ボンジョルノ。
今日もまた、イタリアの夏の定番野菜、
ズッキーニを使ったパスタをご紹介します。
この夏、しつこいくらい、
ズッキーニレシピをのせているので、
もういい加減にしようと思ってたんです。
でも、やっぱり、
イタリアの夏にはズッキーニなんです。
というのも、16歳の長女は、
先週、お友達のジュリアちゃんの海の家に
お呼ばれして、仲良し4人組で過ごしてきました。
ところが、お友達のご両親は不在。
お仕事があってローマにいるんです。
代わりにというか、
親戚の叔母さんがいらしたそうですが、
若い女の子たちにはノータッチ。
意外にも、楽しい自炊生活になったのですが、
唯一料理ができるマティルデちゃんの得意料理がズッキーニ。
「3日間、ズッキーニばかり食べてたの」と長女。
どんな料理か聞くと、
「すっごく簡単。炒めるだけのズッキーニ。
得意料理っていうか、それしかできないみたい」
「ママのみたいに簡単なの?」と聞くと、
「もっと簡単だよ。
本当にズッキーニをただ炒めただけなの。
でも、美味しかった!」
私のより簡単って???
どうすれば、もっと簡単になるんだろうと不思議だけど
美味しかったのなら、何より。
調理が簡単で、味がマイルドで、とくれば、
忙しい働くイタリアのマンマが教える野菜に最適ですね。
というわけで、私もまたズッキーニのパスタです。
ズッキーニのクリーミーなサラダ風パスタ
【材料】4人分
ショートパスタ 320g
ズッキーニ 2本
玉ねぎ 1/2個
モッツァレッラチーズ 1個(125gくらい)
アンチョビ 2切れ
バジリコの葉 2,3枚
オリーブオイル 大さじ4
塩 適量
コショウ 適量
【作り方】
1.パスタをゆでる。(袋の指示時間より、1分くらい短い時間まで)
2.フライパンにオリーブオイルの半量を入れ、薄切りにした玉ねぎを3分くらい弱火で炒める。
3.ズッキーニを2ミリくらいの輪切りにしてフライパンに加える。塩、コショウで味付けする。
4.パスタが茹で上がったら、水を切ってから、一瞬さっと冷水をかけて冷やす。
5.パスタをボウルに入れて、残りのオリーブオイルをまぶす。
炒めたズッキーニ、小さく切ったアンチョビ、バジリコを加えて、よく混ぜる。
6.粗熱が取れてから、1cm角くらいに切ったモッツァレッラチーズを加えて、少し溶かすように混ぜたらできあがり。
このパスタは熱々に食べるのではなく、少し冷めてからの作り置きが美味しいパスタです。
涼しい朝のうちに作っておくのがおすすめです。お弁当でもいいですね。
モッツァレッラは熱々の状態で混ぜると、急激に溶けてのびちゃいます。
少し、粗熱が取れてから、少しずつ溶かすようにすると、クリーミーな感じになりますよ。
写真を見ていただければわかりますが、
いろんな形のショートパスタを混ぜてます。
毎回、少しづつ余った言うなれば残りものパスタですが、
こうして、いろいろ混ざると楽しい感じがして、お気に入りです。
ズッキーニとモッツァレッラのほんのりとした甘みと、
アンチョビの塩気、バジリコの香りがうまくあって、美味しいパスタです。
食欲がない時にも、最適です。
あまり冷やさずに、室温でも大丈夫ですよ。
ぜひ、お試しください。
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