音快計画-ヴァイオリン弾きのお仕事とはッ?!- -24ページ目

香港・ヴェトナム10日間

 旅行会社のパンフレットみたいなタイトルになってしまいましたが……
 帰ってまいりました!日本に
 (すみません、もう11日も前なんですが……)。
 にっぽん丸。素敵な船でした!色々な人に本当にお世話になってしまい、感謝してばかりでしたが、何とか帰ってまいりました。

にっぽん丸@香港港香港停泊中
 あまり揺れない旅だったのだと思います。本番の日、それも本番の最中はかなり揺れていたように思いますが。なぜか船酔いになることもなく、精一杯弾いて来ました!

廟街近く雑踏廟街近く

 約10年ぶりの香港。全てが何か変わってしまった。しかし漲る力は、想像を超えていました。

電線なぜこれで大丈夫?!(ヴェトナム)

 映画(と漫画)の中でしか知らなかったヴェトナム(ベトナム、の方が日本語表記として正しい?)。物凄い原チャ軍団は、まさしく聞きしに勝ると言うヤツで、今考えても可笑しいです。そして、食べ物、その他のレベルは、期待を裏切らないものでした。

ダナン建物ダナンに残る家

 といった具合で、上陸していた時間は、可能な限り観光しました!ヴェトナムはWiFiがつながったので、仕事のメールなどにも追われましたが、ちゃんと楽しんできました。後は、ほとんど仕事をしていた感じで、どうしてだか時間がなかったなあという印象です。その中で、素敵なことが沢山ありました!
 しばらく書く時間がないと思われるのですが、この旅の記録は、いずれちゃんとご紹介するつもりでおります。乞う、ご期待~!

にっぽん丸東南アジアクルーズへ!

 あけまして、おめでとうございます!
 旧年中は、色々な方に支えていただいたおかげさまで、何とかやってこられました。今年もどうぞ、よろしくお願いいたします!

 さて、13日から10日間、客船「
にっぽん丸」で演奏してきます。東南アジアクルーズの前半10日間を、小松真知子とタンゴクリスタルで!にっぽん丸のことは、商船三井のHPをご覧ください。

 横浜を出て、香港、ダナン、ニャチャン、ホーチミンと。がんばります!
 香港は10年以上前に4日ほど行ったことがありますが、随分変わっているんだろうなあ。
 ベトナムは、昔から一度行って見たかったところ。
 どちらにしても、ほとんど滞在する時間はないので、基本的には船の中できっちり仕事をしてくるつもりです。
 演奏する時間はそう長くない予定ですが、譜面色々や、今年動き出す企画の台本など、書かなくてはいけないものがてんこ盛り。海の上で、全部やっつけてくるつもりでおります。とにかく仕事してくるぞ!

 ……の前に、てんやわんやに。
 ホーチミンの気温は…え?最高33度?!熱帯だったっけ。虫除けスプレーとかあった方がいいんじゃないか、いや待て、こんな季節に売ってないかも?とか。
 ドレスコードがあり、お客様も我々も、衣装を色々持っていく必要もあります。食事もエンターテインメントも、「アジア」をテーマに行われる日があるとのことで、アジアの民族衣装を何か!と言われています。そう言えば、どういうわけか持っていました!京都にいたときだったと思いますが、入手したものが。楽しみです!


 22日に成田に帰ってくる予定です。23日には、三軒茶屋のグループフルーツムーンカフェ(←1/23のところに情報が出ています。ご覧ください)に出演します。よろしければぜひお越しくださいませ。
 しばらく音信普通になってしまうと思います。ブログとしてはいつものことですね…… ご迷惑おかけしますが、どうぞよろしくお願いします!

秋の記(5) 江古田~新宿

 いつの間にか年末だし、本番は12月1日だったので、どう考えても秋じゃないんですが、流れで12月第1週までを書いてしまおうと思います。

新宿文化通りLS

 新宿文化会館。その前の通りです。
 僕は最初の大学生の頃、大体新宿区に住んでいたので、ここは自転車で来られるところでした。この辺りの風景を、よく覚えているのです。

新宿文化通り床

 秋深まる!……とか思っていたのですが、冬でしたね。もう。

ステージから客席
 この日は、日本大学芸術学部の定期演奏会。オーケストラに乗ってきました。
 あまり書けないのですが、常設のオケだったりその時々の編成だったり、大編成だったり小さ目の編成だったり色々ですが、オーケストラの仕事、そこそこですが、しております!
 このようなプログラムでした。

 モーツァルト:交響曲第31番D-dur KV297(300a)「パリ」
 モーツァルト:アヴェ・ヴェルム・コルプス KV618
 ヴェルディ:聖歌4篇第2番「スターバト・マーテル」
 R.シュトラウス:交響詩「死と変容」作品24
 R.シュトラウス:歌劇「ばらの騎士」作品59よりワルツ第1集

 ひえ~っ!
 リヒャルト2連発です。今年は、「ドン・ファン」、「ティル・オイレンシュピーゲルの愉快ないたずら」、とやはり2連発の、楽しすぎるプログラムも経験しております。今年、リヒャルト・シュトラウスの生誕150年だったのです。
 プログラムの内容を聞いたときから、これを学生がやるのかと、心から驚愕。しかし、最後の「ばらの騎士」の中に現れた響きは、本当に素晴らしかった!自分の学生時代を思い出すと、まことにうらやましい限り。しかしまさしく、筆舌に尽くしがたい苦労があったことでしょう。いい本番になって、本当によかった。お祝い申し上げます!

ステージLS