オルケスタ!! そのに
東北、なかなかどうして暑かった!![]()
野外ステージを横から↑ 入っていくとこんな感じ↓ 左にPAブース。
この舞台、後ろにどーんと池。うーん、素晴らしい!
ところが、これがかなりのくせもの。容赦なく舞台上に風が吹き込んでくるのです。
お!涼しいッ!!と喜んだのも束の間……突然、
楽譜がすぽーんとぶっ飛んだ!!![]()
そうなんです。リハーサル中、楽譜が飛びまくったのです!飛距離を競ってるんじゃないかというほど、次々飛んでいきます。あれ~。←そこまでじゃなかったかも?
洗濯バサミ、クリアファイル、色々使って飛ばないようするのですが、突風にはもう一つ勝てない。
結局、僕のところは、ひもで縛って大きな洗濯バサミで固定。これで何とかなりましたが、今度は譜面をめくるのが大変……
それだけじゃありません。マイクが風の音をひろいまくります。
ゴオオオーッ!!
という音がひっきりなしに聴こえて、その分、演奏者の音が聴こえない笑
主に1stヴァイオリンを弾いている近藤久美子さんの音が聴こえない。ユニゾン(同じ音符を弾くヤツです)が合っているのか、ちっとも分かりません。えいや!と、覚悟を決めて弾きました!笑
さらに問題が!
昼の1時に始まったリハーサルですが、夕方になってくると日が落ちてくると、西日が舞台上にさしてきます。楽器が日焼けする~
これは非常に重大な問題なんです。楽器表面に塗ってあるニスは直射日光を浴びると変質してしまう。さらに、部品の板同士を繋ぎ止めているにかわも、温度が上がると変質してしまって、接着力が著しく低下する。……らしいからです。
可能な限り日が当たらないように、不自然に身をよじって演奏。あとで、エライ腰にキマシタ![]()
オルケスタって、本当にカッコイイ音がするんです。リッチだけど、キレが凄い!なんと言っても、バンドネオン隊のド迫力!!聴き応えはたまらんのではないかと思います。凄い音圧と響きの美しさの渦に、演奏しながら同化していく感覚は、鮮烈そのものです。
突然、
ゴーン。
鐘が鳴ります。風もひゅうひゅう吹くし、陽が落ちて肌寒くなってきます。
幽霊が出てきそう?笑
へとへとになってリハーサル終了~。でも、バンドネオンの北村聡さん、池を見ながら練習してます。
さらにつづきます~