左右に広がりのある空間で、機能面も優れており私もこの家に住みたいと思いました。実際に外観をみたり、中に入って見ることで、どの空間場所をとってもこだわりや工夫を発見でき驚きの連続でした。また、今日新たな工務店の在り方を知り、建築業界のビジネスには多様性があると思いました。あまり工務店について考えたことがなかったのですがその機能や可能性を考える良い機会となりました。(4年 Iさん)

 

 

 

>  見学に際して入る前から、公園からみるテラスは気持ちよさそうで、ぜひあそこで本を読みたいなどと考えていました。中に入っても、やはり気持ちいい家だなーっと思いながら見学させていただきました。 特に印象的だったことはスキップフロアによる、水回りからのヌケです。トイレを出てパッと見上げたときに、狭いはずなのに広がりを感じられびっくりしました。また建具のディテールや納まりに強いこだわりが感じられ、とても楽しい時間になりました。ぜひまた機会がありましたらお願いします!(4年 Tさん)

 

 

>・上階と下階のファサード色の対比が良い。下階に落ち着いた黒を持ってくることで建物が落ち着いて見え、上階の軽やかさが際立つ。リビング(ソファとテレビのある空間)が落ち着いていた。天井をフラットにすることで、身体スケールとして落ち着いた空間になり、私自身過ごしやすいと感じた。また、リビング天井をフラットにしたことにより、上部に間接照明のスペースが生まれ、キッチン上部の間接照明と呼応していたところが特に感動した。空間の整合性の問題もあるが、せっかく様々なレベル差がリズム良く生まれているので、キッチンのレベルは200くらい下げてもいいかと思った。(4年 Iさん)

 

 

>・今回のオープンハウスに出席し、オガスタという工務店の建築に対するモチベーションを垣間見る機会となりました。建築家と工務店という関係のイニシアティブを変えることで、工務店発信の家造りに新規性と、建築とクライアントのより良い在り方を感じました。顔が見えニーズに応えやすい工務店の職能はこれからもどんどん変わっていく、そんなところに未来を感じ刺激となりました。現在建築計画の研究室に在籍している僕としては、またこのような機会があればお話をお聞きできればと思います。今回はこのような貴重な機会にお招き頂き、ありがとうございました。またの機会、楽しみにしています。(修士1年 Hさん)

将来は 役所やゼネコンに流れる建築学生が多いのでしょうが、

「住宅作家」を希望する若者も中にはいた。

建築士、資格を取るよりも、それから食べていくほうがもっと難しい。

飯塚さんの新しい本も読み込んで、夢をかなえてほしいです。

 

 

 

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御幸町の家D」WEB内覧会  外観編

 

新発田エリアには縁があって、工事が途切れず続きます。

人気のエリア「御幸町」で4番目のDが完成しました。

「オガスタ史上最大の作戦」をリアルに体感できなかった方のために、WEB内覧会です。

 

 

 

昔からの住宅街での建て替え計画です。

正面にはガレージを車3台分設けましたが、シャッターをつけず開放的に。

ガレージと母屋の間に中庭を設け、通行人から見えるようにしております。

 

この2つの働きにより、周辺へ圧迫感を与えずいい雰囲気へ。

「利他の心」の設計配慮がされている。

 

古くからのオガスタウォッチャーのマナ男さん。

歴代の新発田物件は外観だけでもとしっかり押さえているのですが、

「御幸町をぐるぐる車で探しても見つけられなかった」と、お会いした時おっしゃってました。それほど、浮き立つことなく、シックに佇んでいたのでしょう。

 

向かって左の駐車スペースは脇に余裕があり、アプローチとなっています。

正面から見える中庭が、道中に、横の角度から眺められる。

一粒で二度おいしい庭になっております。

 

 

ただあからさまに庭が見えているだけではつまらないので、

庭を眺めて座れるためのベンチを備え、

2本の柱とで「フレーミング」している。

柱もあえて太い寸法として、列柱のイメージで力強くみせている。

イメージの原点はラトゥーレットだそうです。 w

 

 

 

敷地全体は奥へ40mも長くつづく。

手前に親世帯の住居棟。奥に子世帯の住居棟と2棟建つ。

中間領域は、屋根のかかった半外空間と、庭の空間が交互に挟み込まれて変化がある。

奥にたどり続くまでは さながら 小旅行である。

 

 

子世帯がメインの住居スペースで、

玄関を開けて入ると、トップライトの神々しい光を受けた入口の扉がアイストラップになる。 おのずと期待が高まる。

 

 

この玄関スペースは広い土間と、畳の間が備わっている。

 

 

 

実家としての機能は、代々住み継がれることだとすれば、

先祖のための仏壇も必要になる。

 

一族が集う場として、かつての続き間の座敷のように使い、

時には遠路からの客人を泊めたりする和室である。

親・子世帯の中間のバッファーソーン。

双方どちらの友達を招くにも共有する使われ方になるだろう。

 

つづく。。。。

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室内の温度設定によって

暖房エネルギーはどれくらい変わるか?

 

7年前に同じテーマで記事を書いていますが、時代要求も変化して

オガスタ住宅の断熱仕様が高まったことですし、

解析する暖房エネルギー計算スフトも「燃費ナビ」を導入したので、再計算してみました。

 

7年前は 新住協のQPEXでの計算であるが、国の判定基準ソフトに準拠しようとセッティングしてあって、かなり甘々に結果が出てくると、我々の間では言われており、

ドイツのパッシブハウス研究所の開発したソフトの日本語バージョンともいえる、

「建物燃費ナビ」。これが実燃費にかなり近いと定評がある。

 

計算基準となるプランは、「事業主の判断プラン」という、

国が熱計算するときのベースになるプランで、「ザ・平均像」の家です。

 

断熱仕様も無理のない、経済的なベストバランスの仕様にしました。

(私らのモデルハウスより ちょっとだけ劣るレベルで 

だれでも無理なく経済的に施工できる水準)

 

天井: グラスウール、ブローイング300mm

壁 :高性能グラスウール16k 100mm

基礎断熱 : PSFⅢ 50mm  スラブ下30mm

窓 :樹脂窓  アルゴンローイー ペア

換気: 1種80%全熱交換

 

Q値:1.5 UA値0.474

まさに 新潟県に建つなら 

経済的に無理のない、ザ・普通

それなりの高性能住宅です。 

 

 

 

入力すると、暖房エネルギーがどれくらいになるか計算してくれるが、

室温の設定を2度づつ変えて再計算し、 どれほどになるのか確認してみました。

 

 

前回のお話にもあったように、

燃費計算をする際のルールでは、設定温度20度で計算することになっています。

20度設定で、ワンシーズン暖房をし続けた電気代は、約67000円です。

18℃設定で暮らす人と24度設定で、ちょうど倍くらいになるとか、

ざっくり傾向がつかめますね。

 

計算はしてませんが、このグラフからすると、暖房無しの人は、

ざっと10度付近で暮らしているということも推測できますね。

 

 

快適さを追求しだすと、最終的には北海道民のような、22度設定の暮らしを理想にすると思われる。

ならば、84,000円程度になる。 

例えば 医療関係者が 阿部くんち並で 24度を目指すと 10万を超える。

ということが読めます。

このくらい暖房エネルギーにお金をかけたくない人は、 断熱にお金をかけて

省エネ設計のうまいところに頼まないとならない。

 

( 前回の記事 からの連載なので

読んでいない人はちんぷんかんぷんになるはずで、リンク張ります。)

 

暖房シーズンは、新潟においては、11月後半から、

ゴールデンウィークまで暖房器具が稼働しているのが一般的。

しかし、高性能住宅は、前後で無暖房でも快適な時期が増えてくる。

12月後半から4月半ばまでと暖房シーズンは減ります。

1月2月が 一番暖房エネルギーが多く、次に3月が多い。

12月と4月は少ない。 

 

参考までに、オガスタモデルハウスは、設計がよりパッシブに補正されているなどにより、Q値は1.3 Ua値は0.43程度。 20度設定で 電気代は4万円程度です。

仮に24度設定で暮らせば、x1.52を掛けたくらいになると推計できて、

61,000円程度になるのでしょう。

 

今後とも、世界規模の経済成長で エネルギー価格が上昇することも予想できるので、躯体性能は余裕を持たせておきたいものだというお話でした。

 

 

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