音快計画-ヴァイオリン弾きのお仕事とはッ?!- -62ページ目

春の上野から

 帰ってきました、東京。さすがに昨日はくたばっていましたが、復活~

 出発したのは4月1日。その日、上野の東京文化会館で本番でした。

 『東京・・音楽祭』
$音快計画-ヴァイオリニストのお仕事とはッ?!--東京文化外打ち

 大きな音楽祭です。3月中ごろから4月中ごろにかけて、上野の様々な場所で、沢山のコンサートが、今、次々と行われています。クラシックを中心に、でも色々なジャンルやテーマがあるんです。

$音快計画-ヴァイオリニストのお仕事とはッ?!--ステージLS 今回は、小松真知子&タンゴクリスタルの一員として出演しました。
 濃厚なプログラムでした。真知子さんのピアノは本当に素晴らしくて、あのゆるぎなく素敵な演奏には、本当に惚れ惚れします。小松勝さんのギターも。まったく目立たないところでも、全体のサウンドが違う。田辺和弘さんのベースの存在感。音が本当に気持ちいいんです。早川純さん、やっぱり凄い。バンドネオンというあの悪魔の楽器を自在に操って、音楽の中に切り込んでいく。そしてそれにくっついていけてしまう鈴木崇朗さん、ホント2ndの鏡です。
 特にプログラム最後の方は、濃厚4連発で、楽しかった~!その分、ソロは大変だったと思いますが、ヴァイオリン1stの吉田篤さん、本当に凄い!あれだけ難しいソロを次から次にバッタバッタ弾きまくるなんて。

 この素晴らしい面々と一杯飲みたくてしょうがなかったのですが、その足で荻窪駅まで行き、quoVadisのみんなと合流。
$音快計画-ヴァイオリニストのお仕事とはッ?!--暗い新宿 節電はもちろん大切ですが、エスカレーターがほとんど止まっていて、重い荷物を持って階段で上り下りしていたら、次の日から、ものすごい筋肉痛に悩まされました。一つくらい、階段でないルートを残したほうがいいのでは?僕なんかは筋肉痛くらいで済みますが(演奏上かなり困りましたが……)、お年寄りなどはどうしたらいいのか、途方にくれるのでは??
 右は、震災5日後の新宿の夜。もうこれほどではないでしょうが、こういう雰囲気が続いていますよね。直接被災しなかった僕たちの闘いは、これからが本番です。

 いずれにせよ、いざ、北陸!!


にほんブログ村 音楽ブログへ
 ←プチッ。とやってやってください

北陸の四月

 quoVadisは、北陸におります!

 こういうものにはつき物とは言え、やっぱり予想外のことが色々起こり、3日午前4時過ぎに富山に到着。その日の昼に富山、次の日金沢と本番を終え、北陸ミニツアーは、本日昼の黒部での公演を残すのみとなりました。

 詳しくはまた後日書こうと思いますが、北陸、本当に暖かい!まさに身にしみるほどの寒さの中、会場をまさしく埋め尽くす数のお客さんにご来場いただきました。そのみなさんの温かさがずっと伝わっていて、心が熱くなりました。

 確かに、今は大変な世相だし、今ある問題がすべて解決しても、今後は別種の困難に見舞われることになるでしょう。だからこそ今、音楽にできることもある。そんな確信を得ながら、黒部に向かいます!

金沢と黒部の公演について

 東京は、本当にバタバタしています。が、今日はお水もスーパーでお見かけしました(敬語)。自分が普段の生活と思っていたものが、どういうものなのか、考えさせられます。


 さて、4月3日(日)金沢市民芸術村で行う、quoVadisによる『その名は、ピアソラ』公演ですが、前売り2000円、当日2500円としていましたが、一律2000円と変更いたしました。

 4日(月)の黒部、YASUKOハウスでの公演は、完売間近。残り数枚程度ということです!
 ここは、昔、さる日本画家のアトリエだったという場所。遠くから見ると小屋のようですが、近付くとそれは素敵な扉が、その中は木に囲まれた素敵な空間です(すみません、写真は公演のときに!)。ピアノの鍵盤も象牙、どんな音が響くのか楽しみです!

 北陸のみなさまにお会いできるのを、楽しみにしています!


にほんブログ村 音楽ブログへ
 ←プチッ。とやってやってください