こんにちは 群馬のおこちゃんです。6月16日(日)は父の日でした。オンライン絵本会にじのひろばで、わたしはみやにしたつやさんの『おとうさん・パパ・おとうちゃん』を読みました。いろいろな呼び方で呼ばれているお父さん、いろいろな職業のお父さん、絵本の中にはそんなおとうさん、パパ、おとうちゃんが大好きという気持ちがいっぱいあふれていました
『おとうさん・パパ・おとうちゃん』(新装改訂版)
作・絵みやにしたつや
すずき出版 2023年
「父の日」は、いつから始まったのでしょう。
父の日は、母の日と同じくアメリカ発祥の祝日です。
誕生したきっかけは、ワシントン州に住んでいたソノラ・スマート・ドッド夫人が、男手ひとつで6人の子どもたちを育て上げてくれた父を讃えて、父の誕生月である6月に礼拝をしてもらったことがきっかけで、
「母をたたえる日があるならば、父をたたえる日があるべきだ」と思い、父の偉業を称えようと1909年に牧師協会へ「父親へ感謝する日も作って欲しい」と嘆願しました。そしてその思いによって1910年6月19日に、初めて父の日の式典が開催されたのだそうです。
しかし、この父の日の式典はなかなか一般に浸透せず、たくさんの人が知るきっかけになったのは、 6年後の1916年の式典で第28代アメリカ大統領であるウッドロー・ウィルソンが、演説を行ったことだそうです。その後、多くの人が認知するようになった父の日は、1966年には第36代大統領リンドン・ジョンソンが「父の日」を称賛する大統領告示をだして、6月の第3日曜日を「父の日」と定めたのです。そしてついに1972年、父の日が6月第3日曜日に国の記念日として正式に制定されたそうです。日本に父の日が導入され始めたのは1950年代ごろでした。当時はまだまだ認知度が低く、現在のように一般的な行事として広まったのは1980年代に入ってからだそうです。
しかし父の日が一般的になったとは言え、母の日よりも、父の日は忘れられやすいそうですが、わが家は逆です。息子が大学生になって、アルバイトをするようになった初めての「父の日」。息子から「おとうさん、何か欲しもの言ってない?」というメールが・・・はて?息子よ、「父の日」の前には「母の日」があったのでは?私には「母の日」の
『おくりものはナンニモナイ』
パトリック・マクドネル 作・絵
谷川俊太郎 訳あすなろ書房2005年
「母の日」をスルーして、「父の日」のプレゼントなにがいいかなんて!私に聞く⁈、でも、もしかしたら、息子もネコのムーチのように、私へのプレゼントを何がいいかと考えて、考えて、・・・・・最高のプレゼントが・・・
だったのかな。
その次の年からは、「母の日」には心のこもった小さなお菓子が送られて来るようになりました
今年の「母の日」に届いたかわいい水色の缶に入ったクッキー
ルンルン気分でいたのも、つかぬ間、「父の日」に届いtのは、超、超高級ウイスキーしかも、退職のお祝い、還暦のお祝いもしてなかったし・・・。って、私も還暦すぎたよ~とっくに~ 息子のなかでは、
『うちのパパはかっこいい』
アンソニー・ブラウン さく
久山太一 やく
評論社 2000年
ゴリラぐらい強くって、カバくんみたく楽しい存在で、そして、それだけじゃないパパのすごいところもきっと分かっていてくれているんだろうなと、思うと嬉しいです。ありがとう!
でもでも、チョウチョみたいに美しく、サイみたいに頑丈で、
『うちのママってすてきなの』
アンソニー・ブラウン さく
久山太市 やく
評論社 2006年
って、言ってもらえるようにがんばるから、
「母の日」も忘れないで