音快計画-ヴァイオリン弾きのお仕事とはッ?!- -126ページ目

見果てぬ夢

ブログネタ:NO ○○, NO LIFE.

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 クレイジー・ケン・バンドの剣さんは、「お金は大事だよ。だって、お金がないと死んじゃうンだよ?」と言っていたと、ある番組でリリー・フランキーさんが紹介しておりました。もちろん、No MUSIC , No Lifeと言いたいところだけど、何か微妙な違和感がある…

 生きている限り、夢を追いたい。でも、生きるだけでも金が要る。夢は(下手をすると、それがかなっても)ほとんどの人間にとって金にならない…しかも、才能があるかどうかなんて分からない、生きていけるかも分からない…
 そんな葛藤を、若者たちが精一杯に演じるミュージカルができました!今週末の土日、桐朋学園内の小劇場で上演です。
ちらし ←詳しくはクリックしてみてください!

 これは、桐朋学園芸術短期大学の演劇科の2年生の、試演会です。ミュージカルへの情熱を押えきれず、青春を投げ打って稽古に励む彼女らは、No MUSICAL , No Lifeでしょうね!

 「レ・ミゼラブル」「王様と私」など、様々なミュージカルの有名ナンバーを、芝居でつないで構成されています。ミュージカルへの夢、自分たちの現状、裂けるような心の叫びの中に、彼らの夢である、傑作ミュージカルの名曲とそのダンスがキラキラ光る星のようjに挿入されています。
 ミュージカル俳優を目指す若き役者たちの、気迫の舞台です!

Sing!
 ↑稽古場での写真ですが、今は劇場で、本格的にPA、照明も入れて稽古に励んでいます。日に日に、グレードアップしていますよ~!
 興味がおありの方、入場無料です。是非おいでください!

12月8日(土)15:00~、19:00~
   9日(日)14:00~、18:30~
 場所:桐朋学園小劇場
ちらし2
 あ、申し遅れました。不肖ワタクシめがヴァイオリンでサポートしています汗

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おまけ

 先月の東京バンドネオン倶楽部の公演の様子、小松亮太さんに写真をもらってきました~
小松さんLS
 チッ!!あと30センチ左に、自分がいたのにな!笑

 TVで観てて分かってたけど、小松さんは本当にMCもお上手です。音楽もエンターテインメントですから、これは本当に大切なこと。上手なしゃべりがあると、きっと聞く人が楽に聞けるし、感情移入しやすいのではないかと思っています。本番前に客席を暖める、前節をくっつけてもいいんじゃないかと、常々思ってるくらいです!

舞台LS  袖から

 ↑こんな編成でした。右は袖からの写真(これだけ初日のもの)。

 微妙に分かるかと思いますが、ヴァイオリンはずっと立ちなのです。考えたら、古楽の本番では、みんな立っているような気がする。確かめていないけれど、座るようになったのが、むしろ特殊なのかな?(大きなオーケストラではヴァイオリンがやたらいるので、見栄えの問題だったりして…あせる)


 さて、今週末はミュージカルの本番です!

 桐朋学園で演劇を学んでいる学生たち(ミュージカルコースというのがあるらしい)の試演会で、あの「レ・ミゼラブル」や「王様と私」など、有名ミュージカルの有名ナンバーを芝居でつないで構成されたものです。気迫の舞台になりそうですよ!

 稽古の様子など、近日中に書いていく予定です。


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【続】 闘う、TANGO

 先日の東京バンドネオン倶楽部の公演、打ち上げも楽しかったのです!

弦セクション

 ↑弦セクションの面々。左から上回りで、Vn専光さん、Cb田辺さん、Vn水野さん。右下から、Va河村さん、Vn近藤さん、Vc内田くん、腕で顔半分隠れている変なのが僕です…


 若きプロ・バンドネオン奏者たちの話に感服しました!
 考えれば当たり前なのですが、バンドネオンの道に入るということは、本当に何の保証もない人生が待っています。音大でバンドネオンを勉強するとか、そういうのはありえない訳で、学生にすらなり得ないですから!それはもちろんとしても、スターになれるかもしれないとか、そういうのもないのです。

 北村聡さんは、関西の大学(名門!)を中退して上京、バンドネオン奏者になっています。今は諸所で活躍されている北村さんですが、いきさつを聞くと、「いや成り行きで笑」と笑うのです。大学時代は、練習場所がなくて(大学のサークルでやってるわけじゃないわけだから)、寒い中、よく外で練習したそうです。

 20歳の鈴木崇朗(たかとき)さんは、高校を卒業…?してすぐに札幌から上京しています。

 微妙な表現になっていることには、理由があります。卒業式直前と直後に仕事(!)で、2月から上京していたそうです。そこで、卒業式だけ出るために一度帰ろうと、師匠(小松さん)に言ったところ、「いや、ちょっと帰ってるヒマないんじゃないかな…??」と、言われらしい。本当にその通りになり、レッスンとリハに追われまくった結果、…卒業式には出られなかったトカ!!汗たかときさん曰く、「結局、どっちが大事かははっきりしてましたけどね~」。
 数日後、実家に卒業証書とアルバムが送られてきたそうです。オトコマエだ笑

 凄い世界です。僕なんてまだまだ甘い…本当に。
 さらに思ったことが色々あります。また書くかもしれません!!

 ちなみに、東京バンドネオン倶楽部の公演は、小松亮太さんのブログ『そんなわけで』 近藤(くろ)久美子さんのブログ にも、様子がアップされています。是非ご覧下さい!

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