雑司が谷の風景
今月1日にオープンした、雑司が谷のタンゴバー「エル・チョクロ」を訪ねます。

すでに訪れた人たちの写真などで、イメージはあったのですが、いい意味で裏切られることでしょう。↑空色の扉の上にある、立派な瓦がいい予感につながります。
入り口を入ると、スペインにも似た雰囲気→、でも、「和」が隠し味に。ここにも、昔の家の名残があります。
店内を見渡すと、こんな感じでしょうか。ダンスフロアのような床、カウンター、椅子の向こうに、ピアノ。そして、欄間、梁が見えてくる。
これだけ色々なテイストのものがあるのに、落ち着ける空間になっているのが不思議です。これは、写真では分からないかもしれませんね。
オーディオのお店以外では初めて見た。僕も昔、買おうか迷いました。それにしても、すーっと身体に入ってくるような音なのです。
床の間だった跡も味を出しているし、和のテイストが残る、襖なんかも←。
昔のタンゴの、それもレコードの音が、真空管アンプを通り抜けて、僕らの耳に届きます。初めてくる場所なのに、とても落ち着いて話ができる、会話が弾みます。お酒も食べ物もコーヒーも、全部が美味しい。つい長居してしまいました。
来月23日、
ここで『その名は、ピアソラ。』再々演!