オーガニックスタジオ新潟社長の奮闘記 │ おーがにっくな家ブログ

「オーガニックスタジオ新潟」という小さな工務店を経営する社長のブログ。高性能・エコハウスを当り前にするために日夜奮闘中。住宅はもちろん、ド!ローカルな新潟情報、建築、子育て、アート、暮らしの知恵などごった煮でお送りします。

写真アルバム で過去の施工実例をすべて公開中。


新潟で自然素材の家をつくる社長の 新潟で一番おもしろい建築ブログ


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東北住建主催の講演会&新年会

 

東北住建の恒例、新春講演会に招かれて、

SAREXの野辺様と私とで、ダブルセミナーを行いました。

 

 

かなり贅沢な企画に思われますが、東北住建さんはあまり不特定多数の聴衆は来なくていいとの考えのようで、40名くらいの聴衆でこじんまりした講演会です。

来場者はセレクトされているようで、西方設計・池田建築店・木の香の家、

そして大森典子建築設計事務所の大森さんもいらしていた。

いずれも北東北の実力者ぞろいである。

 

大森さんは、日本エコハウス大賞2016年で、リノベーション大賞を受賞している。

蔵を魅力的な住宅へとリノベーションしていた仕事は、他の新築を含めた作品の中で群を抜く白眉であると、以前、当ブログで大絶賛した。

大森さんは、どんな方かも存じていなかったが、

そのブログも見てくださっていたことで、初対面できた。

 

 

講演後、岩手の山深いところにある、松川温泉 峡雲荘にて新年会を行った。

日本初の地熱発電所に隣接するほどの、豊富な地熱エネルギーがある場所だという。

外気温はマイナス9度ほどで凍り付くほどであるが、全館、地熱で暖房されており暖かい。

旅館に入ると硫黄の匂いが出迎えてくれる、秘湯の旅館である。

 

 

東北住建の木村相談役が、新年会の中心で、親しい面々で毎年このように集まっているという。野辺さんを招くのは恒例で、もう一人その年ごとにスペシャルゲストを呼ぶようで、

2017年は相模がいいと、西方さんが推薦してくれたようだ。

 

かつては私のリスペクト工務店である、埼玉の小林建設の小林代表や、

新潟の重川材木の重川会長も招かれたという。 身に余る光栄。

 

なかなか味わうことのできないお酒と肴。

そして、都会では聞くことのできない、北東北の野趣あふれる面白い話題。

健康にまつわる話題などで、宴は深夜にまで及びました。

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年末に告知しました、フォトコン2017締め切りまで2週間です。

 

さて、開催にあたってお知らせ続報です。

前回の告知ブログで、くわしく書いていなかった部分を明らかにします!

 

①入賞作品12点で4月はじまりのカレンダーを作ります!

  (参加者賞として参加された皆さんにもプレゼント!)
   ⇒完成予想図が用意できましたので、お知らせします。

【お詫び】前回の告知ブログにて「参加者全員にオガスタオリジナルワインをプレゼント」と記載してしまっておりましたが、正しくは「入賞者様に」です。大変失礼いたしました(^_^;)みんなにワイン配ってたら大変ですね。。。笑 記事を修正致しました。

  

半分空気を含んだような紙で、風合いや手触りも楽しんでいただけるカレンダーです。味わいのある活版印刷とカラー印刷の組み合わせで、思わず飾りたなるような物にしたいなと思います。(写真は正方形にトリミングさせていただきます。インスタグラムのように正方形の写真であれば、そのまま使用させていただきます。)

ご参加いただいた方にはもれなくお渡しいたしします。入賞目指して頑張りましょう~。

 

 

②ゲスト審査員賞

  ⇒新設のゲスト審査員賞。今回はコチラの方々にお願いしました!

ハウジングこまち
豪華なゲスト審査員にはなんと!ハウジングこまち編集部さん。
日頃様々なお宅を見ているプロであり、新潟を代表する住宅誌に評価に参加して頂けます。

写真も沢山見ている、目が肥えた方々です~。

 

 

 

今日現在、ぽつぽつご応募いただき始めています(*^▽^*)まだ少ないけど!

昨年もそうでしたが、締切数日前からどおっと応募があるのかなあなんて思っております。

嵐の前の静けさか・・・

みなさん、励んでらっしゃる噂は耳にしていますので、私たちも楽しみにしています。

フォトコンは私たちにとって住んでる人の目線でくらしのようすが垣間見えるのが嬉しいイベントです。( ´艸`)

オガスタへの元気の便り、お手紙のつもりで気軽にご参加いただけると幸いです。

 

それでは、引き続きご応募お待ちしております。

 

中間報告・髙橋でした。

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リノベーション物件完成内覧会  桜木IC付近

 

今回はリノベーション物件の内覧会です。

ホームページには書いていない。

年に1件だけ こっそり施工した裏メニューです。

 

計画の経緯は、予告でご案内したのに近い。

諸般の都合で女池小学区内に住宅が欲しいけど、

更地の相場が高いし、いい売地が無い。

 

そんな時、 狙っているエリアで中古住宅が出た。

構造も素直でリノベに向いている。 もうそれしかないね! 

ということで、とんとん拍子でリノベーションとなりました。

 

 

 

リノベーションでは、外周をなるべくいじらないのが原則です。

だから外観表現の限界はあるけど、

上下窓を一体でデザインして、ファサードをつくりだしている。

ガルバと杉板のコンビネーションです。

 

 

正直、建物に入ってしまえば、普段のオーガニックスタジオ新潟のクオリティで、

言われない限り、リノベ物件だとはわからないでしょう。

内装の器具付けの直前の工事途中の写真です。

 

新築同様の気密断熱工事を施しているので、家じゅう一室空間で、

1台の床下暖房により、全館のベース暖房が成り立っています。

のびやかで広く、それでいてしっかり居心地をリグングは確保している。

畳コーナーのポジションと、キッチンと家事コーナーの余裕が使いやすそうだ。

 

階段の吹き抜けから光を取入れ、2階のホールを子供の勉強場にして一体化している。

高性能化で全館暖房可能になるので、新潟でも吹き抜けを設けている。

 

リノベーション前は、家全体が6畳・8畳という小部屋で全部仕切られていた。

改修後は、家全体が一室空間である。

ビフォアフターで空間が圧倒的に違う。

 

 

基本設計は相模。

山田君がメインの担当として、

施工詳細設計・補助金申請・現場監督・施主対応 全部対応。

 

すでに設計がスタートしている方と、施工中であるという方は、

現場での対応の関係上、見学をご遠慮ください。

 

Q1: 郊外よりも街中に住みたい。

Q2: 新築・リノベーションへのこだわりは無い。

この両方がYESの方にだけ見に来てほしいです。

 

会場: 新潟市中央区女池 某所

 (お申込者へはご案内地図をお送りいたします。)

 

開催日時: 1月 29日(

        受付 10:00~16:00

 

【おねがい】

内覧会はお施主へお引渡前の住宅を使わせていただき、行うものです。
小さなお子様への対応に手が回りきらないため、おそれいりますが可能な限りはご家族などにお子様をお預けになってご来場いただけますと幸いです。また、お連れになる場合でも、お子様は保護者の方が抱きかかえるか、手を繋ぐなどしていただき、宅内を走り回る等の行為をしないようにご注意をお願いします。

 

完全予約制です。

●内覧お申し込みの要領●

① お電話025-201-6611または、HPのお問い合わせフォームからお申し込みください。

② 希望の内覧時間の候補を1時間単位で2つをご記入ください。

 (例: 候補① 10:00~11:00 候補② 13:00~14:00)

③お申し込みのお客様には改めて現地へのアクセスをご案内いたします。 

 

 

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地価の高いところに住みたいなら、

まずはリノベーションを検討する

 

前回からの続きです。

 

土地の中心に近いところに住みたくなる傾向があるが、なかなかハードルが高い。

 

仮に女池ICから最寄りの住宅街に、45坪の土地を買い、

34坪のまともな新築住宅を建てたとすると、総額で4200万円くらいは最低でもかかってくる。

 

同様の規模の中古住宅を購入すると、20年以上経過した建物の場合は、建物評価がゼロになるだけでなく、除去費用の分まで安くなるのが相場だろう。

マイナスで入手した建物でも、基礎や木軸構造が生かされれば、その分新築工事よりは割安になる。(屋根の状態が良ければコスパがさらに良い)

 

行政も、空き家対策・コンパクトシティ・少子高齢化対策として、

リノベーション推進の立場である。

つまり、補助金が新築以上に多く出る。

耐震・省エネの補助金も加えると、200万円くらいになることもある。

つまり、新築でなくリノベーションすると3500万円程度に収まってしまう。

 

世帯収入に対して、どの程度の水準で住宅を手に入れるか?

私は「年収倍率」という指標で、5~6倍の範囲にしましょうと

アドアイスしている。 (土地が無い人のケースでは)

 

 

仮に総額3500万円なら、必要な年収は583万~700万円である。

家計水準がこのクラスであれば、人気エリアで無理なく良質な住宅を手に入れられる。

 

更地+新築で4200万円かかるケースだと、同じく700万~840万円である。

階層で1ランク上でないと厳しい。

 

日本人はとかく、新築信奉者が多く、

アメリカの中古流通の1/20の水準と言われている。

利便性優先で、中央区や西区・東区の人気エリアで住むことを優先し、

建物をローコストにする人も多いわけだが、

ライフサイクルコスト分析をしないと危険である。

 

 

 

建物は建築費という初期費用だけではない。 

光熱費・設備更新費用・維持管理費・税金と、住み続けていくのにお金がかかる。

 

ローコストな住宅が、

50年コストでみると明らかに高くつき、

居住性(住み心地)で劣る」なら

最初だけ安けりゃいいというものではない。

それは「安物買いの銭失い」 である。

 

 

 

 

こうして だれでもかんでも新築でなければならないという発想でなく、

放物線で「家が余る時代」において、市場に出てくる中古住宅を

好きなようにカスタムして住みこなす方が、はるかに賢いと思う。

 

地方自治体と、住民とともに理想的なリノベーションであるが、

最大の問題点は、作り手が不在ということだ。

リノベーションは新築以上に技術が要求され、現場も即時対応性が要求される。

 

私どもは創業当初からリノベーションはコツコツ取り組んできたが、

社会認知が低いのと、新築で忙しいので、

年に1件だけ こっそり施工する、裏メニューにしてきました。

 

五十嵐の家E: これもリノベーション

 

予告)

1月29日 リノベーション物件の完成内覧会をします。

裏メニューの内覧会です。 新潟市内での開催は 会社初??

 

  桜木IC付近。 リノベーションに興味の出た方、ご覧になってください。

新築計画の進行中の方は、 この記事は読み流してください。

 

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この世界の片隅に」が、口コミベースでじんわりヒット

拡大上映中だという。

 

 

 

 

100年先にも愛され続ける映画」の評に恥じない名作であるに関わらず、

テレビなどであまり扱われないのには理由があるようです。

 

まずは、こうの史代さんの同タイトルの漫画を映画化してほしいという、

クラウドファンディングで制作資金を集めたという経緯があり、

プロモーションにお金をかける余裕がなかったこと。

次に、「のん」こと、能年玲奈さんが主役の声優を務めるが、

元の所属事務所とのトラブルから圧力が加わっていて、メディア露出がされていないこと。

しかし、名作の口コミは止めることはできず、じわじわのロングヒットになっている。

 

いち早く観賞した山ちゃんが そのように解説してくれ、絶賛していた。

また、日経の小原さんもFBで高評価の口コミを寄せていた。

こりゃ見ておかないとかな思っているところに長女がみたいという。

 

そこで、正月休みに、「この世界の片隅に」を家族全員で観た。 

 

 誰が評したのか「ほんわか明るい火垂るの墓」がぴったりである。

 じわじわと効く 遅効性の号泣アニメである。

 

映画の背景は第二次世界大戦の呉市郊外の集落である。

戦争の進展でどんどんと物資が乏しくなり、命すら脅かされる。

 

「有り難い」は文字通り、有るのが困難でるという意味である。

つつましくたくましく、生きるために食いつないでいく様子がリアルでありがたい。

この世界の片隅に、ただただそっと生きていく、命のあることのありがたさ。

ほんとうに一番大事な、存在のベースである。

 

映画の後半に近づくほど、ありがたくて申し訳なくなり、涙腺が壊れてしまう。

エンドロールがすべて終わるまで、観客がだれも立ち去ろうとしなかった。

 

翻って現代日本は「資本主義の終焉」と言える局面にまで社会が進展してしまったという。

ストックが満ち満ちてしまい、借入れて投資をしても、回収できないから超低金利だ。

 

個人レベルでも欲しいものは特にない。 

80年代の時のように胸がときめく家電もないし、若い連中は車にも興味はない。

台所には食いきれないほどなにかしらが常にあり、時に食いきれず廃棄されている。

 

完全に飽和してしまったこの社会では

「ありがたい」という感情を失い、逆説的に幸せを奪ってしまっている。

 

ただただ生きるってことの「ありがたさ」を、

心の底から気づかせてくれる映画だと思いました。

 

100年大事にされる名作であることはまちがいない。

と感じました。 いい映画です。 ありがとう。

 

 

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