OLD 2 DA NEW SCHOOL -32ページ目

BACHMAN-TURNER OVERDRIVE



カナダ出身で元THE GUESS WHOのRANDY BACHMANを中心としたハードロック・バンドBACHMAN-TURNER OVERDRIVEのベスト盤。骨太(特にボーカルは男汁満載!)だがノリの良いロックを聴かせてくれ、特にジャズっぽさも感じる2. Blue Collor、イントロの爽やかなギターとコーラスから一変してハードに唸る4. Let It Ride、ベストヒットUSAのオープニングのように爽快な5. You Ain't Seen Nothing Yet、激熱なギターのイントロから血圧アップ必至な6. Not Fragile、4.を軽くしたような11. Hey You、ノリが良くて小気味よい15. Shotgun Rider、最高にスカッとする17. Down The Roadがお気に入り。(2021/11/20)

BRAND NUBIAN/One For All (1990)


 
GRAND PUBA、SADAT X、LORD JAMAR、DJ ALAMOからなるNYのグループBRAND NUBIANが1990年にリリースした記念すべきデビュー・アルバム。プロデュースは、BRAND NUBIAN、DANTE ROSS、DAVE "JAM" HALL、SKEFF ANSELM、STIMULATED DUMMIES。いやー、このアルバム、聴き狂いましたね!ほんとぐうの音でないとはこのこと。メンバーの個性が相まったマスターピースに相応しい出来映え!
1. All For One
JAMES BROWN/All for One、Can Mind、Funky President、LOWELL FULSON/Tramp、GUY/Goodbye Loveネタのファンキーなクラシック!比較的、音数少ないシンプルなトラックだからこそメンバーのラップが引き立ちますね。
2. Feels So Good
WAR/Sing a Happy Song使いの超涼しげなクラシック!この曲、マジ大好き!何度聴いたことか。
3. Concerto in X Minor
CANNONBALL ADDERLEY/Walk Tall使いの軽快なファンキー・ナンバー。
4. Ragtime
THE GAP BAND/Tommy's Grooveネタの小気味良くファンキーな佳曲。
5. To The Right
JAMES BROWN/Funky Presidentを少し変則的に使ったファンキー・チューン。
6. Dance To My Ministry
EARTH, WIND & FIRE/Bad Tuneネタの疾走感溢れるトラックが素晴らしい!緊張感のあるラップも最高!
7. Drop The Bomb
KOOL &THE GANG/Jungle Jazz直球使いにトラブル・ファンクよろしく「ドロップザボム!」のコールアンドレスポンスも最高な逸品!
8. Wake Up (Stimulated Dummies Mix)
NITE-LITERS/Tanga Boo Gonk、THE METERS/Cissy Strutネタのファンキーで陽気な雰囲気の佳曲。
9. Step To The Rear
CANNONBALL ADDERLEY/Oh Babe、LOWELL FULSON/Tramp、MAR-KEYS/Plantation Innネタだがイマイチかな。
10. Slow Down
EDDIE BRICKELL &NEW BOHEMIANS/What I Am、FUNKADELIC/Let's Take It to the Stage、KOOL &THE GANG/Kool It (Here Come the Fuzz)、N.T.ネタだが、少し地味だね。
11. Try To Do Me
ど定番SYL JOHNSON/Different Strokes使いだけど、ニュージャックスイング的なトラックが苦手…
12. Who Can Get Busy Like This Man...
JAMES BROWN/Popcorn with Feeling使いのファンキーなトラックにプーバのレゲエ・フレイヴァ溢れるラップが最高だね~!
13. Grand Puba, Positive And L.G.
STEVE ARRINGTON/Nobody Can Be You使いのファンク・トラックにプーバ、ポスK、L.G.でマイクを回すポッセカット。この元ネタやっぱ好きだわ~
14. Brand Nubian
CAMEO/Rigor Mortis、J.J. JOHNSON/Rosita、PARLIAMENT/Flash Light、SLAVE/Slideのファンク・クラシックを惜しげもなく使ったファンク・ナンバー!
15. Wake Up (Reprise In The Sunshine)
ROY AYERS/Everybody Loves the Sunshine、RCY, GOODMAN & BROWN/Another Day、PARLIAMENT/Flash Lightのネタの組み合わせが秀逸なメロウなクラシック!ニュースクールの最高の部分が溢れ出てるよね。
16. Dedication
JAMES BROWN/Say It Loud - I'm Black and I'm Proud使いのファンキーな小品。
(2021/11/11)

JOE PERRY PROJECT/Let The Music Do The Talking


エアロスミスのギタリストJOE PERRYがSTEVEN TYLERと仲違いして1980年にリリースしたソロ・プロジェクト。なかなかストレートなアメリカン・ロックを聴かせてくれますね。ドライブ感がありスカッとする2. Conflict of Interest、スピード感があってファンキーな3. Discount Dogs、激しいギターが耳を惹く4. Shooting Star、ロックというよりは激しいファンクがぴったりな6. Rockin' Train、グッとテンポを落としハード&ダークに攻める7. The Mist Is Risingがお気に入り。(2021/11/06)

SOUL GENERATION/Beyond Body And Soul (1972)


甘茶ソウル百科事典でも取り上げられていたニュージャージーのCLIFF PERKINS率いるSOUL GENERATIONが1972年にリリースしたアルバム。プロデュースはスウィートソウル界の重鎮PAUL KYSER、演奏はPAUL HUMPHREY(ドラム)、CHUCK RAINEY(ベース)、JOE SAMPLE(ピアノ)等の腕利き揃い。名盤中の名盤として有名ですよね。P-VINEからの再発盤で、4曲のボーナス入り。出だしはアーシーでファンキーなミディアム1. Super Fine。スウィート一辺倒じゃないところがいいね。ドリーミーなトラックにファルセット・ボイスがハマった2. In Your Way、伸びるファルセットも最高な幸せが染み渡る3. Wait So Long、RASCALSのカバーで明るく朗らかな4. Ray Of Hope、どこか懐かしい雰囲気の5. Million Dollars、心踊らせる小粋なミディアム6. Sailing、正義のヒーローが登場しそうな感じのファンキー・チューン8. Black Man、ピアノとパーカッションが効いたフリーソウル的な9. Sweet Thing、しっとりとしたスロウ10. Thats the Way It's Got to Be (Body & Soul)、ボーナス収録の寂しげな雰囲気のスロウ12. I Wonder What She's Doin'がお気に入り。(2021/10/30)

FACES/Long Player (1971)


ROD STEWART率いるFACESが1971年にリリースしたアルバム。アーシーでファンキーなロック・サウンドにRODの歌も最高な1. Bad 'N' Ruinには即効でノックアウト!いやー、カッコ良すぎ!残りも期待したんだけど、ライブ収録でポール・マッカートニー作の郷愁も感じるオルガンが印象的な5. Maybe I'm Amazedといかにもロックンロール的な趣の6. Had Me A Real Good Timeしか聴けなかった… でも、Bad 'N' Ruinだけでも十分満足。(2021/10/23)

MAC MALL/Immaculate (2001)


 

ベイエリアVALLEJOのベテラン・ラッパーMAC MALLが2001年にリリースした4thアルバム。プロデュースは名士KHAYREE、DJ YON、FEMI OJETUNDE、SHOCK G。ベイエリア特有のファンクやメロウ度数低くて、いまいち評価しにくい内容ですが、ラップに安定感あってなかなか聴かせてくれます。特にヒリヒリとした2. Some More Of It、FATALをフィーチャーしたジリジリと忍び寄る3. Save Me、スリリングな雰囲気の4. Immaculate、どこかジメっと暗い影を感じる7. Shakin' In The Alley、寂しげなアコースティック・ギターが胸を打つ8. I Feel Your Pain、SHOCK G参加で妖しい雰囲気溢れるファンク10. Chassy (Do Me)、寂しげな11. Cold On Me、ブルージーでファンキーな13. Monster、D KNOWLEDGEをフィーチャーしたサウスっぽいファンキーな16. The Man Upstairsがお気に入り。(2021/10/16)

MELISSA MANCHESTER/Don't Cry Out Loud (1978)


 

NY出身のシンガーソングライターMELISSA MANCHESTERが1978年にリリースした7thアルバム。プロデュースはメロウ大王LEON WARE等で、演奏もDAVID T. WALKER、JAMES GADSON等の一流どころ。フリーソウルにハマっている頃に頻繁に聴いていたアルバムで、特に瑞々しくて心踊る1. Shine Like You Should、チェルシーとかのお菓子のCMが合いそうな可愛らしい2. Caravan、グルーヴィーな4. Almost Everything、STEVIE WONDERが書き、THE SUPREMESに提供した曲のカバーで、タイトルとは裏腹に気分晴れるグルーヴィー・ナンバー5. Bad Weather、気分を高揚させる7. To Make You Smile Againがお気に入り。(2021/10/09)

RUFUS f/CHAKA KHAN/The Very Best Of RUFUS (1982)

CHAKA KHANを擁するファンク・バンドRUFUSが1974~1979年の間にリリースした6枚のアルバムからセレクトされたベスト盤。切れが良くてノリノリで、途中の「I Wanna Dance~」も堪らない1. Do You Love What You Feel、ソリッドでダンサブルな3. Dance Wit Me、ポップで耳に残るイントロから最高なメロウ・グルーヴ4. Hollywood、憂いを帯びたメロディが素敵なメロウ・ミディアム5. Stay、イキが良くてノリノリな6. Once You Get Started、TONE LOC/On Fire (Remix)のネタにもなった鬼ファンキーな7. You Got The Love、若さ弾けるファンク・チューン8. At Midnight (My Love Will Lift You Up)、ハートウォーミングなメロウ・ミディアムの金字塔の10. Sweet Thingがお気に入り。手っ取り早くRUFUSを知るには最適なベスト盤ですね。(2021/10/02)

V.A./Word 5 (1991)



JIVE RECORDSの曲をコンパイルしたお馴染みのアルバム。これは日本独自の編集盤。小気味良くてファンキーな2. Ya Know the Rules (Remix)/BOOGIE DOWN PRODUCTIONS、LOU REED/Walk On The Wild Side、BABY HUEY/Hard Times、TYRONE WASHINGTON/Submission、MICHAEL URBANIAK GROUP/Lato使いのクラシック3. Can I Kick It? (Spirit Mix)/A TRIBE CALLED QUEST、DONNY HATHAWAY/The Ghettoをネタ使いしたヒット曲で、オリジナルにブヨっとしたシンセベースをプラスした4. The Ghetto (Too Short Extended Mix)/TOO SHORT、少々パンチ不足だがR&Bテイストの5. Girl's Gonna Getcha (Remix)/STEADY B、ラップ・チャート1位を獲得したTHE TURTLES/Buzzsaw、PAUL NERO/(This Is) Detroit Soul使いのファンキーなオリジナルに郷愁感漂うサックスを添えた6. Call Me D-Nice (40th Street Mix)/D-NICE、定番のALL THE PEOPLE/Cramp Your Styleを組み合わせた軽快な7. If You Don't Want To Get Pregnant (Slammin' Remix)/U.T.F.O.、あのKID ROCKのデビュー期の曲でTHE CECIL HOLMES SOULFUL SOUNDS/2001、KC & THE SUNSHINE BAND/I Get Lifted、BAR-KAYS/Let's Have Some Fun、LYN COLLINS/Think (About It)、RUN-D.M.C./Sucker M.C.'s (Krush Groove 1)をネタ使いした、わりと真面目にヒップホップしている10. Yo-da-lin in the Valley/KID ROCK、小気味良いビートにサビでJOCELYN BROWN/Love's Gonna Get Youのコーラスを使った11. Love's Gonna Getcha (Extended Soft Version)/BOOGIE DOWN PRODUCTIONSがお気に入り。(2021/09/25)

KRAFTWERK/Expo 2000 (2000)



ドイツの偉大なテクノ・ミュージックのパイオニアKRAFTWERKが2000年にリリースしたシングル。ドイツのハノーヴァー万博の公式テーマ曲としてリリースされたもので、そのリミックスを含む10曲を収録。オリジナルの1. Expo 2000 (Radio Mix)と3. Expo 2000 (Kling Klang Mix 2000)は、ゆったりとしたテンポに近未来的なシンセ、ロボット声、感情を殺した「Man Nature Technology」の語りにじわじわ引き込まれるが、万博のテーマ曲としてはどうなんだろうね(笑)

リミックスでは、一転してアップテンポでフューチャリスティックでノリの良いテクノ・サウンドに仕立てた2. Expo 2000 (Kling Klang Mix 2002)、イギリスのテクノ四天王の一角ORBITALによる、どことなくブレイクビーツを感じさせる4. Expo 2000 (Orbital Mix)、レジェンドDJ、リミキサー、プロデューサーのFRANCOIS KEVORKIANとROB RIVESによるアンダーグラウンド・ハウスだが、時折ガラージュっぽさも感じる6. Expo 2000 (Francois K & Rob Rives Mix)、デトロイトのテクノDJ、DJ ROLANDOが手掛けたパーカッションも取り入れたアッパーでノリノリな7. Expo 2000 (DJ Rolando Mix)が気に入りました。(2021/09/18)