OLD 2 DA NEW SCHOOL -34ページ目

HERBIE HANCOCK/Death Wish (1974)



HERBIE HANCOCKが1974年にリリースした名優チャールズ・ブロンソン主演の映画『狼よさらば』のサントラ。大学の頃にLPを何気なしに購入して聴いてみたら、1. Death Wish (Main Title)がベースが渋くてカッコいいジャズ・ファンクで興奮した思い出がありますね。全体的には映画の効果音のような感じが強いが、優しげなピアノが印象的な2. Joann's Theme、サスペンス感丸出しな3. Do A Thing、途中から飛び出す恐怖を煽るビートが耳を惹く8. Party People、アフロなファンクビートがイカす9. Fill Your Handがお気に入り。(2021/06/24)

V.A./Rap Masters 5 (1989)

PRIORITY RECORDSからリリースされているオールドスクールのオムニバス。シリーズ化されてるね。定番ものが多いけど、たまにマイナーを収録するのはポイント高し。
1. Strictly Business/EPMD
ERIC CLAPTON/I Shot the Sheriff、KOOL & THE GANG/Jungle Boogieネタのドープなトラックも凄かったが、モゴモゴしたラップにもヤラれた!まさにクラシック中のクラシック!
2. It's Tricky/RUN-D.M.C.
一発屋として有名なTHE KNACK/My Sharonaネタのポップ感のあるロック・ラップ。ヒットしたけど、それほど好きではないかな。
3. Ya Cold Wanna Be with Me/U.T.F.O.
ドラムがイマイチだな~
4. Ego Trippin'/ULTRAMAGNETIC M.C.'S
銀河系で一番ファンキーなグループによる定番ビートMELVIN BLISS/Synthetic SubstitutionにJAMES BROWN/The Boss & Make It Good to Yourselfの声ネタ、そしてFREEDOM/Get Up and DanceやT LA ROCK/It's Yoursをスクラッチしたドープな逸品!いつ聴いても最高だな!
5. Hey Love/KING SUN-D MOET
ART OF NOISE/Moments In Loveネタの暗めの曲。あまり好みではないな。
6. I Ain't No Joke/ERIC B. & RAKIM
THE J.B.'S/Pass the Peas、DEXTER WANSEL/Theme From the Planet使いのクラシック!この頃の彼らは神がかってたよ、マジで!ERIC B.のヘタうまスクラッチ、RAKIMのフロウともに身震いするぜ!
7. Don't Be Stupid/THE FAT BOYS
ハードなギターも入ったシリアス・モードな佳曲。80年代中期、彼らはヒップホップ界のスーパースターだったことは忘れないでほしいところ。
8. Barbara's Bedroom/WHISTLE
歌もラップも器用にこなすWHISTLEの隠れクラシック。ラテン・ヒップホップ感のあるダンス・トラックに少し頼りない歌がナイス!高校の頃、レンタルレコード屋で借りたラップのコンピに入っていて、テープに録音して聴いてたな~ 懐かしい!
9. Rock the Beat/DEREK B
UKラッパーのパイオニア的存在によるJAMES BROWNの定番Funky Drummerネタのファンキーな佳曲。
10. Pushin' Too Hard/M.C. CHEBA B.
初めて聴いたけど、DJ QUIK関係で知られるCOURTNEY BRANCH & TRACY KENDRICKのTOTAL TRAK PRODUCTIONSによるものなんだね。チープな打ち込みビートにロックっぽさを狙ったギターを取り入れているが、アベレージかな。
(2021/06/17)

JOAN JETT & THE BLACKHEARTS/I Love Rock N' Roll


女性ロッカーJOAN JETT率いるJOAN JETT & THE BLACKHEARTSが1981年にリリースしたアルバム。やはりなんといっても1. I Love Rock N' Rollでしょう!イントロのギターリフから拳を握り締め、サビの「ア~イラブ ロッケンロー!」のコールアンドレスポンスで心肺停止確実!QUEEN/We Will Rock Youに匹敵するロック・アンセム!PVでのJOAN JETTの生意気そうなカッコよさ、わかるかなぁ~、わかんねぇだろうなぁ~。でも、この曲、イギリスのバンドTHE ARROWSのカバーとは知らなかったな。

他にはスカッとするロック・ナンバー2. (I'm Gonna) Run Away、愛は苦痛のタイトルとは裏腹に明るく激しい3. Love Is Pain、緩急つけた構成で聴かせる5. Crimson And Clover、ヘイッ!のガヤもナイスなロックンロール11. Oh Woe Is Me、ボーナス収録の若さ溢れて勢いのある12. Louie Louieがお気に入り。(2021/06/12)

V.A./East Coasting vol.2 (1995)


1995年にCUTTING EDGEからリリースされたヒップホップ、ラガ・ヒップホップのオムニバス。当時、流行していたアングラ系で、個人的にはTEN THIEVESとSHAM & THE PROFESSORの収録はレコードでしか持ってないので、嬉しい限り!CERRONE/Rocket in the Pocket (Live)、BUDDY RICH/Miss Bessie’s CookingネタのコミカルなトラックにOL' DIRTY BASTARD、BIZ MARKIE、CHARLIE BROWNのくせ者がマイクを回す1. Funkmaster Flex & The Ghetto Celebs/Nuttin' But Flavor (Vocal)、オリジナルよりシンプルながらドラマとベースが効いたラガ・ヒップホップ2. Mad Lion/Own Destiny (KRS-One Mix)、AUDIO TWO/Top Billin'ビートにDEBARGE/I Like Itの歌詞を引用した女性コーラス入りの可愛らしくてメロウなラガ・ヒップホップ3. Skeeta Ranx/I Like (La Finger's Vocal)、BIZ MARKIEのクラシックMake The Music Wlth Your Mouth, Bizのビートに定番ブレイク7TH WONDER/Daisy Ladyを合わせたノリノリな4. Ruder Ranks/Pump Up The Sound (Daisy 1986 Mix)、SKULL SNAPS/It's a New Dayの定番ビートにRONNIE LAWS/Never Be the Sameのエレピが最高に心地よい5. Sham & The Professor/The Light's Gone Out (In My Backyard) (Album Version)、GENE HARRIS/Rebato Summerネタの気だるい6. Mic Geronimo/Masta I.C. (Street Version)、ほぼBとだけでグイグイ突き進む7. Wicked Scorpion & Ruder Ranks/Long Cocky-Man (No Less Than 12inch Mix)、カルト的な人気を誇った強烈ダミ声MCによるイルな8. Nine/Redrum (Album Version)、R&Bネタ(思い出せない…)を使った気持ち良すぎるメロウなラガ・ヒップホップ9. Terror Fabulous/Almighty God (Buttermilk Biscuit Mix)、THE SHADES OF BROWN/The Soil I Tilled for Youのドラムに緊張感のあるウワモノ、達者なラップ、ATCQ、GANG STARR、BRAND NUBIANの声ネタ使いが最高な10. Ten Thieves/It Don't Matter (Straight Mix)、浮遊感のあるキーボードが印象的なNYアングラ11. Parallax/Don't Mean Jak (Vocal)、EPMDでお馴染みのTHE WHOLE DARN FAMILY/Seven Minutes of Funkネタのオールドスクールな12. Burro Banton/Sensi, Cheeba Come From (Hip Hop Mix)、MDLI'SA MORGAN/Fool's Paradiseの合間にオールドスクールネタを散りばめたブロックパーティー的なノリノリな13. Rayvon/Pretty (Before I Go To Bed) (Bounce Mix)、定番KENI BURKE/Risin' To The Topネタのラガ・ヒップホップ14. Raja More/Want'n You Baby (Original Mix)と全曲お気に入り。テンション上げたい時に最高なオムニバスですね!(2021/06/05)

BANGLES/Rock'n Syndrome (1987)


BANGLESのヒット曲のリミックスを収録した日本独自のミニ・アルバム。RRINCE作詞作曲で、どこか懐かしさを感じるメロディにSUSANNA HOFFSの可愛らしい歌声が魅力的な1. Manic Monday (Extended 'California' Version)ですね~、やっぱり!途中でボブ・デュラン風になるところもナイス。2. Walk Like An Egyptian (Extended Dance Mix)はオリジナルで十分かな。(2021/05/29)

WESTSIDE CONNECTION/Bow Down (1996)


ICE CUBE、WC、MACK 10の強力トリオWESTSIDE CONNECTIONが1996年にリリースした1stアルバム。プロデュースは、BUD'DA、ICE CUBE、BINKY、QD III。シンプルながら力強いビートに不穏なシンセの2. Bow Down、THE STYLISTICS/People Make the World Go Roundを使ったシリアスモードの3. Gangstas Make The World Go Round、JOHNNY PATE/You Can't Even Walk in the Park (Opening Theme)、OHIO PLAYERS/Funky Worm、MARVIN GAYE/Inner City Blues (Make Me Wanna Holler)、THE LAST POETS/New York, New Yorkネタでピアノのループが恐怖感を煽る4. All The Critics In New York、ISAAC HAYES/Walk on By、JIMMY McGRIFF/Love Is My Life使いのホラー映画のような雰囲気の5. Do You Like Criminals、エスニックな感じもするダーク・ナンバー7. The Gangsta, The Killa And The Dope Dealer、ダークかつ力強い8. Cross 'Em Out And Put A 'K、CYPRESS HILLをディスった9. King Of The Hill、AHMAD JAMAL/Ghetto Child、JOE TEX/Papa Was Tooネタのどこか郷愁感を感じるファンキー・チューン10. 3 Time Felons、強烈なビートが効いたドープ・ナンバー11. Westward Ho、ヘビー過ぎるファンク・チューン13. Hoo-Bangin' (WSCG Style)がお気に入り。(2021/05/22)

GREGORY ABBOTT/Shake You Down (1986)


R&BシンガーGREGORY ABBOTTが1986年にリリースしたデビュー・アルバム。全米チャート1位に輝いた3. Shake You Downで知られてますね。MARVIN GAYEの名曲Sexual Healingを意識した暖かみのあるメロウ・ミディアムでナイス。しかし、アルバム全体はR&Bというよりはポップス寄りのAORって感じで全然好みじゃない… 結局Shake You Downだけのアルバムでしたね。(2021/05/15)

HYENAS IN THE DESERT/Die Laughing (1996)

PUBLIC ENEMYのCHUCK Dに見いだされたロングアイランドのヒップホップ・グループHYENAS IN THE DESERTが1996年にCHUCK DのレーベルSLAM JAMZからリリースした唯一のミニ・アルバム。プロデュースはPE関連でお馴染みBOMB SQUADのGARY G-WIZ。当時、流行のホラーコアな硬派路線でジャングルから忍び寄るようなイントロ1. Elephant Graveyard、恐怖感を煽るような2. Can You Feel It、重たいドラムにシンプルなベースが逆に惹き付けられる3. Wild Dogs、ズシッとヘビーなドラムに逆回しなウワモノがナイスな5. Concubinez、SPOOKY TOOTH/Evil Woman、SLICK RICK/Hey Young Worldネタの寂しげな6. Why Me、これも重たいビートに不穏なベースがバッチリはまった8. Hyenas In The Desert、ミステリアスな雰囲気も醸し出す9. Other Side Of Midnightがお気に入り。(2021/05/08)

BERNARD PURDIE & FRIENDS/Cool Down (2018)

レジェンド・ドラマーの1人BERNARD PURDIEが2018年にリリースしたアルバム。この時、御年79歳!なんてパワフルなおじいちゃんなんでしょう。R&Bにファンク、ジャズ、ブルースと、仲間達とやりたいこと楽しくやってる感じがいいですね~ イントロのファンキーなドラムから引き込まれる男性ボーカル入りの1. Elevate、泥臭くファンキーな2. Cool Down、イントロの郷愁感溢れるフルートから耳を鷲掴みなグルーヴィー・ナンバー3. Shand Stand、THE METERSっぽいアーシーなファンク4. Money Bags、MAYTEANA MORALESがソウルフルに歌う60、70年代の古き良きR&Bを再現した5. Deep in Love、ANTHONY COLEが情感たっぷりに歌う心落ち着くソウル・ナンバー7.  Better Man、これもTHE METERSあたりを思い起こさせる土臭いファンク9. Keep on、CYRIL NEVILLEが歌い上げるブルージーな10. Strandedがお気に入り。(2021/05/01)

HERBIE HANCOCK/Thrust (1974)

HERBIE HANCOCKが1974年にリリースしたアルバム。バックを固めるのはHEADHUNTERSの面々なので、そりゃ間違いない!10分以上に渡る漆黒グルーヴのジャズ・ファンク1. Palm Grease、疾走感溢れてファンキーな2. Actual Proof、人気曲で幻想的なエレピが心地良いミディアム・グルーヴ3. Butterfly、ドライブ感が堪らないファンキー・ナンバー4. Spank-A-Leeと全曲お気に入り。(2021/04/24)