C.I.L. -210ページ目

交通事故の治療には鍼灸と整体が一番なのに保険屋が治療費を出してくれず途方に暮れるオレのぼやき。

という訳で、あまりに不運な交通事故 から早くも1ヶ月が経過しようとしている。

だが身体は日増しに悪くなっていく感じであり、保険屋に指定された 『整形外科での治療』 を続けても全く効果がないのではないのかという疑念にかられ始めているオレがいる訳で。

今の整形外科で受けてる治療って、腰の牽引(坐骨神経症の症状があるため)と、首に電気を流す治療(ASPとか呼んでる)と、首・肩・腰のマッサージ(ツボ押し系ではなくさするだけ)で、最後に湿布を貼ってもらってコルセット巻いて終了といった感じなのだが、これがなんと言うか効いてる実感がないというか…。

腰の痛みと、腰骨の"カパカパ感"と、腰に踏ん張りが利かなくてすぐによろけてしまうといった症状のため外出も満足に出来ず、請けている仕事も進められず、打ち合わせの約束なんかも事故以降ほとんど全てキャンセルという有様で、トイレにも不自由する今日この頃。

腰の筋力が低下しすぎても困るので、何度かリハビリがてら歩いて外食しに行ったり、仕事を請けている会社に行ってメールチェックなどしてみたんだが、3時間も経つと肩と腰を抑えて黄昏てしまうオレ。

特に初台の仕事場所まで通うのが厳しい。行きは何とか元気に電車で通えても、帰りには腰を抑えてヒーヒー言いながらタクシー帰りである。(板橋→神保町→初台という30分程度の通勤時間なんだが…)

いくらなんでもこのままではあまりに辛いので1日も早く治したいのだが、保険屋いわく 「整形外科での治療のみ続けてください。他にはお金を出せません。」 だそうで…。



という訳で、背に腹は変えられず自腹で日本橋の鍼灸治療院クリスタに行ってみた。



有無を言わさずさっそく鍼だらけにされるオレ。



この日は細い鍼がメインだったので、ブスブス刺されてもそれほど痛くはなかった。が、クシャミとか咳をすると腰全体に鈍い痛みが走って大変きつい。

このまま置き鍼にしてもらっていたんだが、気付くと寝てしまっていたようだ。

起きてみると嫌な腰の痛みがキレイに取れているから不思議。



ちなみに事故直後の別の日には太い中国鍼をぶっ刺されたんだが、これは刺す時こそ痛いものの、治療が終わった後の爽快感がハンパじゃない。

今回も中国鍼の方が良かったかなあ…。



腰にも首にも中国鍼withお灸。この中国鍼だけは未だに痛いし怖いんだが、腰の奥底のジワジワするいや~な痛みは1発で治まる。

整形外科での治療と違って、明らかに即効性があり、どう考えても今のオレにはこの治療法の方がベストだと思うんですけど…。

身体の辛さもあって日本橋まで通うのが厳しく、事故後に3回しか治療を受けに行けてないため、何日か経つとせっかく治してもらった箇所がまた元通りにぶっ壊れるという悪循環…。

とりあえず今の整形外科に丸1ヶ月通ってみて、良化されないようだったら保険屋さんにゴネて鍼灸治療に切り替えさせてもらおうと企む次第である。(むしろ今後の仕事を考えたら整形外科に2週間でも3週間でも入院しちゃって、そこから整形外科と鍼灸院への通院という短期決戦コースがベストなんだけども)


■治療院クリスタ
住所:東京都中央区日本橋本町1-4-3 ヴィラアート日本橋5F
Tel:03-3272-3723(代)
mail:miyabi@eof.co.jp
治療内容:鍼灸(三鍼法)、気功&カイロ整体、メンタルケアなどなど(特に脳梗塞やマヒ症状の治療が得意だそうです)
治療費:治療時間1時間ほどで1万5千円~2万円
営業時間:水・金・土の朝9時~20時くらいで完全予約制。

スーサイドボーイスと沖縄料理とオレ

もうかれこれ13年くらいの付き合いになるプロレスラーのMIKAMI様 からこんなメールがきた。

・MIKAMIメール
「タノムサクが是非おはらさんとお食事を!ってうるさいんだけど、地元に呼び出して飯でも食わない?」

■選手プロフィール
MIKAMI (わがままっ子、天然、すげえシャイ)
タノムサク鳥羽 (暴走パンチドランカー、パチスロマニア、AVオタク)


実は過去に色々な場所で会っている 「プロレス団体所属でプロレスの試合しかしてない謎のキックボクサー」こと タノムサク鳥羽選手 なんだが、プライベートで会ってゆっくり話をするのは実は初めて。

ワガママっ子のMIKAMI様が 「面倒くさいから地元じゃなきゃヤダ!」とダダをこねるので、仕方なく地元板橋の駅前で待ち合わせ。

だがオレ様が交通事故の治療で毎日のように通っている整形外科が、この日に限って混んでて混んでて。一応メールで連絡を入れたものの、気付けば10分の遅刻。

するとMIKAMI様から 「パチスロ屋にいます」 という果てしなく嫌な予感を感じさせるメールが!

案の定、オレ様がスロット屋に着いた頃にはMIKAMI様も鳥羽選手も試合の真っ最中であり、MIKAMI様は 「モグモグ風林火山」 と、鳥羽選手は 「俺の空」 とそれぞれ激戦を繰り広げていた。

だがこの日の目的はみんなでゆっくり飯を食う事なので、このまま閉店時間の23時までスロられてはたまったものではない。

という訳で、試合をぶち壊しにして申し訳ないが 「そろそろ飯食いに行こうぜー!」 と声をかけてみた。

すると…

「俺まだお腹減らないからもう少しスロットやってく。」

という、MIKAMI様特有の天然わがままっ子なお返事が。

そして唖然とするオレ様を尻目にモグモグに見切りをつけて番長コーナーへ消えていくMIKAMI様。

それからオレ様はスーサイドボーイズ (MIKAMI&鳥羽のタッグ名) が満足するのを待つために、1時間付き合わされる事と相成った。

俺の空コーナーで必死に立ち回る鳥羽、番長でひたすらゾーン狙いのMIKAMI…

そして打ちたい台が無く、榎本加奈子(1000円で鬱になって終了)→ルパン(2000円で引いたチェリで解除しなかったからむかついて終了)→天下布武と、目に付いた台に適当に千円札を突っ込むオレ。

そのうち腰に嫌な痛みを感じ出し、 「こりゃダメだ!今のオレじゃスロットなんかやってられない!先に店に行ってよう!」 と思ったところで天下布武が謎のBIGボヌス。

いや、腰が痛いんですけど…。

しかし腰痛は苦しいものの、貰えるお金は貰っておかねばと必死にボヌス消化。400枚以上出たからヨシ。

その後はボヌス後の高確ゾーンを消化してヤメ。

でもって200枚以上残っていたので、今や高級品と化してしまったタバコを貰えるだけ貰ってスーサイドボーイズ待ち。

ほどなくコインカウンターにやってきた2人は、それぞれコイン数百枚をゲットしており、初めて入った店で3人とも赤字にならずに済むという奇跡的な展開に。 (オレ様はタバコ代を考えたら黒字だた)



という訳で、やっとの事でスーサイドボーイズのパチスロタイムが終わったので、前に板橋グルメマップでも紹介した、美味しい沖縄料理のお店 にGO!

ひたすらAVの話を熱く語る鳥羽選手と、そんな話には耳も貸さず、リアクションも返さず、「何コレ!?うまーい!」と大騒ぎしながら飯を食うMIKAMI選手。

青字=鳥羽
赤字=MIKAMI
ピンク=彼女さん

「おはらさん、AVってプロレスで語れると思うんですよ!」

「は、はあ。」

「あー、これなに?ちゃんぷる?ふ?おふのちゃんぷる?美味しいー!!マジヤバイ!!」

「プロレス用語ってそのままAVの解説とかに使えるじゃないですか!」

「は、はあ。」

「次はなに?ラフティ?ラフティってなに?角煮?豚の角煮??うっわーー!!ヤバイよ!美味いよ!なんだこれ!」

「ジュースとか、ギミックとか、アングルやブックにセールとか!」

「ジュースは偽ザーメンとか偽オシッコとか?」

「そうそう!」

「この焼きそばもすげえ美味しい!みんな食ってる?食ってる?美味しいよね!」

「するとギミックに関しては古くはほら貝であったり、MIKAMIのラダーに通じるTHOJIROの拘束椅子であったり、アングルはヤラセで各メーカーが仕掛ける○○がAVデビュー!?とかか。」

「そうですそうです!」

「シークワーサーって栄養凄いの?身体に良いの?ホント?すげー!!じゃあシークワーサーのジュースもう1杯ちょうだい!」

「AVにも素人さんには見せないブックとかあるしね。素人ナンパ物とか、痴漢物とか、ドキュメンタリーを謳ったヤラセのレイプ物とか。」

「ほら!AVもプロレスも同じでしょう!」

「次ナニがくるの?あーー!この沖縄風お好み焼きも美味しいよね!これは凄い美味しい!今日一番の金星だ!で、次なに頼んだの?」

「セールってのもいい言葉だよねえ。確かにAVはセールで成り立ってるもの。」

「そうなんですよほら!」

「セールってなに?」

「セールっていうのは…」

「鳥羽お前さ~、そういう言葉教えるのやめろよ!」

「えーいいじゃないっすか!いまさら!」

「俺は聞かなかった事にすっからね!で、ソーキそばのソーキってなに?スペアリブ?へー!!美味しいなあ!!」

「分かりましたよ!じゃあ言葉変えるよ!受けですよ受け!受けが大事なの!DDTに上がってる選手だと、トーゴーさんの受けの技術とか神のレベルなんですよ!分からないかもしれないけど!」

「トーゴー選手大好き!」

「マジで!!」

「サダオちゃんに説明されて凄く好きになったよ!」

「じゃあ話が早いや!AVにも受けの技術が必要なんですよ!大袈裟に感じさせず、それでいてリアリティを感じさせるあえぎ声を出すとか!」

「王道だ!ウチはまず最初に選手に受ける事から教えるんですよ、だ!」

「AVの王道!キングスロード!」

「年末にはきっとチャンピオンカーニバルとかやってるに違いない!」


(以下書き起こしててバカらしくなったんで省略)


鳥羽選手はアレだな、AVをプロレス用語だけで語るAV評論家を目指すべきだな。(誰か出版社の方、鳥羽選手にそういうお仕事回してあげてください)

それにしても、MIKAMI様が何か出てくるたびに 「美味しい!すげえ!」と大喜びするもんだから、お店の人も大喜び。

最後には 「これ食べて~」 と、サービスで紅芋のアイスを出してくれたお。(これがまた美味かった…)




食べ疲れてぐったりしてるMIKAMI選手と、まだまだAVを語り足らない鳥羽選手。

MIKAMI様のAV話へのあまりのリアクションの無さに、鳥羽選手はAV話で盛り上がれる友達が欲しかっただけに違いないと思った。


■参考リンク
MIKAMI様のブログ
鳥羽選手のブログ
DDTオフィシャル

オセヨ(焼肉&韓国料理)

ネット右翼と呼ばれて久しいオレ様でございますが、実は焼肉とか韓国料理は大好きなのでございます。

そんなオレ様が住む板橋区は昔から中仙道の宿場町として栄えていた訳ですが、それとは別に朝鮮部落としての暗黒面も持ち合わせており、子供の頃は 「あの辺りは行っちゃいけません!」 と躾けられて育った次第なのであります。


前置きが長くなりましたが、今回紹介するのは 「こんな美味い焼肉食えるんだから朝鮮部落でナニが悪い!」 と、国粋主義を捨てそうになるようなお店。



夜中の4時までやっててくれる、夜型族にとっての聖地である。



まずは彼女さんの大好物であるチャプチェが登場。手早くささっと作ってくれるので、お通し代わりにこれを頼むのもアリ。

焼肉屋って1品料理の味付けがイマイチな店が多いと思うんだが、この店は味付けのセンスが良いため、こういう簡単メニューが大変美味しい。



上タン塩
最初に紹介するメニューでこう言うのもなんだが、1,200円くらいした割にマズくはないが飛びぬけて美味くもなかった…。この店じゃ高い肉は頼んじゃいけなかったのか…。(不安な導入)



ところがどっこい、中央部にドンと鎮座する『オセヨカルビ』は文句ナシで美味い。ちなみにこれだけ大きな一枚肉が480円である。これをハサミで切りながら食うという韓国スタイル。

肉厚だし、柔らかいし、しっかりと肉の味もするし、さっきの高いだけのタン塩はなんだったのだろうか…。



もう一つオススメなのがこの『オセヨホルモン(480円)』で、トロトロジュワ~な舌触りがたまらない。ついつい身体に悪いと思いつつ生焼けで食ってしまう…。(その割に当った事はないから大丈夫だと思われる)

ちなみにこのオセヨカルビとオセヨホルモンを交互に食ってるだけで何の文句もない。安くて美味いって素晴らしい。

※ただしオセヨホルモンの方は、たまに仕入れの関係で食感がイマイチな日があるので注意。



で、なんか聞いた事ないメニューがあったから頼んでみたら、牛の小腸がドーンと切ってない状態で出てきた。これもカルビと同様にハサミで切りながら食えという事らしい。

で、コイツがオセヨホルモンに負けじとトロトロジュワ~で美味かった!脂最高!内臓脂最高!!(オレの内臓脂も焼いて喰いたい!)



いつもは千枚刺しを頼むんだけど、この日は何となく千枚焼きを頼んでみた。

コリコリしてて珍味なんだが、個人的には刺しの方が好きかなあ。(彼女さんは焼きも気に入ってたみたいだが)



で、オレ様の大好きなテグタンクッパ。

この店のテグタンスープは辛味と旨味のバランスが良くて素晴らしい。辛いだけの店とか、辛くなくてむしろ甘い味の店とかもうちょっと勉強しろと言いたい。テグタンと言ったらこの味だろと!

そして密かに米の口当たりも良い。炊き具合がいいのか、米自体がいいのか、はたまた両方なのか、とにかく食が進む。



続いて彼女さんが頼んだユッケビビンバ。これもユッケの甘辛さが丁度良くて、野菜も多めに入ってて、なおかつ米も美味くてガツガツ食えてしまう逸品だった。これとテグタンスープの組み合わせも幸せの黄金率って感じでいいかもしれん…。


■総評
なんと言っても夜中の4時までやってて、定休日が第1第3月曜のみという営業姿勢が素晴らしい。そして若干のハズレメニューはあるものの、味と量と値段のバランスが抜群に良い。特に一品料理の味付けセンスがキラリと光ってる点がステキすぎる。

板橋界隈には焼肉屋が多いんだが、コストパフォーマンスの良い店となると中々出会えなかったりする。(前に紹介した中板橋のトラジ や、今回紹介したオセヨのような店がもっと増えてくれると嬉しいんだが…。)

という訳で、感謝と今後の発展に期待を込めて90点差し上げちゃおう。


■オセヨ(焼肉&韓国料理)
住所:板橋区板橋1-18-3
電話:03ー6775-7986
営業時間:17時~4時
定休日:第1第3月曜日
アクセス:JR板橋駅から徒歩2分、都営三田線新板橋駅から徒歩3分

■参考リンク

破天荒(坦々麺&中華料理)

今回ご紹介するのは、交通の便の悪さからか、いまいち客足の悪い中華屋さん。

オレ様の家からは比較的近いため何度も足を運んでいるんだが、行く度に店内はガラガラな訳で。

ラーメン専門店としても飲み屋としても重宝するよい店なので、潰れられたら困るのでがんがって宣伝してみる。



『豚しゃぶの特製ニンニクだれ』
たっぷりのしゃきしゃきモヤシの上に豚しゃぶが乗り、ほどよい酸味と香ばしい香りのニンニクだれをかけた一品。酒の肴としても、ご飯の友としても優秀。

ニンニクだれというと醤油ベースの濃い味を想像してしまうが、結構あっさりしており、酸味のせいかとにかく箸が進む。



『鉄鍋餃子』
これは賛否両論分かれると思うが、個人的には大好き。餡が野菜たっぷりでシャキシャキした歯ごたえがとにかく抜群。味付けがしっかりしているので、少量のお酢をつけて食べるのがベストかも。ただし肉感のある餃子が好きな人にはウケが良くないかもしれない。



『水餃子 (小)』
水餃子の命は皮にあるから、餡が多すぎると全体の味がぼやけてしまう。その点ここの水餃子は餡の量も味付けもバランスが良く、モチモチした皮の食感も充分に楽しめる。ただスープの味が平坦すぎるので、各自お好みで酢なり醤油なりラー油なりを入れて好みの味にした方がいいかも。



『青菜炒め』
今回オレの中で大ヒットとなったのがこの何の変哲もない青菜炒めである。シンプルな塩味なんだが、青菜がジューシーでトロトロしててとにかく美味かった。お世辞抜きで料理人の腕を確認できる一品だった。

チンゲン菜を一枚一枚丁寧に盛り付けてくれてるから食べ易い点とか、"炒め"と言いつつ煮込んだとしか思えないほど柔らかく仕上げてる点にちょっと感動。こういう良い仕事をしてくれる町の中華屋はほんと嬉しい。



『四川風坦々麺』
この店の看板メニューがこの坦々麺である。しっかりした鶏ガラスープと、黒胡麻に辛味噌にひき肉、そしてピリリと自己主張する花山椒のバランスが絶品。中太のちぢれ麺がスープによく絡んで素晴らしく美味い。

本場の味と比べたら少し日本人向けにアレンジされていると思われるが、その分味の深みを感じやすくなっているんじゃないかと。

この破天荒の近くにまさに本場そのままの坦々麺やマーボー豆腐を出す『栄児家庭料理』 という名店があるんだが、個人的にはそこの坦々麺よりも食べ易くて好き。(食べ終わった後にご飯入れたら絶対に美味いと思う…)



『自家製 杏仁豆腐』
ほんのりと上品な甘さが広がる落ち着くスイーツである。
花山椒でピリピリした口内を癒すのにもってこい。



破天荒の麺&ご飯メニューはこんな感じ。
この他に種類は少なめだが酒の肴類(1品300円台~400円台)や、一品料理(400円台~600円台)もアリ。どれも味付けや調理法がしっかりしてて美味い。


■総評
家の近所のステキなお店なので甘い点数を付けてあげたいんだが、麺&ご飯メニューの値段がちょっと気にかかる。この店の坦々麺や炒飯は確かに美味しいんだが、800円を越えてるとちょっとお得感がないよねえ。

ラーメン専門店として考えると高いし、中華料理屋にしてはメニューのバリエーションが少ない。手狭な店でこれ以上メニューを増やすのは自殺行為だから、ここは値段をもう少し抑える努力が必要なんじゃないかなぁ…。

とはいえ、味は文句なしだし酒の肴や一品料理は安いので、〆に美味い坦々麺が食える居酒屋として利用する分には何の問題もないかと。

という訳で、お店のご主人には申し訳ないが『 坦々麺の美味い居酒屋 』として、総合評価で90点。


■破天荒(坦々麺&中華料理)
住所:東京都板橋区板橋1丁目41-10
アクセス:都営三田線の板橋区役所前駅か新板橋駅下車。中仙道沿いを歩いて板橋郵便局のあたりへ。郵便局の近くの交番とガソリンスタンドのちょうど中間のあたり。(中仙道沿いを歩けば、板橋区役所前駅と新板橋駅の中間のあたりで見つかると思う)

ちくら(和食)

事故のせいで憂鬱な毎日を送っているオレ様は、妙に包丁仕事の冴え渡るオヤジの切り盛りする和食のお店へ飛び込んだ。

『彩膳ちくら』

板橋区役所のすぐ近くにある、知る人ぞ知る隠れ家である。

この店は店名の通り千葉の千倉で獲れる魚や、オヤジ入魂の一品料理をお値打ち価格(通称:板橋価格)で楽しめるという、全国5千万人の和食愛好家のためのお店である。

思えばまだ金のなかった5~6年前、給料が入るとこの店で『なめろうとご飯と味噌汁とビール』を頼んで自分へのご褒美にしていたという思い入れの強いお店であり、個人的には板橋界隈じゃトップ3に入る名店じゃないかと思っている次第。



この日のお通しは自家製のところてん(のような物)の上に岩海苔とシラスをかけた小鉢と、高野豆腐やゴボウの煮びたしにうなぎを添えた小鉢の2品。岩海苔の香りに酔いしれ、煮びたしのお出汁染み染み具合に早くもノックアウト。ついうっかりおかわりしたくなった。

オレ様にとってお通しとはその店の実力を見るのに最も重要な存在であり、お通しが感動的に美味ければその店は何を食っても美味い。これは過去の経験から言って間違いない。

逆に言えばお通しに満足できない店は絶対にどこか穴がある。例えば前菜的なメニューは凄く美味しいのに〆のメニューがダメダメだったり、味付けのバリエーションが極端に狭くて長居できなかったり。

酒飲みにとっての大事な"はじめの一歩"なんだから、お通しにもちゃんと手を入れて欲しいよなあ。



という訳で、まずは千倉の深海魚『えんざら』(クロシビカマス)の刺身である。

淡白さは白身魚なんだが、身は柔らかく脂もほどよく乗っていて赤身に近い。大変美味しい魚なんだが、間違ってもググルさんとかで"えんざら"とか"クロシビカマス"で検索しないように。なんかすげえ凶暴な顔つきしててちょっとグロいんだよね…。



オヤジが勧めてくれた甘~~いトマト。フルーツトマトよりも果物っぽくて美味かった。塩もドレッシングもなくてOK。(真夏にキンキンに冷やしたこのトマトを丸かじりしたら幸せかも…)



こちらは手を加えたトマト。冷やしトマトの上に海苔とジャコとネギソースをかけた一品。さっぱりとした中華風の味付けで暑い日にオススメである。



ヤリイカを辛味大根とオクラと茗荷で和えた酒飲みのための肴。このままでも美味しいが、2~3滴醤油をたらして食べても美味い。イカの柔らかさとオクラのヌメヌメした食感が意外と合う。で、辛味大根と茗荷の風味も絶妙にマッチ。まさに日本人だけに許された逸品ではないかと。



『焼はも皮とニガウリのみぞれぽん酢和え』
これはやばかった。殺されるかと思った。はも皮の香ばしさとニガウリがこれほど合うとは思わなかった。ニガウリの後味が上手い具合に調和されて旨味になるんですよ!



『鶏の唐揚』
至って普通の唐揚なんだが、サクサクジューシーで美味いわあ~。衣は薄目でどっちかというと竜田揚げに近いかも。こういうベタベタなメニューって普段はバカにして頼まない事が多いんだけど、やっぱ美味い物は美味いんだなあとシミジミ。



そしてちくら名物の『長いもそうめん』である。
これはちょっと凄いよ。



何が凄いって、オヤジが包丁1本で長芋をここまで細く切ってくださるのである。

これを麺つゆにつけてズズっと頂くわけだが、歯ごたえと言うか口当たりと言うかとにかく美味い。なんかよく分からないけど美味い。(そうめんと言いつつも、明らかにそうめんより細い)

店のオヤジいわく「オレの腕が壊れちゃうから頼むの1個までにしてね!」との事だが、無慈悲におかわりしたくなる。

ちなみに類似品に「じゃが明太」という物もあり、これは長芋ではなくジャガイモを細切りにして明太子と和える。こちらもビールや焼酎にベストマッチな逸品。



『稚鮎の天ぷら』
稚鮎に海苔を巻いて天ぷらにしてあるんだが、これもまた美味かった…。抹茶塩でいただくんだが、ワタの苦味が心地よくてなあ…。



『自家製らっきょ』
オヤジいわく「ちょっと漬かりが浅いかも」との事だったが何の問題もナシ。オレ様は市販されている妙に甘酸っぱいらっきょが大嫌いなんだが、ここのらっきょはすげえ美味かった。あっさり塩味なのでいわゆる"らっきょ"が好きな人にはイマイチかもしれないが、オレみたいならっきょが苦手な人間にこそ食べて欲しい一品。



『生うにと生湯葉のハーモニー』
勢い余って頼んでしまったんだが、湯葉とうにって合うよねえ…。気付いたら彼女さんと2人で焼酎のボトル空けちゃったんだよねえ…。(ボトルを入れる前に各々3杯ずつくらいロックで飲んでたのに!)



■メニュー表(本日のオススメのみ)


■総評
上のメニュー表を見れば分かる通り、決して安くはないが高くもない。これくらいの良心的な金額でこれだけ美味い物が食えるのだから文句ナシだろう。

店のオヤジは一見ガンコで怖そうに感じるんだが、実際はすんごくお人好しないいオヤジである。接客も丁寧というかあけっぴろげで居心地いい。

という訳で、総合評価95点という事でいかがだろう?(鳥多希、鏑屋、温、あべよしの大山居酒屋4天王と真っ向から喧嘩できると思う)


※今回は頼まなかったけど、もしこの店を訪れたら絶対に『なめろう』+ご飯&味噌汁を頼むべき。おもむろになめろうをご飯の上にぶちまけてガツガツ食うべき。(さんが焼きも美味いけど、とにかくなめろうオススメ)


『彩膳 ちくら』(和食)
電話:03-5375-3777
住所:東京都板橋区板橋2-65-5 大原ビル2F
定休:日曜・祝日
平日:17:00 - 23:00
土曜:17:00 - 23:00