ゴージャズ・ライブ!!(まもなく)
10月3日、4日、ビルボードライブ東京 で行われる、小松亮太さん (←クリックでブログへ!)の10周年記念ライブのリハーサルがありました!
3日のゲストはゴンチチさん、4日のゲストは大貫妙子さんという、豪華極まるライブです。
……立派だ笑
地下に向かいます。
階段も、これは……笑
そして、いざ!
(すいません、佐竹さん、ブレちゃって。折角の男前が)
リハーサルには、4日のゲスト、大貫妙子さんがいらっしゃって、一緒に演奏する曲の練習。
1曲は小松さんが書き下ろした新曲で(素晴らしい!)、歌が素敵極まるのはもちろんのこと(つい聴いてしまって間違っちゃう笑)、大貫さん、リハーサルをしながら歌詞を変えていきます!うーん、こんな世界が……
ヴァイオリン近藤久美子さんのブログ
(←クリックで読めます!)にも、記事が!
それにしても、ここの駐車場、面白かった!
写真ほど広くはないのですが、確かに広い。でも、ここに将棋の盤のように車が並ぶ。
出る時がオカシイ。出る順番が重要な訳です。大昔、こういうゲーム(コンピューター系じゃなくて)あったような?
さてさて、後はライブ当日!いざやいざ!!
バンドネオン 小松 亮太
ヴァイオリン 近藤 久美子 宮越 建政
ヴィオラ 番場 かおり
チェロ 松本 卓以
ベース 田辺 和弘
パーカッション 佐竹 尚史
ギター 桜井 芳樹
ピアノ 熊田 洋
+豪華ゲストォ!!
オルケスタ!! そのさん
小松亮太&オルケスタ・ティピカのコンサートの記事も今回で終わります。
やっと本番の話です。長々書いてしまいました。読んでくださった方、ご苦労様でした笑
さて、月の綺麗な夜でした。十四夜。ほとんど満月でした。
でも僕は、小松亮太さんのMCでその話を聞くまで、月が出ていることになんか、ちっとも気がつきませんでした笑
心配された雨もなく、本番の時間には風もかなり弱まっていました。屋内でのライブでは絶対に感じることのない、風趣、感じます。
ただ、湿気、凄かった!!これには閉口しました。
ヴァイオリンは、湿度が高くなると色々不都合があるのですが、もっとも物理的に困るのが、低い弦を発音しなくなることです。弓の毛が弦をつかめなくなって滑り、音が小さくなるのではなく、音量ゼロになってしまうのです。
さらに、楽器はべたべたになるわ、寒さで指はかじかむわ、何とも壮絶なコンディションでした。
それでも、心底幸せな時間でした!
ヴァイオリンは、近藤久美子さんが主に1stを弾いていたのですが、時々2ndに回って、喜多直毅さんが1stを弾くことがあったのです。つまり僕は、名手2人のソロ・1stの妙技を見られるだけでなく、なんと2ndを弾いている音まで、間近で聴くことができたのです!
オルケスタって、タンゴの学校でもあるみたい。実戦中に「盗め」みたいな部分がまずある(一昔前は、職人だろうがサラリーマンだろうが、何でもそうだったらしいし)。それと、小松さんがリハーサルで出す指示を通して、曲想や奏法のイメージが染み込んでくる部分とがあるからです。
本番中の舞台
休憩なしに1時間半、ぶっ通し。演奏するのはもちろん大変ですが、聴く方だってえらく大変だったハズです。ところが、むしろ最後まで段々と、お客さんたちの集中力が上がっていくかのように感じたくらい。本当に幸せな時間を過ごせました!
本番後は、レセプション!素敵な料理がいっぱい。
ミュージシャンって、本当に面白い人たちばかり。これがまた、話も上手なんです。ライブのMCなど聞いてみてください!
バンドネオン鈴木崇朗くんのTシャツ。ちょっとぶれていますが、クリックして見ると読めるはずです。
「宵越しの銭はもたぬ」と。
あまり冗談じゃなく、そういう極端な人もいらっしゃいます。最近、それが本来自然なことなんじゃないかと、ふと考えることがあります。僕は小心者なので、もちろん考えるだけです。
一ノ関駅に戻ってきました。新幹線に乗るまで、まだ時間があるということで、おみやげなど買ったりしている、パーカッション佐竹尚史さん。
よく見ると……
「純金カステラ」
(向きが逆だった笑)
実は早めに起きて、一部のメンバーは中尊寺観光をしていたのですが、その時に佐竹さんはこんなおみやげを買っていました↓
さすが平泉!!
ささ、本当に帰りますかー
1日おいて、ほぼ全員集合でレコーディングがあったのですが、とりあえずこれにて終了。お疲れ様でしたー!
本当に得がたい、夢のように素敵な体験でした!!お客さん、スタッフのみなさん、メンバーのみなさん、ありがとうございました!!!
バンドネオン 小松亮太 北村聡 早川純 鈴木崇朗
ヴァイオリン 近藤久美子 喜多直毅 宮越建政
ビオラ 番場かおり
チェロ 松本卓以
ベース 田辺和弘
ピアノ 三枝伸太郎
ギター 桜井芳樹
パーカッション 佐竹尚史
オルケスタ!! そのに
東北、なかなかどうして暑かった!![]()
野外ステージを横から↑ 入っていくとこんな感じ↓ 左にPAブース。
この舞台、後ろにどーんと池。うーん、素晴らしい!
ところが、これがかなりのくせもの。容赦なく舞台上に風が吹き込んでくるのです。
お!涼しいッ!!と喜んだのも束の間……突然、
楽譜がすぽーんとぶっ飛んだ!!![]()
そうなんです。リハーサル中、楽譜が飛びまくったのです!飛距離を競ってるんじゃないかというほど、次々飛んでいきます。あれ~。←そこまでじゃなかったかも?
洗濯バサミ、クリアファイル、色々使って飛ばないようするのですが、突風にはもう一つ勝てない。
結局、僕のところは、ひもで縛って大きな洗濯バサミで固定。これで何とかなりましたが、今度は譜面をめくるのが大変……
それだけじゃありません。マイクが風の音をひろいまくります。
ゴオオオーッ!!
という音がひっきりなしに聴こえて、その分、演奏者の音が聴こえない笑
主に1stヴァイオリンを弾いている近藤久美子さんの音が聴こえない。ユニゾン(同じ音符を弾くヤツです)が合っているのか、ちっとも分かりません。えいや!と、覚悟を決めて弾きました!笑
さらに問題が!
昼の1時に始まったリハーサルですが、夕方になってくると日が落ちてくると、西日が舞台上にさしてきます。楽器が日焼けする~
これは非常に重大な問題なんです。楽器表面に塗ってあるニスは直射日光を浴びると変質してしまう。さらに、部品の板同士を繋ぎ止めているにかわも、温度が上がると変質してしまって、接着力が著しく低下する。……らしいからです。
可能な限り日が当たらないように、不自然に身をよじって演奏。あとで、エライ腰にキマシタ![]()
オルケスタって、本当にカッコイイ音がするんです。リッチだけど、キレが凄い!なんと言っても、バンドネオン隊のド迫力!!聴き応えはたまらんのではないかと思います。凄い音圧と響きの美しさの渦に、演奏しながら同化していく感覚は、鮮烈そのものです。
突然、
ゴーン。
鐘が鳴ります。風もひゅうひゅう吹くし、陽が落ちて肌寒くなってきます。
幽霊が出てきそう?笑
へとへとになってリハーサル終了~。でも、バンドネオンの北村聡さん、池を見ながら練習してます。
さらにつづきます~


