BOOTSY'S RUBBER BAND/Strechin' Out In (1976)
ファンク界のカリスマBOOTSY COLLINS率いるBOOTSY'S RUBBER BANDが76年にリリースしたアルバム。プロデュースは、GEORGE CLINTONとBOOTSY。ファンク基本盤ってところでしょうか。とにかくひねりが効いたP-FUNKを楽しめます。軽快なファンク1.Strechin' Out In (In a Rubber Band)、ホーンや後半のブヨブヨ・シンセもイカしたファンク2.Psychoticbumperschool、少しダーティ&ヘビーな3.Another Point Of View、哀愁溢れる名スロウで、ブリブリ感も凄い4.I'd Rather Be With You、郷愁メロディのギターが耳を惹くファンク6.Physical Loveが特に好きですね。(2013/01/27)
TASHAN/For The Sake Of Love (1993)
初期DEF JAMで活躍したシンガーTASHANが93年にリリースした3rdアルバム。プロデュースは、UKのHEAVEN 17のMARTYN WARE、MARK MORALES、MARK C.ROONEY等。録音もUKで行われたようで、サウンドもかなりUK寄りの印象。JOCELYN BROWNやTAWATHA AGEEがコーラスで参加したMARVIN GAYEを思い起こさせるセクシーな4. For The Sake Of Love、温もりを感じる6. Still In Love、これもJOCELYN BROWNやTAWATHA AGEEが参加した高揚感のある8. Romantically Inspired、HOWIE TEE一派のKEVIN RYAN制作でファットなビートが耳を惹くメロウ・グルーヴ9. Control Of Me、アシッド・ジャズっぽい11. All I Ever Do、これもMARVIN GAYEっぽいメロウ・ナンバー12. Love Of My Life、MARVIN GAYEの好カバー13. I Want YouがGOOD。力作だと思うけど、生ドラムの音だけはいただけないな。ニューソウルっぽいものを作るならもっとそれにあった音色のものがあったんじゃないかな。(2013/01/26)
GANG STARR/Daily Operation (1993)
GURU(R.I.P.)とDJ PREMIERの人気コンビGANG STARRが93年にリリースした3rdアルバム。GANG STARRはWILD PITCHの頃からずっと聴いているけど、正直それほどDJ PREMIERサウンドは好みじゃないかな。もちろん大好きな曲もあるけど、猫も杓子も「PREMIER最高 !」って風潮には納得できなかったな。(TOO SHORT/In The Trunkの主役のピンプ感を引き出さないリミックスの酷さといったら !) 話はそれたけど、このアルバムの第一印象は「地味だなー」って感じかな。それでも、AHMAD JAMAL/Misdemeanorネタの5. Soliloquy Of Chaos、JERU THE DAMAJAとLIL DAPをフィーチャーしたシンプルな6. I'm The Man、ARETHA FRANKLIN/Young, Gifted and Blackのピアノの一部分をループしたインタールードなのが勿体ない7. 92 Interlude、THE CRUSADERS/In the Middle of the River、BOB JAMES/Nautilus使いのファンキーな11. No Shame In My Game、CHARLES WRIGHT & THE WATTS 103RD STREET RHYTHM BAND/High as Apple Pie - Slice IIネタのソリッドな12. Conspiracy、BILL COSBY/Get Out of My Life, Woman、AHMAD JAMAL/Ghetto Child使いのタイトルどおりイルな13. The Illest Brother、PAUL NERO/(This Is) Detroit Soulネタのシンプルな14. Hardcore Composer、EDDIE HAZEL/Frantic Momentのドラムをループした17. Take Two And Passあたりは良く聴いてたね。悪くはないけど、傑作でもないと思う。(2013/01/23)
BOBBI HUMPHREY/Freestyle (1978)
女性フルート奏者のBOBBI HUMPHREYが78年にリリースしたアルバム。プロデュースは、RALPH MACDONALD。ベースにANTHONY JACKSONとMARCUS MILLER、ドラムにSTEVE GADD、ギターにERIC GALE、キーボードにRICHARD TEE、ハーモニカにSTEVIE WONDER、パーカッションにRALPH MACDONALD等と超豪華な面々。フリーソウルシーンで人気のメロウ・グルーヴ4. Sunset Burgundyをはじめキレが良くてファンキーな1. Home Made Jam、心落ち着かせるスロウ3. I Could Love You More、明るく楽しげな6. If You Want It、リズミカルで自然に体が動く7. If You Let Me、穏やかでハートウォーミングな8. Good Timesと聴きどころたっぷり。BOBBIにキュートな歌声も最高だね。イージーリスニングっぽいところもあるけど、とても大好きなアルバムですね。(2013/01/22)
V.A./Monster TV Rap Hits (1989)

TOMMY BOY RECORDS監修のオムニバス。80年代後期の重要曲が収録されており、中にはこれでしか聴けない貴重な12シングル曲もあってとてもお得 ! ほとんどが有名曲なので、アルバムがリリースされていない7.、11.、13.、15,を紹介。
1. Me Myself And I/DE LA SOUL
2. Joy And Pain (World To World Remix)/ROB BASE & DJ E-Z ROCK
3. Doowutchyalike/DIGITAL UNDERGROUND
4. If It Ain't Ruff/N.W.A.
5. Wrath Of My Madness/QUEEN LATIFAH
6. Brand New Funk/DJ JAZZY JEFF & THE FRESH PRINCE
7. It's My Turn/UPTOWN
STETSASONIC第3のメンバーBOBBY SIMMONSプロデュースで、TOWER OF POWER/Soul Vacination、THE REAL ROXANNE f/HOWIE TEE/Bang Zoom (Let's Go-Go)使いのファンキーな佳曲。94年のBUCKSHOT LeFONQUEのアルバム以後の活動はないのか !?
8. Move Somethin' /THE 2 LIVE CREW
9. Talkin' All That Jazz/STETSASONIC
10. We Want Eazy/EAZY-E
11. 4 At A Time/FRESHCO
89年のニューミュージックセミナーのMCチャンピオンに輝いたMC。JERRY CALLENDER AND SHAWN CONRADプロデュースで、QUINCY JONES/Hikky-Burr使いのノリの良いファンキー・チューン。95年にもインディでリリースしているけど、それはイマイチだったな。今は何処へ !?
12. Pump It Up (Here's The News)/MC HAMMER
13. All Rappers Give Up(Can't Get Enoughではなくタイトル間違い)/BLACK BY DEMAND
CHRIS MOOREプロデュース、PAUL C.ミックスで、ZAPP/So Ruff So Tuff使いのクラシック ! できればCan't Get Enoughも収録して欲しかったな~。
14. Posse' On Broadway/SIR MIX-A-LOT
15. God Made Me Funky/TOO POETIC
J. TINSLEYとPOETIC PRODUCTIONSプロデュースで、MELVIN BLISS/Synthetic Substitution、MARVIN GAYE/Inner City Blues、THE HEADHUNTERS/God Make Me Funky、BILLY SQUIER/The Big Beatネタの人気曲。
16. Rollin' With Kid 'N Play/KID 'N' PLAY
17. Stop The Violence/BOOGIE DOWN PRODUCTIONS
ミドル好きなら要チェックのオムニバス ! (2013/01/21)
CRIME BOSS/All In The Game (1995)
初期のEIGHTBALL & MJGでお馴染みのSUAVE HOUSE RECORDSから95年にリリースされたCRIME BOSSの1stアルバム。プロデュースはT-MIX。決して傑作ではないけど、こういったG物がマイナーだった時期に日本で"普通に"購入できたアルバムの一つだっただけに思い出深いですね。クレジットは11曲だけど、実際には12曲収録されており、タイトルも1曲ずれているといういい加減さもマイナーらしくて好きだね。コーラスをフィーチャーした暗めの3. Put 'Em Up、ホラー調のトラックにEIGHTBALLが参加した3. Story Goes、RODNEY ELLISの歌を大きくフィーチャーした郷愁感溢れるメロウ・チューン6. Big Chiefing、不穏なピアノループにピーヒャラシンセが絡むトラックにSOUTH CIRCLEをフィーチャーした9. Point Of No Return、MJGをフィーチャーした南部風情溢れる郷愁ナンバー10. 'The Chick'、アーシーなアウトロ12. Come And Get Some、ダーク&バンギンな13. Untitled Trackがお気に入り。このメジャーになりきれていないマイナー感はやっぱ好きだな~。(2013/01/16)
JOHNNY WINTER/Still Alive & Well (1973)
アメリカを代表するブルース/ロック・ギタリスト兼シンガーのJOHNNY WINTERが73年にリリースしたアルバム。JOHNNY WINTERってもっとブルース寄りかなって思ったんだけど、このアルバムで聴けるロックは結構好きだな。活きの良すぎるブルース・ロック1. Rock Me Baby、これぞロックンロールって感じの2. Can't You Feel It、地を這うようなブルース・ロック4. All Tore Down、「俺は元気だぜ!」ってタイトルどおりのファンキーなロックを聴かせる8. Still Alive & Wellがお気に入り。他のアルバムも聴いてみたくなったね。5CDでも買おうかな。(2013/01/15)






