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ありがとう脳腫瘍、さようなら脳腫瘍

2014年1月に左小脳橋角部腫瘍が見つかりました。
そのおできと、さようならするまでの、記録。


毎日少しずつ目標を立て、何とか予定通り

一般病棟に移ることができました。


耳の閉塞感、ふらつきがあるものの

自分のことは自分でできるようになったのが嬉しい。


8月12日に抜糸をしました。

もっと楽になるかと思いきや

重く、何かかぶさっているような後頭部の違和感は続き

こんなもんか、って感じでした。


8月15日に退院予定。

少し買い物など時間を作りたかったので

最後の診察をできたら早めにして欲しいと

看護師さんにお願いしたおきました。


「どこか観光に行かれますか?」

と聞かれたので、まあ、お土産ゆっくり買いたいし、

澤村先生にも挨拶しに、クリニックに寄ろうかなと思ってる

と答えたところ


「本土の方は、帰りにクリニックに寄る人少ないですよ。

みなさん、それより観光を優先にされるみたい。

おんこさんも、別に寄らなくても大丈夫だよ」

って言われました。


そうなのか~、って思いながら、

でも、それはちょっと違うかな、って感じたので

曖昧な返事をしておきました。


私は、きちんと最後のご挨拶をして帰ろう、と思いました。











昨日から、やっとおかずにも手をつけられるようになった。

食欲はないけど、目標の半分くらいは頑張って食べてる。


起きている間は、ベッドの角度を徐々につけて慣らしている。


歩けるまでには時間がかかったが

いざ、歩き出すと、何だか回復が早まってきたような気がする。


今日の目標

「50メートルくらい先にある、自販機まで歩いてみる。」





術後3日目から、左耳が聞こえにくくなった。

それまでは、全く問題なく

「まさにイヤークリアー、手術大成功」

って叫びたいくらい、何も違和感がなかったのだが。


プールで水が入ったような、気持ち悪さ。

自分の声や、食事をする時の音がこもる。

なんだなんだ、急に。


看護師にしつこく症状を訴えたら

入院してる病院の主治医が来てくれて、説明してくれた、


手術後、どうしても水が抜けきれないらしく(洗浄のための?)

体を動かすようになったら、自然に抜けるでしょう、とのこと。

水が中耳に流れるので、中耳炎のような症状になる。

時々鼓膜の裏に水がひっつくこともあり

その時には、一時的に耳が聞こえなくなることもあるとか。


これって、手術の合併症とか後遺症ではないのか?

の問いには

「それはないです、一時的な症状です」

と言われた。


その夜、不安になって澤村先生にもメールでお尋ねしてみた。

回答は主治医のものと大体同じだった。


早く、この不快感から解放されたい。























朝一で

「おんこさ~ん、管外そうか~」

と看護師さんに言われた。


ベッドを起こしたものの

なんだか、気持ち悪くて調子悪い。

寝起きは頭痛もあるし、

「昼から、ご飯食べれて調子よかったら・・・」

って言おうと思ったけど、頑張ってみることにする。


外したからには、歩いてトイレに行かねばならなくなった。


歩くとふらふらする。吐いたりはしないけど、

これは、ご飯食べれてないふらふらもあるのかも。


今日の目標

「ご飯を半分は食べる!」






午後から、ベッドを起こして体を起こす練習をする。

夕方、ベッドに座って足を床につけてみる。


うわ~、なんか、足裏の感覚ないし。


看護師さんに

「ちょっと歩いてみようかな。」

と言ってみる。


「そうそう、行ってみよー!」

と促され、久しぶりに立ち上がる。

足裏がびりびりして、上手く進めない。


たった3日4日なのに、

こんなに歩く感覚がおかしくなるなんて・・・

寝たきりになるのって、ホントに怖いね。


おんこさ~ん、背、高いんだねー!

とその辺りにいた看護師さんたちに囲まれる。


トイレまでの数十メートルが、こんなに遠いなんてね。


「明日、おしっこの管外しましょうね」

と看護師に笑顔で言われた。