フィージーとけん玉 ー私の短期語学留学ー | つながっていこう~オンライン版絵本で支援プロジェクト【公式ブログ】

フィージーとけん玉

先週のフィジーのにじです。見えますか?

 

私たちの滞在中天気予報では、雨 嵐 雷マーク

学校が休校になる予想

♪南の島のハメハメハ大王♪の歌が頭に浮かびニンマリ)

しかし、予想ははずれ、私たちの滞在中天候に恵まれました。

 

澄んだ水色の青空 やさしいキラキラの光線 やさしい風 

青墨のような空に星 

押し寄せてくるような雲の大群の海の空 

朝日が火事かと思って慌てたほどの赤

佇み見惚れてしまう夕暮れの空

 

なぜ フィジー?しかも けん玉?

私は -20℃の氷瀑祭りから+30℃のフィジーへ?

北海道層雲峡は2月3日から第4期絵本探究ゼミに参加しました。

フィジーは、2月8日から短期英語語学留学です

一緒に入学したのは、サンタの学校の同級生7人です。

 

30代から70代(私?)まで年齢も住まいもバラバラです。

同行者は、カラーズイングリッシュスクールの校長ゆーまさん。

事前のオンラインミーティングで持ち物の話題になりました。

サンタの学校ではGIVEについて考えてきました。

フィジーでできる私のギブは?

私は私らしいことを一緒に楽しめたらいいなあと

・花笠音頭

・紙芝居(英語と日本語で)

と思って準備していました。

するとある人が 

「サンタの帽子はもちろん・・・・けん玉もいいかも・・」

「けん玉⁈ 私 教え方うまいです!(けん玉の級持ってるし)

で、けん玉を各自持っていくことになりました。これは自由です。

私のイメージでは、成田空港でけん玉練習して、

もしかしたら チームで

{もしかめ}できると予想して ハーモニカも用意しました。

しかし、現実はトホホでした。ひさしぶりに手にしたけん玉は

「 玉が重い?のらない?もしかめが1回だけ?」

そこで、出発直前ですが、私のけん玉師匠に教えを乞いました。

けん玉の持ち方

大皿 中皿 小皿 とめけん

アイラブけん玉 手載せ灯台 

「山形のけん玉の良さを伝えてきて!」

の激励の言葉ももらいました。

 

直前に用意したのが 

英語の文法本

変換プラグ・・小型で100以上の国に対応

今オーストラリアでワーキングホリデイ中の武さんのおススメ。

武さんは、一緒にヒマラヤに行ったヨガインストラクターです。 

 

 

前からはじめていたのが これです。

Duolingo  ゲーム感覚できる 私は、100日続いてます

 

 

 

成田空港を出て9時間後フィジーに着いたのは土曜日でした。

入国審査カードが英語だけ(当たり前ですが)暗いし読みにくいので一苦労しました。

 

あ フィジーの公用語は英語です。

フィジーは、正式名はフィジー共和国 南太平洋の330の島と540の小島で成り立っています。人口は約90万人フィジー先住民とインド系フィジー人で、多文化社会です。フィジーではラグビーが人気です。

ところで ご存じでしたか?

「世界一 幸福な国はフィジー」

アメリカ調査会社ギャラップ2016年「今自分は幸せ」と89%のフィジ―の人たちの感想です

 

2023年世界幸福度ランキング 

1位フィンランド 日本は54位

こちらは各国1000人に0~10点の個人の主観的な生活評価です。評価方法が異なるので 比較は難しいです。

日本の低さが 気になります。

 

 

翌日は、日曜日は天気の心配もありましたが、車1時間で

フィジーのインターコンチネンタルホテルへ

そこでスタッフによるイベントが数多く用意されていました。

6人でサンタの帽子とけん玉持って

ミニオリンピックへ参加

いろんな楽しい種目に参加したあと、

「けん玉みたことありますか?」

「日本のおもちゃです。やってみませんか?」(これ英語で)

はじめてなのに すぐ大皿できてジャンプして大喜び

言葉の壁も国の壁も一瞬で飛び越える

けん玉交流の威力に遭遇

別な日の放課後は、

動物保護センターでボランティア活動したり、

公園にいってシャボン玉やバレーボールを一緒にやったりしました。広い公園では ラクビーをやっていました。

フィジーは学校で男子も女子もラグビーを授業でやるそうです。

(授業課題のひとつ私が英語で地域の人たちにインタビューしてわかったことです。)

特に、公園そばの交番訪問が特に印象的でした。

ゆーまさんが(英語で)

「地域の治安を守ってくれていることに感謝を伝えにきました。日本のけん玉してみませんか?」

彼らは、私たちを中に招き入れてくれました。奥は留置所だったそうです。

けん玉に何人もの警察官がチャレンジしては 成功して大喜び

失敗しても ナイスチャレンジと笑顔で拍手

ここでも けん玉交流の威力発揮できました。

私は、ここの署長さんらしき人にピンクのけん玉をプレゼントしてきました。フィジーの人の笑顔が素敵なんです。

警察官も子どもたちも罰を受ける人も誰もが笑顔になるきっかけになるとうれしいなあと思いました。

そして 私は サンタの学校の校長でもあるゆーまさんにもけん玉をプレゼントしました。

ゆーまさんは、今まで一度もしたことがないといいつつ 常に持ち歩いてはフリーけん玉を楽しんでいました。それが 唸るほどうまいんです。抜群の運動神経の持ち主です。

けん玉のもうひとつの効果、やみつきになるが実証されました。(笑)

※ 私はコツコツ続けます

 

1 花笠踊りは1対1の授業で 先生とお花紙ではなを付け

一緒に踊ってくれました。

ちょうど14日はバレンタインデー その日は赤いものを身に着けることになっているそうです。

 

2 紙芝居は 日本の文化のひとつ 英語と日本の紙芝居を小樽のIさんがわざわざプレゼントしてくれました。

私は張り切って 練習していました。 トランクに入れていたのを取り出しては練習していました。

フィジーで トランクを開けてみたら その紙芝居が見当たらないのです!

ぎゃ せっかくいただいたのに家に置き忘れた!

何ていうことでしょう 

そこで、私は、たくさん持ってきていた紙皿に急遽絵を描いて 即席紙皿紙芝居を作ることにしました。

留学生仲間のKさんは、4歳のお子さんと妻と家族で参加していました。幸い、そのお子さん相手に演じることができました。

終わると その子は 自分で手にもって眺めていました。

そして 1対1の授業の時  先生に紙芝居を見てもらいました

大きな目を見開いて 見てくれました。

 

サンタの学校の仲間たちも それぞれギブ活動を考え実践していました。

 

 

 

英語学校の各教室はクーラーとトイレ付です

テキストは、イギリスOXFORDのものでした。

クラスメイトは17歳65歳の男子(二人ともとても親切!)

女子2名の4人でした。

私たちの先生はPenny、とっても親切で歩き方が優雅でした。

授業の合間に他のクラスと一緒にアイスブレイクのゲームもたくさんしました。(私も参加できる英語で)

休憩時間は、日本語がOKでした。休憩室に集まって談笑したり、課題をしたりしました。山形のおやつも好評でしたよ。 

学校の階下には、洋装店もありました。

私は、好きな生地でドレスを作ってもらいました。2台あるミシンはBROTHER日本製でした。

店の前には アイスクリーム販売車。美味しかったです。

現地スタッフのケンさんの 

フィジーの歴史の白熱授業ありました。

ケンさんは、九州の公務員辞めて FIJIにきてる方です。

 

最後の日に 卒業式をしてくれました。

一人ずつに好きな音楽を流してくれるというのです。そしてスピーチもするのだそうです。もちろん断ってもOKです。

私は、感謝を込めて、英語でスピーチすることにしました。

そして

私の、Graduation song  は

Bob Dylanの Forever Young  

絵本にもなっています。

 

『はじまりの日』

ボブ・ディラン作 ポール・ロジャース絵

アーサー・ビナード訳 

岩崎書店 2010年

 

アーサーさんは、今もアメリカで在校生が卒業生に贈る歌になっていると聞いて、このタイトルにしたそうです。

Forever Young  はじまりの日  

私は気に入っています。

毎日が はじまりの日 

Everyday is the beginning

 

 

ここで 絵本を2冊紹介します

 

『ツバル 海抜1メートルの島国、そして自然と暮らし』

遠藤秀一 写真・文 国土社 2004年

1989年 ツバルは国連報告で地球温暖化の影響で海の中に消えてしまう国のひとつとしてレポートされました。

フィジーにみんなで越してくればいいと首長が言ったとか・・

 

 

『地球というすてきな星』

 ジョン・バーニンガム 作 長田弘訳

 ほるぷ出版 1998年

 ジョン・バーニンガムさんは、自分たちが住む地球という星について、その地球を救うためには何をすればいいのかを考えるきっかけになることを願って書いたそうです。

それは、子どもたちだけでなく大人への願いでもあります。

 

さいごの おまけのフィジーの港の近くの店で見つけた絵本

『MY OCEAN HOME FIJI』

フィジーには子どもたちが大勢いました。目がきらきらしていて 髪の毛がクルクルです。私も天然パーマなので親近感ありました。

公園で            フィジーのLali太鼓

 

 

虹虹虹虹虹虹虹虹虹虹虹虹虹虹虹虹虹虹虹虹虹虹虹虹

読んでいただき ありがとうございました。

「心をじょうぶにする絵本のチカラで笑顔で健康長寿!」

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山形のワクワクのわこちゃんです。

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すきま時間あったら みてくださいね

フィジーの食べ物や泥温泉など書いているかもしれません。

 

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