OLD 2 DA NEW SCHOOL -145ページ目

JOHNNY WINTER/Second Winter (1969)

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アメリカを代表するブルース/ロック・ギタリスト兼シンガーのJOHNNY WINTERが69年にリリースしたアルバム。前作とは打って変わってロック色濃くしていて楽しめますね。ハードなギターもイカしたファンキー・ロック1. Memory Pain、CHUCK BERRYの古典のカバー6. Johnny B. Goode、ブルージーかつヘビーな8. I Love Everybody、疾走感溢れる9. Hustled Down In Texas、ファンキーなドラムブレイクから惹きつけられるアップテンポなファンキー・ロック11. Fast Life RiderがGOOD。(2013/03/11)

SOUL II SOUL/Club Classics Vol. One (1989)

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UKのJAZZIE B、CARON WHEELER等で結成されたSOUL II SOULが89年にリリースしたデビュー・アルバム。いやー、ほんと彼等の登場はセンセーショナルだったね~。ラジオでも頻繁にかかってたしね。CARON WHEELERの歌が胸に染みるグラウンド・ビートの元祖ともいえる代表曲1. Keep On Movin'、レアグルーヴとR&Bを巧くブレンドした2. Fairplay、KC&THE SUNSHINE BAND/Ain't Nothin' Wrong使いのトラックにJAZZIE Bがレゲエ調のラップを披露する4. Feeling Free (Live Rap)、フルートが耳を惹くトライバルなインスト・ハウス5. African Dance、イントロのCARON WHEELERが素晴らしすぎる代表曲9. Back To Life、もろImpeach使いのヒップホップ度高めの10. Jazzie's Grooveあたりを良く聴いていたな~。久々に聴いたけど、やっぱ素晴らしいアルバムだね。(2013/03/10)

LED ZEPPELIN/Presence (1976)

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LED ZEPPELINが76年にリリースした7thアルバム。タイトでファンキーなドラムにギターが印象的な2. For Your Life、ギターのイントロから惹き込まれるハードロック'N'ファンキーな4. Nobody's Fault But Mine、疾走感溢れるロック5. Candy Store RockがGOOD。悪くはないけど、初期作よりは好みじゃないかな。(2013/03/07)

CURREN$Y/Weekend At Burnies (2011)

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ニューオーリーンズ出身で元504 BOYZのCURREN$Yが2011年にリリースした6thアルバム。プロデュースは、MONSTA BEATZとRHAKI。DEVINやBIZ MARKIEにも通じるユルユルなラップで人気ですね。トラックは浮遊感をだした一時期のNY物で聴けたメロウな感じのものが多いのも魅力の一つかな。浮遊感溢れるメロウ・ナンバー1.#Jetsgo、夕暮れ系メロウ・ナンバー3.She Don't Want a Man、70年代のロックっぽいピアノのメロディが耳を惹く7.This Is The Life、浮遊感のあるゆったりしたトラックにYOUNG RODDYとTRADEMARKをフィーチャした8.On G's、ハートに染み渡るメロウ・チューン9.Money Machine、ドープなビートに耳を奪われるスペーシー・メロウ10.What's What、メロウ&ファンキーなトラックにYOUNG RODDYとTRADEMARKをフィーチャした12.Get PaidがGOOD。ニューオーリンズ出身ってことを意識しなければ大満足なんだけど、できればニューオーリンズらしさを感じさせる何かが欲しかったな。(2013/03/04)

EARTH, WIND & FIRE/That's The Way Of The World

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EARTH, WIND & FIREが75年にリリースした6thアルバム。プロデュースは、MAURICE WHITE。全米でプラチナに輝いたこのアルバムからE,W&Fの快進撃が始まったんですよね。ポップに弾けたファンキー・ナンバー1.Shining Star、ハートウォーミングな2.That's The Way Of The World、爽快ファンキーな3.Happy Feelin'、ほんのりジャズ・フレイヴァも感じるファンキーな5.Yearnin' Learnin'、陽だまり系スロウの6.Reasons、イントロの笛から惹きこまれるアフリカン・フレイヴァたっぷりのファンキー・チューン7.Africanoと聴き応えたっぷり。ファンク好きなら聴くべきアルバムだと思います。(2013/03/03)

LA RUE/Do It For Love (1991)

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R&BグループのLA RUEが91年にリリースした2ndアルバム。1stの頃は確かメンバーは4名くらいいたと思うけど、2名減ったのかな?ROBERT BROOKINS&GORDON JONESプロデュースのSHALAMARの名曲「A Night To Remember」のカバーが一部で人気みたいだけど、いかんせんNJSを意識したハネたドラムが受けつけないな。これよりは、VASSAL BENFORD制作の胸キュン・スロウ3.Still In Love、グラウンドビーツ風のファンキーな6.Think Of Me、80年代特有のチャカポコ感溢れるメロウ・ミディアム7.Wish I Could Find Another、しっとり系ミディアム10.This TimeがGOOD。思ったよりは悪くないアルバムかな。(2013/03/01)

ASWAD/Same (1976)

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UKを代表するレゲエ・バンドASWADが76年にリリースしたデビュー・アルバム。非常に優れたルーツ・レゲエを聴かせるね。悲壮感も感じる1.I A Rebel Soul、郷愁感溢れるダビーなインスト3.Ethiopian Rhapsody、夕暮れモードの4.Natural Progression、寂しげな5.Back To Africa、力強さも感じる8.Concrete SlaveshipがGOOD。やっぱ初期のASWADに外れなしですね。(2013/02/28)

CLASS A FELONY/Same (1993)

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ロングアイランド出身のLORD DUMARとDJ STITCHESのデュオCLASS A FELONYが93年にリリースしたアルバム。プロデュースは、メンバーのC.SMITH(DJ STITCHES)、THE 45 KING、DIAMOND D、ゲストにはLAKIM SHABAZZとDIAMOND D。不運にもリリース前にMCのLORD DUMARは射殺されてしまい、これが唯一のアルバムなんですよね。80年代後期から90年代初期のローファイでドープなトラックもさることながらKING SUNを思い起こさせるスキルフルなLORD DUMARのラップも素晴らしいの一言。ドープなビートが最高な1. Time to Make the Doughnuts、アップテンポでファンキーな2. Hyped Up、サスペンス・チックな3. Hostage、HAMILTON BOHANNON/Save Their Souls、FRED WESLEY AND THE J.B.'S/Blow Your Head使いの鬼ドープな4. I'm Not the Herb You're Lookin 4、ダビーなレゲエ・トラック使いの7. Lyrical Bloodbath、KOOL&THE GANG/Good TimesとTHE JIMMY CASTOR BUNCH/It's Just Begunネタの疾走感溢れる10. Warriors Come Out to Play、タイトルどおり暗闇から忍び寄るようなダーク・チューン11. The Night Stalker、BARBARA ACKLIN/Am I The Same Girl等を使ったソウルフルな12. Tey're All Gonna Laugh at You、ほぼビートだけのシンプルなトラックが逆にラップを引き立たせる13. Rita、アップテンポでファンキーな14. Black Rain、ファンキーなトラック上でスクラッチが映えるDJナンバー15. Electricityと好曲満載。忘れ去られるには勿体ないアルバムだな。(2013/02/27)

RONNY JORDAN/The Antidote (1992)

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ロンドン生まれのジャズ・ギタリストRONNY JORDANが92年にリリースした1stアルバム。プロデュースは、RONNY自身と初期のUKハウスシーンで活躍したLONGSY D。アルバム『Light To Dark』を聴いて一発で惚れ込んだんだけど、これも総じてセンスの良さを感じるね。IGがラップで参加したスインギーでジャジーな1.Get To Grips、スインギーなビートにまろやかなギターが絡む3.After Hours(The Antidote)、Impeachビートが効いたジャジー&ファンキーなトラックにIGをフィーチャーした4.See The New、MILES DAVISのカバーでグルーヴィーな5.So What、哀愁溢れるメロディの6.Show Me、どことなくハウスっぽい感じもするメロウ・グルーヴ7.Nite Spice、夏の夕暮れって感じの8.Summer Smileがお気に入り。2nd、3rdには及ばないけど十分楽しめましたね。(2013/02/24)

HEAVY D & THE BOYZ/Big Tyme (1989)

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ポップフィールドでも活躍したHEAVY D.が89年にグループ名義でリリースした2ndアルバム。1stの『Living Large』があまりにも酷い内容だったんで全然期待していなかったんだけど、聴いてみると、一部の糞なニュージャックスイングを除くとバラエティに富んでいて、しかもファンキーなんでかなり驚いた記憶があるな。

1. We Got Our Own Thang
TEDDY RILEYが手掛けたニュージャックスイング。もう、このビート聴くだけで吐き気がするね…
2. You Ain't Heard Nuttin Yet
DJ EDDIE F.プロデュースのGROVER WASHINGTON, JR./ Mister Magic 、LYN COLLINS/Think (About It)ネタのファンキー・チューン。
3. Somebody For Me
これまたニュージャックスイング… こんなビートのどこがいいんだか。
4. Mood For Love
ダンス・ホールスタイル!ジャマイカ生まれのHEAVY D.の本領発揮。この力の抜け具合最高だね。プロデュースはDJ EDDIE F.。
5. EZ Duz It, Do It EZ
MARLEY MARLプロデュースだけど、信じられないくらいダサい。ニュージャックスイングなんて意識する必要ないのにね。
6. A Better Land
MAIN INGREDIENT/Everybody Plays The Fool使いだけど、普通かな。
7. Gyrlz, They Love Me
THE METERS/Thinking、JAMES ROWN/Hot Pantsネタのファンキー・チューン。プロデュースはMARLEY MARLとHEAVY D.
8. More Bounce
PARLIAMENT/Give Up the Funk (Tear the Roof Off the Sucker)、ZAPP/More Bounce to the Ounce、FAB 5 FREDDY/Change the Beat (Female Version)ネタの最強ファンク!HEAVY D.のラップも力強くてナイス!プロデュースはDJ EDDIE F.。
9. Big Tyme
JAMES BROWN/Sex Machine、CAMEO/Rigor Mortisネタのファンキー・シット!CAMEOネタが上手くハマってるね。プロデュースはDJ EDDIE F.。
10. Flexin'
JAMES BROWN/Get Up, Get into It and Get Involved、LYN COLLINS/Think (About It)使いの最高にファンキーな一発!プロデュースはDJ EDDIE F.。
11. Here We Go Again, Y'all
これもMARLEY MARLプロデュースだけど、全然面白くない。ビートが信じられないくらいダサい。ポップチャートを意識したのか?
12. Let It Flow
DJ EDDIE F.プロデュースのKOOL & THE GANG/Chocolate Buttermilk、THE WINSTONS/Amen Brotherネタの疾走感溢れるファンキー・ナンバー!スクラッチも最高にカッコイイね。

ポップなイメージが邪魔していると思うけど、初期作は聴いておくべき。(2013/02/23)