OLD 2 DA NEW SCHOOL -146ページ目

MOUNTAIN/Flowers Of Evil (1971)

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巨漢ギタリストLESLIE WESTとCREAMのプロデューサーだったFELIX PAPPALARDIを中心としたアメリカン・ハード・ロック・バンド"MOUNTAIN"が71年にリリースした(実質的な)4thアルバムでスタジオとライブの両方を収録。MOUNTAINらしい重たいロック3. One Last Cold Kiss、ハードなギターがイカした4. Crossroader、UKのプログレっぽさも感じる5. Pride And Passion、25分にも及びライブ・メドレー6. Dream Sequence: Guitar Solo/Roll Over Beethoven/Dreams Of Milk And Honey/Variations/Swan Theme、ヒット曲のライブ7. Mississippi QueenがGOOD。正直、スタジオ曲にするかライブにするか統一した方が聴きやすいと思ったな。少し中途半端な感じがしたね。(2013/02/22)

THE ISLEY BROTHERS/Harvest For The World (1976)

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THE ISLEY BROTHERSが76年にリリースしたアルバム。アコースティックで爽やかな風ってイメージの最高にグルーヴィーなフリー・ソウル人気曲2.Harvest For The World、クラビネットが印象的なグルーヴィーなファンク3.People Of Today、自然に体が動くノリの良い4.Who Loves You Better、AALIYAHのカバーでもお馴染みの甘~くメロメロにとろけそうなスロウ5.(At Your Best)You Are Love、恋人と寄り添うようなしっとりとした大人のスロウ6.Let Me Down Easy、2.と同系統のグルーヴィーな7.So You Wanna Stay Down、少しアーシーなファンク8.You Still Feel The Need、ボーナスで収録された名曲Summer Breezeのライブ9.Summer Breeze(Live)と全曲最高!流石はISLEY!って唸らされますね。(2013/02/19)

THE MONTCLAIRS/Dreaming Out Of Season (1972)

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今でも現役バリバリのシンガーPHIL PERRYが所属したセントルイスのコーラス・グループTHE MONTCLAIRSが72年にリリースした唯一のアルバムにLP未収録のシングル曲や未発表をコンパイルしたP-VINEの再発盤。プロデュースは、OLIVER SAIN&KEITH FRYE。甘茶好きには有名すぎるアルバムですね。スウィート・ソウルにはまった20数年前にこのグループの「Make Up For Lost Time」で衝撃を受け、再発LPをすぐに購入した思い出あるアルバム。切ないスロウ2. Do I Stand A Chance、甘美なスロウ3. Dreaming Out Of Season、パーカッションもナイスな瑞々しくてファンキーな6. Unwanted Love、しっとりとしたスロウ7. Grand Finale、LP未収録のシングルの中では前述の鬼スウィートな名曲8. Make Up For Lost Time、アップテンポで高揚感のあるフリーソウル・テイストの10. Hung Up On Your Love、切ないスロウ12. Baby(You Know I'm Gonna Miss You)、未発表の中では胸が締めつけられそうになるスロウ13. Ease The Pain、心ウキウキする15. Dawn Of My Lifeがお気に入り。いつ聴いても素晴らしいアルバムだね。(2013/02/16)

JOHNNY WINTER/Same (1969)

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アメリカを代表するブルース/ロック・ギタリスト兼シンガーのJOHNNY WINTERが69年にリリースしたメジャー・デビュー・アルバム。いきなりブルージーでイカしたロック1. I'm Yours And I'm Hersで「オオッ !」と思わせたけど、残りは究極に苦手なブルースのオンパレードで撃沈… かろうじてホーンンがファンキーな6. Good Morning Little School Girlが聴けた程度。まあ5枚組の1枚だし、1.が気に入ったから良しとするかな。(2013/02/14)

ROB BASE/The Incredible Base (1989)

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「It Takes Two」の大ヒットで一躍シーンに躍り出たROB BASEが89年にPROFILE RECORDSからリリースしたソロ・アルバム。コンビ間でトラブルが起きたのか盟友DJ E-Z ROCKの参加はなし。ほぼ全編パーティナンバーで、特に男性コーラスも参加したノリノリな1. Turn It Out (Go Base)、FREEDOM/Get up and danceまんま使いのストレートなパーティー・ラップ2. Get Up and Have a Good Time、BPM早めのISAAC HAYES/BreakthroughにBOBBY BYRD/I Know you got Soulを合わせた3. Rumors、BPM早めで結構ハードに攻める4. Hype It Up、EDWIN STARR/Warのカバーともいえる豪快な6. War、GAP BAND/Outstanding使いのメロウ・ミディアム7. OutstandingがGOOD。深いこと考えずに気楽に楽しめるアルバムだと思う。(2013/02/12)

KOOL & THE GANG/Love & Understanding (1976)

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KOOL & THE GANGが76年にリリースしたアルバム。ライブも3曲収録。名曲Funky Stuff系の1.Love & Understanding、クールなんだけどファンキーな2.Sugar、タイトルどおりエナジーを感じる4.Cosmic Energy、BPMを早めにしたアレンジがカッコイイ名曲Hollywood Swingのライブ5.、メロウ・クラシックとして数々の曲にサンプリングされたSummer Madnessのライブ6.、アフリカを感じさせるファンキーな7.Universal Sound(Live)、ファンキーでノリノリな8.Come Togetherと聴きどころ満載。この頃のKOOL & THE GANGに敵なし!って感じでほんと充実していて凄いね。(2013/02/10)

CHUBB ROCK/The One (1991)

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ジャマイカ出身、ブルックリン育ちのおデブMC”CHUBB ROCK”が91年にリリースした3rdアルバム。プロデュースは、従兄弟でヒップホップ界の名プロデューサーHOWIE TEE。聴いた回数からいうと前作『And The Winner Is …』が一番かなと思うけど、これもクラシックには間違いないね。

1. The One
THE J.B.'S/The Grunt、9TH CREATION/Bubble Gum、THE D.O.C./It's Funky Enough使いの鬼渋い一発。トラックが地味なだけにCHUBBのフロウが引き立つね。
2. Just The Two Of Us
ALBERT KING/Cold Feet、CHIC/Good Times使いのブルージーなトラックにラガMCをフィーチャーした佳曲。
3. Treat 'Em Right
人気がある曲だけど、個人的には普通かな。軽すぎだな。
4. The Big Man
BILL COSBY/Get Out of My Life, Woman、REDD HOLT UNLIMITED/Do It Baby使いのヘビーな一発。重いピアノのループが効いてるね。
5. The Night Scene
ISAAC HAYES/Breakthrough等を使ったファンキー・ナンバー。
6. The Bad Boyz
ダンスホール感も取り入れた不思議な感覚の曲。アルバムの中では異質だけど、悪くはないな。
7. What's The Word
定番THE HONEY DRIPPERS/Impeach the President使いだけど、ドラム部分を使っていないところがニクイね。
8. Organizer
THE EMOTIONS/Blind Alleyネタのファンキー・チューン。
9. The Chubbster
THE GRASS ROOTS/You and Love Are the Same、THE JIMMY CASTOR BUNCH/Let's Party Now使いのアップテンポでノリの良い一発。「Treat 'Em Right」より断然こっちだな。
10. Cat
悪くないけど、もう少しネタ入れても良かったんじゃないかな?
11. Another Statistic
BUDDY MILES/Train使いだけど、つまらないな。
12. Enjoy Ya Self
SUPER LOVER CEE & CASANOVA RUD/Gets No Deeper (Remix)とドラムが似ているね。SLY & THE FAMILY STONE/Love Cityがネタかな。
13. The Five Deadly Venoms
鬼ドープなトラック上でA.T.E.E.M.、RED HOT LOVER TONEとマイクを回すポッセカット。比較的シンプルなトラックだけど、カッコ良さはハンパない!
14. Bring 'Em Home Safely
もろR&Bなトラック上で3RD BASS、ROCKIN ROBIN(後のTHE LADY OF RAGE)、LUCASとマイクを回すスムーズなメロウ・グルーヴ!この曲の女性MCがTHE LADY OF RAGEだったって初めて知ったな~。
15. Keep It Street
THE MOHAWKS/The Champ、ALL THE PEOPLE/Cramp Your Style、BOB JAMES/Nautilus、20TH CENTURY STEEL BAND/Heaven and Hell Is on Earth、GAZ/Sing Sing、GEORGE CLINTON/Atomic Dog使いの地下室で録音したかのような音処理が面白い佳曲。
16. The Regiments Of Steel
WEATHER REPORT/125th Street Congress、STEVE MILLER BAND/Fly Like an Eagleネタのトラック上でマイクの巨人達を称える鬼渋ファンキー・チューン!

この質感はこの時代にしかだせないものがあるよな、やっぱり。ミドル好きなら絶対に聴くべきアルバムだと思う。(2013/02/09)

SWV/New Beginning (1996)

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デビュー・アルバムで一躍R&B界のトップになったガールズ・コーラス・トリオSWVが96年にリリースした2ndアルバム。プロデュースは、ALLSTAR、ERICK SERMON、NEPTUNES、HERB MIDDLETON、BRIAN A. MORGAN、CHUCKY THOMPSON等。傑作1stに比べると少し詰め込み過ぎかなって感じましたね。悪くはないけど、スロウが多くてどこか食傷気味な感じ。それでも渋めのファンキー・チューン2.You're The One、沈み込むようなグルーヴのファンキー・ナンバー3.Whatcha Need、FONDA RAE/Over Like A Fat Rat、JAMES BROWN/The Payback使いのERICK SERMON印ファンク4.On&On、しっとりとしたスロウ7.Where Is The Love、大人のスロウ8.Fine Time、しっとり系スロウ10.Use Your Heartあたりは流石だね。最初に聴くなら絶対に1stだけど余裕があればこれも聴いておいた方が良いかな。(2013/02/08)

BASS PATROL/Trunk-A-Funk (1995)

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BASS PATROLが95年にリリースしたアルバム。Planet Rock使いのマイアミベースの雛型ともいえる2. 2 Da' Ground、メロウなキーボードがイイ感じの3. Trunk-A-Funk、落ち着いた雰囲気のメロウ・ナンバー6. Silly Of Me、ほとんどドラムマシンのみの簡素な7. Bring Down The Walls、ミステリアスな雰囲気のインスト9. It's Called Bass、これも落ち着いた感じの13. Let The Bass Blow、アンビエントな雰囲気のインスト14. Bass National AnthemがGOOD。比較的BPM遅めの曲が多いから聴きやすいね。(2013/02/07)

MAXX TRAXX/Same (1982)

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「BLACK MUSIC DISC GUIDE」のレア盤コーナーにジャケットのみ掲載されていたグループとしてマニアの間で話題のになったMAXX TRAXXが82年にリリースしたアルバム。捨て曲だらけで、1曲しか聴けないレア盤が多いけど、これは人気が出て納得の好盤で、爽やかさも感じるダンス・ナンバー1.Don't Touch It、STEVIE風のブリージンな2.You & I、疾走感溢れるダンス・ナンバー3.Tell Me、切ないスロウ4.Time Has Come、小気味良いパーティ・ダンサー5.Let's Have a Party、明るく楽しげなダンス・ナンバー7.To Be With Youと好曲満載。こういうレア盤の再発なら大歓迎ですね。(2013/02/06)