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もう何度も書き続けてきた、このがん患者さんのシリーズもこれで最後。
2011年11月〜2012年6月にあった、忘れられない出来事でした。
後半の３ヶ月くらいかな、私の直傳靈氣受講生で、彼女のサポートチームに
手を上げてくださった方たちと、シフト制で靈氣療法を続けました。
痛みがひどくて、立てなかったのが、立てるようになったり、でも、
次の日は、起きれなかったり、アップダウンを繰り返しながらでした。
徐々に体が弱くなってきて、とうとう、家での介護が難しくなってきた頃、
やっぱりホスピスに移動しようと話し合いで決まったよう。
私はそのホスピスでボランティアをしていたので、誰がどの部屋に入所してきたか
みることが出来ました。
「あ、彼女、入所したんだ。。。」
ホスピスのボランティアとして、知り合いの名前を、入所者名簿に
見つけると、ドキッとして目を疑いたくなる。
でも、部屋を訪ねるときは、カラッと
「こんなとこで、何やってんのよ！」
って笑顔で言うと、その場の雰囲気が、ふっと変わるんです。
そんなことをやってみたこともあります。
人それぞれですね。
彼女の部屋を訪ねてみると、
痛みのコントロールのために、強いお薬を使ったせいか、意識も朦朧と
していました。
旦那様は、もうダメかも、そんな悲しそうな目をしています。
ずっと付き添いしてくださっていたお姉さんは、いったん遠方の家に戻っていたので、
ホスピスに移ったという報告を聞いて、こちらに向かっている途中でした。
とにかく、お姉さんが到着するの、間に合って欲しい。
そんな思いで、
「お姉さんが向かってるから、待てる？」
と聞いたら、
うん、うん, と頷く。
間に合って欲しいなと思い、私は知ってる方に、遠隔靈氣のリクエストを
しました。
こういう状況だから、とにかくお姉さんが到着するまで、時間稼ぎでいいから、
お時間のある方は、遠隔靈氣をしてくれませんか？
そして、多くのかたが、彼女に遠隔靈氣を始めました。
次の日に、ホスピスを訪ねてみたら、
昨日の彼女の状態とは、全く違って、表情もはっきりしてるし、
会話も出来るし。
「昨日は、最悪だったわ。どうなるかと思ったけど、今日は気分がいいわ。」
私も、その変わり様にびっくりしました。
これが、遠隔靈氣のおかげかどうかは、なんの証拠もないし、
証明も出来ないけど、
絶対、みんなからの遠隔靈氣は効いてたって思いました。
ホスピスで昏睡状態の方に靈氣をすると、その晩に一度目が覚めて、
最後の会話をして、次の日に息を引き取られたとか、
あとは、昏睡状態の方へ、私はハープを弾いたことがあったのですが、
その時も、そのあと、パッキリと目が覚めて、ご家族の方とも、
はっきり会話が出来て、次の日に亡くなられた。
そういう実体験をすると、靈氣が緩和ケアにどんなに大事か、
疑う余地もありません。
最後にもう一度お話しして逝かれると、
旅立つ本人も、残される家族も、
何か安心して、満足して、送り、送られ
出来るだろうなって思いました。
結局、彼女は、最期、とってもとっても綺麗なお顔で
逝かれました。
数時間後に、私はホスピスを訪ねましたが、お姉さんはこう言ってました。
「死って怖いものって思い込んでたけど、
怖くない、むしろ、本当に美しかった。
死が全然怖くなくなった。」
6年生だった娘さんの卒業式の前日でした。
お別れの会の時、娘さんは、こう言ってました。
「ママは、あえて卒業式の前の日を選んだんだと思います。
卒業式は出れるし、昨日ママが亡くなったんだ、って近い友達には伝えることが出来る。
そして、六年間過ごした友達と、卒業の締めくくりを送ることが出来るけど、
そのあと夏休みだから、一番悲しいときに、悲しい思いをしながら学校に行かなくてもいい。
そして、中学校に入ったら、新しい環境だから、ママのことを聞かれることもない
だろうし。」
なんて、大人な子供なんだろうって思いました。
ここまでずっと読んでくださった皆様、もしかしたら、靈氣のおかげで、
彼女は復活するのかもという思いもあったかもしれません。
私も、自分の手が、魔法の手だったら,,, って何度も願いました。
でも、きっと人の人生の時間って大体決まってるのかなって
思います。
どれだけ生きるかよりも、どう生きるか、
それを満たしてくれる、一つの方法が、
私にとっては、靈氣療法かな、って思います。
いつも読んでくださって、ありがとうございます。
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わたしは、過去１７年の経験で、
「家で自分と自分の家族の健康維持が出来る」
と実感しています。
３日間の直傳靈氣セミナーを
通して、簡単に靈氣療法を習得してもらって、
毎日一緒に生きている自分の体の声が聞ける人を
増やしていきたいです。
ひとりひとりがそうやって暮らすことで
地球に優しい社会が生まれると思います。
日本には昔から、
「手当て」
という言葉があるんです。
そろそろ、みんなで思い出さないとって時期が
来てると思います。
直傳靈氣、たくさんの方に届きますように。
”癒すことは、癒されること。”
私は心からそう思います。
五島での直傳靈氣セミナー （あと２席）
2024年3月クラス(半日x５日間クラス）
3月26日 前期１クラス（9時〜13時）
3月28日 前期２クラス（9時〜13時）
3月29日 前期３クラス（9時〜13時）
3月30日 後期１クラス（9時〜13時）
3月31日 後期２クラス（9時〜13時）
横浜で、直傳靈氣セミナー開催予定です！（満席）
2024年 （横浜市綱島クラス）
4月5日 前期１クラス（13時〜18時）
4月6日 前期２・３クラス（10時〜18時）
4月7日 後期１・２クラス（10時〜18時）
品川区戸越銀座で、直傳靈氣セミナー開催予定です！（満席）
2024年
4月12日 前期１クラス（13時〜18時）
4月13日 前期２・３クラス（10時〜18時）
4月14日 後期１・２クラス（10時〜18時）
カナダ BC州チリワックの我が家で、直傳靈氣セミナー開催予定です！
6月14日 前期１クラス（13時〜18時）
6月15日 前期２・３クラス（10時〜18時）
6月16日 後期１・２クラス（10時〜18時）
7月19日 前期１クラス（13時〜18時）
7月20日 前期２・３クラス（10時〜18時）
7月21日 後期１・２クラス（10時〜18時）
帰ってきたピアノ Piano found me
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This the last story of the series of this cancer patient, which I've been writing repeatedly.
Unforgettable experience that happened in November 2011 ~ June 2012.
For about the last three months, I continued Reiki on a shift basis with the support team members who took my Jikiden Reiki class.
It was a rollercoaster, from times when she couldn't even stand up, to times when she could, but then the next day she couldn't get up, repeating ups and downs.
As her body gradually weakened, and finally, around the time when caring for her at home became difficult, the decision was made to move her to hospice care.
Since I volunteered at that hospice, I could see who was admitted to which room.
"Oh, she's admitted..."
As a hospice volunteer, when you find the name of someone you know on the admission list, my heart sinks.
But when you visit their room and casually say,
"What are you doing here? This is my place!"
with a smile, the atmosphere suddenly lighten up.
When I visited her room, she seemed groggy, perhaps due to the strong medication used for pain control.
Her husband had a sad look on his face, like he might have given up hope.
The older sister, who had been accompanying her all along, had temporarily returned home, so she was on her way back upon hearing the news of the move to hospice.
I hoped the older sister would arrive in time.
With that in mind, I asked her,
"Can you wait until your sister arrives?"
She nodded twice.
Wanting her sister to arrive in time, I requested Jikiden Reiki group to do
distant Reiki for her.
I thought distant Reiki would help to stall for time until her sister arrived.
And many people started doing distant Reiki to her.
The next day when I visited the hospice, her condition was completely different from yesterday, her expression was clear, and she could talk as usual.
"Yesterday was the worst. I thought I was done for, but today I feel great!"
I was also surprised by her transformation.
There's no evidence to prove whether this was thanks to distant Reiki or not,
but I firmly believed that distant Reiki from everyone had an effect.
When I did Reiki for people in a coma in hospice, sometimes they would wake up that night, have their final conversation, and pass away the next day.
I've also played the harp for people in a coma, and after that, they would wake up completely, have clear conversations with their families, and then pass away the next day.
This is my first-hand experience, I have no doubt Reiki helps in the palliative care situation.
Having one last conversation before passing away,
I thought they, both the person departing and the family left behind,
would feel reassured, satisfied, and be able to send off or be sent off.
In the end, she passed away with a very beautiful face.
A few hours later, when I visited the hospice, her sister said,
"I used to think death was scary,
But it's not, it's really beautiful.
I'm not scared of death at all now."
It was the day before her daughter's sixth-grade graduation.
At the farewell gathering, her daughter said,
"I think Mom deliberately chose the day before the graduation.
I could attend the graduation, so I could tell my close friends about her passing.
And I could say goodbye to the friends I've spent six years with, concluding our graduation together.
Then straight into summer vacation, so I don't have to go to school feeling sad during the saddest time.
And when I enter junior high, it's a new environment, so no one will ask about Mom."
I thought what a mature child she was.
To all of you who have read this far, perhaps you've had the thought that maybe she would come back to life thanks to Reiki.
I also wished countless times that my hands were magic hands.
Rather than how long you live, it's how you live,
And for me, one way to fulfill that is through Reiki.
Thank you as always for reading.