1月29日(水)24時から
BSテレ東で放送の
『ワカコ酒 Season8』
第4夜「北陸の味を東京で」を
遅ればせながらTVerで観ました。
今回ベースとなった原作は
第4巻・82夜「へしこ」
同・SP.2「自宅酒2」
第11巻・273夜「昆布締め三点盛」
第3巻・71夜「ホタルイカの沖漬け」
の4本だと思われます。
もしかしたら
第15巻・368夜「とんかつ」と
第6巻・132夜「板わさ」も。
脚本は
シリーズ構成担当の
阿相クミコ。
今回はアバン・タイトルがなく
同僚の伊藤くんが
福井土産の羽二重餅を
配るシーンから始まります。
金沢に行ったことはあるけど
(Season3・第7夜のこと)
福井には行ったことがない
と言うワカコに対して
オカダ主任が
神楽坂には
若狭小浜[わかさおばま]藩主
酒井忠勝[ただかつ]の屋敷があったので
福井県の料理を出す店があるから
行ってみるといいよ
と教えてくれ
さっそく休日の昼間に
神楽坂まで出張ったワカコでした。
カドという名の居酒屋を見つけ
ふと2階に目を向けると
醤油かつ丼の店があったので
まずはそちらで腹ごしらえをしてから
居酒屋に行くことにします。
醤油かつ丼の店では
醤油かつ単品を
無糖梅酒サワーで
いただくことに。
続いて居酒屋に移動し
へしこと酒盗チーズを
福井県の地酒でいただいてました。
へしこは原作だと
骨付きの切り身で
軽く炙ってあるものでしたが
ドラマでは刺身のような
薄切りで出てきてました。
今回の店では元々そうなのか
経営上の都合で変わったのかは
よく分かりません。
今回食べている酒盗チーズ
実は最初にあげた「自宅酒2」に
出てくるのでした。
「自宅酒2」は
お土産にもらった酒盗で
居酒屋で教えてもらったメニューを
作ってみるというエピソード。
最初は
ポテトサラダに乗せて食べ始め
(これが教えてもらったメニュー)
続いて残った馬鈴薯をレンジでチンして
酒盗を乗せて食べ
最後にポテサラに使ったクリームチーズに
酒盗を乗せて食べるという流れで
「これも居酒屋メニューにあるよね」
と手書き文字で書かれています。
こんなエピソードがあること
当初はすっかり忘れてましたが
4巻の「特別裏メニュー」を
何気なく見てみたところ
トップのページのコマに
酒盗が描いてあったので
もしかしたらと読み進めたら
酒盗チーズが出てきたのでした。(^^)b
さて
北陸の味に魅せられたワカコは
別の日、会社帰りに
予約しておいた富山料理の店へ。
まずは昆布じめ盛合せを
富山の地酒でいただくことに。
盛合せの内容は
真鯛と鱸[スズキ]と
障泥烏賊[アオリイカ]の
三点盛でした。
それにしても
アオリイカの漢字表記が
「障泥烏賊」だとは
Wikipedia で初めて知りました。
障泥[あおり]とは何のことなのか
そちらに書かれています。
続いて
富山かまぼこと
ほたるいかの沖漬けを注文。
メニューにも
「富山かまぼこ」と
書いてありましたけど
あれは自分の地元で言う
「はべん」ですね。
東京の人には
「はべん」だと
分からないだろう
ということで
「富山かまぼこ」
と記しているんでしょうか。
自分はといえば
金沢にいた頃よく食べたので
地元金沢のものかと思ってました。
子どもの頃のことなので
わさび醤油で一杯
という食べ方は
しませんでしたけど。( ̄▽ ̄)
たまたま店に来ていた
富山の人と会話を交わし
偶然の出会いや嬉しいことも起こる
と独りごちるワカコをバックに
エンディング。
自分は
富山に父方の伯父の家があり
父方の祖父母が同居していて
盆や正月に家族でよく行ったので
富山の方言には慣れてますが
やはりドラマなどで聞くと
違和感ありまくりですね。
ドラマの方言は往々にして
そういうものでしょう。
まあ、しょうがない。( ̄▽ ̄)
「本日のお店紹介は」
神楽坂にある
若狭 醤油かつ丼と豚汁の
居酒屋のカド。
そして目黒にある
キトキトとやま協力店
昆布とり KOBUTORI です。
「キトキトとやま協力店」というのは
入口の看板の上にかけられていた
表札にあった言葉ですけど
「キトキト」は富山の方言で
「新鮮な」という意味らしく。
(これは知らなかったですw)
「キトキトとやま」という
お店なりなんなりがあるわけでなく
新鮮な食材を富山県から直送して
富山の魅力を伝えるお店
というくらいの意味でしょうか。
「本日のお酒」は
福井県 若狭三方[みかた]ビバレッジ
同じく福井県 南部酒造場
花垣 超辛純米。
そして
富山県 立山酒造の
立山 本醸造でした。