ボンジョルノ。
昨日に続き、私ごとの誕生日に関する話で、
失礼します。
実は、長女がケーキを作ってくれたんです。
この夏から、ようやく料理に興味を持ちだしてくれた彼女。
「ママの誕生日は私がケーキ作るね」
と言ってくれていて、もう感無量だったのですが、
当日、夕方家に帰ってから、
「ケーキ、どんなのがいい？」
と言われて、ガーン。
作ってないのは知ってたけど、
何にするかって、こんな時間に。
生クリームとか、特別なものは、
買わなきゃ家にはありません。
下の子が気を使って、
「僕、本当は学校帰りに、
ママのためにマリトッツィ買おうと思ったのに、
お金持って行くの忘れたから買えなかったの。
今から行ってくるよ」と言ってくれたのに。
「私が作るの！」と断固とした態度。
「もう、買ってもらおうよ～」とは言いたくても言えませんでした。
というわけで、家にある材料、
小麦粉、卵、砂糖でできる簡単ケーキと言えば、
チャンベッローネというリングケーキ。
これは、イタリアの定番中の定番ケーキです。
どこの家のおばあちゃんも、誰でも、
何かというと、「チャンベッローネを作る」、というくらい
定番の超簡単ケーキです。
チェンベローネ
(リングの穴に大きなロウソク入り）
【材料】
卵 4個
砂糖 200g
水 120ml
ひまわり油 120ml
小麦粉00 350g
ベーキングパウダー
ココア 20ｇ
【作り方】
１、大きなボウルに、まず卵を入れて、
ハンドミキサーで混ぜます。
２．砂糖を加え、水、ひまわり油、と順に加え、
ハンドミキサーでかき混ぜ続けます。
３．ここにベーキングパウダーを加えた小麦粉を少しづつ加え、
ハンドミキサーでよく混ぜ続けます。
これで生地はできあがり。
４．直径26センチのリングケーキの型に、
バターを塗って、小麦粉をはたきます。
５．型に、生地の半分の量を入れます。
残った半量に、ココアを加えて混ぜてから、
最初の半分の上にかぶせるように入れます。
６．お箸を生地の中に差し込んで、
ぐるぐる円を描くように混ぜます。
（これでマーブル模様ができるんです）
７．180度のオーブンで、約40分焼いたら、
できあがり！
本当に、大雑把なケーキなので、超簡単。
私も、今回、何も言わずにやらせたけど、
大雑把な彼女でも、
やっぱりちゃんと美味しくできてました！
日本で26センチのケーキ型は大きすぎると思うので、
18cmの型で、材料を半分でやってみてください。
ちなみに、チャンベッローネって、
大きな輪を意味します。
チャンベッラというと、ドーナツ。
あと、浮き輪のことも、チャンベッラです。
チャンベリーニという、
小さな輪っかのクッキーもあります。
英語で言うと、リングケーキなのですが、
チャンベローネという方があっている、
まさにイタリアのおばあちゃんのケーキです。
どこの家にも、細かいバリエーションがあるけれど、
共通しているのは、簡単に作るお惣菜ケーキです。
このレシピも、私のものではなく、
長女が自分でネットで探したものですが、
美味しかったのでシェアします。
難しいことは考えずに、
気楽に作ってみてください。
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