中学受験で避けて通れないのが過去問演習です。今回はこの振り返りを簡単にしたいと思います。
スケジュール
いろいろと調べて、下記のことを気をつけて、スケジュールを立てました。
- 第1志望校は過去問を10年分を3周。
この10年というのは、10回分という意味で捉えました。
例えば、年度で2回入試問題が赤本にある場合には、5年分となります。(5年 x 2回)
- それ以外の志望校は3年分を2周。
- お盆から過去問演習を始める。(四谷大塚流)
- 12月までに過去問演習を終わらせる。(サピックス流)
1月は総復習。
1月は小学校をほとんどお休みしました。すべて欠席ではありません。気分転換も必要かと思い、月曜日とテストがある日は学校へ行ってました。
過去問入手先
- 四谷大塚HP
ただ、複数回実施校は、第1回のみです。 - inter-edu
国語が無いケースが多いですが、ここも活用しました。 -
学校HP
東京の学校は過去問を掲載している学校は多いです。
埼玉の学校は学校説明会で頂くケースが大半だと思います。
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メルカリ
カラー印刷の入試問題の学校が増えていると思います。特に社会の地図。赤本ではカラー対応をしていないので、実際に使用された過去問をここで買いました。
過去問印刷と保管
A3プリンターは必要とか言われています。しかし、我が家はコンビニ印刷です。
理由は、プリンターを置く場所がないからです。
印刷は本番と同じ用紙サイズ(A4 or B5)の見開きです。
過去問の保管はファイリングを最初していましたが、後で見ることが無かったです。
週テストと同様にスキャナーで取り込み、PDFファイルを閲覧することが多かった。
-> こちらをオススメします
スキャナーはA4サイズまでの物を使用していたため、いつも半分にカッターでカットしてから両面スキャンをしていました。
1周目
夏期講習のテストが終わった翌日から過去問演習をスタートさせました。
1年分を1週かけていたので、終えたのは10月中旬です。
点数はかなりひどかったですよ~。
ただ、結果から言うと、この時点で合格最低点を取った学校は合格しており、それ以外は・・・
キッチリと振り返りノートに本当の捨て問以外を復習させてましたが、このまま2周目をやっても、点数が上がる気がしませんでした。それは、考えた手法で解けないとなったら、捨て問になるからです。(1通りしか考えない)
親塾で一番困った時期でもありました。それは「親が過去問を解く」です。
進学くらぶの学習サポートの方に聞きましたが、「家庭教師」をオススメしてきました。
過去問を解くのは、最初辛かったですが、11月くらいになると楽しくなってきました。これが受験ロスにつながりましたけど・・・
2周目
予定通りに12月までに終わらせました。
気をつけた点として、その問題を解く手法をすべて記述し、選択した手法に○をつけてから、問題を解かせました。そのため試験時間を5分延長しました。
-> これは効果がありました。あきらめずになんとかすれば、解けるという自信につながったと思います。
冬期講習過ぎて
この頃になると、合格最低点を超えるようになり、かつ自走していました。親は丸付けはしていましたが、それ以外は手出しをしていません。
注意していたのは、カンニングです。そのため、答えの管理はちゃんとしました。我が家はありませんでしたが、解答欄に「下図参照」と記入した受験生がいるようです。
振り返ると
過去問演習は順調に進んでいたと思いますが、今年度の入試問題は、今までと入試傾向が変わっている学校がほとんどでした。それに対応できなかった学校の結果は・・・。
某塾では、銀本という最新の入試問題を集めた問題集が解くカリキュラムです。
個人の意見として、この問題集から志望校に似た傾向の学校を探して、その入試問題を解かせれば良かったのか?と思っています。
ただ、似た傾向の学校を探すことは、時間の制約で我が家はできなかったと思います。親塾の限界ですね。
いろいろなご意見があると思いますが、ご参考までに。