天上から令和の御代を照らす神恩の輝き

令和元年11月23日
即位礼及び大嘗祭後 神宮に親謁の儀
【皇大神宮(内宮)に親謁の儀】
日本国土と日本で暮らす全ての人々を守護される総氏神であり、御皇室
の祖先 (皇祖) の天照坐皇大御神 (あまてらします すめおおみかみ):
皇大神を御拝礼され、御告文 (おつげぶみ) を奉上、即位礼と大嘗祭を
終えられたことを奉告された天皇陛下。

天皇のみがお召しになる御装束、天の下 (日本国土) を照らす天上に昇
りきった太陽 (色) を表されている黄櫨染御袍 (こうろぜんのごほう) を
召された陛下に神恩を注ぎ、天上から御代を照らす輝き。



初代、神武天皇御即位 (辛酉年春正月庚辰朔、西暦 : 紀元前 660年 2月
11日) 日本建国以来、世々代々綿々と続く、他国に類ない我が国と御皇室
「万世一系」 の歴史が令和の御代に映し出された剣璽動座の儀式と祭祀。
剣璽 (けんじ)
建国の御世から世々代々継承された皇位の証である剣璽 (建国の
御世から伝わる三種の神器 [八咫鏡・草薙剣・神璽] のうち宮中賢
所に形代が奉祀されている [八咫鏡] を除く、
草薙剣の形代 (右)
神璽 (勾玉)の形代 (左)



日本文学の美的理念「雅び」の語源、平安時代以降に京都から広まった
美意識・美的感覚 「宮び」(宮廷のような)そのままに雅びやかな世界が
令和の宮殿 [松の間] に再現された荘厳な御大礼
【即位礼正殿の儀】

令和元年 5月 1日 【剣璽等継承の儀】 から半年余りに亘って続いた御
即位に関わる幾多の祭祀・儀式・行事のうち御即位を国内外に宣明され
た御大礼の核心儀式 【即位礼正殿の儀】、国民に温かなお言葉を賜りま
した[国民祭典]、御大礼の核心祭祀 【大嘗宮の儀】 を主に掲載させて
頂きます。


令和元年10月22日
御大礼【即位礼正殿の儀】当日
前日夕方から雨、当日未明から風速5~6m/s(日本気象協会)を記録、
時折突風が吹き荒れ、にわか雨が降り荒れた東京。

(NHK 報道特別番組)
令和元年10月22日 午前 09:00 ~
宮中祭祀
【即位礼当日賢所大前の儀】
【即位礼当日皇霊殿神殿に奉告の儀】
日本全土の総氏神であり、御皇室の祖先 (皇祖) の天照坐皇大御神
(あまてらします すめおおみかみ) をお祀りする賢所。(中央)
国内全ての御祭神をお祀りする神殿。(手前)
御歴代天皇 (皇宗) の御霊、御皇族の御霊をお祀りする皇霊殿。(奥)
天神地祇 (天地全ての神々) をお祀りする神嘉殿。(最奥、附属殿舎)

雨が降りしきる午前9時、純白の神事御束帯、御引直衣 (おひきのうし)
を召された天皇陛下が神殿に御出ましになりました。



宮中三殿の神々、御霊 (上記) を御拝礼、御告文 (おつげぶみ) を奉上
され、即位礼を執り行われることを奉告されました。

続いて、同じく神事御束帯、純白の十二単 (じゅうにひとえ) を召された
皇后陛下が三殿の神々、御霊を御拝礼されました。



令和元年10月22日 午後 13:00 ~
御大礼【即位礼正殿の儀】
日本文学の美的理念 「雅び 」の語源、平安時代以降に京都から広まっ
た美意識 「宮び」(宮廷のような) そのままに雅びやかな世界が令和の
宮殿 [松の間] に再現された荘厳な儀式。

参列された各国元首・首脳はもとより、 皇位ご継承に関わる儀式を世界
に発信し続けた各国メディア、その報道を見つめ続けた日本国民はもとよ
り、日本で暮らし過ごされている外国の方々、海外各国の方々、日本じゅ
う、世界じゅうが賛美の感嘆に包まれました。


御大礼 【即位礼正殿の儀】 の初め、天皇陛下が御出ましになる高御座
(たかみくら) の帷 (とばり) が開かれる直前、時折強風・突風が吹き荒
れていた雨天から一転し、御即位を国内外に宣明される荘厳な儀式が挙
行される宮殿上空から晴れ間が広がり、皇居・都内に鮮やかな虹の輝き
がかかりました。

(NHK 報道特別番組 12:58 生中継)

(NHK 報道特別番組 13:10 生中継)


高御座 (たかみくら) の帷 (とばり) が開かれ、重要な儀式・祭祀で天皇
陛下のみがお召しになられる御装束、黄櫨染御袍 (こうろぜんのごほう)
を召された天皇陛下が御出まし。(13:12)

続いて、御帳台 (みちょうだい) の帷 (とばり) が開かれ、五衣 (いつつ
ぎぬ) と小袿 (こうちき) の十二単 (じゅうにひとえ) の御装束に大垂髪
(おすべらかし) の皇后陛下が御出まし。(13:12)

古式の荘厳な御大礼儀式が始まった宮殿 [松の間] に穏やかな陽光が
注ぐなか、天皇陛下が御即位を国内外に宣明されました。(13:17 ~)

宣明のお言葉 (全文)
さきに、日本国憲法及び皇室典範特例法の定めるとこ
ろにより皇位を継承いたしました。
ここに「即位礼正殿の儀」を行い,即位を内外に宣明
いたします。

上皇陛下が三十年以上にわたる御在位の間、常に国民
の幸せと世界の平和を願われ、いかなる時も国民と苦
楽を共にされながら、その御み心を御自身のお姿でお
示しになってきたことに改めて深く思いを致し、ここ
に、国民の幸せと世界の平和を常に願い、国民に寄り
添いながら、憲法に則り、日本国及び日本国民統合の
象徴としてのつとめを果たすことを誓います。

国民の叡智(えいち)と、たゆみない努力によって、
我が国が一層の発展を遂げ、国際社会の友好と平和、
人類の福祉と繁栄に寄与することを切に希望いたし
ます。

(東京スカイツリー ライブカメラ / テレビ東京 【即位礼正殿の儀】 報道)

儀式を終えられ、天皇皇后両陛下が正殿 [松の間] を御退出 (13:35)
された後、御出ましの直前から晴れわたった都心は厚い雲に覆われ、再
び風雨となり、報道番組等で 「奇跡の30分」 と称されました。




令和元年 11月 9日 (土)
 [天皇陛下御即位をお祝いする国民祭典]
18:12 ~ 18:46
天皇皇后両陛下、御出まし (皇居正門石橋)

.(18:10 ~ 18:51 TBS NEWS (CS) 速報中継)





天皇陛下お言葉 (全文)
さきに、「即位礼正殿の儀」を行い、即位を内外に宣明
しました。
そして、今日ここに集まられた皆さんからお祝い頂く
ことに感謝します。

即位から約半年、多くの方々から寄せられる気持ちを
嬉しく思いながら過ごしています。

また、この間、様々な機会に、国民の皆さんと直接接し、
皆さんの幸せを願う思いを私たち二人であらたにして
きました。

その中にあって、先月の台風19号をはじめ、最近の大
雨などによる大きな被害に深く心を痛めています。
亡くなられた方々に哀悼の意を表しますとともに、ご
遺族、被災された方々にお見舞いを申し上げます。

寒さがつのる中、避難を余儀なくされ、生活再建が容
易でない方が数多くおられることを案じています。
復旧が進み、被災された方々が安心できる生活が、一日
も早く戻ることを心から願っています。

ここに、改めて、国民の幸せを祈るとともに、我が国
の一層の発展と世界の平和を願います。

今日は寒い中にも関わらず、このように大勢の皆さん
が集まり、即位をお祝い頂くことに深く感謝致します。


被災地ご訪問
各地で災害が発生するごと被災された方々をご心配、亡くなられた方々
を悼まれ、宮内庁を通じて繰り返しお見舞いの御心を注ぎ続けられてい
た天皇皇后両陛下におかれましては今週 26日、10月の台風19号など
により被災した宮城県・福島県をご訪問、被災された方々をお見舞いさ
れます。
仙台空港から各被災地へは自衛隊ヘリコプターで移動されるため天候
によりご訪問日の変更があります。



令和元年11月10日
即位礼【祝賀御列の儀】
(FNN 報道特別番組)

秋麗の陽光に包まれた御料車が放つ令和の御世の輝き




令和元年11月14日~15日
御大礼【大嘗祭】

令和元年11月14日 午前 宮中祭祀
【大嘗祭当日賢所大御饌供進の儀】
【大嘗祭当日皇霊殿神殿に奉告の儀
令和元年11月14日 18:30 ~ 翌15日 03:30 頃
御大礼の核心祭祀、御即位後最初の【新嘗祭
御大礼【大嘗宮の儀】
一代一度の最も重要な宮中祭祀で、毎年の新嘗祭と同じく、五穀豊穣と
自然の恩恵に感謝され、国家国民の安寧をお祈り頂く儀式。

新嘗祭は宮中の神嘉殿 (しんかでん)、で毎年11月23日夕刻から翌24日
未明にかけて執り行われますが、御即位に伴う一代一度限りの大嘗祭は、
東御苑に設けられた [大嘗宮] で執り行われました。

大嘗宮


5月13日に神殿の前庭で、宮中祭祀を司る掌典職により行われた 【斎田
点定の儀】 (国内では長崎県の対馬に残るだけとされる古代の占い)で
選ばれた悠紀国 (東日本) と主基国 (西日本) の斎田 (神饌田) で栽
培、収穫された新穀 (新米) とともに、東日本・西日本の各地から奉納さ
れた粟などの穀物、山菜・果実・海産物などの神饌を、それぞれ東の悠紀
殿 (ゆきでん)、西の主基殿 (すきでん) に御供えされました。(後述)
平安時代中期から明治42年 (明治憲法・旧皇室典範下の旧皇室令
公布) までは、悠紀 (東日本 )は近江国、主基 (西日本) は丹波国
と、「備中国」 (岡山県南西部、古代 [吉備王国] の発祥・中心地)
が交互に選ばれていました。






令和元年11月14日 18:30頃 ~
【悠紀殿供饌(ゆきでんきょうせん)の儀】
令和元年11月15日 00:30頃 ~
【主基殿供饌(すきでんきょうせん)の儀】
TBS NEWS (CS) 特別番組
14日18:30頃から悠紀殿 (ゆきでん)、15日00:30頃から主基殿 (すき
でん) それぞれで、各殿にお迎えお祀りした天照坐皇大御神 (御皇室の
祖先 (皇祖) であり、日本国土と日本で暮らす全ての人々を守護される
総氏神) と、天神地祇 (天地・国内全ての神々) に御拝礼、奉納された
神饌 (前述) を天皇陛下が御著で一つずつ御皿に移し変えて供えられ、
五穀豊穣と自然の恩恵に感謝され、国家国民の安寧をお祈り下さる御告
文 (おつげぶみ) を奏上。

皇后陛下おかれましては、純白 (白絹) の十二単 (じゅうにひとえ) に
大垂髪 (おすべらかし) の神事御束帯で、悠紀殿(ゆきでん)、主基殿
(すきでん) それぞれの南に設けられた帳殿 (ちょうでん) から御拝礼。

天皇陛下におかれましては、悠紀殿 (ゆきでん) で15日午前0時すぎま
で、主基殿 (すきでん) で15日午前3時すぎまで、御告文 (おつげぶみ)
を奏上された後、お供えされた神饌を陛下も召し上がり、御告文の奏上
と同じく、 [最高位の祭司] であられる天皇のみが行われる (天皇以外
行えない) 神々との直会 (なおらい) で神々と食され、神恩をお受けに
なり、神々と一体になられながら国家国民の安寧をお祈り下さいました。





令和元年11月22日~23日
即位礼及び大嘗祭後神宮に親謁の儀
令和元年11月22日
【豊受大神宮(外宮)に親謁の儀】
令和元年11月23日
【皇大神宮(内宮)に親謁の儀】

御尊影: 令和元年11月23日
【皇大神宮(内宮)に親謁の儀】

 (TBS NEWS (CS) 報道番組)
日本国土と日本で暮らす全ての人々を守護される総氏神であり、御皇室
の祖先 (皇祖) の天照坐皇大御神 (あまてらします すめおおみかみ):
皇大神を御拝礼され、御告文 (おつげぶみ) を奉上、即位礼と大嘗祭を
終えられたことを奉告された天皇陛下と、続いて御拝礼された皇后陛下。


令和元年11月27日~
 即位礼及び大嘗祭後神武天皇山陵及び
前四代の天皇山陵に親謁の儀
令和元年11月27日
【神武天皇陵、孝明天皇陵に親謁の儀】
令和元年11月28日
【明治天皇陵に親謁の儀】

令和元年12月 3日
【昭和天皇陵、大正天皇陵に親謁の儀】


令和元年12月 4日 宮中祭祀
【即位礼及び大嘗祭後 賢所に親謁の儀】
【即位礼及び大嘗祭後
皇霊殿神殿に親謁の儀】
【即位礼及び大嘗祭後賢所御神楽の儀 】
天皇皇后両陛下におかれましては、12月 4日夕刻から
宮中で厳かに執り行われた【賢所御神楽の儀】をもっ
て、御即位(令和元年5月1日【剣璽等継承の儀】)か
ら半年余りに亘って続いた御即位に関わる祭祀・儀式
を全て終わられました。


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