V.A./Yo! MTV Raps: The CD (1989)
1989年にJIVE RECORDSからリリースされたヒップホップ・コンピレーション。リリースがJIVEなので、JIVE所属アーティスト中心だけど、やっぱり役者が揃ってますね~
聖なる夜はクラシックなヒップホップで決まりだね!
1. DJ Jazzy Jeff & The Fresh Prince/Parents Just Don't Understand (Extended Remix)
1988年の傑作2ndアルバム『He's The DJ, I'm The Rapper』からのシングルだけど、ビートがまったく好みじゃないな… パス
2. Rob Base & DJ E-Z Rock/It Takes Two
Galactic Force Band/Space Dustネタのイントロから、LYN COLLINS/Think (About It)になだれ込むノリノリなパーティ・グルーヴ!Think使いではやっぱこれが一番かな。
3. Salt 'N' Pepa/Shake Your Thang (Club Mix)
ベテラン・フィーメール・トリオSALT 'N PEPAが1988年リリースの2nd『A Salt with a Deadly Pepa』からのヒット曲で、E.U.をフィーチャーしたファンキーなGO-GOナンバー。
4. Ice-T/High Roller
ギャングスタ・ラップのパイオニアの一人ICE-Tが1988年にリリースした2ndアルバム『Power』収録。EDWIN STARR/Easin' In使いの地味ながらアーシーでファンキーな佳曲。
5. Too Short/Life Is...Too Short (Clean Extended Remix)
オークランドのレジェンドTOO SHORTが1988年にリリースしたアルバム『Life Is Too Short』からのシングル。AVERAGE WHITE BAND/School Boy Crushネタのファンキーなクラシック!
6. De La Soul/Potholes In My Lawn
NYロングアイランド出身のDE LA SOULが1989年にリリースした記念すべきデビュー・アルバム『3 Feet High And Rising』収録。PRINCE PAULが手掛けたERIC BURDON AND WAR/Magic Mountain、PARLIAMENT/Little Old Country Boy、BARRY WHITE/I'm Gonna Love You Just a Little More Baby、MELVIN BLISS/Synthetic Substitution、BROTHER SOUL/Cookies使いの脱力感満載なファンキー・クラシック!
7. Kid 'N' Play/Gittin' Funky
ボックスカットのヘアスタイルでお馴染みのコミカル・ラップ・デュオKID 'N' PLAYが1988年にリリースしたデビュー・アルバム『2 Hype』からのシングル。THE BLACKBYRDS/Reggins & The Runaway、BAR-KAYS/Holy Ghost使いのノリノリなファンキー・シット!
8. Kool Moe Dee/Wild Wild West (Special Extended Remix)
あー、当時のKOOL MOE DEE大嫌い!この曲もクソすぎる。
9. Boogie Down Productions/My Philosophy (Extended Remix)
KRS-ONE率いるBOOGIE DOWN PRODUCTIONSが1988年にリリースした2ndアルバム『By All Means Necessary』収録。STANLEY TURRENTINE/Sister Sanctifiedネタのファンキーかつメッセージ色溢れるクラシック!
10. Stetsasonic/Talkin' All That Jazz (Extended Vocal)
ヒップホップ・バンドの元祖STETSASONICが1988年にリリースした2ndアルバム『In full gear』からのシングル。ROY AYERS/Expansions(最高!)ネタの最強クラシック!JAZZネタの曲の完成形だろうね。これを超える曲はそうないと信じている。
11. Steady B/Serious (Ceereeus BDP Mix)
フィリー・ヒップホップのパイオニアSTEADY Bが88年にリリースした3rdアルバム『Let The Hustlers Play』からのシングル。KRS-ONEプロデュース&参加、ついでにリミックスでTHE TURTLES/I'm Chief Kamanawanalea (We're the Royal Macadamia Nuts)ネタの鬼ドープなクラシック!
(2022/12/24)
HUMBLE PIE/Rock On (1971)
イギリスのロック・バンドHUMBLE PIEが1971年にリリースした4thアルバム。熱い演奏とSTEVE MARRIOTの熱唱が印象深いアルバム。オルガンが印象的なロック1. Shine On、アーシーかつヘビーな2. Sour Grain、ハード・ロックって言葉がぴったりの4. Stone Cold Fever、MUDDY WATERSのカバーでハードロック・ブルースって趣の5. Rollin' Stone、人懐っこいメロディのオルガンも魅力的な温かみのあるロック・ナンバー7. The Light、どこかMOUNTAINを思い起こさせる泥臭いロック8. Big George、グルーヴィーなリズム&ピアノが最高すぎる序盤から情感あふれるボーカルが入る9. Strange Daysがお気に入り。(2022/12/17)
MARCUS MILLER/Same (1984)
名ベーシストのMARCUS MILLERが1984年にリリースした2ndアルバム。ほとんどの楽器を一人で演奏とのことで、前作に引き続き、このアルバムのサウンドはR&B、ファンク路線。エレクトロなファンク・ナンバー1. Unforgettable、エモーショナルなスロウ2. Is There Anything I Can Do、DAVID SANBORNも参加したMARCUSのベースが効いた小気味良いインスト・ファンク・チューン4. Juice、自然に腰が動くメロウ・ダンサー5. I Could Give You More、DAVID SANBORN参加の優しげな雰囲気のメロウ・ナンバー6. Perfect Guy、若さ弾けるエレクトロ・ダンス・チューン7. My Best Friend's Girlfriend、しっとりとしたメロウ・ミディアム8. Nadineがお気に入り。(2022/12/10)
COMMODORES/ (Can I) Get A Witness (1976)
毎月7日は「シングル・レコード・レビューの日」
1975年にリリースした3rdアルバム『Movin' On』収録で、日本のみのシングル。A面の「 (Can I) Get A Witness」はクラビネット等も効いたノリノリなナイス・ファンク!さすがCOMMODORES、演奏も歌もしっかりしてますね。下手にマイナーでレアなファンク聴くより満足できるね。B面の「Sweet Love」は全米5位に輝いた甘くとろけるようような展開のあるバラードで、コーラスもバッチリですね。WARREN G/You Never Know、CAFFEINE/Boo, We Ain't Forgot About Youでサンプリングされてます。(2022/12/07)
GANG STARR/The Ownerz (2003)
GURU(R.I.P.)とDJ PREMIERの人気コンビGANG STARRが2003年にリリースした6thアルバム。GURUが生前のGANG STARRとしての最後のアルバム。DJ PREMIERサウンドにはそれほどのめり込まなかったけど、このアルバムは好みの曲が多いね。THE RIMSHOTS/A Hot Day in Harlem、BERNARD HERRMANN/The Murderネタの鬼渋ファンキー・トラックにKRUMBSNATCHAをフィーチャーした2. Put Up Or Shut Up、短いながらGALT MACDERMOT/Coffee Cold使いの切れ味鋭い3. Werdz From The Ghetto Child、MIKlOS ROZSA AND WALTER SCHUMANN/Dragnet Theme、SMOKED SUGAR/Bump Meネタの鬼カッコいい4. Sabotage、THE TEMPTATIONS/Gonna Keep on Tryin' Till I Win Your Love使いのハードボイルドなトラックにJADAKISSをフィーチャーした5. Rite Where U Stand、THE MYSTERIOUS FLYING ORCHESTRA/Shadows、EDWIN BIRDSONG/Rapper Dapper Snapperネタの最高にファンキーなビートに郷愁感のあるウワモノが絶妙にマッチした6. Skills、STEVE GRAY/Beverly Hills使いの夕暮れ感のある7. Deadly Habitz、CURTIS MAYFIELD/Kung Fuネタのシンプルなファンキー・トラックにBOY BIGのボーカルが映える8. Nice Girl, Wrong Place、ROBERTA FLACK/The First Time Ever I Saw Your Face、CHUCK JACKSON/Maybe This Will Be the Morning使いの鬼気迫るトラックにFAT JOEとM.O.P.の圧高めのラップがバッチリはまった10. Who Got Gunz、ELMER BERNSTEIN/Trappedネタのダークな世界が広がるトラックにBIG SHUGとFREDDIE FOXXXが参加した11. Capture (Militia Pt. 3)、JR. WALKER & THE ALL STARS f/THELMA HOUSTON/I Need You Right Now使いのソウルフルな12. PLAYTAWIN、MAYNARD FERGUSON/Theme From "Summer of '42"、KOOL & THE GANG/Jungle Jazz使いの寂しげな13. Riot Akt、LOU RAWLS/Ain't That Loving You (For More Reasons Than One)、JAMES BROWN/Say It Loud, I'm Black and I'm Proudネタの渋いトラックにNYG'SとH. STAXをフィーチャーした15. Same Team, No Games、HIROSHIMA/Distant Thoughts使いのクール&メロウなトラックにSNOOP DOGGとUNCLE REOをフィーチャーした16. In This Life...、COLERIDGE-TAYLOR PERKINSON f/LEON WARE/The Junkiesネタの落ち着いた雰囲気の18. Zonin'、あまりらしくない透き通るような電子音の神秘的なトラック上で亡くなった同志について語りだす19. Eulogyがお気に入り。(2022/12/03)
PROFESSOR GRIFF/Pawns In The Game (1990)
PROFESSOR GRIFF AND THE LAST ASIATIC DISCIPLESS/Pawns In The Game (1990)
PUBLIC ENEMYの情報相として活躍したPROFESSOR GRIFFが1990年に自身のグループTHE LAST ASIATIC DISCIPLESSを率いてリリースしたソロ・デビュー・アルバム。当時、半ユダヤ発言で失脚し、その去就が注目されていたけど、リリース元にマイアミのエロ大王LUKEのレーベルを選んだのにはかなり驚かされましたね~ プロデュースもBEATMASTER CLAY Dとかのバリバリのマイアミ・ベース連中だったしね。もちろんトラックにはベースなんてなく、政治的なGRIFFのリリックに合わせた本気モードでかなり聴かせてくれます。歯切れが良い舎弟のラップもナイス。JAMES BROWN/Get Up, Get Into It, Get Involved、SLAVE/Slide、THE POLITICIANS/Free Your Mindネタノ攻撃的なファンキー・シット1. Pawns In The Game、THE DRAMATICS/Get Up and Get Down使いの沸々と煮えたぎるファンキー・チューン2. The Verdict、ロック色濃くアグレッシブな3. Suzi Wants To Be A Rock Star、GIL SCOTT-HERON/The Revolution Will Not Be Televised、THE LAST POETS/Black People What Y'all Gon' Doネタをバックにスポークンワードをかます4. Real African People 'Rap' Part 1、COMMODORES/Machine Gun、JAMES BROWN/Give It Up or Turnit a Loose (Remix)使いの鬼ファンキーな5. Pass The Ammo、DYKE & THE BLAZERS/Let a Woman Be a Woman、PLEASURE/JoyousネタのモロにPUBLIC ENEMYモードな鬼ドープ・トラックにラップもCHUCK Dを意図的に真似た7. Love Thy Enemy、MELVIN BLISS/Synthetic Substitution、RUN-D.M.C./Jam Master Jay使いの鬼カッコいいハーコー・シット8. Rap Terrorist、チープなドラムにKOOL & THE GANG/Hollywood Swinging、ARETHA FRANKLIN/Rock Steadyを合わせたファンキー佳曲9. 1-900 Ste Oreo Type、SLY & THE FAMILY STONE/Stand!をメインにKRAFTWERK/Trans-Europe Express、SOUL II SOUL/Back to Lifeを合わせたアグレッシブな10. Last Asiatic Disciples、MACEO & ALL THE KING'S MEN/Got to Getchaをバックに説き伏せる11. The Word Of God Griff On Duty、MARVIN GAYE/"T" Plays It Cool、TANYA 'SWEET TEE' WINLEY/Vicious Rap、THE BLACKBYRDS/Rock Creek Parkネタのアフロ・ファンキー・トラックにサイレンも飛び出すインスト・ナンバー12. The V Amendment、THE HONEY DRIPPERS/Impeach the President、BAD BASCOMB/I Feel Like Dancing、ART OF NOISE/Beat Box、DOUG E. FRESH AND SLICK RICK/La Di Da Di使いの、これまたPUBLIC ENEMYを意識したであろうドープな13. The Interviewがお気に入り。(2022/11/26)
V.A./Street Jams:Hip-Hop From The Top Pt. 3
信頼のRHINOから1994年にリリースされたオールドスクール・ヒップホップ・オムニバス・シリーズ「Street Jams」のパート3。なかなか渋い選曲だね。
WOODS EMPIRE/Universal Love (1981)
カリフォルニア出身のWOODS兄妹5名で結成されたWOODS EMPIREが1981年にTABU RECORDSからリリースした唯一のアルバム。長らくレア盤として人気を誇っていたが、数年前に待望のCD化され、これはボーナスとして4曲追加された再リリース盤。演奏はDAVID T. WALKER(ギター)、OLLIE BROWN(ドラム)、NATHAN EAST(ベース)など腕利き揃い。人気に違わぬ充実した内容で、特に若さ弾けるパーティー・ファンク1. Party Down、小気味良く、自然に腰が動くライト・ファンク2. Sweet Delight、疾走感も感じるダンス・ナンバー3. So Hot、涼しげなクール・ダンサー5. In Your Ear With It、解説にあるようにEXILEのカバーでRAY PARKER Jr.のヒットA Woman Needs Loveを思い起こさせるメロウ・ミディアム6. Destiny、70年代のスウィート・ソウル・マナーの切ないスロウ7. Misty Eyes、クリスタルな雰囲気を持つ極上メロウ・グルーヴ(ベスト!)9. Universal Love、ボーナス収録で、これまた自然に腰が動くご機嫌なパーティー・ファンク11. Come On Give Me Love、明るくキュートなファンク・ナンバー13. Sweet Delightがお気に入り。(2022/11/12)
BOBBY WOMACK/Everything's Gonna Be Alright
毎月7日は「シングル・レコード・レビューの日」
「シングル・レコード・レビューの日」の初回は、ラスト・ソウルマンことBOBBY WOMACKが1975年にリリースした8thアルバム『Safety Zone』からのシングル。
A面の「Where There's a Will, There's a Way」は、ちょっと軽すぎてイマイチですが、B面の「Everything's Gonna Be Alright」は、イントロのワウギターから引き込まれるトラックに熱いボーカルが最高な土臭くてスリリングなファンキー・ナンバー。このイントロ使ってトラックメイキングした思い出もありますね。(2022/11/07)
BRYAN ADAMS/Reckless (1984)
今日は11月5日。今から38年前の11月5日にカナダの世界的ロック・シンガーBRYAN ADAMSがリリースした4thアルバム『Reckless』をご紹介。プロデュースは、BOB CLEARMOUNTAIN。BRYANと言ったら「Heaven」だよな~やっぱり!洋楽にのめり込んでいった中学時代「なんて素敵な曲なんだろう!」って感動した思い出がありますね。ライブ仕立てのMVも印象的でしたね。もちろん、これ以外のヒット曲も忘れられないですね。LPは高くて買えなかったから、レンタルしてカセットテープに録音して、テープが伸びるまで聴いたな、そういえば。懐かしい!アルバム自体は、10曲中6曲がシングルカットされるくらい人気があり、全体的にクリアでスカッとしたロック・ナンバーにBRYANのハスキーなボーカルが冴えわたり、特にスカッと心地よいロック・ナンバー1. One Night Love Affair、全米6位で少し寂しげなメロディが琴線に触れる3. Run to You、そして全米1位に輝いた名バラードの4. Heaven、全米11位の郷愁感もあるが「I Need Somebody!」の力強いサビも最高な5. Somebody、全米5位のノリがよく、どこか少年時代を思い起こさせるような6. Summer of '69、TINA TURNER(パワフル!)とのデュエットで力強いロックを聴かせる8. It's Only Loveがお気に入り。こうやってアルバム丸々聴いてると、中学の甘酸っぱい思い出が甦ってくるね。音楽はタイムマシン… (2022/11/05)









