おはようございます。
今朝はようやく熱も収まり、後は喉の調子を戻すだけ!
昨日は「千と千尋の~」の湯ばあばの声になってましたからね
ある意味貴重で、電話して誰かにきかせたかったです
そうそう、今日友人のお誘いで渋谷CCレモンホールのライブに行く予定だったんですが、この体調により断念…。
まぁ誰が出るのか聞いてなかったので大してガックリとはしていないのですが、
ちょっと見たかったなー。ライブ好きの私としては、どんなもんかちょっと覗いてみたかった(>_<)
しかし乾燥する~喉はお大事にっ

昨日は「千と千尋の~」の湯ばあばの声になってましたからね

ある意味貴重で、電話して誰かにきかせたかったです

そうそう、今日友人のお誘いで渋谷CCレモンホールのライブに行く予定だったんですが、この体調により断念…。
まぁ誰が出るのか聞いてなかったので大してガックリとはしていないのですが、
ちょっと見たかったなー。ライブ好きの私としては、どんなもんかちょっと覗いてみたかった(>_<)
しかし乾燥する~喉はお大事にっ


ニートの恋
「ニートの恋ー3ー」
ニートだって風邪を引く。
人間だもん。
本屋には行けなかった。
ベッドに横になりながら、ゆらゆらと浅い眠りの川を漂う。
こんな時は、大抵、自分の生きている意味だとか価値だとか、そんな思考が頭を支配する。
眠りの川が、永遠の眠りの川につながっていないかな。
私のちっぽけな魂なんて、川の果てまでたどり着けないかも知れないけど。
ご飯を食べること
息をすること
眠ること
ニートになった、はじめの1ヶ月は
自分の行為全てに罪悪感を持った。
「働かざる者食うべからず」
この言葉が一番重く、一時期は拒食症に近い状態までになった。
でも。
私はニートになって初めて、親の愛を知った。
今まで通り過ぎてきた、親の愛情を、全身で感じた。
食べなくなった私を、母は本気で怒った。
あんたが死のうと思ってるなら、ひっぱたくよ。
そう言って、有無をいわさずご飯をたべさせた。
ああ、私、必要とされてるんだなぁ。
ニートだけど。
ニートになって良かったとは思わないけど、
親の、無条件の、溢れんばかりの
愛の気持ちに気付けたことは、
ニートになって一番の収穫だった。
やっぱり、川の果てまでは行けそうに無い。
今の私は、親の愛と、恋心で満たされている。
今まで受けてきた愛情をちゃんと返さなきゃ。
私を動かしてくれた、素晴らしい恋に感謝しなきゃ。
私は、微熱でけだるい体をゆっくりと起こした。
なんとなく、あの浅い眠りの川から、抜け出したい気分だった。
★解説★
ニートが風邪をひくとこうなるかも。
辛いだろうな~。
早く彼女に恋の進展が来ないかな!
ニートだって風邪を引く。
人間だもん。
本屋には行けなかった。
ベッドに横になりながら、ゆらゆらと浅い眠りの川を漂う。
こんな時は、大抵、自分の生きている意味だとか価値だとか、そんな思考が頭を支配する。
眠りの川が、永遠の眠りの川につながっていないかな。
私のちっぽけな魂なんて、川の果てまでたどり着けないかも知れないけど。
ご飯を食べること
息をすること
眠ること
ニートになった、はじめの1ヶ月は
自分の行為全てに罪悪感を持った。
「働かざる者食うべからず」
この言葉が一番重く、一時期は拒食症に近い状態までになった。
でも。
私はニートになって初めて、親の愛を知った。
今まで通り過ぎてきた、親の愛情を、全身で感じた。
食べなくなった私を、母は本気で怒った。
あんたが死のうと思ってるなら、ひっぱたくよ。
そう言って、有無をいわさずご飯をたべさせた。
ああ、私、必要とされてるんだなぁ。
ニートだけど。
ニートになって良かったとは思わないけど、
親の、無条件の、溢れんばかりの
愛の気持ちに気付けたことは、
ニートになって一番の収穫だった。
やっぱり、川の果てまでは行けそうに無い。
今の私は、親の愛と、恋心で満たされている。
今まで受けてきた愛情をちゃんと返さなきゃ。
私を動かしてくれた、素晴らしい恋に感謝しなきゃ。
私は、微熱でけだるい体をゆっくりと起こした。
なんとなく、あの浅い眠りの川から、抜け出したい気分だった。
★解説★
ニートが風邪をひくとこうなるかも。
辛いだろうな~。
早く彼女に恋の進展が来ないかな!
都立駄菓子菓子高校一年Z組日誌より抜粋
始末に負えない。
団子にペロペロと額の傷をされるがままに舐めさせていたが、はっと我に帰り団子をガバッと引き剥がし、
「医務室には一人でいくから」
そう言って痛む足を引きずりながら校舎に向かった。
否、向かおうとした。
「待ちなさいよ。あんたあたしの手当てが受けられないの?」
団子の白くて柔らかい小さな手が、金時のジャージの裾を掴む。
「…いや、そういうわけでは…」
ゴクリと、金時は生唾を飲み込んだ。そりゃガキんときはお互い文字通り傷の舐めあいをした仲だ。
しかしもう16才。校舎の中庭でペロペロされるなんて…うん、悪い気はしないが後の学校生活が色々と危ぶまれる。俺は平凡な生活を心のそこから望んでいるんだ。
ペロペロも悪くないが…いや…って何不純な思考を巡らせてるんだ俺は!!
今なら幸い校庭には大穴がある。もうその穴に頭から突っ込みたいへど、穴があったら入りたい気分になった。
「それに」
おれがそんな不埒な思考と必死に戦っていると団子の声が聞こえた。
「この事態を収集するためにはあんたの素晴らしい土下座の威力が必要なのよ。もちろん報酬は弾むわ!!
あんたの神をも恐れぬ詐欺まがいの言い訳テクに絶妙な土下座テク、そしてお金を心から欲している事、私は知ってるんだから…逃がさないわよ」
そう一気に言い終わると、この上なく嬉しそうに唇を釣り上げにんまりと笑うと、団子は再び傷口をペロペロし始めた。
ああ、あの大爆発で忘れていた。俺と団子は幼なじみの腐れ縁で、雇い主と雇われの身の関係で、
俺は言い訳と土下座のスペシャリストで、
そして、一応、団子とは、俗に言う恋人同士という関係だったんだ。
まぁ、生身のコイツに会うのは一週間ぶりだし、今は好きにさせておいてやろう。
今憂慮すべきはこの事態を土下座のみで収集がつけられるか、その一点に絞られた。まぁ、報酬の額がいつも通りなら余裕だが。
金時は空を仰いだ。
空は蒼く、正に、体育祭日和だった。
★解説★
とりあえず体育祭編は終わり!エピローグがあるかな?
金時の土下座テクニックとは、金を欲する理由とは、雇われの身とは…。
あんまり伏線らしくない伏線がありますが、ゆるーく回収していきます
団子にペロペロと額の傷をされるがままに舐めさせていたが、はっと我に帰り団子をガバッと引き剥がし、
「医務室には一人でいくから」
そう言って痛む足を引きずりながら校舎に向かった。
否、向かおうとした。
「待ちなさいよ。あんたあたしの手当てが受けられないの?」
団子の白くて柔らかい小さな手が、金時のジャージの裾を掴む。
「…いや、そういうわけでは…」
ゴクリと、金時は生唾を飲み込んだ。そりゃガキんときはお互い文字通り傷の舐めあいをした仲だ。
しかしもう16才。校舎の中庭でペロペロされるなんて…うん、悪い気はしないが後の学校生活が色々と危ぶまれる。俺は平凡な生活を心のそこから望んでいるんだ。
ペロペロも悪くないが…いや…って何不純な思考を巡らせてるんだ俺は!!
今なら幸い校庭には大穴がある。もうその穴に頭から突っ込みたいへど、穴があったら入りたい気分になった。
「それに」
おれがそんな不埒な思考と必死に戦っていると団子の声が聞こえた。
「この事態を収集するためにはあんたの素晴らしい土下座の威力が必要なのよ。もちろん報酬は弾むわ!!
あんたの神をも恐れぬ詐欺まがいの言い訳テクに絶妙な土下座テク、そしてお金を心から欲している事、私は知ってるんだから…逃がさないわよ」
そう一気に言い終わると、この上なく嬉しそうに唇を釣り上げにんまりと笑うと、団子は再び傷口をペロペロし始めた。
ああ、あの大爆発で忘れていた。俺と団子は幼なじみの腐れ縁で、雇い主と雇われの身の関係で、
俺は言い訳と土下座のスペシャリストで、
そして、一応、団子とは、俗に言う恋人同士という関係だったんだ。
まぁ、生身のコイツに会うのは一週間ぶりだし、今は好きにさせておいてやろう。
今憂慮すべきはこの事態を土下座のみで収集がつけられるか、その一点に絞られた。まぁ、報酬の額がいつも通りなら余裕だが。
金時は空を仰いだ。
空は蒼く、正に、体育祭日和だった。
★解説★
とりあえず体育祭編は終わり!エピローグがあるかな?
金時の土下座テクニックとは、金を欲する理由とは、雇われの身とは…。
あんまり伏線らしくない伏線がありますが、ゆるーく回収していきます