今日は3月の大阪・名古屋バースデーツアーの3日目に行った長久手市横道41-100の「トヨタ博物館」を紹介します。
この日は朝の8時からWBCの決勝戦があったので、当初は岡崎城見学を予定していましたが、お昼前までテレビを見て前回紹介した「ドゥエイタリアン」でラーメンを食べてから、夕方の誕生日祝いの会までの時間にこちらに行ってきました。
トヨタ博物館は、地下鉄東山線の藤が丘駅でリニモ(東部丘陵線)に乗り換えて芸大通駅(トヨタ博物館前)から徒歩5分にあります。
ここは世界の自動車とクルマ文化の歴史をご紹介する博物館で、トヨタ自動車創立50周年記念事業のひとつとして1989年4月に設立しました。
有料のクルマ館に入る前に日本の懐かしい車が展示されています。
「ハコスカ」の愛称で親しまれていたスカイラインが展示されています。
有料のクルマ館の1階には、1936年当時の図面を基に忠実に再現されたトヨタ初の生産型乗用車トヨダ AA型乗用車と、建設当時の挙母工場のレリーフ等が展示されています。
2階はドイツで誕生した世界初の実用的なガソリン自動車といわれるベンツ パテント モトールヴァーゲンにはじまり、1950年代までの世界の自動車技術、文化の歴史を展示・紹介しています。
パナール エ ルヴァッソール 6HP ワゴネット、ランチェスター、オールズモビル カーブド ダッシュ
ド ディオン ブートン 1 34HP トライサイクル、ベンツ ヴェロ、シボレー シリーズ490
シボレー コンフェデレイト シリーズ BA、フォード モデル 40
3階は1950年代から現代に至るまでの世界の自動車の進化と課題への取り組みなどを展示・紹介しています。
トヨタ 2000GT MF10型、トヨタ スポーツ800 UP15型
幻の名車といわれるトヨタ 2000GTのピカピカの実車があり感動しました。
日産 フェアレディ Z 432 PS30型、トヨタ セリカ リフトバック 2000GT RA25型
トヨタ カローラ レビン AE86型、メルセデス・ベンツ 190E W201型
クルマ館の1階から3階までで約140台の車が展示されていて、懐かしい車もあって車好きにはたまらない博物館です。
クルマ館を出た後の、文化館2階の企画展示室では、世界中の公道を舞台に市販車ベースの競技車両で戦われるWRC(FIA世界ラリー選手権)における、日本車挑戦の歴史を、7社12台の各社の代表的な参戦車両がありました。
トヨタ セリカ ツインカムターボTA64、トヨタ MR2-222D、ダットサン 1800SSS
ブルーバードU P610、マツダ RX-7、スズキ SX4 WRC
クルマ文化資料室にはいろいろな展示がありました。
ここは町中からはちっょと離れてますが、車が好きな人は一度行く価値がある博物館です。