MFT口腔筋機能療法

MFT口腔筋機能療法

横山歯科医院  栃木県宇都宮市  http://yokoyama-dental.info/

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最終警告!たけしの本当は怖い家庭の医学

テーマ: 『本当は怖い胸焼け~巧妙なワナ~』

S・Sさん(女性)/52歳(当時)  自営業


青果店を営むS・Sさんは、カラオケスナックで得意の歌を披露するのが毎晩の
日課。
しかし、そんな彼女に最近ちょっとした異変が起き始めました。
朝食でコーヒーを口にした時、なぜか胸のあたりで、しみるような感じが
するのです。
時々感じる胸焼けと同じだろうと思い込んでいましたが、その後も気になる
症状が現れます。


<症状>
(1)熱いものが胸にしみる
(2)胸がチクチク痛む
(3)食べ物がつかえる
(4)食欲がわかない
(5)体重の減少
(6)激しい咳
(7)血痰


<病名>食道癌


<なぜ、胸焼けから食道癌に?>
「食道癌」とは、食べ物を口から胃に運ぶ管、食道にガンができる病。
現在、毎年1万人が発症していますが、進行が早く癌の中でも悪性度が高い
ものです。
なぜ食道にガンが出来るのかは解明されていませんが、その原因の1つと
考えられているのが、飲酒と喫煙です。
調査によれば、「1日お酒を1合半、タバコ20本」を30年間続けた人の食
道癌の発生率は、どちらもやらない人のなんと33倍。
(愛知県がんセンター調べ)


S・Sさんの場合も、アルコールに含まれる化学物質やタバコに含まれる
ニコチンやタールなどが食道の細胞を刺激し続け、ガンを引き起こしたと
考えられるのです。

さらに、彼女が辛いものが好きだったことも問題でした。
香辛料も大量に摂取し続けると食道の細胞を傷つけ、ガンを発生させることが
あるのです。
さらに塩辛いものや熱い物の大量摂取も危険因子と言われています。


S・Sさんに最初に起きたコーヒーを飲んだ時の胸がしみるような感覚と、
つまみを食べた時の胸がチクチクする痛み。
この時、すでに彼女の食道に発生していたガンは、その粘膜をただれさせて
いました。
それが原因で、胸に様々な異変を感じたのです。

しかし何故、S・Sさんは痛みや違和感をすぐに感じなくなったので
しょうか?
それはガンでただれた粘膜が食べ物の刺激に慣れてしまうためだと考えられて
います。
これこそが食道癌の落とし穴。


そしてガンは次なる症状「食べ物のつかえ」を引き起こします。
これは彼女の体内で出来たガンが食道の通り道を狭くしていたため。
そしてS・Sさんの体重が減少したのは、ガンの進行に伴う体調の悪化が原因
ですが、さらに食道癌の特徴として、食べ物がつかえることで食事が次第に
億劫になっていったことも一因でした。


そしてついに彼女は激しく咳き込み、血痰を吐いてしまいました。
これこそが大きく成長した食道癌が気管や気管支に達した証、つまり末期
ガンの症状。

S・Sさんは呼吸不全を起こし、帰らぬ人となったのです。


食道癌の発生比率は、男性6に対し女性は1。
しかし、たとえ女性でも、お酒とタバコをたしなむ人の危険性は、決して低く
ありません。


「食道癌にならないためには?」
(1)節度ある飲酒
(2)禁煙
(3)刺激物(香辛料や塩辛い食べ物、熱い食べ物)は適量を心がける。
(4)40歳を過ぎたら年に1度、内視鏡検査を受けることをお勧めします。



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最終警告!たけしの本当は怖い家庭の医学

テーマ: 『本当は怖い声のかすれ~見えない時限爆弾~』

Y・Sさん(男性)/58歳(当時)  工務店経営


親分肌で情に厚いY・Sさん(58歳)は、カラオケが唯一の趣味。
仕事上がりには必ず、社員を引き連れて馴染みのカラオケスナックで盛り
上がっていましたが、ある夜、絶好調で歌っていた時、一瞬、自慢の声が
かすれました。
幸い咳払いをすると、それはすぐに治まりましたが、やがて新たな異変が
忍び寄ります。


<症状>
(1)声がかすれる
(2)咳き込む
(3)食べ物が飲み込みにくい
(4)血痰
(5)胸と背中に激痛


<病名>胸部大動脈瘤


<なぜ、声のかすれから胸部大動脈瘤に?>
「胸部大動脈瘤」とは、心臓から出ている1番太い血管・胸部大動脈がコブの
ように膨らみ、最悪の場合死にいたる病です。
60代以上の男性に多く、毎年1,000人近い命を奪っているこの病気。
その予備軍は、実に8万人に達すると考えられています。


しかし、なぜY・Sさんは、胸部大動脈瘤の犠牲者になってしまったので
しょうか?
最大の原因は、タバコと高血圧でした。40年近く、毎日2箱のタバコを吸い
続けてきたY・Sさん。
その結果、胸部大動脈で徐々に動脈硬化が進行。血管がもろくなって
いました。
この血管の壁を、心臓から送り出された血液が、高血圧の勢いも加わって
激しく圧迫。
長い時間をかけ、胸部大動脈の一部を膨らませていったのです。

ちなみに正常な胸部大動脈の直径は、2㎝ほど。
これがY・Sさんの場合、6㎝もありました。
これはまさにギリギリの状態。


恐ろしいことにこの病気は、こうなって初めて自覚症状が現れてくることが
多いのです。

Y・Sさんを襲った「声のかすれ」や「咳き込み」。
あれは大きくなった胸部大動脈瘤が声帯の神経を圧迫。
結果、声帯が麻痺してしまったことで声が出にくくなり、唾液などがうまく
飲み込めず咳き込んでしまったのです。

しかし、声帯の麻痺は一時的に回復するため、こうした症状が治まってしまう
こともあるのです。
これこそが胸部大動脈瘤の落とし穴。
ついつい見逃してしまう恐るべき病なのです。


「食べ物が飲み込みにくい」という症状は、動脈瘤が食道を圧迫したために
起きたもの。

「血痰」は、動脈瘤が破れかけ、すぐ隣にある肺の中に血液がじわじわと
染み出したものでした。


この時、すでにY・Sさんの大動脈瘤は、いつ破裂してもおかしくない状態。
それでも、すぐに専門医の診察を受けていれば、最悪の事態は避けられた
かも知れません。
しかし、病院に行こうとしたその矢先、「大きな異常はなし」という健康
診断の結果が届いてしまいます。


実は胸部大動脈瘤はレントゲンに写らないことがあり、通常の健康診断では
発見されにくいのです。


それなのにお酒を飲んで血圧が上がった体のまま、マイクを握ったY・S
さん。
クライマックスで全身に力をこめた瞬間、極限まで膨れあがっていた胸部
大動脈瘤が破裂。致命的な大出血を引き起こし、倒れてしまったのです。


いったん胸部大動脈瘤が破裂してしまうと、その生存率はわずか25%。
それはまさに「見えない時限爆弾」なのです。


「胸部大動脈瘤にならないためには?」
 (1)バランスの取れた食事を心がける
 (2)高血圧にならないよう注意する
 (3)禁煙
 (4)「声のかすれ」「咳」などの症状に注意


あまり目立った症状が出ないこの病気、もしちょっとでも体に違和感を
覚えたら、病院でCTスキャンなどの詳しい検査をされることをおすすめ
します。



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テーマ: 『本当は怖い子供の発熱~手慣れた誤認~』

母親 K・Nさん(女性)/34歳(当時)専業主婦
三女 K・Aちゃん/4歳(当時)


3人の子育てに追われるK・Nさんは、自他ともに認めるベテランママ。
子どもたちの扱いも手慣れたものでしたが、ある日、末っ子のAちゃんが突然
38度の熱を出しました。
また風邪を引いたと思い、いつものように常備している風邪薬を飲ませ、
Aちゃんを寝かしつけたK・Nさん。
翌日、小児科で薬をもらって一安心していましたが、その後、Aちゃんに
異変が現れます。


<症状>
(1)発熱
(2)目の充血
(3)発疹
(4)嘔吐
(5)心筋梗塞


<病名>川崎病


<なぜ、発熱から川崎病に?>
「川崎病」とは、原因はまだわかっていませんが、突然、全身の血管に炎症が
起きることで、様々な症状を引き起こす病です。
0歳から4歳までの子どもに多く、その数は年々増え続けています。

通常、その症状は1週間ほどで治まります。

しかし、この病気の恐ろしいところは、最悪の場合、心筋梗塞を起こし、
死に至る危険性があるということ。


では、そうなる前に早期発見するポイントはないのでしょうか?
実は川崎病には、特徴的な6つの症状があります。
  ・発熱
  ・目の充血
  ・発疹
  ・唇
  ・舌の赤み
  ・リンパ節の腫れ
  ・手足のむくみ
このうち、発熱を含め、いくつかの症状があれば川崎病と診断されるのです。


Aちゃんにも発熱、目の充血、発疹などの症状が出ていました。
しかし、Nさんは3人の子育ての経験から勝手に風邪と判断。
そのうち良くなると思い込んでしまったのです。
そして発熱から1週間後、Aちゃんの熱が下がったことで、Nさんは安心して
しまいました。


これこそが川崎病の落とし穴。
確かにこの時点で、川崎病の症状は治っています。
しかし、病は一見元気に見えたAちゃんの小さな心臓にこっそり時限爆弾を
仕掛けたのです。
全身の血管と同じように心臓の血管でも起きていた炎症。
その後遺症で、血管にコブが出来てしまったのです。
そのコブのせいで血流が滞り、血栓が出来てしまいました。

そして最後の瞬間、激しい運動がきっかけで、血圧が一気に上昇。
その勢いではがれた血栓が血管に詰まり、心筋梗塞を起こしてしまったの
です。

幸いAちゃんは病院で適切な治療を受け、一命を取り留めました。


川崎病は早期発見して投薬治療を受ければ、9割が血管にコブも出来ず、完治
する病。
親が熱以外の症状を見逃さないようにすることが予防につながるのです。


「子どもを川崎病から守るためには?」
(1)子どもをよく観察する
(2)「発熱」、「発疹」、「目の充血」、「舌・唇の赤み」、「リンパ節の
   腫れ」、「手足のむくみ」の6つの症状を見逃さないよう注意
(3)子育てに慣れは禁物。

もしちょっとでも気になることがあれば、迷わず小児科を受診
されることをおすすめします。




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最終警告!たけしの本当は怖い家庭の医学

テーマ: 『本当は怖いのどの腫れ~紅い兆し~』

H・Mさん(男性)/40歳(発症当時)   サラリーマン


証券会社の営業課長H・Mさんは、子どもの頃から扁桃腺が腫れやすいのが
弱点。
大人になった今でも、無理をするとすぐのどが腫れ熱を出してしまうため、
風邪からくる発熱にも慣れっこになっていました。
そんな中、毎年行なわれる健康診断で「タンパク尿」と診断されたH・M
さん。
何ひとつ自覚症状がなかったため、再検査を受けずにいましたが、翌日から
奇妙な異変が起こり始めます。


<症状>
(1)のどの腫れ
(2)尿が泡立つ
(3)透明な尿
(4)多尿
(5)口から尿の臭いがする
(6)呼吸困難


<病名>慢性腎炎


<なぜ、のどの腫れから慢性腎炎に?>
「慢性腎炎」とは、腎臓で炎症が発生。
腎臓の働きが著しく低下し、最悪の場合、命にかかわる病です。
潜在的な患者まで含めると、40~50代を中心に年間20万人から30万人が
この病気にかかっていると考えられています。


そんな慢性腎炎の発病が最も早く確実に分かるのが、他でもない尿の異変。
そう、彼が軽く考えていたタンパク尿です。


そもそも腎臓の機能で1番大切なのは、血液に含まれるタンパク質などを体に
取り込み、不要な老廃物を尿とともに排出するというもの。


ところが、慢性腎炎になると腎機能の低下から老廃物をうまく排出せず、
逆に、体に必要なタンパク質を排出してしまう現象が起きます。
そのため、タンパク質により尿が泡立つようになり、老廃物が含まれない無色
透明な尿になってしまうのです。


排出されない老廃物は毒素となり、血液中に充満。
そしてついに、この毒素に全身を蝕まれた結果、心臓を冒され、心不全から
呼吸困難に陥ってしまったのです。


では、H・Mさんはいつ慢性腎炎になってしまったのでしょうか?

実は慢性腎炎は、風邪で扁桃腺が腫れやすい人ほど、かかる危険性が高いと
考えられています。

子どものころからよく風邪を引き、扁桃腺を腫らしていたH・Mさん。
この時、炎症が起きた扁桃腺になんらかの原因で異常な物質が発生。
血管を通り腎臓に溜まり続けていたのです。
その後も風邪で扁桃腺を腫らすたび、H・Mさんの腎臓に溜まった物質は
徐々に増加を続け、ついに慢性腎炎を発症させてしまいました。


この病気の最も厄介な点は、腎臓の機能が極度に低下するまで、ほとんど自覚
症状がないまま数十年をかけて悪化していくこと。
だからこそ、普段から尿の状態に気をつけることが大切なのです。



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[食品による窒息死が過去10年で最悪、消費者庁が注意喚起]

(あなたの健康百科  2012年7月3日)


消費者庁の6月27日に発表した資料から、2011年度の不慮の事故による
死亡原因のうち、窒息事故が9,727件とこの10年で最悪を記録していたことが
分かった。

窒息事故死の原因の半数(4,869件)が食品を誤ってのみこむこと(誤嚥)に
よるもので、こちらも同様に過去最悪となっている。

死亡者の大半は高齢者だが、乳幼児も毎年20人以上に上る。

消費者庁は食品による窒息事故の予防策とともに、応急手当ての方法も知って
ほしいと呼び掛けている。



<窒息事故死が交通事故死を上回る>
日本ではこの数年、消費者庁だけでなく、内閣府の食品安全委員会のほか
文部科学省、厚生労働省、農林水産省、国民生活センター、東京消防庁などが
食品による誤嚥に関する調査研究などを行い、注意喚起を行っている。
しかし、食品による窒息で死亡する人は後を絶たない。


日本人の不慮の事故による死因を見ると、2006年度には窒息事故(9,187人)
と交通事故(9,048人)が逆転。
交通事故による死亡者数がそれ以降も減少の一途をたどり、2011年度には
7,144人にまで低下したのに対し、窒息事故による死亡者数は減少せず、
同年度には9,727人と過去 10年で最悪を記録した。


窒息事故の原因の約半分は食品によるもの。
死亡者の年齢の大半は65歳以上の高齢者が占め、次いで45~64歳、30~44歳
と年齢に比例して多い。
一方、0~4歳の乳幼児の死亡も年間20~30人発生している。


食品による窒息事故の予防策として、消費者庁は次のような対策を示して
いる。
 ・食品を食べやすい大きさに切る。一口を無理なく食べられる量に。
 ・食事の際は、お茶や水などを飲んで喉を湿らせる。
 ・食べ物を口に入れたまま、しゃべるなどしない。
 ・食事中に驚かせるような行動をしない。
 ・食事中は遊ばない、歩き回らない、寝転ばない。
(消費者庁ニュースリリースより)



<ご飯、野菜、果物、ソーセージ・・・あらゆる食品が原因に>
米国でも食品などによる乳幼児、高齢者の窒息事故に関する注意喚起が
行われている。

バージニア州健康局では高齢者に対し、食品の形状や食器に関するアドバイス
のほか、
 ・起床直後など完全に覚醒していない状況での食事を避ける。
 ・食べ物を飲み込むための適切な姿勢を保持すること。
 ・理学療法などの専門家のアドバイスの下に、口の周りの運動機能訓練を
     行うことは有効。
 ・義歯の状態を適切にしておくこと。
といった注意喚起を行っている。


また、誤嚥の原因となりやすい食品として、日本では餅やこんにゃくゼリー
などがよく知られているが(関連記事)、消費者庁などには、高齢者では
「ご飯、野菜・果物、パン、菓子、総菜、寿司」のほか、嚥下機能が低下した
人向けの流動食まで、一般の人が普段口にしたことがないものはないくらいの
種類が挙げられている。

さらに、乳幼児では「ベビー用のおやつ」による事例の報告もある。


オーストラリアの当局が発行する、子供の安全概要書(ファクトシート)
「kidsafe」などによると、欧米圏では、子供の窒息事故の原因となった
食品として、ニンジンなど生のカット野菜、リンゴ、鶏や魚の骨、
ソーセージやポップコーン、ブドウ、コーンチップスなどが挙げられている。


平成20年度厚生労働科学特別研究事業「食品による窒息の要因分析」調査
(主任研究者=昭和大学歯学部・向井美恵教授)では、乳幼児、高齢者ともに
窒息事故発生時の応急処置(背部叩打法=図)について、一般の人や施設
職員の認識が徹底されていないことが指摘されている。

消費者庁は「食べ物での窒息事故を起こさないよう予防と応急手当ての方法を
知っておくことが大切」と呼び掛けている。



図・詳細は、
http://kenko100.jp/news/2012/07/03/02






















[元気のひけつ:笑顔に近い顔で発声
                声帯の老化を防ぐ声のアンチエイジング]

(朝日新聞  2012年9月18日)


声も老化するってご存じでしたか。
だいたい50歳ごろになると、人は自分の声の衰えを意識し始めるそうです。だったら、「声のアンチエイジング」というのも、あるのでしょうか?

「声帯は筋肉です。だから、足腰と同じように衰えます」と、新宿ボイス
クリニック院長の渡嘉敷亮二さん(東京医科大耳鼻咽喉科兼任教授)。
加齢とともに声がかすれたり、弱くなったり、高い声が出にくくなったり
するのが「声の老化」にあたる。
男性は声が高く、女性は低くなるのが一般的という。


声帯は、気管の一番上の空気の通り道にあり、主に筋肉と粘膜でできている。
左右に開閉して空気を通し、その際に起きる振動で、声の音程が変わる。
声帯がたるんでゆっくり振動すると低い声、ピンと張って速く振動すれば
高い声が出る。
体格で声帯の大きさは変わるので、通常、背の高い人ほど声は低い。


渡嘉敷さんによると「声帯のアンチエイジングも、スポーツと一緒」。
まずは日々、声を出して声帯を使うことだ。
ただのおしゃべりより、1日5分くらい歌うのがいい。
強弱、高低があるからだ。
「だらだら歩くより、ウオーキングの方が体にいいように、適度な負荷が
必要」

加湿のための水分補給も重要なポイント。
老化で筋力が衰えると、声帯を覆う粘膜が乾いてくるからだ。
歌い続けているプロの声楽家でも、声につやがなくなってくるのは、
このせい。
「だからプロは加湿器を持ち歩く。お風呂場で歌うのは、理にかなった声の
老化防止ですね」



歌手の楠瀬誠志郎さんが開くボイストレーニングスタジオ「ブレイ
ヴォーパラ」には、ビジネスへの効果を期待する男女が多く通う。
楠瀬さんは「いい声は、人の心をとらえる。コミュニケーションの始まりが
声なんです」と力説する。

レッスンがきっかけで、昇進した人も結婚した人もいるとか。

同スタジオでは、声帯を酷使せず、体全体に響かせて声を出す「胸振発声法」
を提唱する。

練習法を1つ、教えてもらった。
お風呂場などで、舌の力を抜いて、息を吐くと同時に低い声を出す。
これで声帯をゆるめることができるという。



東京工芸大工学部助教(音声工学)の森山剛さんは、「いい声」とは
要するに、人間の耳がとらえやすい声だという。
母音では「い」が最も周波数3キロヘルツが強く、耳にクリアに届くという。
「お、う、は、この帯域が弱いので、聞こえにくく感じる。話すときに口の
両端を少し上げて、全体的に『い』に近い発音をすると、相手に伝わりやすく
なります」


口の両端を上げてしゃべると、つまり笑顔に近い表情になる。
「いい声で話そうと努力すると、笑顔でコミュニケーションをとることに
なる。
声以外のアンチエイジング効果もあると思いますよ」と森山さん。


(冨岡史穂)



<インフォメーション>
いい声を研究する「声総研」の調査では、有名人の「モテ声」男性1位は
福山雅治、声の良さで「得している」のはお笑い芸人ケンドーコバヤシ。

東京工芸大の森山さんは「低めの声は、落ち着いて大人っぽい印象を与える。
だが低すぎると、大きい動物の鳴き声のようにかえって警戒心をあおって
しまう」。



http://www.asahi.com/health/hiketsu/TKY201209170120.html






















最終警告!たけしの本当は怖い家庭の医学

『本当は怖い鬼嫁~千切れた絆~』

S・Sさん(男性)/45歳(発症当時)  会社員


S・Sさんは、7つ年下の妻と中学受験を控えた娘との3人暮らし。
最近、妻がイライラしてよく彼に当たり散らすようになったのは、1人娘を
私立中学に合格させようと必死になっていたからでした。
元々のんびりした性格で、会社で出世街道からはずれてしまっていたS・S
さん。
「うだつの上がらない自分に妻はいらだっているのだろう。半年後、受験が
終るまでの辛抱だ。」そう、自分に言い聞かせていました。
ところが、ある日、会社へと急ぐ途中、喉が軽くつまるような違和感を
覚えたのを機に、様々な異変が続きました。


<症状>
(1)喉のつまり
(2)動悸
(3)めまい
(4)居眠り


<病名>心房細動


<なぜ、鬼嫁から心房細動に?>
「心房細動」とは、不整脈の一種で、心臓の心房という部分の筋肉が痙攣を
起こし、体に様々な障害をもたらす病。
現在、患者数は全国でおよそ100万人。
潜在的には200万人を超すとも言われています。
その多くは心臓に疾患のある人や大量の飲酒、喫煙など、生活習慣に問題が
ある人。


ではなぜ、そのどちらでもないS・Sさんが、心房細動に見舞われてしまったの
でしょうか?

最大の原因は、妻からのストレス。
毎日のように妻に怒鳴られる・・・。
そのストレスがS・Sさんの心臓に、ある現象を引き起こしたのです。
それは「不整脈」。


そもそも心臓は脳からの命令を受けて、電気刺激を発生、収縮を繰り返して
います。

しかし極度にストレスが蓄積すると、脳からの命令に異変が生じ、心拍が
不規則になります。
これが不整脈。


S・Sさんを襲った喉が詰まったような感覚、そして動悸は、この不整脈に
よって起こったものでした。


そして、さらなるストレスの蓄積で不整脈は慢性化。
その結果、心房が1分間に350回も激しく鼓動するようになってしまったの
です。
これこそが心房細動。
こうなると心臓は血液をうまく送り出せなくなります。


そして、脳が酸素不足の状態になることで、決定的なことが起こってしまい
ました。それが、娘の受験での、保護者面接での大失敗。
S・Sさんは、あろうことか居眠りをしてしまったのです。
しかし、実はあれは居眠りではなく、脳の酸欠状態が引き起こした「失神」
だったのです。


そして、ついに運命の日。
実はあの時、S・Sさんが気づかぬうちに心房細動が発生。
それが長時間持続することで、心房内の血流が滞り、2センチもある巨大な
血栓が発生してしまっていました。
そして、合格発表という最大のストレスによって血圧が急上昇、その血栓が
押し流されてしまったのです。
動脈弁に当たり砕け散った血栓のかけらは、脳の血管へと向かい、ついに
そこで詰まってしまいました。
そう、S・Sさんはあの時、脳梗塞を引き起こしていたのです。


救命処置が功を奏し、なんとか命を取り留めたS・Sさん。
しかし、右半身不随、そして言語障害という大きな後遺症が残ってしまい
ました。



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[専門家にきいてみよう:巨大扁桃腺とアデノイド肥大で切除手術を
             受けましたが、半年後によだれが再発しました]

(あなたの健康百科  2012年4月25日)



〔症例〕6歳、男児
〔症状〕乳児期からよだれが多く、5歳のときに耳鼻科へ通院したところ、
巨大扁桃腺とアデノイド肥大と診断され切除してもらいました。
手術後、しばらく快調でしたが、半年経過後によだれが再発しました。
前歯が上下4本抜けています。
知能で気になる点は特に見受けらませんが、遊んでいるときに頭を打つことが
よくあります。
学校生活では、よだれが原因でいじめられたことがあり、親として今後の
生活を心配しています。



<回答>
術後、前歯が4本抜けたため口からよだれが出ているのでは。
口唇閉鎖を意識しましょう。


<詳細>
お子さまの症状から「よだれ」について考えられることは、唾液量の問題
よりも、口が開いていることでよだれが生じる可能性が考えられます。

5歳で巨大扁桃腺とアデノイド肥大と診断されているので、このような場合
には、口呼吸(鼻ではなく口で呼吸)の習慣が身についていたのではないで
しょうか。

切除手術後のおよそ半年ほどは口呼吸から、鼻呼吸になったため、口を閉じる
ことができたため(口唇閉鎖)、「よだれ」が解消したのだと思います。
ところが、前歯上下4本が抜けたことで、口を閉じることが難しくなり、再び
よだれが出るようになったのではないでしょうか。

6歳であればお子さま自身に口唇閉鎖を意識させることもできると思います
ので、指導してみてください。



新谷 悟
昭和大学歯学部 顎口腔疾患制御外科学講座 主任教授
昭和大学歯科病院 口腔癌センター センター長




http://kenko100.jp/dental/cat16/2011/2012042501_279























[弊害多い「口呼吸」  咽頭炎や口臭の原因]

(産経新聞 2009年3月13日)


家屋の密閉化によるほこりアレルギーなどで、風邪や花粉の季節以外でも鼻が
つまり、口で息をする人を見かける。
呼吸は鼻で行うのが正常で、口呼吸は咽頭炎や口臭の原因にもなる。
いびきとも密接なだけに、健康な睡眠を続けるためにも「鼻呼吸」をしっかり
確保したい。
(八並朋昌)


<乾燥は大敵>
「鼻腔には吸った空気に加温・加湿するエアコン機能や、粉塵を吸着する
フィルター機能がある。乾燥は大敵で、健康なときも実は左右交互に粘膜が
数時間ずつ充血して鼻閉、つまり鼻づまりを起こし気流を止めている」と
話すのは、東京・神田の山根耳鼻咽喉科院長、山根雅昭さん(61)。

両側同時または片方だけの鼻閉が続くのが病的な鼻づまり。
鼻中隔湾曲症など構造的なもの、慢性副鼻腔炎など粘膜が腫れるもの、腫瘍
など器質的なものがある。
風邪や花粉アレルギーは粘膜が腫れる鼻づまりでも季節性だが、ハウスダスト
によるアレルギー性鼻炎は通年で発症する。


鼻づまりで口呼吸になると、口の中が乾燥する。
すると、粘膜保護作用が低下して、ちょっと硬い食べ物でも傷付き、病原菌も
増殖して、咽頭炎になりやすい。
古い粘膜層が唾液で洗い流されず、カビが生じたり舌苔(ぜったい)が増え
たりして口臭の原因にもなる。


睡眠時の口呼吸は、鼻づまりや鼻咽頭閉鎖、舌根の落ち込みによるいびきが
原因だ。
鼻とのどを仕切る鼻咽頭が加齢や飲酒でたるむと、あおむけに寝たときに
鼻側をふさいでしまう。
二重あごの人は舌根が落ち込んで気道をふさぎがち。



<テープやスプレーも>
粘膜の腫れに多いのが、鼻腔内の気流を調節する下鼻甲介という軟骨を覆う
粘膜が、腫れたままになる肥厚性鼻炎。
治療はこの粘膜を焼いたり切除したりする。
「私はラジオ波で焼く方法で、効果は1年半ほど続く」と山根さん。
費用は片方で3割負担なら2,700円。
抗アレルギー薬を処方する場合もある。


市販の点鼻スプレーも粘膜の充血を鎮める即効性があるが、長期間使うと
粘膜が肥厚化することもあるので、注意が必要。

同じく鼻孔拡張テープは呼吸が楽になったと自覚できる効果はある。
不織布のテープにはさんだプラスチック板の反発力で外側から小鼻を広げる
もので、「ブリーズライト」などがある。
とくに寝入りばなに、いびきをかく人には効果的。
粘膜の腫れがひどい人は、薬を服用したうえでテープを張るといい・



<筋トレで抑止>
鼻咽頭閉鎖や舌根落ち込みを抑止する簡単な筋肉トレーニングもある。
鼻咽頭は、軟口蓋つまり口の天井の奥を上と横に思い切り広げることで周囲の
筋肉を鍛えられる。
舌根はのど仏の上の舌骨についた筋肉を鍛える。
舌を突き出して上下左右に動かしたり、左右にねじったりする。気が付いた
とき1~2分行えばいいという。


口呼吸は咽頭炎、口臭、いびきのほか、口の半開きによる表情のたるみ、
集中力が続かない、などの弊害も指摘されるだけに、山根さんは「しっかり
した対策や治療を」と呼びかける。


http://gourmet.iza.ne.jp/news/newsarticle/living/health/231267/





















[青木が今オフに手術 扁桃摘出へ・・・ヤクルト]

(スポーツ報知  2010年10月11日‎)


メジャー移籍を封印し、来季のチーム残留を明言したヤクルト・青木宣親
外野手(28)が今オフ、扁桃摘出などの手術を受けることが11日、
分かった。

シーズンを終えたばかりの安打製造機は、早くも来季を見据えていた。
「シーズン中から疲れが出てくると、のどが痛くなったり熱が出やすく
なるんです。扁桃を取ることにしました」
激しいCS争いを繰り広げていた9月には、38度以上の高熱を押して強行出場
することもあった。
体調を崩す原因となっていた扁桃の摘出を決断した。


メスを入れるのは、のどだけではない。
扁桃炎の原因をたどっていくと、曲がった鼻骨が鼻腔をふさぎ、口呼吸が
のどへの負担となっていることが判明。
鼻骨を削り落とすことになった。
また、春先の花粉症だけでなく、慢性的なアレルギー性鼻炎に悩まされている
ことから、鼻粘膜のレーザー手術も併せて行う。


手術は28日に都内の病院で行う予定。
術後、1週間程度の入院生活が必要だが、順調なら1か月程度で自主トレを
再開できる見込みだ。
手術によって、頻発していた頭痛が解消され、散漫になりがちだった集中力も
アップ。
さらには運動能力も向上するという。


青木は昨オフ、下半身の疲労の原因となっていた両足首の三角骨を摘出。
体のキレを取り戻した今季は、ともに球団新記録となる209安打、打率
3割5分8厘をマークして自身3度目の首位打者を獲得している。
「長く現役を続けていくにあたって、なるべくマイナス要素は削っていき
たいんです」
入念なメンテナンスで体を磨き上げ、来季こそ尊敬するイチローのシーズン
210安打を超えてみせる。


http://hochi.yomiuri.co.jp/baseball/npb/news/20101012-OHT1T00032.htm