清里駅からほぼ真北の森の中。
南八ヶ岳、赤岳への登山口でもある様です。
駐車場から美し森山へは階段が整備されています。
そして距離も近い。
山と言うより丘レベル。
九十九折りの階段の途中から南を見ると富士山の姿も。
三脚を立てて夜明けを待ちます。
分かってはいましたが、とにかく寒い。
服は重ね着で対策済みなのですが、手袋が足りない。
カメラを扱うのであまり分厚いのは使えない。
それでも3枚重ねて重装備。
これでマイナス5℃くらいまではギリギリいける。
ですが、この日の気温はマイナス10℃。
凍傷になるんじゃないかと言うくらい寒い。
今後の課題です。
寒さに堪えながらなんとか夜明けを撮影。
背後の八ヶ岳方面には雲。
でもこれだけ青空なんだから晴れるよね?
そして日の出。
富士山の左手の山並みの向こうから朝日が昇ってきます。
下に見えるのが駐車場。
階段は木製で積雪がありますが、
下調べでは4日位前には積雪はなかった様です。
階段を登れば美し森山頂。
ここからさらに上を目指します。
急に雲が出てきました。
朝、八ヶ岳の方にあった雲?
雪も降ってきました。
ここから南八ヶ岳の赤岳へも行ける様です。
が、私は軟弱なのでちょっと登った所にある羽衣池まで。
落葉松林の登山道を登っていきます。
靴は釣り用のウェーダーに保温インソール。
靴底にチェーンスパイクを装備。
ですが、雪質がサラサラで、チェーンが引っかかりません。
積雪量も足首程度なので、普通の防水対策だけでも大丈夫そう。
羽衣池に着きました。
小さな池はすっかり雪の中。
木道と柵が囲ってあります。
夏とかならよさそうです。
太陽はすっかり雲の向こう。
余裕があれば近くに氷瀑があるそうなので
行きたかったですが道がよく分からなくなっていたので断念。
下山します。
下山途中。
朝はハッキリ見えていた日の出方向の山並みすら
うっすらとしか見えないほど。
こちらは八ヶ岳方面。
もうスッキリ雪天気になりました。
雪山登山はここで終了します。
そしてこの日はもう一つの目的地へ。
外部リンク : YAMAP
落葉松林に朝日が当たっていた。
左の車山の稜線から向こうには朝日が当たっているようです。
ビーナスライン(車道の愛称)。
夏の爽快なドライブコースも
冬には趣きが変わる。
除雪が行き届いていて走りやすいが、
時々ある残った雪には要注意だ。
そしていよいよ雪山登山開始です。
ここからだと山頂は見えません。
ちょっとだけ進んだ所の脇からだと、
ギリギリ山頂の気象観測ドームの球体が見えます。
(一番左側の杭の上の稜線辺りに上半分だけ見えます)
雪上の草と雪。
この画像だと、気象観測ドームがさらに良く見える。
少し登って振り返ると、
有名なコロボックルヒュッテが見える。
こちらはビーナスラインと車山肩の駐車場。
登山道は中央部こそ踏み固められていて大丈夫だが、
中央部から脇に寄ると、途端に踏み抜いてしまう。
そして登山道の最初は北西側なので日影だ。
あの稜線辺りの折り返しまで行けば日向になりそうだ。
その日向に到着。
富士山も再登場。
因みに、iPhoneで撮ってみた。
色合いが違う。
北側には白い稜線が。
その手前の白黒の山は、おそらく美ヶ原の王ヶ頭だと思う。
富士山と偽(失礼します)富士山。
たぶん、蓼科山かな?
もう少し登ると、偽物感は無いです。
撮り方トリックってヤツです。
車山肩の駐車場からは富士山は見えないので
(ギリギリ車山の稜線に隠れてしまいます)、
車道を歩いて少し西側へ歩いて行きます。
車山肩の少し西側のS字カーブ辺りから、
富士山が見えてきます。
高原の雪の向こうに富士山。
霧ヶ峰高原の草原はなだらかで、
寒いですが積雪量は多くはありません。
ただ、風(雲)の通り道なので
気圧配置によっては地吹雪になります。
富士山が見えると、つい富士山ばかりに目を奪われがちになりますが、
反対側(北西)を見ると、北アルプス?にビーナスベルトの紫色が。
夜明け前の薄明の空も美しいですが、
真反対側のビーナスベルトも美しいです。
雪に埋もれた小さな松を見つけたので。
そして日の出です。
富士山の左側の山塊は蓼科山辺り?ですかね。
フィッシュアイを縦構図で。
快晴で無風、そして極寒です。
因みに、車で走っていた夜中は-8℃でした。
私の防寒対策の装備は-10℃くらいまでは耐えられますが、
手袋だけ貧弱で0℃以下はきついです。
要対策事項です。
日が差すと雪面の氷がキラキラと輝き始めます。
そして体感温度もグッと上がって
特に凍えた指先に至福を齎してくれます。
やっぱり太陽って偉大だな、と感じる瞬間です。
この後は車山への雪山登山に挑みます。
まあ、そもそもあまり標高差が無く
初心者向け以下の、丘の様な山なので問題は無いでしょう。
それに行けなかった八島ヶ原湿原を上から見てやろう、
という復讐心が掻き立てられます。
黒檜山の山頂辺りには霧氷が付いているらしい。
望遠レンズで見ると、木の枝が白くなっているのがわかる。
冬の青空は濃く深い。
霧氷の白がよく似合う。
大沼は全面結氷していて、
青空に浮かぶ雲の白との対比。
湖畔の木々は、当然落葉している。
今年は岸近くまで水があったらしく、
湖底の岩などは見えない所がほとんどだった。
地蔵岳方面。
大沼の周遊歩道を少し行くと湖底が少し露出していたが、
黒檜山方面へ広がる湖面は真っ白で、誰かが歩いた跡などはない。
冬場はワカサギの氷穴釣りが出来るが、
1月初旬はまだ人が氷上に乗れるほどの
厚みは無いらしく、立ち入り禁止になっている。
大沼の周遊歩道には人の足跡。
地蔵岳方面、南西方面から雲が増えてきた。
お昼前には、空は雲に覆われてきた。
駒ヶ岳と小地蔵岳の間の鳥居峠方面。
これで、大沼での撮影は終了。
帰路につく。
最後に白樺牧場。
これで本当に今回の撮影は終了しました。
家族の入院など多忙だったので、
写真を撮りに行けませんでしたが、
そもそもアイデアが無く、予定もありませんでした。
黄昏の方も予定は2月。
雪景色もこの赤城と奥日光くらいしか
手札がありません。
冬に行ける撮影ポイントを増やす事を考えねば。
外部リンク : YAMAP












































































































































