音快計画-ヴァイオリン弾きのお仕事とはッ?!-

お越しくださいまして、ありがとうございます!クラッカー



■ TVから、音楽の世界へ!

TV局のディレクターとして、番組の企画・構成・演出をしてきたのですが…職業ヴァイオリニストへの転身を決意し、音大へ!
卒業後、タンゴ、クラシックを中心に、ライブやレコーディングの

演奏・企画をしています!!!



『その名は、ピアソラ』

 ライブに、ドラマやドキュメンタリーの面白さをねじ込んだ、劇場型ライブ。

 ディレクター時代の遺産、ラジオと同じ方法で書いた台本。
 それはピアソラの人生を辿る物語。

 そこに挟み込まれた音楽が、ピアソラの心情を描き出します。
 物語と音楽が絡み合い、ぐんぐんピアソラの世界に引き釣り込みます!


 東京での4回の公演の後、ピアソラ生誕90年の2011年、
 この作品は、quoVadisと3月北陸、4月東海に旅をしました!
 予想を遥かに超える反響があり、無事終了いたしました。
 そしてピアソラ没後20年の2012年、
 スペシャル・ヴァージョンを上演、好評をいただくことができました。
 お世話になった皆様、ご来場くださった皆様、ありがとうございました!

■ 2009年、アルゼンチンに行ってきました!

その顛末は、こちら
http://ameblo.jp/onkai-projects/entry-10230620030.html
からどうぞ。

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『アストル・ピアソラの青春』8/31まで限定配信!

8/31までの限定配信!いい音で録れています!

『アストル・ピアソラの青春』

Teketにて!

https://teket.jp/5595/24577

8/11(金) 00:00 ~ 8/31(木) 23:30

 

ピアソラはいかにピアソラになっていったのか、をテーマにしたお話付きのコンサートです。主に、その青春時代を話しています(ほぼ、エピソードだけ)。

音楽は、ピアソラがパリでオペラ座メンバーと、またアルゼンチンに帰国してタンゴの猛者たちと、おそらく全力で闘いながら録った、気合いの入った録音から主に演奏しています。

数曲、ピアソラとは直接関係のない名曲も、構成の都合から入れています。

 

編成が特殊(バンドネオン+弦楽オケ+α)な上に、演奏も非常に難しい(バンドネオンが物凄いことになっています…)という条件が重なっているからだと思いますが、これまでほとんど演奏されていません。

しかしこの時期の録音、僕の一番好きなピアソラです!

すでに、ピアソラでありながら、タンゴという音楽の面白さが十二分に残っている。そう感じます。

 

ニューヨーク育ちで、異邦人として帰国した16歳のピアソラが、タンゴを象徴するような存在であった、トロイロの下で修行する。独立して作った自身の楽団を経て、悩むピアソラはクラシックに活路を求め、パリに作曲留学します。そこで彼は、自分の道を決めることになるのです。

パリでの録音は、人生を決めた師との出会い、その後の修業を経て、帰国前に録ったものです。

 

この中で、タンゴをおそらく弾いたことのないオペラ座の音楽家が、曲によってはですが、タンゴらしいニュアンスで弾いているのです!

そこには、ピアソラがどうしても出して欲しかったタンゴの話法があって、丁々発止のやり取りの結果、最後は何か分かりあった、そんな過程があったはず!そう、僕は想像します。

 

反則なことに、今回配信のコンサートでは、元の録音にはいなかった、タンゴのピアノ、ベースがバッチリ入っています。

アレンジが、タンゴ未経験者でも成り立つように、かなり特殊に書かれているので、タンゴ百戦錬磨の彼らもいつも通りにはできないのですが、タンゴのリズム、語法がしっかりと入りました!

当時のピアソラの思い描いた音楽に、もう一歩近付いた部分はあるのではないか。そう思っています!

 

帰国後の録音は、逆に、タンゴの名手たちが演奏しているので、その曲を普通のオケのように譜面を弾くだけでは、音楽になりません。品川フィルはそれを何とかタンゴにしないといけない。

そういった訳で、初日のリハはバラバラ、音もヘニャヘニャになり、予想通りとはいえ、非常にキビシイ出来に。

それが、聴いてもらえれば分かるのですが、クラシックらしいクオリティを持ちながら、かなりタンゴらしいサウンドに仕上がっていると思います!少なくとも、クラシック奏者が演奏している中では、僕はこれまで聴いたことのないレベルになっています。

 

若き日のピアソラの、人生を切り拓く闘い。

それをどこまで描けているか。色々思うところはありますが、楽しんでいただけるものに仕上がっていると思います!

 

出演:

構成・ソロヴァイオリン 宮越建政

バンドネオン 北村聡

ピアノ 松永裕平

ベース 田中伸司

指揮 河村 逸平

品川フィルハーモニー・アンサンブル

 

演奏曲順:

プレパレンセ、ラ・クンパルシータ、ノニーノ、パリのカナロ、心のすべて、栗色と青色、バンガルディスタ、セーヌ川、ピカソ、勝利、さらはパリよ、ミエド、リベルタンゴ、デル・バホ・フォンド、インペリアル

 

※注意事項ですが…、色々な変更の結果、最初の方にものすごく話を詰め込むことになり、最初の方の曲間がとても長くなってしまいました。曲は前述の順なので、話は飛ばし飛ばし見ていただけましたら…。

2021年もまもなくおしまい!

 そろそろ今年も終わりに差し掛かっています。

 今年は、非常に厳しい年でした…。6月までの本番は、すべてキャンセルになり、去年からいくつも面白い依頼を頂いていたものが、ことごとくなくなってしまいました。夏以降は、珍しくクラシックがほとんどで、数は多くないのですが、ありがたいことに面白い本番ばかりでした。

 

 中でも忘れられないのは、武満徹の『弦楽のためのレクイエム』。

 多めに準備をして、リハーサルに行きました。行ってみたら、…指揮者がいない!アンサンブルのお仕事です、というざっくりとした話を聞いていたのですが、実は指揮なしのオーケストラでした。そういう意味でしたか…!

 最も困ったのは、3連符のあるフレーズ。3つの音符を、機械的に、時間を3等分するように、演奏されないことはよくあるのですが(音楽上の必然性による)、曲がまあまあゆったりとしたテンポなので、その伸び縮みがすぐに分からない!一番後ろに座っていたので一層難しく、飛び出すわ、遅れるわ、てんやわんやになって、呆然としました。師匠を始め、○馨のOBの方や、某音大の元学長など、名前も顔も昔から知っている重鎮が数多く乗られていたこともあって、これは大変なことになった…と、非常に重た~い気持ちになっていました。必死に、でも守りに入らず攻めて行って、何とかなったのは当日の朝。本番は、なかなかないほど楽しく演奏することができました。いい時間でした!

 

 さてさて、年末までいくつか本番があります。満席になっているものなどもあるのですが、まだお席があるものだけ、紹介させてください。

ピアソラ生誕100周年記念【GALA TANGO】 

       生演奏コンサート&ダンスショー&ライブミロンガ

日時:2021年12月17日(金)

 16:30~20:30 (受付16:00~)
会場:迎賓館・綱町三井倶楽部 別館2階 
 港区三田2-3-7「麻布十番駅」(東京メトロ南北線・都営大江戸線)2番出口徒歩8分アクセス

 料金:¥21,000(税別) 2drink &サンドウィッチ付き                     
*サンドウィッチを軽食(小皿3品・スープ・パン・デザート・コーヒー)&2drinkに変更の場合¥26,000(税別)限定50食 
【ご予約&お問い合わせ】 (銀座リベルタンゴ サエ&ファン・カルロス)
☎090-3471-1317 e-mail: ginzalibertango@gmail.comまたはsaeyjuan@yahoo.co.jp

品川フィルハーモニー・アンサンブル

      定期公演 第11回 クリスマスコンサート☆2021

 

日時:2021年12月24日(金)
 13:30 開演 ( 13:00 開場 )
会場:スクエア荏原(品川区立荏原平塚総合区民会館) ひらつかホール (東京都)
出演:品川フィルハーモニー・アンサンブル / 河村逸平 / 大塲なつき

 

※ソリストが変更になりました。

お問い合わせ先: アーティストコミュニティジャパン:0120-649-041
自由席 一般2,500円 学生1,500円 65歳以上 1,500円
https://t.pia.jp/pia/ticketInformation.do?eventCd=2129128&rlsCd=001
↑こちらからお求めになれます。

復活の東京タンゴ祭!

何年ぶりでしょうか、東京タンゴ祭、復活です!ぜひ!

東京タンゴ祭  2021 スペシャル

日時 :2021.7.2 fri.
4:30 door open 5:00 start
料金 : 全席指定(税込み)¥4,800

場所:渋谷さくらホール
渋谷区文化総合センター大和田〒150-0031東京都渋谷区桜丘町23-21
(渋谷駅徒歩5分)

お申し込み、詳細は下のページを御覧ください。出演者情報など、バッチリ分かるようになっています。

 

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