ありがとう脳腫瘍、さようなら脳腫瘍 -8ページ目

ありがとう脳腫瘍、さようなら脳腫瘍

2014年1月に左小脳橋角部腫瘍が見つかりました。
そのおできと、さようならするまでの、記録。


今日は、ダンナさんが一足先に山口に帰る。

ICUにいたので、面会時間が決まっていて

術後そんなに話す時間もなかった。


午前中に面会に来てくれて

後ろ髪引かれる・・・と言いながら、

寂しそうに帰って行った。


術後4日目。

相変わらず、起きられない。

食欲もない。


頭痛もあって、1日3回くらい痛み止めの薬をもらう。

寝てばかりなので体も痛い。

こんなんで、予定の15日に退院できるのか?


午後から、何となく暇になって

術後初めて携帯をチェックしてみた。


とりあえず、

手術無事に終わりましたメールを、友達に送ってみる。

よく頑張った、の返信メールが嬉しくて

少しテンション上がる。


アメブロでお仲間にして頂いた方、

手術が私と近かったのだが

術後2日目から、怒濤のブログ更新。


まじかよ、すげ~な。


そうか・・・

こんなんで、グダグダ寝てたら、元気になれるわけがない。

そうだ、私がやる気にならないと、周りも助けてくれないよね。


ちょっとスイッチが入った。

とりあえず、今日の目標を立てよう。


「トイレまで(数十メートルだけど)、歩いてみる」


















昨日の午後から、少し気分がいい。

痛み止めの点滴が、吐き気を誘発するらしく

止めてもらってから少しムカムカもおさまったような気がする。


しかし、ひどく頭痛がするため

痛み止めの薬をもらって飲んでいる。

薬が切れると、しくしく痛み出す感じ。


目を開けるのも、しゃべるのも

おっくうだった昨日とは打って変わって、

今日は、面会に来たダンナさんと

少し話しができて、彼もほっとした様子。

明日、一足先に帰ってしまうので、

その前に少しでも元気な姿を見せておかねば・・・

と、気を遣っちゃうんですよね・・・長女気質というか(^_^;)


それから、

私はホントに食欲がなくって、今日の朝ご飯に

おかゆを2口食べたのが、術後初めて。

それも

「もう、起きて食べていいよ。あと、トイレも行けたら管とるから」

とか言われたんだけど、

起き上がるとめまいがして、とてもじゃないけど無理で。

食事も、口にするとムカムカして、全く欲しくなかったな。


その日の午後からあったMRI撮影も、ベッドのまま移動にしてもらった。











夜中に何度も襲ってきた吐き気は

翌日にはずいぶん落ち着いた。

午前中に吐いたのは1回だけ。


これでおさまるかと思ったけど

昼前くらいから、むかむかとまた気持ち悪い。


目を開けると、焦点が合わず、

ピンぼけのような景色で、これまた気持ち悪い。


面会時間になってダンナさんが来てくれたが

目を開けることも、声を出すことも、無理。

手を握ってくれるのだが、

それを振りほどきたいほど、一人でじっとしておきたい。


それからやっぱり何回か吐いて

看護師さんが背中をさすってくれるのだが

それが余計に気持ちわるくて

「さすらないでいいです」

って言いたいけど、声を出すのがしんどい。


頭痛なのか、傷の痛みなのか

頭もズキズキするし、

早く治まっておくれよ。









あ~よかった~手術終わった~

とほっとしたのもつかの間。


きましたきました、いきなりの吐き気。

どっち向いて吐いていいか分からず

思わず傷口がある左側を向いてゲボゲボ。


「あー、そっち傷口が下になるから

右向いて吐いてね」

って看護師に言われて、


「あれ?頭動かしていいですか?(←今さらだけど)」

って聞いたら

「大丈夫、大丈夫」

って、寝返りもOKみたい。


でも、体を少しでも動かすと、

ものすごい吐き気に襲われるので

結局頭も体も動かせなかったな。


でも寝返りしないと、体が痺れてくるから

吐き気を覚悟で、そろそろ体の位置変えてました。


私は思ったほど喉の渇きがなく、うがいも促されたけど

それも必要ないと思ったくらい、とにかくじっとしていたかったです。










 

午前9時に手術室に入って、

出てきたのは午後2時過ぎ。


実際の手術時間は

午前9時30~午後1時30の4時間だった。



手術が終わったと言われ、うっすら目を開けると

私の左側に澤村先生が見えた。


「聞こえるでしょ?」

と言って、ご自身の指をすりあわせて、

私の左耳に近づける。


聞こえる、大丈夫です。


地元の主治医が、酸素マスクを少しずらして

「口をあーいーしてみて、動くよね」

と言うので、その通りに動かしてみる。


大丈夫です、動きます。


「もう大丈夫、元気に帰れるよ」

と澤村先生に言われて

思わず涙が出る。


ありがとうございます。



傷口の鈍痛はあるものの、

それ以外に全く変わりはなかった。


耳も聞こえる、痺れもない、


「腫瘍はきれいにとってもらえたからな」

とダンナさんが手を握ってくれた。



そうか~

すごいな~、先生。

手術大成功だ。