今回の主目的は夏の赤城山の風景ですが、
まだ撮った事がない星景にチャレンジ。
という事で、午前2時過ぎに到着。
小沼駐車場に車を停めて地蔵岳へ深夜登山。
なんか、今年は深夜登山多くないか?
とか、思いながら40分程で山頂へ。
地蔵岳の山頂部には電波施設が立ち並んでいて、
下からも見えます。
人工物で趣に欠けますが、これが地蔵岳のシンボルでもあります。
山頂部に到着して早々に撮影の準備を始めます。
この日の日の出時刻は午前4時40分過ぎ。
星景を撮るなら、
最低でも1時間前に数枚は撮り終えていないと
いけません。
東の日の出方向には赤城山の主峰、黒檜山と駒ヶ岳があります。
山頂部の足元には大沼が見えるはず。
まだ午前3時30分前だと言うのに、
もう東の空の低い所は朝焼けが始まっていました。
それ以外は充分に星の姿が見えています。
↑の数枚だけ撮って、主目的を変えました。
だって、眼下に雲海が発生していますし、
どんどん朝焼けが広がって来ましたから。
それに星景はしっかり撮れたので満足出来ました。
今は嬉しいハプニングの雲海の朝焼けに全集中です。
雲の流れは速く、南(右)からどんどん流れて行きます。
朝焼けもどんどん広がって来ました。
足元の大沼は相変わらず雲の中です。
こちらは南方向の鳥居峠辺り。
駒ヶ岳の影から差し込んだ朝日に雲が焼けている様です。
この時点で、朝日はもうかなり高くなっています。
雲の濃淡で染まり方に変化があって面白いです。
覚満淵辺りの低い場所も少しだけ焼けていました。
そして山頂部にも雲は流れて来ます。
薄い雲に覆われて霞む電波施設。
山頂部もすっかり雲の中。
そしてすぐ晴れると、すっかり朝になっていました。
目の前の山は駒ヶ岳。
奥の山は知りません。
赤城山は車で気軽に上がれて、
黒斑山や駒ヶ岳、地蔵岳などの山々は
初心者でも気軽に登れるので人気があります。
でも、時々こんなダイナミックな姿を見せてくれる事があるので
大好きな山です。
標高は1400m前後ですけど、
まるで2000m超の山深い所の様な
姿を見せてくれる。
そして四季それぞれに季節感たっぷりの景色も楽しめる山です。














