汚事記 -10ページ目

汚事記

汚い事が記されます。

嫌がらせか?
アメブロをPCで開くと、ヘビの画像のバナー広告が。
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出会ったら最期!地球上で最も危険な動物とは…
と書いてある。
PR Skyrocket株式会社、だってさ。
かなり前からしつっこく表示される。もはや妨害。
アメブロ、何とかしろよ。


約1時間後、ヘビの別バージョン。
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「危険な動物ランキング」1位による年間犠牲者……

知らんがな。
何これ。こんなもん広告にして何をさせようと?
浮気だとかアジア美女だとかニンニクだとか腐る食べ物だとか、この会社の広告、こんな下品なのばっかりなんだけど。嫌がらせに特化した広告か?

『静かなること』

人間テープレコーダー・村越茂助のエピソード。有名な話。

清州を中心に結集している東軍の諸将……福島正則、池田輝政、黒田長政、細川忠興、中村一栄、浅野幸長、堀尾忠氏、京極高知、加藤嘉明、田中吉政、筒井定次、藤堂高虎、山内一豊、金森長近、一柳直盛、徳永寿昌、九鬼守隆、有馬則頼、同豊氏、水野勝成、生駒一正、寺沢広高、西尾光教など、他に徳川家の本多忠勝、井伊直政。

7月の何日からだったか、ガラケーからアメブロが出来なくなるので、練習も兼ねてパソコンから入力してるんだけど、辞書がバカで、すっごく入力しづらい。文系に関するPCの要領の悪さっつーのか、それが如実に出る。

 

『戦端開かる』

08月10日 石田三成、佐和山城から兵6700を率いて大垣城に進出。家康が西上してきたらどうしよう、みたいなビビリムード。

大坂城の毛利輝元、動く気配なし。実は毛利は内部で意見が対立していてまるでダメ。

08月19日 村越茂助の伝令を東軍諸将、聞く。

08月20日 東軍進撃決定、福島正則と池田輝政、先陣争い。岐阜城を直接たたくことに。登り口は2つ。木曾川上流と下流に分かれて攻める。

下流…福島正則、細川忠興、加藤嘉明、田中吉政、藤堂高虎、中村一栄、蜂須賀豊雄、京極高知、生駒一正、井伊・本多の手勢を加えた1万6千人。上流……池田輝政、浅野幸長、山内一豊、有馬豊氏、一柳直盛、戸川達安など1万8千人。

対する岐阜城……織田秀信の手勢6千500、6里離れた犬山城に石川貞清、稲葉貞通、関一政、加藤貞泰、竹中重門など1千700、4里離れた竹ヶ鼻城に杉浦盛兼に毛利掃部、総勢合わせて9千になるかならぬか。

08月21日 東軍、木曽川左岸に進軍。田中吉政と中村一栄は羽黒付近に出て犬山城の石川貞清に備え。

正午頃 織田秀信から三成へ「東軍が木曽川を渡って岐阜城へ攻めかかるので援軍頼む」と注進。秀信は織田信長の嫡孫だが不肖な三代目だったので、籠城を主張した家臣・木造具正の主張を退け、兵力の半数を新加納と米野の間に配置。

08月22日 木曽川上流で織田勢発砲。約束の狼煙を待てず上流の池田勢、進行。正午前、河田を渡られ織田勢、撤退しだす。下流の福島正則以下、日暮れまでに竹ヶ鼻城を抜き笠松西北の太郎堤で夜営、上流組がとっくに川を渡り岐阜に近づいていることを知る。

 

「ーー上流の諸将が、われ等を欺して先に岐阜城へ攻めかかる所存ならば、われ等は更に一歩をすすめて、ここから直ちに大垣城へ馳せ向かっては如何であろう」

 戦場での諸将の功を競う猛々しさは、まさにかくのごとき……

と書いてあって、おかしくて笑ってしまった。

 

そんな状態で攻め入ったもんだから、かつて信長が天下布武とか言って築城した名城・岐阜城もあっという間に……23日に落ちてしまい、織田秀信も捕まった。祖父の信長に生き写しってぐらい似ていたので、東軍の皆もしんみりしてしまい殺されずに助かった、みたいな感じ。

 

『見えぬ采配』

東軍は先を争って進撃、じりじり押される石田勢。24日には赤坂に東軍結集、対峙する三成は大垣に軍を集めなくては勝ち目がなくなってしまった。西軍の体勢が整い、両軍の勝敗が決するのは9月中旬と視られた。家康、すべて読めていたのか、9月1日になってようやく江戸を出発。徳川勢、3万2700余の人数。中山道からの秀忠を待たず速戦で仕掛けることに。もししくじっても秀忠が後から来るし。戦後の処理に余力を割かねばならぬと考える家康。

14日、前線の岡山の陣に家康到着。

 

『松尾山の眼』

松尾山の小早川秀秋。8月28日に徳川に味方する浅野・黒田からの手紙を読んで、家康側に付くことに決めたらしい。その時にはすでに西軍の中にいたので、本心を言ったら袋叩きにされるってんで黙っている。9月14日夜、大谷刑部が秀秋は大丈夫かと、話に来る有名なシーン。

秀秋、酔っぱらっていて刑部に会うつもりなし。二人の家来が相手をする。

三成勢の味方をするわけじゃないけど、小早川秀秋みたいな態度の奴はホント嫌いだ。なんなの、こいつ。

 

『石田草』

石田草……このタイトルが目に入ったとき、思わず変な笑いが出てしまった。……石田草。ダメだ、おっかしい。

島津豊久が三成のとこに来て、夜襲を勧める有名なエピソード。

その後、三成、周囲の状況から自らの人生における過ちに気付きだす。これまでの他人との接し方・考え方を猛省し未熟を悟る。しかし既に時は遅く……ここんとこは可哀そうで、読んでてちょっと泣きそうになった。この章はこれからも度々読み返そうと思う。

 

『東軍進発』

三成、石垣城を出て佐和山へ。家康を中央におびき出して退路を断つつもり。毛利が動くことはないと読んでいる家康、桃配山に移り布陣。関ケ原の東端へ本陣を進める命令。

 

『火蓋切らる』

午前8時、霧が晴れ家康、進攻開始。井伊直政と家康の四男で秀忠の弟・松平忠吉が抜け駆け。南宮山の毛利動かず、松尾山の小早川の叛心も既に疑うべくもないと島津義弘もまた動かず。東軍と西軍、さらに毛利と小早川のような都合の良い方につく中立の、三つ巴の戦とみるべき。三成を憎む黒田、北の端から大きく右手に迂回、三成勢の島左近の本体に射撃、突っ込んでいく。

 

『戦の皮肉』

島左近が撃たれたと聞いた三成、ショックを受ける。

その頃、松尾山では……様子見の小早川秀秋、黒田家と家康の使者それぞれに脅されて震えたり脂汗を垂らしたり。

南宮山の毛利は……若い秀元をそそのかせば楽勝と踏んでいた安国寺恵瓊だったが、秀元は吉川にすべて任せてある、と取り合わない。そこへ池田輝政と浅野幸長の軍が発砲してくる。あてが外れて焦る安国寺恵瓊、慌てて長束を走らせたが結局、徳川派の吉川が(既に前の晩、東軍に和議を申し込んでいた)うんと言うわけもない。長束の家臣・小西が秀元をせっつくも、「これからランチ・タイムだから」と苦し紛れのハチャメチャな答え。有名な「宰相のカラ弁当」。少し経ってから恵瓊のもとに秀元の使者が来て「なぜ我々が動かないのか私にはわからんが、何か理由があるのだろう、そっちは好きにやってくれ」と言ってきた。すげーぶっ飛んだ絶縁状。

島津義弘は戦場の中、まったく動かない。

 

『勝敗の鍵』

正午になり、予想外に長引く戦に家康、いらいら爪を噛む。動く気配のない「山の上の伜」こと、小早川秀秋に向けて発砲。ビビった秀秋、やっと西軍を裏切って山を下り、大谷吉継の軍に突っ込んでいく。周囲の軍勢も次々東軍に寝返っていき、観念した大谷吉継、三成が自分の後の茶碗で茶を飲んでくれたことを思い返したり、信義を貫いてきたはずなのにどうしてこうなったのかと不運を嘆きつつ、切腹。かわいそう。

 

『老虎若豹』

大谷吉継の首は本人の遺言通り、家臣により隠され、どこに埋められたかわからない。その頃には勝敗が明らかになり、島津義弘、家康の本体を掠めるような形で遁走、慌てる徳川。松平忠吉、義弘の首を取ろうと追いかけるが腕に槍を受けて負傷、敵と泥の中でくんづほぐれつ。井伊直政はあと一歩で追いつきそうだったが足を撃たれて落馬した。

西軍完敗。

毛利勢はなぜか山の上で鬨の声をあげた。

三成の本隊はどこへ行ったのか行方不明。

安国寺恵瓊は逃げてから一度、秀元のもとへ戻ってきたが、また逃げた。

 

『勝者の陣』

慶長五年九月十五日、関ケ原の戦が終了、家康の陣中の様子。

忠吉と小栗大六のエピソード、いい感じで決着するんだけど、これはホントかなーと。何でもいい方に持ってきすぎじゃないか? 実際はやっぱり見殺しにしただけなんじゃないかなと思う。

 

『敗者の点睛』

今度は三成の方。三成、家臣とともに伊吹山中を逃避行。家臣と離れて一人で大坂を目指す。途中で生米を食べたので激しい下痢に見舞われながら18日に幼少時の手習いの師匠のいる法華寺に逃げ込む。そこで佐和山城にいた一族が皆、自害したことを知る。寺では見つかるので百姓に案内させて岩屋に隠れることにする。百姓たちは、かつて公正な裁きを施された、というので三成のことを非常に尊敬していた。そんな話をしているうちに三成が涙をこぼすあたりで感動。泣ける。百姓の家族に迷惑をかけないために自分から役人のもとへ行くことに。

 

『虜囚の駕籠』

9月21日、三成が捕まり、25日に大津の家康本陣へ移送された。

本陣前の野外に十二畳の新しい畳が敷かれ、そこにおかれていた間、通り過ぎる者がそれぞれ声をかける。福島正則がからかうと「お前を生け捕ってこうしてやるつもりだった」と言い、小早川秀秋相手には言い負かす。黒田長政は怒りにスジを立てながらも「無念だろう」と三成に自分の陣羽織を掛けて縄目を隠してやる、っていう有名な場面。やがて家康が面会。三成は伏見城で殺した鳥居元忠の息子の鳥居成次に下げ渡されることに。成次に仇として成敗されるかと観念していたら、風呂に入れてくれたり好物の韮雑炊を出してくれたり、新しい着物まであてがわれる。自刃した石田家遺族のことまで気を遣われ、三成感服。このような家来を持つ家康が羨ましかった、とあるあたり、やはり周囲の人の質が違ったのか。いや、それまでもそうした人々は間違いなく周りにいたはずで、それを三成自身で見ないか、見られるような状況に自分を置いてこなかったのでは。

 

『新しき地図』

戦後処理。最初の方に三成と、その戦の総括みたいなことが豊家の背景も加えて書かれていて、これはまったくその通りだと思う。家康は今度の戦は秀頼にはかかわりないこととして、何の処断もなし。これは……どうかな。今回は仕方がないか。毛利輝元のことは「うつけ」と呼んだが、これは至極もっともなことで作中にも書かれてるけど、安国寺恵瓊みたいな坊主に騙されたとかそんな言い訳で大大名が戦を起こすなんてキチガイに刃物だ。毛利はここで潰しておけば……と思う。幕末から現在までずっと禄でもないし、こいつら。

 

『女の意地』

高台院の許の「お袖」、三成の処刑を見ておくことに。この作中、三成の開戦の背中を押したのは、間違いなくこの珍妙なエスパー女、「お袖」であると思う。

途中、本阿弥光悦と会い、一緒に行くことに。

私も三成の見方は光悦と同意見で、おそらく秀吉が家康への何気ない愚痴をこぼすのをずーっと聞いてる内に、徳川家は敵、みたいに認識されていったんじゃないかと。

 

『淀君日記』

淀君、大野修理亮治長、修理の母・大蔵の局、秀頼、片桐且元の様子。

家康のことやら黄金のことやら。

 

『預かる者』

家康、片桐且元と話し。秀頼のこと、淀君のこと。且元、(家康とはいったい悪魔なのか仏なのか……?)と驚嘆する場面があるが、多分、家康はすべてわかってて言ったりやったりしてると思う。ほんとに思考がきめ細かい。

 

『政略婚略』

二の丸での秀忠と忠吉の会話。なぜ千姫を秀頼の嫁にやらなきゃならないのか、そこまで豊家にへりくだる必要はあるのか、と忠吉。本多佐渡は関ケ原から秀忠お付きになったらしい。

59歳の家康に6番目の男子誕生。

秀忠が眠りにつく様子で終わるんだが、秀忠ってのはこれまでの描写でも「只者じゃない感」がすごかったけど、言うなれば「律儀の病気」みたいな、異常者というか病気に近い意味での「只者じゃない感」。でも、これくらいじゃないと家康の引継ぎはとてもできないだろうという安心感はある。

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今回の7832は100株につき14,981円。税別でこれはすごい! 税金にもってかれる前は18,800円。この他にまだ、冬にも少しだけど配当がつくし、ポイントも2000点つく。ポイントはバンダイの商品購入か、おもちゃ券に交換かイタリアントマトでの食事に使える。私はいつも焼き菓子の詰め合わせと交換している。
それよりもフィギュアーツのウルトラマン・真骨彫とアストラを買えるようにしろよ。テンバイヤーが17,000円で予約とっててムカつくし。こないだもここのアメブロ開いたら脇のバナー広告に楽天のが出てたぞ。「S.H.Figuarts ウルトラマン 真骨彫 17,000円 予約受付中」とか。なんつー店だったかな。転売屋だ。楽天もアマゾンもそういうショップは出店禁止にしろよ、ようするにグルじゃん。


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こないだのペギラはオーロラフィルムを詰め込んで光らせた。カメラに撮ると緑や黄色の光が写らないな。実物はもっと綺麗。50×60cmのオーロラフィルムをまるまる1枚使った贅沢仕様だ。蓄光BB弾とかもギッシリ入れて光らせたい。
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アストルフォきゅんfigmaの私服ver.、やっと手に入れたぞ。
顔パーツが欲しかった。「ダル顔」とされているやつの破壊力が凄そうだと思った。これは「アヘ顔」に近いのではないかと。
これが出た頃のfigmaは接着が手抜きなのが多く、他にも雑になっているのでまたどっか外れたりするんじゃないかと心配していた。私服ver.はスカートの後ろ側がなぜか硬質パーツになっていて、脚が広げられない謎設計だった。この手のキャラで脚が開けないとかさぁ……ダメじゃん。硬質パーツは2つのピンで腰に接着して固定されているんだけど、片方が浮いていた。長さが合わなかったのか単なる接着ミスなのかはわからないが、立たせて眺めた時に浮いて感じて良くない。あとは……あっ、胸から腹部のボールジョイントが浅いのか緩いのか、少し動かすとすぐポロッと外れる。欠陥figmaだった。アストルフォきゅんの最初のfigmaはブーツが足に接着されてなくて引っ張ると抜ける。襟周りのファーみたいのの接着が雑で汚らしい。あとは……剣を鞘に修める状態にしてると少し動かしただけでポロポロ落ちる。


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それで普通のボディは使えないから「figma 男性body (リョウ) with 浴衣コーデ」のボディに首をつけて使うことにした。顔の色とボディの色が違うけどいじってる内に気にならなくなる程度の差だった。


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figmaのアーキタイプ next:heと組み合わせていろんな体位にして遊んだ。やっぱこの表情パーツはすこぶる優秀。エッロ。


最近はまた歯医者に通っていて、疲れてしまった。あっちが治れば今度はこっち、みたいな状態で、結局、全部の歯を一度手直ししなくてはならないみたいな傷み方だ。2本神経を抜いたので大変だ。痛み止めとか抗生物質とか飲みまくりでクスリ漬けみたいな。
17巻。関ヶ原直前のおもしろい話がてんこ盛り。

『颱風の眼』
三成の失脚から5ヵ月、家康は伏見城へ入っていた。
入城の仕方が今までと違って、らしくない狡猾さ。石舟斎こと柳生宗厳、いきなり登場。石舟斎に稽古を受け、剣を通じて効率よい物事の攻め方を学んでいたらしい。ナルホド。

『空を切り裂く』
家康、大坂城に入る。
益田と長束の流したデマカセを逆に利用。家来をぞろぞろ引き連れて押し入ってくる様子はマジでヤクザ。家康が突然、コス狡い性格に変貌したのも、石舟斎について攻めに転じたのだと解釈すれば、それほどおかしくない。この辺りは作者、巧いなと思った。

『出家』
北政所、家康に西の丸を明け渡し大坂城を出る決意。
家康の入城にあせった浅野長政、寧々に泣きつく。秀吉の子飼いの者たちが二派に別れて争うことを悲しむ寧々、家康に任せることに。彼女に道理を説かれて五奉行筆頭の長政も目が覚める。

『放れ箭』
佐和山・正法寺、三成と家来の島左近、安宅作左衛門。
浅野長政が倅・長重を江戸に人質に出し本人は甲府に隠居、大野修理・土方河内は常陸へ流され、前田利長は家康に服従する気配であることが語られる。三成、松永久秀を倣った決意であることを左近と作左に明かす。

『支流本流』
安宅作左衛門、淀屋常安の許にいる「お袖」を高台院(寧々)の隠宅へ住込ませる手筈を整える。「お袖」本人は戦後の三成遺族の生命乞いを寧々にするつもり。

『機と断と』
直江状の回。
伊奈図書の疑問に家康と正信が答えるスタイルで直江状の裏の裏を説明。直江兼続が家康に三成を討たせる為に、作戦を立ててるような感じ? 第三者から見て、家康が上杉に仕掛けざるを得ないような手紙を出して、三成の挙兵を誘導、そこを突け、みたいな。この小説は平和な世界づくりを望む家康が主人公だから、直江状にガチ切れして戦を仕掛けるんじゃマズイか。

『茶碗のこころ』
光悦と寧々と「お袖」の話。
結局「お袖」は寧々に仕えることに。福島正則と金吾中納言(小早川秀秋)に対し、光悦を通して寧々が忠告。

『機は熟す』
家康、上杉征伐へ。
6月の軍議、含みを持たせた配属配置。
伏見城での鳥居彦右衛門元忠との涙の別れ、これは有名な場面で語られることの多いところ。
長束の領地を脱してから後は江戸へ向けての呑気な遊山旅が描かれる。

『破滅の真理』
義の人・大谷刑部、三成の説得を受け入れ西軍につく決意。
この17巻は有名なエピソードが続くので、(ああ、これは○○で読んだな)とか(テレビでみたな)というのが多い。
刑部が三成に「貴殿は大将の器ではない」と言うシーンもあった。毛利を味方につけて大将にしなくてはならないと刑部。毛利を動かすにはまず安国寺恵瓊、というわけで、三成、大谷刑部、恵瓊の3人が揃った。

『東行西探』
家康、なかなか上杉の会津征伐に出ない。上杉家を追われた旧家老・藤田能登守とのやりとり、藤田はまだ上杉との繋がりがあるらしい。家康、諸侯に西の情報を隠さずすべて知らせることにした。「天下安定の為に働く」をスローガンに。章の最後で江戸を出発。

『西の挑戦』
毛利輝元、大坂城・西の丸に入る。三成が草案の「内府違いの条々」や檄文の紹介。実にくだらない。
西軍が迫る伏見城の鳥居元忠、敵や味方? のあらゆる説得をはねつける。

『不退転の星』
細川ガラシャの死。三成がたの人質になるのを拒み、死ぬまでのお話。ガラシャの描写を読んでると現代人風のイメージが浮かんで来てしまう。

『伏見攻撃』
伏見城が落ちるまで。甲賀衆の家族を人質にとったと矢文を放ち、内部から破らせる三成。汚い、さすが汚い。元忠たちの奮戦と最期が描かれる。

『突風前夜』
小山評定。有名な話。家康が居並ぶ諸将に「今回の戦は逆心の石田三成が起こしたものだけど、一応は秀頼の為と称してるし、みんな人質もとられてるだろうし、戦わずに帰ってもいいけど」と言うアレ。皆感動して誰一人帰らず、逆に家康に城を明け渡すから使ってくれと言い出したりして、事が上手く運びすぎだ。引き返して三成を伐ちに行くにしても、さすがに上杉を放っておくわけにもいかず家康、次男の秀康を説得して抑える。

『西風競わず』
パッとしない西軍のようす。
金に左右される織田勢。かつての三法師君・織田秀信や信雄あらため織田常誠入道、黄金千枚の約束で味方につくはずが、増田がケチって銀千枚を渡したので「ちょっと考えさせてくれや」と引っ込んでしまったらしい。どっちも貧しいな! 身も心も。三成は毛利をいかに焚きつけてやる気にさせるか考えていて、安国寺恵瓊に相談。何かすごい手管があるのかと思ったら、輝元の迷信を利用するとかで、ますます駄目っぽかった。

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こんなのが3月に発売されていたなんて知らなかった。危うく知らないまま、買い逃すとこだった。「怪獣博覧会」とかってタイトルが良くない。「アルルミ」、つまり「アルティメット・ルミナス」のシリーズと同じサイズと仕様の、アンドロメロスとレッドマン。
レッドマンは劇中で電飾がなかったから、この商品でも目とか光る所はない。
メロスは黒いバイザー越しに目が光る。電飾のルミナスユニットをONにしないと、まっ黒いままで、これはルミナス向きのヒーローだと言える。
ふたつともファイティングポーズだ。「アルルミ」のウルトラシリーズはファイティングポーズと技ポーズの2パターンがだいたい出ていて、今回のレッドマンは、
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ペギラのカプセルに「レッドアロー」と専用右腕、バードンのカプセルに「レッドナイフ」と専用右腕がそれぞれ同梱されている。レッドアローはグニャグニャに曲がってしまっていたからドライヤーで熱したら、だいぶまっすぐに直った。まだすこし曲がっているが、劇中のレッドアローもこれくらい曲がっていたのでまあいいか。
レッドマンは目の色がイメージとなんか違うな。こんなにオレンジっぽくないんじゃないかな。(ブログをアップしてから画像を見たら、ちょうどいいイメージ通りの黄色に写っていた。そっちで合わせてある?)
ペギラとバードンはよくわからない明らかにハズレな展開の商品で、ペギラは胸から上しかなくてしかもツバサが設置するジオラマカプセルの折り目に沿ってカットされているし、バードンに至っては首から上だけだ。ルミナスユニットで目が光るんだけど、ぜんぜん嬉しくなかった。塗装ではバードンはこっているがペギラは手抜きでトントンな感じ。塗装といえばどちらも、小さい目玉に黒目が丁寧に書き込まれていて、その点でいいかげんなイメージは相殺されているが、資源の無駄遣いだと思った。
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アルルミのウルトラマンタロウとウルトラマンジョーニアスと並べた。好きなウルトラマンが統一規格で揃うのはいい気分だ。あとは『ウルトラファイト』版のセブンがあればバッチリなんだけど。去年の断捨離で他のウルトラマンのアルルミは捨ててしまった。銀色の特撮カラー版ジョーニアスは、やっぱとっとけばよかった。失敗。
今日は『シン・ウルトラマン』を観に行こうかと思ったが、YouTubeで予告をみたらやっぱりつまんなそうで、行かなかった。いまの日本の俳優のクッサイせりふ回しと変な顔芸、アレがまず嫌なんだよね。いつからああいう低能向けみたいなおちょくった芝居ばかりになったんだ。科特隊もまたいつもの公務員みたいなのになっててくだらない言い合いすんだろ? ザラブは楳図かずお版みたいでいいなと思ったけど、今風のヘナヘナした何言ってんだかわかんないやっすい歌で観る気がしなくなった。金がもったいない。

16巻は秀吉が死んだ直後から。コメディとして読めなくもない、石田三成がメインの巻。因果応報とはこのことか、みたいな。

『忌中の鯉』
家康の屋敷へ三成がやってきて、秀吉が息を引き取ったことを知らせる。秀吉の死は朝鮮に派遣した兵が戻るまで隠しておきたい、と三成。三成は家康のことを敵視していて、滅茶苦茶な言いよう。陰湿で粘着質、何でも悪い方にとる。「ニチャア……」って感じ。なんで秀吉はこんなのを重用してたんだ。

『三成思案』
伏見城では側近すら、秀吉はまだ重態のまま生きていると思わされていた。快方に向かった快気祝いと称して、城内でも鯉汁がふるまわれる。五奉行の内、4人(石田三成、前田玄以、浅野長政、増田長盛で、今そこにいないのは長束正家)が集まって話し合い。家康は豊臣家の取り潰しを画策しているから何とかしなくてはならんのだと諭す三成。他の3人は迷惑そう。

『朝鮮撤兵』
五奉行が家康と前田利家に登城要請。利家は秀吉の死がかなり堪えているらしく、顔色悪い。
議題は朝鮮撤兵。三成、家康にいちいち突っかかる。続いて葬儀の打合せも終わり、三成、いい気分。ついでに淀君にご機嫌伺いに行き、家康か利家のどちらかに嫁いではどうかと話して帰っていった。ここから淀君が三成を「痴れ者」と見下すようになる。

『おんな評定』
三成の言葉が気にかかる淀君。肥えた家康を裸にしてなぶる妄想が描かれる。
淀君は五奉行のひとり、長束正家を呼び、家康は敵に廻すべきではないと述べ、何か贈り物をしたいと言い出す。三成の嫌がらせで、家康の屋敷は周囲より低いとこに建てられていて、周りから弓や鉄砲で狙い放題だった。そこで長束、向島に敷地をあげたら喜ぶでしょうとアドバイス。
「自分が、秀吉自慢のギヤマン張りの湯殿の中で、ずんぐり丸い内府(家康のこと)を裸にむき、しきりに江戸の臭みを洗い流してやっている幻にハッとしたのだ。」
と、また淀君の妄想が書かれてこの章は終わる。

『雲動く』
家康が孫の千姫とその母・阿江与、さらに側室の於亀をあやす。阿江与は家康の息子・秀忠の嫁。浅野三姉妹の末っ子で、茶々こと淀君の実の妹。気が強いらしい。そこへ長束正家が訪ねてきて、淀君が向島へ屋敷を建てて移るよう仰せとの知らせ。家康はなぜ淀君がそんなことを言い出したのかビックリ。今、そんなことをしたら三成が切れ散らかしそうだから、増田も同意するなら普請にかかろう、とかわす。
次に茶屋四郎次郎と本阿弥光悦が訪ねてきて、博多にいる三成と加藤清正の間に諍いがあり、仲裁の知恵を借りたいと言ってくる。三成の気性を考えると、自分が関わっていたら火に油だから名前は出すなと注意。
「家康」的には、三成には特に気を使っているのがわかる。ああいう人間には関わらず、とにかく触らずに事を荒立てないのが良策らしい。

『戦後の風』
博多。神谷宗湛と島井宗室(島屋)の会話から。三成が家康に戦を仕掛けるのではと心配。宗室が三成にあてがった「小女郎・お袖」登場。もう少し後の方で描写があるが、この女、間違いなくニュータイプ。一度、三成の屋敷から逃げ出してきたが、戦になるかもと聞き、再び潜り込み間諜として働く決意をする。

『分裂の芽』
秀吉幕下の武断派と文治派の対立。
朝鮮からの引き揚げ船が博多に入ってくる。ボロボロで引き揚げてきた藤堂高虎、加藤清正、浅野幸長、黒田長政、鍋島勝茂、長曾我部元親、池田秀氏らに三成が膳を用意しての太閤死亡報告。もともと清正らに嫌われている三成、散々つっこまれボロクソに貶される。涙目の三成を慰めるお袖。
このお食事会はおもしろかった。

『加賀模様』
秀頼の世話役を勤める前田利家の家族像描写。利家、咳がとまらず病が重くなる。三成は嫌いだが秀頼守護の役目大事と大坂に兵を出す準備にかかる。妻・阿松、嫡男・利長、その弟・利政の描写がアットホーム。そこへ三成が見舞いを口実にチクリにやってくる。秀吉の遺言に反して、家康が大名間の縁組みを勝手にしているらしい。利家が話を聴いていくと、もう話し合いで済むような段階を過ぎていた。すべてはまず、秀頼が大坂に移転してからということに。

『江戸の覚悟』
三成に言われて生駒親正と「承タイ」って坊さんが家康の屋敷に来て、伊達、蜂須賀、福島の縁組を勝手に進めたのはどういうわけかと詰問。家康は「縁組しちゃ駄目とは知らなかった」と、すっとぼける。
今度は加藤清正がやって来て、北政所の指示で家康を警護しにきたと言う。福島、黒田、藤堂、森、有馬、織田有楽斎、新庄駿河守なども屋敷を警護するそう。
有馬法印の屋敷で藤堂高虎と話し合い。三成が前田利家を巻き込んで、家康と戦になりそう。

『触れて鳴るもの』
三成、見舞いと称して前田家に入り浸り。いま利家にソッポ向かれたら誰の後ろ盾もなくなるから、一生懸命ご機嫌とり。しかし利家は細川忠興らに説得されて家康と和平交渉することに。

『ご遺志談義』
寧々、清正の報告を受ける。
利家が、伏見にいる家康の元まで病身を推し自ら和平交渉に赴く構えと聞いて驚く寧々。そうなると今度は家康が利家に答礼してくれなくては世間体的な釣り合いが取れなくなる。そのことを家康に説明して、答礼の約束を取り付けてくれるよう寧々が清正にお願いする。めんどくさい奴らだ。
「三百万石という数字は、一万石に二百五十人ずつの割と見ても、七万五千という数字が出る。しかもこれは秀吉と違って、家康と一心同体、父祖代々の譜代の数ではなかったか……(旗本だけで八万騎を擁している……)寧々はその数字の恐しさを、秀吉との十四歳からの生活で知りすぎるほどに知って来ていた。寧々にわかるこの数字が諸侯にわからぬ筈はない。」
とあって、ナルホド。家康のパワーはとんでもないな。

『道くらべ』
交渉にやって来た利家、家康の部下に斬られるかも知れないとか、あーだこーだ、死を覚悟。
いざ家康の屋敷に着いてみると、急な予定変更後にも関わらず、病身の自分のために布団や暖房が用意されており医者も3人待機させてある。さらに自分の寵臣・神谷信濃守はおろか、前田家の料理人まで招かれて料理を作っていた。行き過ぎなこころ配りに(恐ろしい男だ……)と感服、完全に兜を脱ぐ。家康、向島への移転を了承、利家に向けての答礼も請われる前に自分から切り出し、細川忠興、「さすがにのう」。

『一つの決意』
三成、お袖の酌で自棄酒。誰がこう言った、あれがそう言ったとグチグチ考える。お袖に当たり出すが、ズバズバ正論を返されプッツン、髪を掴んで引きずり回す。しかし話す内に、あまりにも三成のことを解りすぎていることに気付く。自分はどうなるかと聞いてみたら、
「国許で世捨て人となるべきだが、気性からすると無理、そうなると負ける戦を敢えてして意地を通さずにはいられない、後世に真実の気持ちを伝え残すにはここで戦って死ぬしかないからだ。依怙地になって自分で自分を窮地に追い込み、自分の立場も見極められないから仕方ない。負け戦をする勇気はあるのか」
とまで言う。
三成はすっかり参ってしまって、お袖も母になった気分に。
「三成は再びはげしく息をつめてお袖の肩をつかんでいった。電光のように胸を叩いて、パッとあたりを七彩の虹で包んだものがある……「お……お……お袖」こんどはお袖は、三成の手を振り払わなかった。お袖もまた三成の眼の中に、お袖の心を掴みとったとわかる大きな輝きを見たからだった。」
との描写があり、これはまるでガンダムのニュータイプのあれじゃん。お袖はシャアの言う「私の母になってくれたかも知れない女」にピッタリ当てはまる。

『虚空は尽きず』
やっと秀吉の葬儀。家康、利家、寧々、それぞれ思うところが描かれる。三成、完全に家康を殺す覚悟がついた模様。そして彼らを俯瞰する淀君。

『有情非情』
三成の屋敷に、毛利輝元、宇喜多秀家、増田長盛、長束正家、前田玄以、小西行長が集まって密談。こないだまでの三成は「どうやって家康の横暴に釘を差しておこうか」って感じだったのがいつの間にか「家康は生かしておけない」と変わっていて、皆、退き気味。が、とにかく今集まっている面子は家康排除側の意識を持つことに。
家康、利家への答礼に屋敷を訪れる。三成の考えは読まれていて、家康側の細川幽斎、福島正則、藤堂高虎らも警備。利家、豊家の秀頼のことは基より、家康に倅達のことまで頼むと告げる。そこへまた三成が見舞いにやって来て細川や藤堂、利家の息子が殺気立つ。三成はおとなしく帰ったが、前田利家を境に派閥が形成され、争いの兆候が。

『死に就く人』
利家の最期。阿松に遺言を書き取らせる。
脇差の新藤五国光を持って来いと騒ぎ、畳の上で死ぬ誤りを犯すところだったと叫び、武人として自害しようとしたがそれより先に血を噴いて死んでしまった。

『宿縁の火花』
利家が死んでしまっていよいよ後ろ盾を無くした三成。お袖は何もかも判っている様子で、今日にも加藤清正らが屋敷を襲ってくるだろうと言う。逃れるなら当の敵の、家康のふところ、とまで含んだ物言い。城内で加藤清正、福島正則、黒田長政、細川忠興、池田輝政、浅野幸長、加藤嘉明らが、屋敷を囲んで三成の首をとる相談をしているとの報せあり。清正らが石田邸に来た頃にはもう、三成は逃げていなかった。言いつけ通り屋敷に残ったお袖は間諜と判断され監禁された。

『窮鳥猛鳥』
三成は佐竹義宣に伴われ宇喜多秀家と上杉景勝に会う。一旦、伏見へ逃れてから、揃って家康にどうにか取りなしてもらおうとか心配して色々な案が出されたのに、三成はまたいつものアレで「家康の元へ逃げると見せて乗り込んだ上で意見してやる」と言い出す。佐竹は三成を家康の屋敷まで送り、本多正信に取り次いだが体よく追い払われてしまい三成独りに。本多正信と三成、それぞれの思惑を交えたヘンテコなやりとりが面白かった。三成がおかしいだけになおさら妙な具合になっていってギャグマンガみたいな。家康が出て来て結局、国許の佐和山へ警護付きで帰ることになり、三成は部屋を出て行った。さすがの家康も三成の態度や言うことにイライラが募っていたのか、本多正信に向かって「頼ってきた者を見殺しにできると思うか、たわけめ!」と一喝。
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15巻、随分かかってしまった。
『老いの愛児』
明と講和の方向へ。秀吉の跡を継ぐ実子・秀頼誕生。関白を譲られていた秀吉の甥・秀次、巷で「殺生関白」と呼ばれている模様。
『聚楽の奥』
現・関白の秀次、泣いたりキレたり情緒不安定。妾を30人はべらせて八つ当たり。秀次、悪い部下の甘言に乗せられるように。
『苦悶の太閤』
秀吉、大坂着。甥・秀次の扱いを妻・寧々に諭される。寧々、すこぶる出来た女性。続いて秀吉、息子・拾い(秀頼)に初対面、鶴松が戻ってきたと涙を流す。生母・茶々こと淀、ひと安心。淀君、関白秀次に異常な憎しみ。
『歴史は移る』
蕉庵、木の実、茶屋四郎次郎、家康の話し合いによる、現状の紹介と再確認回。つまらない。くさい。
『黒幕たち』
久々に出てきた曾呂利新左衛門、年老いて弱っている。呂宋助左衛門、登場。東洋に日本人町をつくる計画が紹介される。木の実が出て来る回はくだらない。
『吉野詣で』
秀吉、秀次、家康、前田利家のメンバーで吉野に遊山の計画。秀吉が秀次との関係軟化を狙ってのもの。木の実、寧々との密談後、石田三成に捕まり斬られそうになるが助かる。
『破局』
秀吉、秀次と吉野から高野へ遊山したが、逆にギクシャクして駄目だった。家康と息子秀忠、茶屋、木の実、土井利勝、お話。作左が死んだこと、明国に関わる知識、加藤清正と石田三成らの対立、最後に近いうち秀忠に縁談が来るだろうとのこと。相手は淀君の妹、阿江与の方(達姫)で3回嫁いだがすべて夫が死亡、子供は4人産んでいる女性。童貞の秀忠、ガチ涙目に。
『秀次地獄』
秀吉の耳に秀次の悪い噂。たぶん淀君と三成が流してるんじゃないか。秀吉、3つになる「拾い」をつれて伏見城へ移る。跡継ぎは「拾い」に決まったと世間では見るようになり、秀次の周りから人が離れていく。秀次の酒乱は酷くなり刀を抜いて愛妾が斬られそうになりヒヤヒヤ。小姓と秀次、助かる方法を必死に考える。相談の結果、朝廷へ献金し出家することにしたが、朝廷へ献金したのを合図に謀叛者として取り押さえられるピタゴラスイッチが既に仕組まれていることを彼はまだ知らない。
『肉親颱風』
徳川秀忠のもとに秀次から囲碁の誘いが。秀次から囲碁の誘いがあったら、秀忠を人質にとる作戦だから気をつけろと言われていた徳川方、ドキドキ。かねて打合せの通り、「秀吉に茶に誘われてるから」と断り、秀吉に会いに行く秀忠。秀次のみでなく子や妻妾まで捕らわれたことを知る。
『高野の雨』
謀反人として捕らわれた秀次、高野山の青厳寺に連れていかれる。秀次、果たして助かるのか。木食上人がとりなしてくれそうな雰囲気に。祖母の大政所が助けてくれる夢を見て目覚めると山を軍勢が取り囲んでいるのを知る。つらたん。戦国は終わったからこういう描写はもうないと油断していた。
『畜生塚』
3人の小姓、秀次、淡路、隆西堂、切腹。続いて秀次の妻妾と子供たち38人の三条河原での処刑の様子が描かれる。ここは残虐で酷かった。秀吉はダメだな。
『和議の幽霊』
家康、内大臣に任ぜられる。呼び方も「内府」に。秀吉は秀頼を偏愛するようになりどんどん目が曇っていく。伏見から京都に大地震発生、伏見城も潰れて女が三百人圧死。関白一族の祟りとの評判。蕉庵と木の実のやりとりで、明との交渉役の小西如安、また適当な仕事をしていることが判る。
『わかれ路』
家康、秀吉に明王からの使いの船には明王の娘などいないことを伝える。そもそもさー、明が負けたわけでもいないのに、明王の娘をよこせだとかあんなハチャメチャな条件のむわけないだろ。秀吉ってアタマおかしいんじゃないのか。秀吉、やっと加藤清正を呼んで話を聴く。朝鮮からの使者を追い返した後で明の使者に会い国書を読ませて激怒、また戦争だー!と息巻く秀吉。
『醍醐の桜』
明の使いを追い返しまた朝鮮に出征。秀吉、家康を連れて醍醐の馬場の糸桜を見に出掛ける。そこで「ここに吉野をつくる」と言い出す秀吉。何千本もの桜を植えて池や滝も作り御殿や護摩堂も建てようとか。家康、(今はそれどころじゃないし秀吉は狂ったのか)と心配になる。そこで秀吉、「あれは嘘だ、びっくりしたか」と種明かし。でも一年後、「やっぱアレやるわ」ってことになって1ヶ月で工事を完成させるように言いつける。やっぱり狂ってた。花見の前日は天気が悪く、植えた木が倒れたり花が散ったら大変だ、と一本の桜に3人ずつ人夫をつけたと書いてある。6、7千本の桜と言ってたような……さらに昔からそこに生えてたようにしろと秀吉が命令するので根本に苔も敷いてあるからそれを踏まないようにしなくてはならなかったそうで。
『最後の決闘』
カッコイイタイトルだけど内容は秀頼の嫁に家康の孫の千姫をくれっていう約束をとりつけるだけだった。むしろ、何が秀吉をこんなに変えてしまったのか、それを見極めなくては自分にも未来はないと焦る家康の思いの方が面白い。
『飛び火植民』
木の実が呂宋助左衛門に連れられて外国へ行くことになる回。
『地に還る者』
いよいよ秀吉が最期を迎えるにあたり、家康が死というものに対して思うところが描かれる。信長、秀吉、家康の生涯における目的は日本の統一と平定だった筈が秀吉の心は天下と家の二つに割れてきていることに戸惑い悩む家康。最後に秀吉が死んだことが書かれた。
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今朝の体温、37度ちょい。
この一時間前は37度8分あった。
今日は一日中、37度前半の体温で、さっき計ったのを見たら、37度4分だった。
昨夜は22時に寝たんだが、夜中の1時過ぎにトイレに行きたくて目が覚めた。おしっこなんだけど、それから頭やら背中やら左腕と左脇が痛んでなかなか寝つけない。苦しい中、ウトウトしてはハッと目が覚める。汗で布団が熱く濡れていて嫌な気分だった。今度は5時頃にまたおしっこで目が覚めた。一晩に2回もショーンベンで目が覚めるなんて初めてかもしれない。
それから眠れなかった。前日に、今日は仕事を休むことに決めていたのでラクではあったが、つらい状態だからまったく楽しくない。熱は37度前半に綺麗に下がって昨日に較べりゃかなりマシだった。一日中、布団の中で眠ったり目が覚めたり、それを繰り返していた。
夜になったらもう平熱になってるんじゃないかと思ったが、相変わらず37度前半のままだ。発熱の経緯を見ていると、まるでプログラミングされたメカ的な何かみたいなので、明日の朝にはピッタリ下がっているかと思われる。現状、背中の痛みはなくなった。左腕の中を痛みが上がったり下がったりしていたが、今は薄れつつある。左脇の胸側が痛い。左肩の注射を刺したあとは痒い。腫れもひいた。あとは頭痛かな。右のこめかみの上のあたりが時々、ズキーンとなる。他には、咳が出て辛い。それから、前にもなった……接種2回目の時だったかな、仰向けに寝ていて目をつぶるとクラクラと落ち込んでいくような感覚がある。
今日もはやく寝よう。
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熱が37度9分出ている。アタマ痛い。キッチリ熱が出た。いや、前も熱があったのかもしれない。測らなかっただけで。
今回はあまりに具合悪いので、家の人がなんか額にあてるデジタルのでピッ! とやったら、38度熱があると言う。そんなオモチャみたいなものアテになるかと水銀体温計を探し出して計ってみたら、確かに7度9分あった。
昨夜は注射された所が痛くてよく眠れなかった。きっと骨にグッサリやってワクチンをチューチュー出したのではないかとか、いろいろ考えたら、なおのこと寒気がしてヒジと中指の掌の骨がズキズキしだした。
仕事は休めないし、途中で帰るにしても朝はとにかく出なくてはならないから、フラフラ車で出勤した。この頃は肩の針が刺さった箇所の痛みと肩の腫れ、肘と左手の、ズキーン……とくる鈍い嫌な痛みが目立った。昼くらいになると立ってると息がハアハアするので、途中で帰って寝ることにした。2時頃、全身にゾワゾワの強い、特に背中に激しく痺れるような感じがしだして、なんかおかしいなと思い始めて一眠りした。10分くらいですぐに目が覚めて、頭にズキーンと神経的な痛みが出だして、室温の暑さ寒さがいよいよわからなくなりだした。この辺から発熱が激しくなったのではないか。
でも風邪で38度ある時に較べたら、割と元気だ。動くと咳が出るけど。
今回思ったけど、ワクチン接種は駄目なんじゃないかな。こんなに副作用が強い割に移る時には移るみたいだし何日も寝込むようじゃ。
注射をブスッとやった昨日の女のアホ面を思い出すと激しい怒りがこみ上げてくる。ちゃんと訓練とかして使えるようになってから仕事させるようにしてほしいわ。