(コアミックス:ゼノンコミックス、2020.9.3)
奥付上は9月3日発売ですが
8月20日には
店頭に並んでいたかと思います。
夏期講習の帰りに
最寄り駅ビル内の書店で購入して
その日か次の日のうちに読了。
今、この記事を書こうとして
気づいたんですが
奥付の版元表示が変わりましたね。
背景は知りませんけど。
347夜から368夜までの
22話を収録している他
「特別裏メニュー」が3本、
収められています。
全体的に和風のメニューが多く
中華や洋風のメニューは
ほとんどないという印象。
357夜の「氷頭なます」が
ちょっと食べてみたい。
新型コロナ禍の影響で
リアル店舗へ取材に行けず
お店の資料写真を
ツイッターで募集したところ
多くの店舗から提供があり
本巻の途中のエピソードから
使用しているとのことです。
リアル店舗に行けないことが
和風メニューの多さにつながったか
という気がしないでもありませんけど
単なる連載時期の(季節的な)
問題にすぎないのかも。
362夜「子持ち鮎の塩焼き」を読んで
ちょっと引っ掛かったことがあります。
箸で身を押して骨を離し
頭を掴んで一気に骨を抜く
いわゆる「骨抜き」ができずに
ほじくって食べることになり
その時のワカコの気持ちとして
コマ内に手書き文字で
「おぎょうぎ よくない けど」
と書かれてあるんですね。
そんなこといったら
普通の人の食べ方は、みんな
「おぎょうぎ よくない」
ことになりませんかね。
個人的には
小骨をぺっぺと
お手拭き(?)に吐いたりする方が
よっぽど「おぎょうぎ よくない」
と思わずにはいられませんでした。
当方、父親から
小骨くらいよく噛んで食べろ
と言われて育ってきた人間なだけに
ガサツなのかもしれませんどね。
特別裏メニューのひとつ
SP.3「トキ魚の塩焼き」は
第1巻・第1話「鮭の塩焼き」の
パロディになっています。
扉ページのコマの外に
「ドラマ「ワカコ酒」Season5の
放映を記念して描いたもの」と
手書き文字で書かれていますが
RPG風のキャラが出てきていたり
背景になっていたりするのは
なぜなのか、よく分かりません。
ちなみに
トキ魚というのは
「トキシラズ」とも呼ばれる
「オオメマス」のことで
実際にある食材です。
サケ目サケ科サケ属
だそうですから
まあ、鮭の塩焼きと
ほぼ同じと考えて
良いかと思いますし
そういうことも
踏まえられているんでしょう。