スマホで綺麗に撮るなら超重要!ピントをきちんと合わせるためにすること

 

 

 

「うーん、ピントが甘いなあ」

 

プロに写真を添削されると

多くの人が言われます。

 

 

オンラインサロンでも、

スクールの写真の添削でも

私もよく言う言葉です。

 

 

 

ピントって、結構みんな甘いのです。

ぶっちゃけ甘々です。

 

 

スマホだから、

オートだから、

しょうがないでしょ、

って思うかもしれない。

 

違います。

 

 

 

スマホは確かにオートフォーカスですが

ちゃんとピントを意識するだけで、

 

写真の伝わる力がアップします。

 

 

 

 

ピントの重要性

 

ヘリコプターのおもちゃを持って走る子ども。

 

かわいい!

のに、ピントが合ってない。

 

 

 

スマホの画面なら

ピントが甘いことがわかりにくいのですが

 

違和感があります。

 

なぜなら

人間の目では、そう見えないから。

 

 

 

 

どんなに素敵な被写体が写っていても

ピントが合っていないと

 

ボツです。

 

(個人の思い出用にはありだけれど)

(意図してピントを合わせてないならOK)

 

 

 

 

合わせたいところに、

ちゃんとピントが合っているか?

これはとても重要です。

 

 

 

ピントの合っている写真は、見やすい。

 

 

 

 

 

何もしなければピントはどこにあう?

 

iPhoneはとても優秀なカメラです。

しかし、私が「どこにピントを合わせて欲しいか?」は分かりません。

 

 

何もしなければ、

 

一番前にあるもの

真ん中にある大きいもの

人っぽいもの

色が目立つもの

 

など「主役っぽいもの」に合わせてくれます。

 

 

何もしなくても、真ん中にいる人にはピントが合います。

 

 

 

 

ピントを自分でコントロールする意味

 

しかし、カメラと私の意見が合うとは限りません。

 

自分で「ココにピントを合わせて!」と

カメラに指示したほうがいいです。

 

ピントの合う位置で、写真から伝わるメッセージが変わります。

 

 

 

▶︎子どもの顔にピントが合っているバージョン

 

 

伝わるメッセージ:髪を切るのに、ちょっと不安そう。

 

 

 

▶︎手にピントを合わせたバージョン

 

 

伝わるメッセージ:こいつ、ふざけているなー。

 

 

人は、ピントが合っているところに目が行きます。

そして、そこから物語を感じとります。

 

 

 

ピントを合わせる場所

 

 

ピントを合わせる場所は

「その写真の主役」となるポイントです。

 

「ここに感動した」

「ここを1番見せたい」

「ここが主役」

「ここが1番素敵」

 

そのような1番心が動いたポイントにピントを合わせます。

 

 

 

五反田の駅そばの猫じゃらし。

その力強い生命力に感動して、逆光も素敵だったので、ビルを背景に撮ってみました。

 

 

 

背景にピントが合ってしまったバージョン。

うーん、失敗。

 

 

 

 

 

スマホのピントの合わせ方

 

スマホでピント位置の指示するときは、

被写体をタップするだけ。

 

iPhoneもAndroidも、ほぼこの方法です。

 

 

タップすると黄色い四角が表示されて、

素早くピントを合わせてくれます。

 

image

 

image
 

 

これで、好きなところにピントを合わせられます。

手前や奥にも合わせられます。

 

前ボケ、後ろボケもコントロールできます。

 

 

▶︎前にピントを合わせて、後ろボケ

 

image

 

 

▶︎後ろにピントを合わせて前ボケ

 

image

 

 

 

ポートレートモードを使うと、

黄色い四角の形が角丸になります。

ピントの合わせ方は同じです。

 

image

 

 

 

 

スマホでピントを固定する方法

 

 

タップしてピントを合わせる。

すごく簡単!

 

しかし、より大きい被写体が真ん中に現れたりすると

そっちにピントが移ったりします。

 

 

自分の足にピントを合わせて部屋を撮っていたのに

入り込んできた夫にピントがあった例。

 

 

 

また、ねこじゃらしの例みたいに、風でゆれるときもあります。

 

 

 

ピントをずっと同じところに合わせておきたい場合、

ピントの固定ができます。

 

ピントを固定しておけば、時間が経ってもピント位置が変わりません。

 

(カメラ用語で「置きピン」ってやつ)

 

 

 

 

では、iPhoneでピントを固定する方法。

 

iPhoneでピントを固定するには

「ここにピントを」という場所を長押しします。

 

 

上に「AE/AFロック」という表示が出ます。

そうしたらOKです。

 

image

 

Androidも、長押しでピント固定が多いです。

(機種によるので、違ったら調べてみてください)

 


 

 

 

 

あーん、子どもの顔にピントがあってない。。。

 

 

 

あとから

ピントは直せない。

その時しっかり意識して!

 

 

 

 

 

 

 

オンラインサロンも、スクールの添削も

「ピントが甘い」と言われる人はかなり多いです。

 

自分で気づきにくいので

プロの添削をしてもらうのも1つ。

 

オンラインサロン等の活用もしてみてください。

 

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