ローマからボンジョルノ

 

昨日、ふとしたことから15歳の息子が、

「なんて言うんだっけ?

あのギザギザパスタ、美味しいよね」

 

私の人生は、美味しいものが好きな人たちに囲まれていて、

みんな何かしら、食べ物に関してのこだわりがある人達。

 

その中で、わが息子は、

トマトソースのパスタと、チーズとサラミ類、

そしてハンバーグ、餃子、ブリートとひき肉ものが好き、

甘い物も好きで、野菜や果物は、あまり好きじゃない。

 

あれ?こう書くと、彼もこだわりがあるけど、

「え?よくわかんない。おんなじ。」という答えが彼の定番で、

この年で、まだギザギザパスタなんて言ってるのが彼。

 

ギザギザパスタが好きなら、

トマトも好きだし、辛い物も好きだし、

そうだ、ペンネ・アラビアータ!

と思って、ものすごく久しぶりに作ったら、

意外に美味しかったので、シェアします。

 

 

ペンネ・アッラビアータ(PENNE ARRABIATA)

4人分
●ペンネ 320g
●トマトピューレ(またはトマトの水煮缶、フレッシュトマト) 400g
●にんにく 3個
●唐辛子 1~2本
●オリーブオイル
●塩

 

【作り方】

1,ペンネを袋の指示通り、ゆで始める。

2.フライパンに、スライスしたにんにくと唐辛子、オリーブオイルを入れ、弱火にかける。

3.いい香りがしてきたら、トマトピューレ、または水煮缶のトマトを加え、弱火で煮詰めていく。

4.ペンネがゆであがる1分ほど前にトマトのフライパンに加え、味をなじませながら1分ほど火を通す。

5.味を見て、必要なら塩加えて、お皿にもって出来上がり。

BUONA PETTITO

 

ご覧のとおり、ものすごく簡単で、しかも、ものすごく経済的。

 

ショートパスタは、水の量が少なくてすみます。

 

しかも、ピリッと辛いので、これからの季節にもよく合います。

 

ところで、アッラビアータという名前、これはアラビアじゃないんです。

イタリア語で、怒るを意味する言葉で、

ものすごく辛いということを怒っているにかけているようです。

 

そうそうペンネは、ペンの複数形。

ペン先のような形をしているからだそうです。

 

たしかにペンネは歯ごたえもちょうどよいし、

ギザギザにソースが程よく絡んでいい感じです。

 

 

 

 

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