OLD 2 DA NEW SCHOOL -148ページ目

INTRUDERS/Super Hits (1973)

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フィリーのコーラス・グループINTRUDERSが73年にリリースしたベスト盤。スウィート・ソウルの名盤と評価されているけど、全然ダメだな・・・ まず声がスウィートじゃないよ!人によって好みは違うけど、自分の持っているスウィート・ソウルからは大きく外れるね。まあ、スウィート・ソウルって言われてなければ、そこそこ聴けるアルバムではあるね。RASCALS/Groovin'に似た1.Cowboys To Girls、ハートウォーミングな2.Together、ソウルフルな3.(We'll Be)United、ソウルフルな4.(Love Is a Like)Baseball Game、ほんのりと甘い9.Friends No Moreが良かったかな。でも、フィリー・ソウルってほんと苦手だな。心に響くのがあまりないな。(2013/01/14)

RUN D.M.C./Back From Hell (1990)

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RUN D.M.C.が90年にリリースした5thアルバム。プロデュースは、RUN-D.M.C.、JAM MASTER JAY、GLEN E.FRIEDMAN、DAVID REEVES(DAVY-D)、LARRY SMITH、FRANKIE INGLESE等。一般的にニュージャックスイングを導入したセルアウト的なアルバムとして評価が低いけど、その曲を除けばRUN D.M.C.らしさは十分に出ていると思うけどね。自身のSucker Mc's使いのイントロ1. Sucker D.J.'s、なんとTHE STONE ROSES/Fools Goldをネタにした反則スレスレだけどグルーヴィーな3. What's It All About、FUNKADELIC/Good Old Music、JAMES BROWN/Popcorn With a Feelingネタのレゲエ・フレイヴァ溢れる4. Bob Your Head、重たいビートにピアノのループが耳を惹く6. Kick The Frama Lama Lama、DENNIS COFFEY/Scorpio使いのアップテンポでハードな8. Word Is Born、BOB JAMESを使った鬼ドープな11. Groove To The Sound、PEを思い起こさせるサイレンのイントロも印象的なハーコー・ナンバー4. Livin' In The City、ノリノリでファンキーな16. Party Timeがお気に入り。結構スルーされている人も多いと思うけど、聴いて損はないアルバムだと思う。(2013/01/13)

SLY STONE/High On You (1975)

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SLY STONEが75年にリリースしたソロ・アルバム。ソロといってもグループ名義との音の違いはそんなにないかなって感じ。ベースやドラムが完全にファンクしていてカッチョいい1. I Get High on You、DE LA SOUL/Say No Goでも使われた軽快ファンキーな2. Crossword Puzzle、AKINYELEがThe Robbery Songでイントロ部分を使った3. That's Lovin' You、ファンキーなオルガンが耳を惹くノリノリな5. Green Eyed Monster Girl、SLYらしさ溢れるファンキーな6. Organize、明るくて楽しげなファンキー・ナンバー10. Greedがお気に入り。言われているほど悪いアルバムじゃないね。むしろ『Life』よりははるかにカッコイイと思う。(2013/01/12)

THIN LIZZY/Vagabonds of the Western World (1973)

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アイルランドの英雄と呼ばれるロック・グループのTHIN LIZZYが73年にリリースした3rdアルバム。結構混沌とした感じのアルバムだなというのが第一印象。でも聴ける曲は総じてカッコイイね。6分にも及ぶワウギターが耳を惹くファンクも感じる2. The Hero And The Madman、荘厳なドラムのイントロから耳を奪われるブルージーかつファンキーな3. Slow Blues、アメリカン・ロックっぽいイントロのギターからノックアウト間違いなしのハードロックで、サビの「アイマ ロッカ !」もカッコ良すぎる4. The Rocker、どことなく寂しげな6. Little Girl In Bloom、太いベースのイントロから耳を奪われるタイトルどおり暗闇から忍び寄るような7. Gonna Creep Up On You、ボーナスとして収録された疾走感溢れるハードロック10. Black Boys On The Corner、ブルース・ロックって感じの12. Broken Dreamsがお気に入り。(2013/01/11)

ERIC GABLE/Process of Elimination (1994)

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ニューオーリンズ出身のR&BシンガーERIC GABLEが94年にリリースした3rdアルバム。プロデュースは、CHRISTIAN、TONY DOFAT、FORCE M.D.'S、NORMA JEAN WRIGHT等。ヒップホップR&BとオーソドックスなR&Bトラック上でバリトンボイスを聴かせてくれ、特にMARVIN GAYE/"T" Plays It Coolネタのファンキーな1. Process of Elimination、少し妖しげな雰囲気もするスロウ2. Don't Wanna Hurt Nobody、女性シンガーJANA O'HARAとのデュエットの郷愁ミディアム5. I'll Be Around、FORCE M.D.'Sらしいしっとりとアダルトな雰囲気のスロウ7. Try Again、ファンキーなビートに哀愁メロディのミディアム8. Let Me Rock、エモーショナルなスロウ9. Don't Stop、FORCE M.D.'SのTCDとSTIVIE Dも参加した切ないスロウ10. This Timeがお気に入り。とてもバランスのとれた好アルバムですね。(2013/01/09)

M.C. SHY-D/Comin' Correct In 88' (1988)

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ブロンクス生まれアトランタ育ちのM.C. SHY-Dが88年にLUKE RECORDSからリリースした2ndアルバム。プロデュースは、DJ TOOMP、M.C. SHY-D、DJ MIKE FRESH。全8曲(CDは9曲)と少ないが、ツボを押さえた好盤で、特に80年代特有のビートに生ベース(?)が効いたA1. I Am Rough、JOESKI LOVE/Pee Wee's Dance似のビートにLL COOL Jの声ネタが効いたA2. It's Just My Caddy、甘茶フリークからも人気の高いTHE ISLEY BROTHERS/Between The Sheetsネタの胸キュン・ラブ・ラップ・クラシックA3. I Don't Want To Treat You Wrong、CHERYL LYNN/Got to be realネタの高速ハイテンションなB1. I Will Go Off Part II、ローファイなビーツにDEBARGE/All This Loveを合わせたB2. Atlanta That's Where I Stay、RUFUS&CHAKA KHAN/Do You Love What You Feelネタのイケイケ・ハイパー・チューンB4 I Wanna Danceと聴きどころたっぷり。彼の『Greatest Hits』のCDでこのアルバム全曲聴けるけど、正式にCDで再発して欲しいな~。(2013/01/08)

SCHOOLLY D/Am I Black Enough For You? (1989)

あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。

新年一発目はドープなこのアルバムから。


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GANGSTA RAPのパイオニアの一人"SCHOOLLY D"が89年にリリースした4thアルバム。プロデュースは、SCHOOLLY D、スクラッチは、DJ CODE MONEY。SCHOOLLY Dの最高傑作と思うが、何か異論はあるかな?JAMES BROWNをサンプリングしたトラックが、当時のJBネタのヒップホップの中でも飛び抜けてドープ!SCHOOLLY Dのラップも最高の一言。

1. Black
CHUBUKOS/House Of Rising Funkネタの短いイントロながら、十分カッコイイ。
2. Gangster Boogie
CHICAGO GANGSTERS/Gangster Boogie、J.B.'S/Blow Your Head、JAMES BROWN/You Got To Have a Mother For Meを使った鬼ファンキーな一発!このトラックでノれない奴はいないでしょ?
3. It's Like Dope
J.B.'S/To My Brotherネタのファンキー・チューン。J.B'S使えば間違いないね。
4. D. Is For
JAMES BROWN/I Can't Stand It使いのトラックにCODE MONEYのヘタウマ・スクラッチがナイス。
5. Black Is...
ブレイクビーツ使いのインタールード。ラップを入れてもよかったかも。
6. Gucci Again
自身のクラシック"Gucci Time"にピアノをループしたBDP/The Bridge Is Over的な曲。地味ながらジワジワ効いてくるね。
7. Pussy Ain't Nothin'
MOUNTAIN/Long RedビーツにJIMI HENDRIX/Voodoo Child (Slight Return)を合わせたロッキシュなハーコー・チューン!
8. Black Attack
ビートにスクラッチを合わせたインタールード。
9. Who's Schoolin' Who?
JAMES BROWN/Coldblooded、Give It Up Or Turnit a Loose、Sayin' It And Doin' ItとJBオンパレードなファンキー・ナンバー。
10. Mama Feel Good
J.B.'S/Damn Right, I Am Somebody、LYN COLLINS/Mama Feel Good、Think(About It)、AFRIKA BAMBAATAA & THE JAZZY FIVE/Jazzy Sensation使いのご機嫌なファンキー・シット!
11. Get Off Your Ass
FUNKADELIC/Get Off Your Ass And Jam、JAMES BROWN/ Get Up, Get into It, Get Involvedネタの鬼ファンキーなインタールード。
12. Education Of A Black Man
BILL WITHERS/Kissin' My Love使いのファンキー・トラックにKING SUNの声ネタを合わせた佳曲。
13. Black Education
MAHAVISHNU ORCHESTRA/Planetary Citizenネタのファンキーなインタールード。
14. Livin' In The Jungle
GRAHAM CENTRAL STATION/The Jam、J.B.'S/Damn Right, I Am Somebody使いの鬼ドープなクラシック!SCHOOLLY Dのラップがカッコ良すぎ!
15. Black Jesus
BRASS CONSTRUCTION/Changin、IDRIS MUHAMMAD/Crab Appleネタの鬼渋い佳曲。
16. Super Nigger
PARLIAMENT/Aquaboogie、RICHARD PRYOR/Jailネタのインタールード。
17. Am I Black Enough For You?
MACEO&THE MACKS/Soul Power 74、EDDIE BO/Hook and Sling、BILLY PAUL/Am I Black Enough for You、MANDRILL/Fat City Strut、UPP/ Give It to You使いのファンキー・チューン。JBが歌い出しそうな感じだね。
18. Don't Call Me Nigger
ROY AYERS/Lonesome Cowboy、RUFUS THOMAS/Do The Funky Penguin、SLY & THE FAMILY STONE/Don't Call Me Niggerネタの3rdアルバムっぽい曲調のハーコー・チューン。アルバム内では少し異質かな。
19. Black Power
ROY AYERS/Brother Greenネタのファンキーなインタールード。
20. Godfather Of Funk
JAMES BROWN/Get Up, Get into It, Get Involved、Untitled Instrumental、PARLIAMENT/Give Up The Funk、Sir Nose D'voidoffunk使いのJB臭プンプンするファンキー・チューン。

1stも凄いが、トータルの完成度ではこれがNo.1.聴くべし。(2013/01/07)

HEART/Bad Animals (1987)

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ウィルソン姉妹を中心としたアメリカのロック・バンドHEARTが87年にリリースしたアルバム。HEARTっていったらやっぱり「Alone」だよね。いつまでも心に残っている名曲の一つで、この美しくも切ないメロディは素晴らし過ぎるね。もちろんANN WILSONの歌もエモーショナルで最高だね。でもこれってI-TENっデュオのカバーなんだね。知らなかったな。アルバムも「産業ロック」って非難されているけど、ポップな魅力に溢れていて、特にキャッチャーって言葉がぴったりなロック1. Who Will You Run To、スピード感もあって哀愁感も溢れるまさに「エイティーズ」って言葉がぴったりな3. There's The Girl、小ヒットしたスロウ4. I Want You So Badが好きだな。久々に聴いたけどやっぱり「Alone」を聴くと青春時代の初恋を思い出して涙が自然にこぼれてくるね… やっぱ音楽ってイイね~。(2012/12/31)

THE PHARCYDE/Bizarre Ride II The Pharcyde (1992)

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ニュースクール・フリークに大人気のLAのグループ"THE PHARCYDE"が92年にリリースしたデビュー・アルバム。プロデュースは、J-SW!FT。評論家や専門誌等ではクラシックってもてはやされているアルバムだけど、個人的にはそこまではいかないかなって思うな。それでも、ご機嫌ファンキーな7.Soul Flower(Remix)、ジャジーで少し寂しげなメロウ・ナンバー8.On The DL、Funky Drummer使いのドラムだけでOKな10.Officer、ビートを含むネタ使いがナイスなファンキー・チューン11.Ya Mama、QUINCY JONES/Summer In The City使いの郷愁感溢れる12.Passing Me By、PRINCE/Track#2、DOUG E.FRESH/The Showを使ったオールド・スクールへの愛情がトラックとラップにも感じられる16.Return Of The B-Boyあたりは大好きでよく聴いているけどね。DE LA SOULやATCQ好きなら聴いておくべきアルバムですね。(2012/12/27)

BAD COMPANY/Same (1974)

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元FREEのPAUL RODGERSを中心にKING CRIMSON、MOTT THE HOOPLEのメンバーと組んだBAD COMPANYが74年にリリースした1stアルバム。UKのバンドだけど、アメリカン・ロックに近いサウンドで、FREEみたいのを期待していたのに少々肩透かしだったかな。だけど、ヘビーかつハードな2. Rock Steady、哀愁感漂う3. Ready For Love、R&B調のスロウ4. Don't Let Me Down、静かな曲調からダイナミックに転じる5. Bad Company、郷愁感溢れるスロウ6. The Way I Choose、もろアメリカン・ロックって感じの7. Movin' Onには惹きつけられるね。(2012/12/26)