雑司が谷の風景
今月1日にオープンした、雑司が谷のタンゴバー「エル・チョクロ」を訪ねます。
すでに訪れた人たちの写真などで、イメージはあったのですが、いい意味で裏切られることでしょう。↑空色の扉の上にある、立派な瓦がいい予感につながります。
入り口を入ると、スペインにも似た雰囲気→、でも、「和」が隠し味に。ここにも、昔の家の名残があります。
店内を見渡すと、こんな感じでしょうか。ダンスフロアのような床、カウンター、椅子の向こうに、ピアノ。そして、欄間、梁が見えてくる。
これだけ色々なテイストのものがあるのに、落ち着ける空間になっているのが不思議です。これは、写真では分からないかもしれませんね。
オーディオのお店以外では初めて見た。僕も昔、買おうか迷いました。それにしても、すーっと身体に入ってくるような音なのです。
床の間だった跡も味を出しているし、和のテイストが残る、襖なんかも←。
昔のタンゴの、それもレコードの音が、真空管アンプを通り抜けて、僕らの耳に届きます。初めてくる場所なのに、とても落ち着いて話ができる、会話が弾みます。お酒も食べ物もコーヒーも、全部が美味しい。つい長居してしまいました。
来月23日、
ここで『その名は、ピアソラ。』再々演!
追記。そして、新展開の予感!
ありがたいことに、大好評のうちに月曜日に終わることができた、物語付ライブ『その名は、ピアソラ。』。追記をトロトロ書いているうちに、書くことが増えて、ますます公開が遅くなってしまいました。
まずは何と言ってもお客様に、再び心からの感謝を。
そうそう、まだ僕が本格的にタンゴを始める前、何度も一緒にピアソラを演奏したピアニスト、酒井和子さんが聴きに来てくれて、ブログに感想を書いてくれました!http://ameblo.jp/lucyshou/entry-10674564273.html
うぅ、泣ける……ありがたや、ありがたや![]()
今晩初回オンエアなのでしょうか?日曜9時フジのドラマ「パーフェクトリポート」のサントラを担当している、林ゆうきくんも来てくれていました。
林くんのブログはこちら http://ameblo.jp/hayayu1231/
。 彼とは……思い出してみると……あれ?お互い近所で、京王線仙川駅近辺で一緒にビールを飲むだけという、平和な間柄だったのです笑 それが、林くんがあれよあれよと言う間に忙しい人になってしまい、仙川から旅立ってゆかれ、しばらく会っておりませんでした!
上、自然カッコイイ左側のイケメンが林くん。左手をどうしていいか分からなくなっちゃってパニクっているのが、右側の某自分。しかし林くん、写真の撮られ方を熟知しておる……さすが今をときめいているアーティスト。なんてナチュラルなんだっ!
立派過ぎて、自分にはもったいない!のが残念ですが、照れますね~うれしいものですね~
そして、Buddyスタッフのみなさん!
とてもお世話になったのです。おかげさまで、とても気持ちよく演奏できました。語りのときに、話し手だけが浮かんで見えるようになど、明かりを作ってもらったり、自然であれば気が付かない部分がとても大事なのですが、まさしく今回の成功の立役者です。
本当に色々な人のおかげで、自分のやりたいことが少しずつ形になっていくんだなあと、久々に実感しています。色々なことが、自分の中で少しずつ、つながってきています。感謝しています!
さて、この演目、折角評判がいいので、もう少し育ててみようと考えています。色々考えていることもあるのですが、まずは内容をもっと研ぎ澄ませていきたい。ぜひ、忌憚なきご意見をお聞かせいただきたく……
……と、もっともらしいことを、モタモタ書いているうちに、速報発生!!
『その名は、ピアソラ。』 再々演決定!!!!
11月23日(火・祝日)
14時OPEN 15時START
@タンゴバー 雑司が谷「エル・チョクロ」 http://el-choclo.com/
MC2500円
雑司が谷に、今月オープンしたタンゴバーです。こちら http://r.tabelog.com/tokyo/A1305/A130501/13117295/ に写真が色々あるのですが、何とお洒落な……
マスターが生まれ育った古民家を改築して作ったそうなのですが、和風建築なのに、なんでしょう?この文化がハイブリッドしたような空気感。早く行ってみたい!
限定40席だそうです。メンバーかお店(03-6912-5539)まで、お気軽にお問い合わせください!
『その名は、ピアソラ。』再演終了!!
ありがとうございました!
三連休の最終日にも関らず、本当に大勢のお客さんに来ていただけました。見た感じは、江古田バディhttp://www.buddy-tokyo.com/ がほぼ満席であるかのように見えました。本当に包み込むような拍手の渦。うーん、幸せだ……
再演と言いながら、曲はかなり入れ替わり、同じ曲でも随分アレンジが変わったりしています。
台本は、ほぼ全面的に書き換えました。説明をできるだけ省き、エピソードてんこ盛り!これ以上は、プロの役者さんじゃないとできない、というところまで、自分で読めるギリギリの内容まで、お話の部分を増やしました。
ドキュメンタリーでも、「オン」と呼ばれる、ロケのときに呟いた一言とか、出来事の中で起こった会話とか、現場で録音できた音をどう活かすかは、腕の見せ所です。臨場感や説得力が違ってくるのです。ワンショットのインタビューさえ、できるだけ撮らずに済むよう、オンを撮れ!と言われたことを思い出します。
ピアソラさんは亡くなっているので、臨場感バツグンだと、立派な怪談になってしまうのですが、とにかくエピソードの中で、説明すべきことが分かってくるよう、工夫を凝らしました!
何と言っても、凄いのはピアソラやその先輩たちで、更にその気が遠くなるような膨大なエピソードを真摯に取材した方々の資料を使わせていただいた訳です。自分は文字通り構成しただけでした。
でも不思議なことに、
その物語の中で演奏していると、何かを感じる……
それが何かをうまく説明できないのですが、特殊な何かを感じていて、それが力をくれる気がしていました。霊的な、とかじゃなくて、音楽的な何かです。
それにしても、本当にお客さんに助けられました。
演奏が終わると、いいタイミングで、それも深い声でかかるブラボーの声!これがまた素晴らしい。あの、心に染みる素敵な拍手は、このブラボーのおかげもあるように思います。
本当に詳しくこのジャンルの音楽をご存知の方々、あるいは逆にまったく初めての方も同じくらいいたはずなのですが、等しく満面の笑顔で我々出演者を讃えてくれたのは、本当に誇りに感じました。
最後に……
もちろんメンバーも最高でした!いいチームになってきたぞ~
だからボチボチ、名前くらい決めないと……![]()
ピアノ、丸野綾子ォ~!
素晴らしいソロを弾いてくれましたッ!
終演後、すべてを使い果たして、控え室になっている地下でゾンビになっていた自分と、それを池田くん、大熊くんが成仏させようと時間を食っている間に、独りでアンコールまでこなしてくれた、頼もしい~
バンドネオン、池田達則ィー!
バンドネオニスタだったピアソラの名前を冠したライブなので、当然バンドネオンはとてつもなく大変。しかも、あまりやらない難しいアレンジを多くやってもらいました。僕が音源を聴いて書いた譜面なのに、よく弾くな~とうれしくて、隣でニヤニヤが止まらない曲も。
ベース、大熊慧ッ!!
「来るべきもの」のソロをばっちり決め、「チキリ・デ・バチン」ではジャズ出身者のセンスを見せつけてくれました。プグリエーセ(という人のタンゴ楽団のスタイルの曲を2曲、演奏)の時も、頼りっぱなしでした!
……それにしても、みなさん、衣装じゃなくてすみません。しかも、みんな同じ向きだ、しまった![]()
この名無しのユニット。次回11月20日(土)、渋谷・青い部屋http://www.aoiheya.com/ に参上、信太美奈さんの企画するイベントに出演するグループの一つです。信じ難いパフォーマンスに出会えるこのイベント、自分自身が楽しみにしています。
写真を手に入れるのに少し手間取り、書くのが遅れてしまいました。
来てくださったみなさま、本当にありがとうございました!どうぞこれからもよろしくお願いします!



