音快計画-ヴァイオリン弾きのお仕事とはッ?!- -60ページ目

初日終了+サラヴァ出没の予定のこと

 オペラの初日が終了しました。

 公演時間……約3時間半??疲れ方も物凄い。

 しゃべりまくって弾きまくる、『その名は、ピアソラ』を最初に上演した2回くらいに、勝るとも劣らない。一つ一つは長くなくても、きちんと構成を持った作品を3つ上演するわけですから。


 終演後、この疲れ方について、

「水泳の後みたい」

と、言っていたプレイヤーの一言、まことに印象深い。まさにそんな感じです。今日は二公演。長距離走、距離が2倍に。がんばります!

 それにすても、どの曲も素晴らしく、充実感もちょっと表現できないほどです。



 そして、

 7日(土)、8日(日)、渋谷はサラヴァ東京での、quoVadisの出演時間の概要がわかってきました!


 予定のスケジュールがこちら に発表されています。

 当日のオシ具合によって結構変わりそうですが、7日は21時半から22時半の間、8日は18時半から19時半の間にあると思われます。

 他出演者はもちろん、別のフロアーに出るお店なども相当面白そうに見えます。新たな出会いと発見とが、たくさんあって、心から愉しい。そんな休日になる予感がしてくるじゃありませんか!こちら を覗いてみてください。


 どうぞ、この土日は渋谷・サラヴァ東京へ!!

オペラと渋谷

 先週からかなり追い込まれていて、普段より更に更新が遅れています。

 北陸のこと、どうしても書かなくてはいけないのに書いていないこともあり、もう一本シメを書きますが、その前に、このGWの本番について。



 4月のうちに2回もリハーサルがあった、オペラ公演。

 

 ペルゴレージ「奥様女中」

 プッチーニ「修道女アンジェリカ」

 レオンカヴァッロ「道化師」


 5月4日(水)17:30開演

 5月5日(木)12:30開演 / 17:00開演


 タワーホール船堀小ホール


 一幕ものの短いオペラを3つセットで1公演。3公演あるので、3回ずつやるわけです。

 原語で上演されますが、ちゃんと字幕が付くそうです。

 短い作品って、あまり一般的には知られていないのではないかと思いますが、お話的には、長いものより要素が絞り込まれてます。非常に興味深い。音楽も素晴らしいし、なぜもっとクローズアップされないのだろう??


 オケにはいろんな人が参加していますが、コンサートマスターは、東京シティフィルの戸澤哲夫コンサートマスターが!僕はその隣で弾いています。
音快計画-ヴァイオリニストのお仕事とはッ?!--リハLS休憩だッ!でもみんなさらってます…


 それから、今『その名は、ピアソラ』をひっさげて、ツアー敢行中のquoVadis。久々に、東京・渋谷に登場!


 5月7日(土)

 5月8日(日)


 サラヴァ東京(渋谷)


 映画あり、ライブあり、カフェやショップなど、さまざまな内容のものが渋谷に集まります。僕自身も詳しいことは何も分かっていません。

 ライブは7日18:00、8日17:00に始まって、数多くの出演者が入れ替わり立ち代りステージに立ちます。ミュージシャンだけでなく、ダンスやお笑いなどもあり、正直何が始まるのか分かりません。出番も何時くらいかよく分かりません。


 詳細は、このリンク に出てくるようです。ご覧になってみてください!!




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quoVadis北陸を行く(4)

 金沢の公演の様子は、二つの新聞に掲載されました。先日、僕も見ました!結構大きく載ってました!!グッド!



 北陸の公演は、いよいよ最後の日を迎えます。

 連日微妙な天気、そして真冬の寒さが続いていた、4月4日。
 この日はついに晴天。黒部へ向かう道すがら、立山連峰が圧巻の姿を見せていました……
音快計画-ヴァイオリニストのお仕事とはッ?!--立山連峰
 丸野さん撮影。僕は運転していて撮れなかった……

 麓にある、一軒のアトリエ……だったところ。そこが、

YASUKOハウス
音快計画-ヴァイオリニストのお仕事とはッ?!--YASUKOハウス外打ち  現在は喫茶店になっています。この写真は1月に打ち合わせに行った時のもの。雪が大体解けていましたが、日陰にはまだ残っていました。この入り口の階段は、時期が来ると両脇をバラに囲まれるのです。

 狭くはないけど、広くはないこのお店は、不思議とすごく落ち着きます。陶芸、絵、本などに囲まれ、ピアノの鍵盤は象牙という、このようなロハスな空間に、遠慮なくピアソラが鳴り響くわけですね!

音快計画-ヴァイオリニストのお仕事とはッ?!--YASUKOハウス店内LS オーナーの能登さんをはじめとする多くの方の尽力によって、これがまた、ギリギリの人数のお客さんがいらっしゃって、本当にありがたいことでした。


 それまでの2日とも、ステージは客席より少し以上高く、音響も照明も入った施設だったのですが、この日はみなさんと同じフロアで、地の明かりで。舞台らしい雰囲気などは残念ながらまったく出ませんが、その分お客さんとの距離が圧倒的に近くて、ごく自然な一体感がありました。


 そして、本当にみなさん暖かい雰囲気でした。土地なのか、このお店なのか、お客さんたちの雰囲気なのか、とても落ち着いて、それでいて楽しげで、暖かでした。



 北陸、終了!


 自分の曲とかはやっていませんが、自分が台本を書いて組み立てた作品が、こうして自分に縁のあるところ、広く言えば故郷で受け入れられたこと、何と言ったらいいのか……とても特殊に感慨深かったです。

 さらにストレスなく理解し、さらに深く感情移入できるものを作るべく、たゆまぬ努力をしようと、気持ちを新たに帰路につくことができました!!


 聴いてくださった多くのお客様、お世話になったみなさま、本当にありがとうございました!




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